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金色の輝きがすごく印象的な有名な絵画ですよね。あなたもきっと、一度はどこかで目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
今回はですね、事前に共有いただいた資料をもとに、この誰もが知る名画の、その奥深い世界に一緒に迫っていきたいと思っています。
一見すると、まあ美しい恋人たちの絵ですけど、資料を読み解いていくと、その背景にはとても深い思いがあります。
さあ、どこから紐解いていきましょうか。まず、基本的な情報から確認しておきましょうか。これは接吻、the kissですね。
1907年から1908年にかけて、ウィーンの画家、グスタフ・クリムトによって描かれたと。
まさにそうですね。
画材は油彩で、カンワスに金箔もふんだんに使われている。そして、あのサイズも結構大きいんですよね。
180センチ砲のほぼ正方形。
これが金箔です。
はい。
これが金箔です。
はい。
これが金箔です。
はい。
これが金箔です。
はい。
これが金箔です。
はい。
これが金箔です。
はい。
この金箔の使用こそが、クリムトを理解する上で非常に重要なポイントなんです。
この金箔の使用こそが、クリムトを理解する上で非常に重要なポイントなんです。
今回いただいた資料にも、彼が日本の美術、特に浮世絵とか、あとは金や銀の背景に用心して作ってもらったんです。
日本の美術、特に浮世絵とか、あとは金や銀の背景に用心して作ってもらったんです。
資料にも彼が日本の美術特に浮世絵とか あとは金や銀の背景に様式化された自然を描く
リンパですねそういったものから強い影響を受けていたことが指摘されていますよね なるほどリンパですか
はい平面的な構成とか装飾性を大胆に取り入れつつ そこに彼独自の感能性というかある種のエロティズムを融合させていった
ここであのすごく興味深いのは日本の美意識 例えば屏風絵のような装飾的な空間の捉え方が遠いウインの地でクリムとというフィルターを通して
これほどまでに情熱的でかつ精神性も感じさせるような表現へと 消化されたという点なんですよ
資料をいくつか拝見しても単に様式を真似たというよりは 異文化からのインスピレーションを簡単に自分の芸術言語として消化して再構築していく
そういう画家の力が見えてきますね なるほど日本の影響っていうのは単に表面的な飾りだけじゃなくてもっと本質的な
部分に関わっているということですね ええそう思います
では絵の中心に描かれているその抱き合う二人に目を向けてみましょうか 男性が女性の顔を優しく包み込むようにしていて女性は目を閉じて
甲骨としたような表情で男性の首に手を回している 非常に親密でなんか時間が止まったような瞬間ですよね
資料にはこの二人がいる場所が崖っぷちの花園だって書かれていましたけど 足元には色とりどりの花が咲いているのにすぐそばは崖
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この対比っていうのは何か意味があるんでしょうかね その崖っぷちという舞台設定
これは多くの資料でやっぱり象徴的な意味合いが読み取られていますね ある分析なんかだと愛の絶頂にあるその甲骨感と同時にその状況が決して安定的では
ない 危うさをはらんでいることの暗示じゃないかと
危うさですか つまり情熱的な愛が持つこう
あぎがいがたい魅力とそのすぐ隣にある破滅への可能性 その良義性みたいなものを表現しているんじゃないかっていう見方ですね
へー 愛の甘味さと危うさが同居している
確かにそう言われてみるとあの閉じた目の表情も単なるうっとりした感じだけじゃ なくて何かこう複雑な感情を含んでいるようにも見えてきますね
そうかもしれませんね そしてもう一つ資料を読んでいて特に面白いなぁと感じたのが2人が着ている
衣服の模様の解釈です これも単なるデザインじゃないんですよね
ええこれは非常に示唆に富む指摘があの複数の資料でなされていますね 男性の衣服に見られる黒とか白グレーの長方形のパターン
これはまあ直線的で高質な印象を与えますよね はい確かにこれが伝統的に男性原理とか力強さを象徴すると解釈されることが
多いんです いくつかの分析ではもっと直接的に男性的なものを象徴しているんじゃないかとまで言われて
いますね なるほどそれに対して女性の衣服は色鮮やかな円形とか渦巻き模様
それから花のような有機的なモチーフで埋め尽くされている 全然違いますねこちらは曲線的で流動的
柔らかさを感じさせて女性原理や生命 豊穣さを象徴するとこちらも同じように女性的なもののシンボルとして解釈する見方が
あります いただいた資料を見比べてみるとこの気化学的な対比を通して2人の性の違いとそれが
法要によって一つに融合していく様子をクリムとが意図的に描いたんじゃないかと そう考える研究者が多いようです
ああ 装飾に見えるものにそこまで深い意味が込められていたとは
単に綺麗な模様だなぁって見てたのが全然違って見えてきます 面白いですよねそしてやっぱりこの絵で一番目を引くのは背景も含めた全体の
金色の使い方だと思うんです 資料にもありましたけどこれはビザンティン美術のあの近地のモザイクがの影響もあるとか
そうですねなんかこう神聖さとか永遠性みたいなものを感じさせますよね まさにおっしゃる通りです
金箔っていう素材自体が持つどこか世俗を超越した輝きというか あるいは宗教的な総合さみたいなものをクリームとは意識的に利用しているんだと
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思います 現実の空間を曖昧にしてこの節分っていう行為がまるで時空を超えた普遍的な儀式で
あるかのように見せるそういう効果があるんですよね だから単に豪華に見せるための演出っていうだけじゃなくて
描かれた愛の行為そのものにある種の神聖さ えっと永遠性のオーラを与えているというわけです
なるほどそれに人物の衣服の色彩も対照的ですよね 男性は比較的落ち着いた黒とかグレーが基調の気化学模様ですけど
女性のドレスは本当に華やかで平華やかですね 金に赤青緑といった色とりどりの円とか花が散りばめられていて
これは当時のウィーンで花開いた r ヌーボー様式式の特徴を強く反映している と資料にもありましたね
植物的な曲線とか装飾性の豊かさとか そうですね r ヌーボーまあドイツ語圏では有限としていると呼ばれたこの様式は
まさに節分が描かれた時代のウィーンを席巻していました 自然界の有機的なフォルムとか曲線を対応して生活と芸術の融合を目指した運動ですね
はいクリムと自身あの保守的な美術界に対抗して結成されたウィン分離派の中心人物でした から
あー分離派 a ですからこの新しい芸術の潮流をまさに体現する存在だったと言えるでしょうね
送っていただいた資料の中にはそのウィーン分離派の活動についても触れられていましたね 彼らは古いアカデミズムから分離して新しい表現の自由を求めたとそうなんです
クリムとはその初代会長を務めたとか単に美しい絵を描くだけじゃなくて 時代の変革をリードするそういう芸術家だったんですね
おっしゃる通りです 節分という作品は単体の絵画としてだけじゃなくその
石松ウィーンというなんか文化が沸騰するような時代の空気感 新しい芸術を生み出そうとするエネルギーの結晶として捉えることがすごく重要だと思うんですよ
ふむふむ保守的な価値観が由来で新しい思想とか表現が次々と生まれていた時代です フロイトの精神分析が登場したのもちょうどこの頃のウィーンですしね
ああそうなんですねそうした社会全体の変革のムードの中で クリムとは人間の内面特にエロスつまり愛とか性っていうテーマを象徴主義的な手法と
そしてこの時代の最先端だった r 乳房の装飾性を使って追求していった ということなんですねなるほど
時代背景と作品がすごく密接に結びついているんですね 日本の影響がケプチの舞台象徴的な衣服の模様
金色の神聖さそしてあるぬぼう これらすべてを踏まえるとクリムとはこの節分で究極的には何を表現したかったんでしょうか
資料にはいろいろな解釈がありましたがその白身にあるメッセージっていうのは何だと 考えられますか
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うーんそうですね多くの資料が共通して指摘しているのはやはり愛の力の賛美 そして親密さのその極地を描こうとしたということでしょうね
愛の力親密さの極地 2人が互いを完全に受け入れて文字通り一つに溶け合っているかのようなあの姿
これは単なる肉体的な接触を超えた魂レベルでの深い結合というか 精神的な従属感みたいなものを象徴していると考えられますね
魂の結合ですか確かにあの金色の背景は2人の世界がなんか他から隔絶されて守られて いるような特別な空間を作り出している感じがしますね
そして先ほども少し触れましたけど金色の仕様はこの愛の瞬間が儚い一過性のものではなくて 永遠性を帯びた普遍的な価値を持つものであることを示唆している
という解釈が有力です まるで宗教画のように愛という感情あるいは行為そのものを神聖なものとして
商用しているがのように見える しかし同時に衣服の模様の解釈なんかで見られるように非常に生ましい感動的な
要素も含まれているわけですそこが面白いですよね 聖なるものと俗なるもの精神的な愛と肉体的な愛がこの1枚の絵の中に分かちがたく
結びついている感じがします 資料を読んでいてもその量儀性に多くの書き手が注目していました
これは見る私たちに何を問いかけているんでしょうか それはあの非常に重要な問いだと思いますね
この感動性と神聖性の共存というのは愛というものが持つ 極めて複雑で多層的な側面を映し出しているのかもしれません
複雑で多層的
難く結びついたものとして提示することで愛の本質とは何かというすごく根源的な問いを私たちに投げかけている
まあそう解釈することもできるでしょうね クリムと辞人がどう考えていたかはもちろん断定はできませんけど作品が内包するこの豊かさこそが時代を超えて人々を引き付ける理由の一つなのかもしれません
なるほどではこの作品美術史的にはどのように位置づけられて評価されているんでしょうか もちろんクリムとの代表作であることは間違いないですけど
これはもう文句なしにクリムとの最高傑作の一つであり アールヌーヴォーそして象徴主義を代表する極めて重要な作品として評価されています
愛という普遍的なテーマをこれほどまでに独創的でかつ視覚的に強烈なインパクトを持って表現した例というのは美術史全体を見てもかなり器用だと言えるでしょうね
その独創性というとやはり金箔の使い方とか装飾性っていう部分が大きいですか
ええそれらは非常に大きな要素です 金箔を絵画に用いること自体はまあ中世の宗教画なんかにも見られますけど
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クリムとのように装飾的なパターンと組み合わせてそれを感能的なテーマと結びつけた その大胆さっていうのは他に類を見ませんね
確かに写実的な描写から離れて装飾性と象徴性によって内面的な感情とか普遍的な 概念を表現しようとした点に彼の確信性があると言えます
それと頂いた資料の中には発表当時の評価についても触れているものがありましたよね あそうでしたね必ずしも最初から手放しで絶賛されたわけではなくてその大胆な表現は
やはり議論を読んだ側面もあったようです しかし結果的にこの作品はオーストリア政府に買い上げられて現在ではまあ国宝級の扱いを受け
ているわけですから その感情的な深さと視覚的な華やかさが多くの人々の心を捉えて強い印象を
与え続けていることの何よりの証拠と言えるでしょうね 今回は共有いただいた資料をもとにクリムとの接吻を本当に多角的に
掘り下げてみました 日本のリンパからの影響があったり
がけっぷちっていう舞台設定の意味男女を象徴する服の模様 そして何よりあの黄金が生み出す感能性と神聖性の融合
普段何気なく見ていたかもしれないこの絵画にこれほどの多くの層があるとは改めて驚か されますね
あなたにとって特に今回心に残った発見とかありましたか そうですね最後にこの豊かな議論を踏まえて一つ思考の種というか
問いを投げかけさせていただけますか はいぜひこの絵画はご存知の通り恋人同士の極めてプライベートで親密な
瞬間を描き出していますよね しかし同時にそれは美術館というパブリックの空間に展示されて不特定多数の人々に
よって日々鑑賞され評価され複製され ある意味では消費されているわけです
この描かれた詩的な親密さと芸術作品としての公的な存在感との間にある ある種の音ねじれのようなもの
これって現代に生きる私たちが愛とか親密さのイメージをどのように捉えてどのように 共有し
あるいは消費しているのかについて何かを示唆しているんじゃないでしょうか 少し立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれないなぁと
詩的なものがこうになることで生まれる意味の変容 深い問いですねなるほどじっくり考えてみたいと思います
今回の探求非常に刺激的で面白かったですお付き合いいただきありがとうございました こちらこそありがとうございました