SHOGUNのシーズン2発表
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、SHOGUNのシーズン2のキャストがいよいよ発表されたということで、
ちょっとそれに関連したイベント、香港で開催されたイベントに私も招待させていただいて参加してきたんですけれども、
ちょっとその内容をYahoo!ニュースに寄稿してみましたので、ご紹介したいと思います。
すいません。
ニュースのタイトルはですね、真田広之将軍はなぜ日本の俳優陣に世界への扉を開くことができたのかというタイトルにしてみました。
シーズン2のキャストは、一番話題になったのは水川さん、久保田さん夫婦が結婚後初出演というニュースですかね。
ベテラン俳優から若手俳優まで5人ほどシーズン2のキャストが発表されて、Yahoo!ニュースでも話題になってましたけれども、
これね、撮影が始まるのは来年1月から撮影が始まるよっていう話なんで、シーズン2自体が見れるのは多分再来年以降とかになるので気が早い話ではあるんですけれども、
これに関連して将軍シーズン2に関する発表イベントが香港で開催されまして、
ディズニープラスオリジナルプレビュー2025というディズニープラスの新作、これからの新作をアジアパシフィック向けに発表するイベントが香港で行われたので、
各国から合計400人ぐらいですね。12カ国ぐらいかららしいですけど、日本からも50人ぐらいで参加させていただいたんですけども、ちょっといろいろ思うところがあったので、記事にまとめました。
日本が一番知らない人が多いんじゃないかっていう感じのドラマですけれども、ME賞18巻、ゴールデングローブ賞、クリティクスチョイスアワード評価協会賞も最多4巻っていう、
たくさんの日本人俳優が国際賞、ハリウッドの賞って言ったほうがいいのかな、の栄冠に輝く、非常に日本の映像業界にとっても歴史を作った作品だったと思うんですよね。
真田ヒロイクさん、アンナ沙織さんも取りまくってましたし、浅野トラウムさんもゴールデングローブ賞で上演男優賞、星真由加さんもクリティクスチョイスアワードで上演女優賞かな。
平田さんも、平田正竹さんでしたっけ、ちょっとすみません、漢字の読み方忘れちゃいましたけど、もうノミネートですね、ME賞の上演男優賞にノミネートと、日本人俳優がもうたくさんノミネートで受賞を得ることができたっていう非常に大きな分岐点だと思います。
日本語で演じている日本人俳優がハリウッドの賞を受賞できるっていうのは非常に、数年前だったら想像できなかったことだと思うんですけどね、浅野さんが本当に興奮してスピーチをしていたのが本当に印象的でしたけれども。
興味深いのが、将軍は一見その真田さんとか、あんな沢井さんとか、浅野太郎さんも、マイティーソーとか出てますからね、ハリウッド出演経験がある俳優人が結構今回はノミネート受賞が多かったんで、
なんとなくハリウッドの作品、当然制作ハリウッドなんで当たり前ですけど、ハリウッドの俳優人が活躍しているイメージが強いと思うんですけど、実は星萌え香さんであるとか西岡特務さんであるとか、いわゆるハリウッド出演経験がない日本の俳優人がたくさん脇を固めていたんですよね。
これは真田裕之さんが将軍を引き受けるときに、日本のちゃんとした俳優を使ってくれというリクエストをしたという記事を僕も読んでいたので、それが一番大きかったんだろうなと思ってたんですけども、
実はプロデューサーのジャスティン・マークスさんと脚本のレイチェル・コンドーさんに直接ご質問させていただく機会がありまして、そこで聞いて驚いたのは、実はこのプロジェクト、ジョン・ランドグラフさんというFXのトップの方が十数年前から温めていたプロジェクトで、
オーディションの新しい形
2018年に真田さんがジョインして、この2人がアサインされてプロジェクトが動き出すんですけど、そのタイミングから2人の中では日本語でやってやろうと、日本人俳優を起用しようというのを決めてたらしいんですよね。
7年前ですからね。まだハンチ化があって、アデミーション受賞とか、コロナ禍でNetflix経由で字幕をアメリカ人に見る万華ができるとかっていうのの前から、特にこのプロデューサーのジャスティンさんからすると、やっぱり海外の国の事情を紹介するのはハリウッドは英語にしちゃうんだけれども、あれはやっぱり良くないんじゃないかと元々思っていた。
だからこれは日本語でやりたいと思っていたっていう話らしいですよね。なので日本人俳優を起用するっていう真田さんの方針と2人も賛成した。レイチェル・コンドーさん、脚本家の方ですけど、コンドーっていう名前があるように実は日本にルーツがある方で、日本語別にそんなに喋れるわけじゃないみたいですけども、この2人夫婦なんですよね。
だから多分そういう議論もいろいろされたんじゃないかなっていう。なので当然2018年段階ではアメリカ人が字幕でドラマを見るっていう文化は無かった。そこでその7割が日本語の作品をやるっていうのは本当に勇気がいることで。
ジャスティンさんからすると、お金出すのは俺じゃなくてFXだから、すごいのはFXなんだみたいなこともおっしゃってましたけども、やっぱりそこを2人もそうしたいし、ジョン・ランドグラフさんも息子たちが日本のアニメを字幕で見てるからっていうので合法だし、真田さんも当然日本語でやりたいというので、関係者全員の意識が揃ったことによって日本の俳優起用が決まり、
普通ハリウッド作品の日本人俳優って中国の方とか韓国の方がタドタドしい日本語で演じたりして我々見てがっかりしたりすることが多かったんですけど、当然そういうことはしないんであるっていうので、日本人俳優を起用したって話なんですよね。
面白いのが、星もやかさんの記事を書いた時にインタビューで出てて面白いなと思ったんですけど、実は星もやかさんのオーディションはコロナ禍であったこともあって、マネージャーがiPhoneで撮影した動画をハリウッドに送って、それでOKが出たらしいんですよね。
星もやかさんもそれでびっくりしたみたいなことをおっしゃってましたけど、それを2人に聞いたら、それはハリウッドでは普通なんだよとおっしゃってました。当然やっぱりアメリカ広いからだと思うんですね。別に動画で送ってくれればいいんだけど、日本の俳優は結構スマホで動画で送ると画質が悪くてすいませんみたいなこと言うんだけど、そんなのは問題じゃないんだと。いい演技はいいんですが、画質が悪くてもわかるからみたいな。
その代わりの言語はわからないんだけれども、「目で聞く」、「Listen with your eyes」っていう言葉を使ってましたね。日本の俳優の演技を目で聞くっていう。それによって藤役に起用された星もやかさんも、見た目一見か弱そうに見えるんだけども、その演技に静かに燃える強さ、殺水ストレングスって言ってましたね。生意気な強さみたいな。
見えたから藤役に最適だと思って起用した結果、彼女がね、本当は日本ではあまり伝わってないですけど、私もその主演女優さんの杏奈沢井さん並みの人気があるんですよね。海外の杏人を無理やり旦那にさせられちゃうんだけども、その旦那を何も言わずに守ろうとするっていうシーンが本当に印象的で。
やっぱり日本女性の鏡みたいな感じで、アメリカでもめちゃめちゃ人気があるんですよね。なので評価協会賞でも女優賞も取られてるんですけども、そういう演技力をちゃんとこのプロデューサー陣、ディレクター陣がちゃんとこの目で聞いて選んでるからこそ、日本の素晴らしい俳優がちゃんと起用されるっていうのは面白いなと思いますね。
今回もだから水川さみさんとか久保田雅貴さんが起用されてるんですけども、これはね、ちょっと楽しいですよ。どういう役で出るのかわからないですけど、勝手な想像で多分、佐藤木丸久保田さんがやって、その兄弟とかなんじゃないかな、ちょっとわからないです。水川さみさんがどういう役なのかわからないですけど。
なんといっても、これはシーズン1でノミネート受賞された人たちがことごとく死んでるんですよ。ごめんなさい、見てない方にはネタバレになっちゃうんですけども。浅野太郎さんもいないし、杏奈沙織さんもいないし、星真由香さんも出家されていなくなっちゃってるし。どうも10年後みたいなんで、石田三成役の平さんもどうも回想シーンで死ぬパターンなんじゃないかな。
実はノミネート俳優、真田さんしか残ってないみたいな話なんですよね。そうすると、今回の当然水川さんと久保田さんがいい役になってるはずで、めちゃめちゃチャンスあると思うんですよね。
今回、光栄なことに当日のセッションで、真田さんに将来シーズン3に参加したいと考えている未来の若い俳優へのアドバイスをくださいって質問を直接させていただくことができたんですけども。
その時に、夢は大きい方がいいので、今からいろんな準備をして前を見てやりてほしいっていう種種のコメントをいただいたんですけど、その時の途中にこの将軍というプラットフォームも若い才能にチャンスを与えて、世界に参加するための大事な舞台になっていると思うということをおっしゃってたんですよね。
これこそは多分真田さんのビジョンでもあり、狙っていたことじゃないかなって思うんですよね。ちゃんとその日本の実力派俳優を将軍に寄与してもらうことによって、日本にも素晴らしい俳優陣がいるんだよっていうのを知ってもらって、これは将軍っていうドラマをきっかけにやるのだっていうのが多分覚悟だったと思うんですね。
当然、本当はシーズン1で、原作はシーズン1しかないですからシーズン1で終わる予定の作品だったんですけれども、それが今回シーズン2、シーズン3と続くことになっているので、それをちゃんとプラットフォームとして活用して、日本の俳優をまたさらに世界に知ってもらうためのプラットフォームとして使うということを真田さん自身がおっしゃってましたからね。
それは本当なるほどなと思って聞いてたんですけれども、それがやっぱり今回シーズン2で間違いなくまた新しいヒロインが生まれると思うんですよね。ヒロインがみんないなくなっちゃったんですから人気だった。
これ本当は、今回あれなんですよね。セッションの前にシーズン2のイメージ画像がステージに大写しに表示されたんですけど、ここで大写しになっているのが二階堂ふみさんなんですよね。落ち葉の方っていう。
シーズン2の展開
これ明らかに大阪城が燃えてますからね。シーズン2、僕は関ヶ原やるのかなと思ってたんですけど、10年後ってことは多分関ヶ原飛ばして大阪城でシーズン2、シーズン3を深掘りするんだと思われます。
多分その方が人間模様が描けやすいんですよね。関ヶ原やっちゃうと将軍、その侍が多すぎて誰が誰とか説明したりとかするのが大変だし、当然キャストもめちゃめちゃ必要になっちゃうんで。
あえてそこは多分階層で、しかも裏切りで将軍が決まったって話なんで、そこをあえて飛ばして多分大阪城の家康と淀木を中心に描くんじゃなかろうか。今回ね、もともとのキャストの名前、歴史上の人物を小説では変えてるのを使ってるので、我々はちょっと混乱するんですけども。
そうなると二階堂文さんが、微乱的なポジションになるのかわからないですけども、そこで凄さを出せば当然またノミネート受賞が期待できますし、当然今回シーズン2で新しいキャストに名前が上がった方々もちょっと期待できますからね。
何年後になるかわかんないんですけど、今から楽しみに待ちたいなということでご紹介でした。
はい、ということでこちらのチャンネルは、日本のエンタメな明るい未来を応援すべく、エンタメなSNS活用をしっかりと進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話知ってますよという方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。