2026年に開催されている、WBC、ワールドベースボールクラシックの、日本国内向けの法営権っていうのが、地上波ではなくて、ネットフリックスが独占取得した、っていう話ってニュースになってますよね。
吉野さんあれでしたっけ?WBC見てるんでしたっけ? 吉野さんいやもう、熱いですよ。見てます。
これ結構見てる人側からするとネットフリックスだけっていうのは結構大きい話ですか?
まあそうだと思いますね。私は元々ネットフリックスに入ってたので、あまり支障というかはないし、なんならその出先で見れるので便利だな。電車とかの中でも見れるし。
元々入ってた人からすると、むしろ予約とかも、録画とかもしなくていいし。見逃しもあるし。
確かに。入ってない人からすると結構視覚問題ですよね。ネットフリックスにどのために入らなきゃいけないのかみたいな。
でも絶対WBCは見たいみたいな。多分世の中にいっぱいいるしっていう話ですよね。
スマホを持ってない人とかからすると、ちょっとスマホないしどうやって見るの?みたいになって、もう見れないってなっちゃう人もいるのかなって。
まあちょっとありますよね。
実際これどういう流れで決まったかって知ってます?つまりネットフリックスの独占配信にはなるまでの流れみたいな。
なんか競りみたいなのがあって、競り落としたみたいなイメージです。
でもそうなんですよ。ネットフリックスが推定150億円の放映権量を提示したと。
前回のWBC、大谷翔平が憧れるのをやめましょうって言ったとき。前回のWBCってまだ最近のイメージなんですけど。
3年前。
3年前なんですか。そうかそうか。オリンピックと違って4年に1回じゃないからめっちゃ最近なのにって思うのか。もしかして。
あれの時の5倍らしいです。独占の放送の権利。
すごい。
確実に撮りたかったんでしょうね。ネットフリックス。今LINEとコラボとかもしてて。
してますね。広告いっぱい。
今力得てるんだと思うんだけど。
それ巨額の放映権利を提示することによって完全に手も足も出ず。日本の民放は。
でもしょうがないってことでネットフリックスの完全独占になりました。
代表選も含めて地上派での生中継とかはないですよというような話ですね。
これってどうなのみたいなお話なんですけど。結局その入ってるからあんまり意識してないだけで。
有料放送なわけじゃないですか。ネットフリックスって。日本の民放って無料で見れるわけじゃないですか。
CMでやってるから。だからお金を払って見なきゃいけないのかっていう風に考えた時、結構えぐいことになってますよね。
もともとはテレビさえあれば誰でも見れたのに、NHKとの戦いで勝利すればNHKのお金も払うことなく課金なしで見れたのに、月額の課金がないと見れないですよっていう話になっていて。
これ結構大きい話だよねと。やはり独占配信権を獲得しました。
という時の独占配信権ってなんだっていう風に思うわけなんですよ。
確かに。配信しようと思えば配信できちゃいますもんね。
そう。独占って言うけど配信したらどうなるの?みたいな話もあって。
独占配信権みたいなものって別に勉強してる中で出てきてないじゃないですか。民放とかの中に。
何これっていう話。スポーツの配信権、放映権、そういうものについて今回はお話をしていこうかなというふうに思います。
改めまして弁護士の三股です。
インターンの笹本と。
吉田です。よろしくお願いします。
今日はスポーツ放映権の正体というものについて話していこうと思うんですけど。
そもそもスポーツの試合っていうのは著作物っていうふうに考えるべきなんでしょうかというようなお話。
もしこれが著作物だとしたら著作権法上勝手に配信は確かにダメだよねと。
ようなお話になるんですけど、これってどうなんでしょう。
スケートとかは著作物感あるなっていうのはすごいあるんですけど。
芸術っぽいというかね。
でもそれこそ本当に野球とかサッカーとかは難しい。どうなんですかね。悩みますね。
確かにスポーツの試合自体は創作性がないので、著作権なんじゃないかなっていう感じはするんですけど。
でも放送する側もそれをこのタイミングでどこをズームしてとか、どういうふうに切り取ってみたいな感じのがあるから。
そう考えると若干著作物性もありそうな気もしてくるなっていう感じがします。
そうですね前提としてスポーツを撮影した映像とかそれを編集した映像っていうもので著作物はあります確かに。
結局そのまさに言った通りでどういうふうに撮影するとかどういうふうに編集をするとかみたいなところに思想とか感情が乗っかってくるので。
ただスポーツの試合そのものに著作物性がなければ他のところで撮ったものならOKって話になりますよね。
誰かが撮った映像を使い回すのは確かにNGだけど、ただ他のところで撮るみたいなものは撮影は別にいいんじゃないかって話があって。
結論から言うとこれ著作物にあたるとしないというふうに一般的には言われてます。
まさにフィギュアスケートの振付とかそういう話はちょっと話違ってくるんですけど。
そうじゃなければ著作物っていうのは思想や感情を表現したものなんですけど、スポーツっていうのは筋書きがないものなので。
思想や感情がそのまま表現されたわけじゃなくて偶然出来上がるものですよねという話になっています。
じゃあ何を根拠にNetflixは自分たち以外は放送してはならない、撮影も放送してはいけないと言われているのかというようなお話。
これは結構学者たちの間でも争いがあって、今一番有力とされているのが新複合説という2つの権利が複合的に織り重なったものであるというふうに言われているものです。
その2つの権利とは何なのか。1つはよく出てくる施設管理権の問題です。
これすごく近い話が餃子の権利の話の中に出てきたの覚えてますかね。施設管理権どんな話でした。
物性はないけど餃子を提供しているお店自体の中でどういう行動を取っていいのか取っちゃいけないのかっていうのをそのお店の店主が決めることであって、
どういう行動を許してどういう行動を許さないかどうかを決めていいよっていうのが施設管理権という理解です。
だから勝手に撮影をしちゃダメですよっていうことは言うのは別にそれはいいんですよって話ですよね。
これ全く同じですよね実は。要はスポーツそのものは著作物性はないんだけれどもそのスポーツを撮影していいかどうかっていうのは施設管理権としてスタジアム側が決めますみたいな話。
スタジアム側がテレビカメラを持ち込んで撮影していいですよっていうのはNetflixの関係の人だけですっていうふうに言ったら他の人は勝手に撮影をすることができなくなる。
撮影した結果出来上がったものはNetflixの著作物。撮影の仕方とかがあるのでっていうふうに考えると独占することができそうですよねというお話が施設管理権のお話。
これを根拠に独占権放送権というものが存在しますよっていうような派閥というか学説みたいなものも存在するんですけど、
それだけじゃ説明できない場面もあるよねっていう話があったりとかして、例えばマラソンとか駅伝とかって説明できなくなるんですか。
そうしたら。
行動ですもんね。
そうそう。スタジアムだって本気出せばさっきのタキコプターの話じゃないけど外から撮ることだってできる。
めちゃめちゃズームしてとか。
ドームじゃなければ外から見れるからヘリコプターとかから勝手に撮るのはいいのかみたいな。
ヘリコプターから撮った映像なんて面白そうじゃないですか。野球版みたいに上から撮ってね。でもあれもNGとされてるんですよ。
じゃあなんでかっていうと、パブリシティ権の問題、つまり肖像権の問題ですという話をしています。選手個人個人が勝手に撮影されない権利を持っている。
ただそれはチームだったりとか大会との契約の中で大会側が認めた人の関係者には撮影されることを許諾していて、
それが今回のネットフリックス独占配信権を持っている人には施設管理側も許すし、選手をしている人にも許すという形になった結果、
これが事実上撮影をして放送できるっていうのはネットフリックスだけっていう形を契約上作っている。
作られたものをスポーツ防衛権とか独占配信権みたいに呼ぼうっていうふうに考えられているのがこの新複合説という話。
そういうふうに考えると実はそんなものはなくて契約で無理矢理作り出してるって話なんですよね。
独占させている。だってこれって肖像権と施設管理権って持ってる人違うんで、許可してる先が違うんですよ。
でもみんなで協力していることによって、どっか一社だけに独占させるっていうことを契約上やっているっていうのが独占配信権の正体ですということなんです。
なのでネットフリックスが150円で買ったものって何なのかというと、その施設に立ち入って撮影をして、かつ全選手の肖像の商業的利用っていうものを勝手にやっていいというようなパッケージで丸ごと買い取った。
買い取りつつ他の人には売りませんということを約束付きで150億円で買いましたっていうのがネットフリックスが今回買ったものということになりますね。
じゃあどうすればいいのかというと、一つあるのは球場にカメラを持ち込まない、選手の顔も名前も出さないっていうことをすれば合法なんじゃないですかっていうこと。具体的には1球ごとの球種、1球目外角低めにカーブみたいな情報だけを出していくと。
コースとか急速っていうようなデータとか試合の進行状況みたいなものを口で言って、それをデータとして出す。出した上で、パワプロ君とかの絵とかを使ってそれをアニメで再現する。そうすれば試合の流れは分かるわけなんですよ。野球ならそれできそうじゃないっていう話。
ラジオとかもあります。
ラジオで伝えたりもするじゃないですか。しかもラジオだとあんまなって思う人もアニメで動いてくれれば、なんだろうな、これなんか私がやってたのがバスケだからかもしれないですけど、バスケとかサッカーみたいに本当に細かい動きを見たいわけじゃなくて、もうちょっと大枠の情報を見たいのかなって思ってて。野球見たい人、わかんないけど想像だけど。ってなったら別にアニメでもいいんじゃないっていう。
しかも今だと一級速報とか言って文字だけで一級ごとに。
あるんだ。
はい、あります。
実際に。
これはできそうというか良さそうではありますよね。
問題なさそうに見えちゃいますよね。
特にアニメの再現とかっていうところを突き詰めていけばめちゃめちゃそっくりなデータにするとかできるわけで、さっきパープロ君とか言ったけどパープロ君とかじゃなくてもっとがっつり再現することもできますよね。
それっていいのっていう話なんですけど、これに関して最近似た判例が出ていて、令和7年5月21日なので去年の裁判例なんで。
東京地裁なんで、判例というのは裁判例という形なんですけど、将棋の寄付をデータとして配信したという話。
確かに将棋って藤井聡太さんみたいにやってる時の表情であったりとかお昼に何を食べるとかそういうものを見たいっていうところもなくはないけど、基本的には打ってる手の様子とかを見たいわけじゃなくて、どこに打ったかの情報だけあればいいから。
これまじで説明できなくなっちゃうんですよ。施設管理権の問題でも説明できないし、パブリシティ権の問題でも説明できなくて、将棋版の動きだけ見れればいいよっていう話はあるわけじゃないですか。
なんで独占配信っていう契約をして、独占配信だったんですけど一部のところが。なんですけどYouTuberが許諾なくどこに何をあっていうのを将棋ソフトで再現をして、ライブ配信をすることによって無料で見れる状態にしていた。
っていうものに対して違法じゃないかっていうのが争われた判決というのがあります。ここでやっぱり将棋のどういう動きをするかっていう寄付っていうのは客観的な事実とかデータであって思想や感情の表現ではないから著作物ではないと。
で、実際対局者の顔も映してないからパブリシティ権侵害でもないっていう風に主張がされて、実際それ自体は裁判所も認めました。認めた上で、不合行為には該当しますという形。
器具そのものに著作物性がないとしても、主催者は巨額の契約金とか賞金とか対局上の確保とかPI活動みたいな形で、その場っていうものを作り上げていって、竜王戦というような大会時代を作り上げているんだと。
にもかかわらずその大会にフリーライドしていて、リアルタイムで無料配信することによって本来得られるはずだった広告料とかアクセスみたいなものを奪っている。
これは公正な自由競争の範囲を著しく逸脱する行為であって、法律上保護されるべき主催者の営業上の利益を違法に侵害したっていうような判断で、違法なロジックは正直曖昧なんだけれども、ただ実質的に見て違法だよねということで不法行為にしたというような裁判年があったりとかします。
これ実はさらにちょっと前の話で、バンドで耳コピーをして音楽の楽譜を販売するっていうのが違法かどうか争われた事案でも同じように考えられてたことがあって。
でも結局音楽自体をコピーしたわけじゃなくて、耳コピーをして楽譜を書いてるんですよ。で、元の楽譜は見てないから楽譜をコピーしたわけでもないんですよ。
だから著作権違反ではないんだけれども、これは違法なんじゃないかっていうので争われた事案とかがあった。
あれと同じようなロジックを使いながら、この皮膚に関しても一応著作権侵害ではないんだけども違法というような形になったりとかしました。
これって基本的には野球とかサッカーとかみたいな話をデータだけ配信するみたいなものでも同じですよね。
映像が使ってないからいいんだみたいなことにはなかなかならないというようなお話で、場合によっては今言ったようにCDのデータとかアニメとかみたいな形で再現をするみたいなことをやったとしても違法になる可能性は十分にあるのかもしれないですね。
たしかに。じゃあ今の一級速報は何なんですかね。
レベルフィンシー、なんか普通の日本の野球ではよくあるので、それはそれで別で契約を結んでとかすれば全然問題ないって感じですよね。
それ自体私正直詳しくないので、もしかしたらそういう権利を販売してるのかもしれない。
いわゆる独占配信っていうのは映像は独占なだけであって、それはいいですよっていう契約になってるのかもしれないし、
あとこれって明確に何方に違反するとかじゃなくて、さすがにそれは許されませんっていう実質論じゃないですか。
だから一級速報みたいな情報だけだったらOK。だけれども3Dデータを作成してアニメで再現とかするとNGとかそういうのもあるかもしれないです。
それはよくわかんないんですけど、ここ結構グレーな部分であるのは間違いないですね。
ネットフリックスの独占配信だとスポーツバーとかそういうところで流せないみたいなのを見て、
っていうのがなんか今回すごいなんで見れないんだみたいな、みんなでワイワイ見たいのにっていう層も一定いるみたいで。
ネットフリックスの利用契約をちゃんと見てないからわからないけど、基本的には放映とかは許してない場合が多いですよね。お店での放映とかは。
っていうふうに考えると、スポーツバーで見れなくなるのは結構実は痛いですよね。
でなんかツイッターXで見たのが、WBC見れますってチラシに書いてあって入ったら、お客さんがタブレットを持ってて、それをみんなで見るっていう方法にしたから、
これならいいんじゃないみたいなのを言ってるポストを見て、ああまあまあ確かにそうなのかなみたいな。
お店的にはそれでやったりしてるみたい。
ネットフリックスってそういうプランとかないのかな。お店で流すプランみたいな。そういうのを用意してくれてれば別に何か行き通りは感じないけどね。
お店で泣かせないっていうのは確かにお店的にはかなり致命的な気がするな。スポーツバーとかってまさにそういうお店ですもんね。
それが楽しいのにっていうのはありますよね。
確かに。こういうところが問題視されていったら、もしかしたらイギリスみたいにユニバーサルアクセス権的なものが出てくるのかもしれない。
だってお店側からしたらどうしようもないもんね。テレビ局はさ、頑張ってお金出せばいいだけじゃん。その入札で負けなきゃいいだけだけど。
お店ってもともと関係ないから。関係ないから保護されないかもしれないけど。
でも実際にネットフリックスがこれで訴えたとかになったら、みんな考え方変わってそれこそイギリスの考え方とか取り入れられたりしそうですしね。
かもしんないですね。もしそうなったらもう一回撮り直しですね。この動画は。
そうですね。
もう一回ユーグラフトカフェに来て撮り直さないといけなくなるという話ですね。