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2022-11-22 17:40

778. 現地CEOが語る宇宙企業がアメリカ法人をたてるメリットとは?【ヒロ】【WARPSPACE】

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ソース

00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話、今回はスペシャルゲスト会というところで、最近大活躍、宇宙業界でも活躍してるし、
宇宙飛行士選抜試験にも残ったっていう、宇宙業界のモサですね。彼にまた登場してもらいます。で、今回お話し聞くのは、日本の宇宙スタートアップ
WARPSPACE、この会社が、US、アメリカに新規で新しく法人を立ててオフィスを作ったっていうところで、日本の宇宙スタートアップがアメリカに法人登録をするっていうところがどれだけ重要なのかっていうところを、
現地のCEOをやっているヒロの目線からいろいろ伺っていくという、そんなゲスト会になってますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
今回は、WARPSPACE、アメリカのCEOをやっていて、日本でもCSOっていう立場で、アメリカ支部、ワシントンDCに作りましたっていう話を、1回目の回でもチラッと聞いたと思うんですけど、
やっぱ外国にオフィス作るって絶対大変だよなっていうところが、僕はもうすごく気になっているんですよね。
そうですね。全然日本に作るとは違う辛さがありますよね。日本人としては。
そこを、いくら海外慣れしているヒロの立場から見ても、結構な大変な部分あったと思うんで、ここ全然勝手違ったなとかあれば、これが一番印象に残ってるとか、オフィス創設の思い出話聞かせてもらってもいいですか?
そうですね。まず、外論とかで言っちゃうと、ネットワークをたくさん持ってて、非常に助けられたなっていうのが、まず最初に言っておくべきところで、自分でも調べましたけど、やっぱりローカルのところはローカルに行くのが一番いいんですよね。
だから、事前にコミュニティに入っておいて、いろいろ知ってる人に、オフィスもそうですし、機能に合う法人を立ててオフィスも選んで、それに沿って様々な登録をしてっていうのがあるわけですよね。
それをやる上で、自分で調べて、いろんなマニュアルみたいなのがあるんですけど、それ見ただけじゃやっぱり実際どうなのってわかんないとか多いので、似たことをやった人を参考にするために、そういう人にお話を聞きたいだとかはたくさんしましたね。いろいろ決める前に。
それはやっぱり宇宙企業が多めですか?
03:18
あるでしょ、この企業って言っても。案外いなかったりとかあるんですよね。だから、あんまり聞いても自分の支援とかじゃなくて、結局スタートアップの宇宙ゴミを除去しようとしている例の有名な日本スタートアップさんのところと知り合いが多かったんで聞いてみたりとかして、すごい参考になりましたね。
それはもうやっぱり宇宙企業として法人としての登録の仕方、独特だから気をつけた方がいいよとかそういうポイントがあるってことですか?
それもあるし、やっぱり宇宙業界だからっていうのはあると思います。これやっぱり業界特色の方があって、やっぱり宇宙のものによってちょっと防衛からだとか、アイテムからだとかやっぱりあるんですよね、宇宙機やるととか。そうなると国ごとにこういうクリアランスがあってとか、ペンタゴとかゴミ利用とかどういう印象なのとか。
言葉で言ったことが色々あったりするわけですよ。実際に明記されているようなものでもこういうライセンスが必要だとかあるわけですよね。入札するためにはこういうコードを持ってなきゃいけないだとか、調べて今もやってますし、そういう選挙がどうかなとかもあるし。
そんな感じなんだ。
地道です。
それはもうあれですか、結構ヒロ中心にいろいろヒアリングかけたり、そもそも申請回り、ここごサイン出すとかはやってたんですか?
そうですね。自分で埋めるとこもやったりもしましたけど、いろんな現地の助けてくれる人と一緒にやったりっていうとこもありますし、一部、弊社内にも元ゲーム業界だったんですけど、世界各国で支店作ったことがある。米国とか五、六社支店とか作ってたりした人がいたので、その人のヘルプも買いながらやりましたね。
確かにもう、世界各国にオフィス開いたことあるっていう経験だけでだいぶレアスキルなんですね。
そうですね。法人作るところまでは。その後のほうが結構大変なんですけどね。一個を作るためにどんなのが必要だとか、東京のために州はどこで登録するかとか、それごとに。
日本国籍か米国籍かグリーンカードがCEOやる場合どうだろうかとか、外国組織でやる場合はこういう行動が必要だとか、結構複雑でしたね。でもそういうところは基本的なところはもうその方の知見でやってもらって、あと宇宙向けにどういうふうの作りしたほうがいいかっていうところは、いろいろ聞きながら反応もやりながらって感じでしたね。
06:09
そういうことですね。これもうだいぶ苦労した感じは伝わったんですけど、これアメリカにそもそも支部立てなきゃいけないっていうのは、やっぱりアメリカの会社ですよっていう立て付けがあるともらいやすい仕事があるっていう話だったりとか、信頼的な問題とかが絡んでくるってことになるんですかね。
対民だと信頼とか仕事のやりやすさとか、あとは米国の政府と仕事をやる場合は、米国の法人じゃないと仕事できないですよね。それは多分どこも一緒ですよ。これはもう防衛とか非防衛関わらず、日本も内閣府とかの仕事を別に。
日本で統計されている企業であれば、一定のライセンスとか取れば、官庁向けの調査でも何でも入札とかできますし、それは私がNRIにいるときにたくさんやったものでもありますけど、そういうのもありますね。だからないとできないことってたくさんあるというか、あると全然違いますね。
じゃあそういう意味だと、別に今回アメリカの支部ができたっていうところに続いて、じゃあヨーロッパで仕事しやすいようにヨーロッパ側に支部ができるっていう流れも、いろんな宇宙企業であり得る流れってことですか?
ありますね。本来はもう結構自明でできるならやるべきなんですけど、顧客はどんなサービスをやっているかにもよるんですけどね、受け取りの中や衛星、地上客の中や衛星というのか、それによっては別に作らなくてもいいんですけど、基本結構、欧州とか米国にもマーケットがたくさん、日本にはある程度はマーケットありますけど、別に宇宙に舌を打ち上げてやる事業なんで、宇宙関連の事業者って大抵は繰り返しなく売れるから、展開した方がいいんですよね。
そうかそうか。
これじゃあもう、今までいろいろ宇宙の仕事やってたけど、さらに宇宙企業が外国進出するときは、俺に任せるようぐらいの感じになってきてるわけですよね。
そうですね、確かに。もしお困りであれば私にって感じですけど、実際いろんな所でもやってますけどね、今までも。実際に調査して、有識者で話してまとめて、こうするといいよって繋げるとかって、単純に聞こえてやろうと思うと、やっぱり必要な知識量とか調査能力とか技術理解度とか、英語できるだけでもできるわけじゃないですし。
あとはネットワークっていうもんで。
それは、自分は役人としては、ワープスイッペースの場合は自社のために使ったから一番早く進んだっていう、あと困りきくし。
でもこれから宇宙系のコンサルとか受けていったときに、そういう相談が来ても一定対応できるぐらいのノウハウは若干溜まってきたなっていう実感もあるわけですよね。
まあ、できますね。時間が許せば。コンサルはもう時間がないんだよなと。
09:04
ヒロには時間がない。
プロダクトと違って、プロジェクトごとにコースが製品で増えますからね。人間の時間24時間ですけど。
確かにそれはあるな。
できますね。
アメリカに作って、こっからもっとガンガン進めていくぞっていう段階だと思うんですけど、前回のところで注目トピックとして民間駐ステーションって話聞いた上で、やっぱ通信の部分、ワープスペースがまさに推し進めてるところも面白い局面来てるよっていう話だったと思うんですよね。
そこらへんって、じゃあ今からこんなとこ注目してほしいなみたいなところってありますか?
今まで何度かワープスペースとしては宣伝としてお話ししてたところではあるんですけど、どっちかというと客観的に言っても光通信ってところは結構、日本もそうかもしれない。
特に欧米のカンファレンスで衛星が絡むとほぼほぼ3パネルに1回ぐらい宇宙ゴミの話題とか、あとは宇宙データセンターの話題と同じぐらい出てきます。
なぜかというと業界の課題なんですよね。パイプラインが細いっていうことなので、衛星データであろうと、普通のB2Cスタリンクみたいなやつであろうと、もっと早くしたいっていう需要はある中で、電波だと限界なんですよね。
電波の周波数って決まってるし、今もう経営帯とかV帯とかちょっとずつ新しいバンド出てますけど、そもそも枯渇してるし、登録制で埋まっちゃってるっていうところと、周波数も増やせないから電波の範囲内で。
新しいのを使うしかないんですよ。でも光が出てくるのは致命で。
そういうことか。だからもう世の中の流れ的に光通信にスポットライトが当たるみたいなところは当然の流れとして来てるし、なおかつ最近は注目度も高いぞって。
そうなんですよ。事業者も出てきて、もう本当このところ6ヶ月前くらいからですよね。この前、本当数ヶ月前に私がワープとして話したところはあるんですけど、日本でもNTTとスカッパーが公弁作ったりとか、ソニーが端末作って話したりとか、こういうのがまた続々と出てるんですよね。
小型の世界中で出てきてるんで、端末作る系のほうが多いかな、サービスやるっていうところよりは。なので盛り上がりが見えますよね。
大手のところも光通信の中継ができるためのバスを作ってるみたいな広告材料を作り始めたり、ソフト側だと光中継向けのシミュレーションやりますよみたいな、バリューチェーンっていう裾の周りのところもどんどん出てきてますよね。
おだしょー 最近見ると新しいのが。
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いろんな方法を提案し始めて、最初は掴むだけだったところが、テザーだなんだって出てきて、テザーとかでもやってるところも5社10社ぐらいあるぐらいみたいになってきて、光ももう3年以内ぐらいになりそうな風潮になってますね。
おだしょー そうなんだ。じゃあもうワープスペースの足を止めてられない状況ってことですね。
大手 先に走ってる分は有利ではあるんですけど、早く動かないと追いつかれちゃうぞってなりますね。
おだしょー じゃあそこまで注目されるってことは逆にもう走り切った先では、もう世界中君もワープの通信使ってるんでしょうみたいな世界観になっていくところを目指すってことですか。
大手 そうですね。そうするように私が今話してもらってますよね。
おだしょー すげえわ。そういうことか。実証事件の予定とかってどんな感じになってるんでしょうね。
大手 それまで前発表のと同じように2024年のQ4に1個打ち上げて、そこからデモからそのままデモがある程度進めれば、商用サービスまで1期目からベータレベルですけど始めて、2025年中にもう2期打ち上げて、3期で第1世代目のコンストレーションになりますんで。
おだしょー あと2年とか3年とかの間。
大手 2年半ぐらいで決めなきゃいけない。
おだしょー めちゃめちゃ面白いタイミングが来てるですね。
おだしょー 2年半ってすごい早いですよね、宇宙業界だと。
大手 めちゃめちゃ早いですよね。
おだしょー 大きな衛星とか、リョーがやってたところとか、ジェームスウェブとかいろいろ見てたかもしれないですけど、3年ぐらいじゃ全体工程の20%ぐらいも終わってないですよね。企画から打ち上げまででいったら20年ぐらいかかったですかね。
おだしょー 新しい衛星打ち上げるっていうのじゃなくても、僕はNASA行って研究してたやつが、最近ようやく公式発表されたみたいなところで言うと、ソフトウェア的な連携だけで、何年前だあれ、4年前とか5年前とか。
おだしょー だから早いんですよ、皆さん。
大平 めちゃめちゃ早いですね。
おだしょー 早いんですよ。
大平 だから定期的に出てもらって、これ今もっと暑いぞ、もっと暑いぞっていうの伝えてもらって、勝ち起こった姿を最終的に見せてもらえたら嬉しいなと。
おだしょー 頑張ります。頑張るのは私じゃなくてエンジニアかもしれないですけど。
おだしょー 使う人たちもいないといけなかったり、認知されるってのも大事だと思うんで、ちょっと体に気をつけて世界中また飛び回ってください。
大平 飛び回り続けます。
おだしょー ということで、じゃあ今回もこんな感じで、今回は一応1回の収録で3本撮らせてもらって、っていうところで結構幅広く色々聞かせてもらいました。
15:10
最初は海外飛び回ってるって話から、世界中のカンファレンス見た上でどういうところが暑いのかみたいな、そういうところ聞けたので、ちょっとまた定期的に出てもらって、最新の宇宙ビジネス、宇宙開発の最前線のお話伺えればと思います。
ということで、最後何かお知らせしておくこととかあります?
おだしょー そうですね、ちょっと細かいものを言うと多くなるんであれなんですけど、やはりもう国立してコンサルタントとしては、いろんな仕事をもし要望があれば何でもウェルカムですので、このポッドキャスト聞いていて、国内だけでもいいですけど、宇宙ビジネスでどんなものをやりたいっていう、
省的なところからちょっとやっていて、国外でどうにかしたいみたいなところがあれば、ある程度ヘルプできますので、お問い合わせくださいって感じですかね。
独立したっぽいお知らせになりましたね。
おだしょー 独立します、31日から、11月1日からフリーで動くんで、何でも要望ください。
活躍楽しみにしてます。僕のポッドキャストを広報でバンバン使ってくださいお願いします。
おだしょー ぜひぜひ、セミレギュラーでこれからも続けていけたら嬉しいと思うんで、今後ともどうぞよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。ということで今回のゲストヒロでした。ありがとうございました。
おだしょー ありがとうございました。
おだしょー 佐々木亮の宇宙話です。
はい、ということでいかがでしたでしょうか。なかなかね、世界最先端の話っていうところで難しく感じる部分もあるかなぁとは思うんですけど、
まあこう放送を通して彼のこう人柄の良さみたいなところがどんどん伝わっていったら僕は嬉しいなぁというようなところを思っていたりします。
まあこれからも活躍していくね、彼の足跡を追っていきながらこのポッドキャストの音源もきっとスペシャルな音源になっていくだろうと勝手に期待しておりますので、
皆さんで一緒にね応援していけたらと思っております。ということで今回のお話は以上にしていきます。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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