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この番組は、アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます。
早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
いやー、ポッドキャスト番組ね、初めまして。何人か聞いたよっていう感想をいただいたんですよ。
そしたらですね、フランクに喋るって言いながらも、全然フランクじゃないじゃんって突っ込まれました。
そうなんですよ。これね、アナウンサーの悪いところね、噛まないようにとかね、書き口結構差し進めそう、ちゃんと発音しなきゃとかね、
丁寧にゆっくり喋ろうみたいにやってたら、あんな喋りになっちゃいました。
まあまあ、まだ慣れてないんだなって、優しく見守ってください。すいません。
もっとカジュアルに喋れるように、私も磨いていきます。頑張ります。
さて、ポッドキャストを始めた理由というのを今回お伝えします。
後々にちょっと真面目な理由をお伝えするんですが、真面目じゃない理由を先にお伝えしますね。
真面目じゃないバージョンのポッドキャストを始めた理由は、私が所属しているローカルドリームプロダクションというアナウンサー事務所の代表、山陰ヒーローさんがポッドキャストが大好きだったからという理由です。
ヒーローさん、ポッドキャストが相当好きなようで、2年前、3年前だったかな。
ちょうどコロナ禍に入ってしまってすぐのあたりに、生活の一部となっていらっしゃるらしく、
暇さればずっとポッドキャストを聞いて勉強したり、知識を取り入れたりしていらっしゃるんですって。
ポッドキャストの存在は元々私も知っていたんですけれども、
私たち所属タレントに、みんなもポッドキャストやろうというふうに声掛けをしてきたわけなんですよ。
私、後輩のにへええりちゃんと、恋愛バラエティ番組のバチェラジャパン、バチェロレッテジャパンについて語るというポッドキャストです。
2シーズンやってまいりました。去年と今年と。
なんとなく感覚もつかんできたし、収録に関しても慣れてきたし、
じゃあ個人で一人で始めようかなって、ようやく2023年の今年思えたんですよ。
思えた時に、どんな内容にしようかなって考えていたら、
周りの方を聞いていると、やはり自分の好きなこと、得意なことを熱く語るっていう番組、チャンネルが面白いなと思ったんですよね。
なんか丁寧に喋るとか、綺麗に賢った台本通りにそのまま喋るだけじゃなくて、
自分が情熱を持って語れることって何だろうと思ったら、10年以上携わっている大学生に人前で喋る、伝えるコツを援助するみたいなことかなと思いまして、このポッドキャストを始めました。
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では改めて、この後ポッドキャストを始めた理由、真面目バージョンをお送りします。
さてさて、ポッドキャストを始めた理由、それは格差をなくしたいというのが根底にありまして、それが大きな理由です。
この格差っていうのは、面接における伝える力においての格差です。
なんでこの思いに至ったのかと言いますと、都内の大学非常勤講師として11年、人前で話すことについての授業を担当しているって何度も言ってますよね、私。
この授業、座学からスピーチ、ディスカッションワークなど、本当に内容はシンプルなんですよ。
アナウンサー志望者だけではなくて、自分の話し方を磨きたい、もっと上手くなりたいといったね、わりと意識の高い学生さんがリシューしてくれています。
さらには就活対策として受講してくれるっていう学生さんもいますし、半数以上のリシュー理由がね、就活だったりもします。
理由はさまざまではありますが、授業スタート時点では、人前で話すことに慣れている人、慣れていない人、ちょっとだけ差があるのを感じます。
おそらくそれは、大学生に至るまでの過程で経験の差があるからかなと、私は分析しています。
もちろん持って生まれた性格とかね、育った環境も関わっているかもしれないんですが、そのね、育った環境なんですよ。
人前で喋り慣れているなぁとね、私もね、関心する学生さんに詳しく聞いたらね、やっぱその育っていく過程で経験重ねてるんですよ。
例えば、小中高のどこかでスピーチとかプレゼンテーションの授業がありましたとか、国語の先生が朗読に力を入れてましたとかね、たまたまとか偶然そういう学校に育ったんですっていう学生さんが1パターン目。
2パターン目は、自ら演劇部とかコーラス部、放送部に入っていましたとかね、あの人前で表現することが元々好きで、能動的にそういった環境に属していたという学生さんです。
で、この2パターン、どちらにせよですね、上手いなぁ、堂々としてるなぁっていうね、学生さんはね、何らかしらの人前で話す経験っていうのを1回2回じゃなくて、繰り返し重ねているんですよ。
ただ、私の授業を受けてくれた学生さんって、最初ちょっと格差があるって言ったじゃないですか、でもね、皆さん成長していくんです。
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最初もう全然大きな声が出せなくて前も向けない、ずっと下向いて原稿しか目を見られなかった学生さんとかもちゃんと前を向けるようになったり、でもそれって私が素晴らしい指導者だからじゃないんですよ。
最初経験の差があったとしても、授業をスタートしておよそ3ヶ月間、毎週人前で話すっていう経験をもう繰り返し繰り返し積んでいると、皆さんね、慣れてくるんです。
で、ちょっとしたコツを意識して、それらを素直に受け入れて実行する学生さんはね、みるみる成果を出してくるんですよ。
いやーすごいなーと思って、いやこれすごいなー私にじゃないですよ。学生さん、履修生みんながすごいなーと思って。
練習するだけで、経験積むだけでこんなにも変わるんだなーっていうね、大きな変化を見せてくれる方もね、いらっしゃるんですよね。
一方で、人前で話す経験があまり多くないまま就活に突入してしまったという方にも出会ったりもします。
もっと早くから面接練習すればよかった、なんとかなるだろうと思ったらならなかったんですよねーって後悔を口にする学生さん、出会ったことがあります。
ただ、それもわかるんだよなーと感じるのが、大学生にもなると、今さらこの年齢で話し方を改まって学ばなくても、普通に家族や友達と会話できるし、
話し方レッスンとか授業で怒られたら嫌だなー、みんなの前でダメ出しとかされるの恥ずかしいなーとか思うんですよね。
わかる。わかります。めちゃくちゃよくわかります。
わかるんだけれども、経験もなく準備練習もなく、いきなり採用試験で自己PRしてください。
あなたの長所は?売りは何ですか?逆に短所は?人生で一番悔しかった経験は何ですか?
100年後、我が社はどうなっていると思いますか?なんて面接の場で色々と聞かれると、経験の格差はっきり出ちゃうわけですよ。
それってもったいないよなー。練習したら絶対みんな上手くなるのにー。
っていうのが、大学生向けのスピーチ講師を11年担当している私の正直な感想です。
ですから、無料で聞けるポッドキャストでちょっとでもその格差をなくせたらという考えに至り、学生向けの就活対策番組を始めました。
この番組はアナウンサー志望に絞った内容でお届けしていきますが、中には一般企業にも通ずることを話す予定ですので、興味のある方は聞いてください。
と言いますところで、最後までお聞きいただきありがとうございました。
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