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2024-09-02 08:35

Number_iは、「お笑い」という日本文化的要素を表現できる? #754

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Number_iは、「お笑い」という日本文化的要素を表現できる唯一のボーイズグループらしい|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n62d52ec13d1d
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ちょっとNumber iに関してのニューズウィークの特集が非常に面白かったので、ご紹介したいと思います。
これ、さみながらのアメリカに行く成田空港で売ってたんですよね、ニューズウィークの。
表紙にバージョンがあって、2週連続と思ったら、ニューズウィークが表紙の違うバージョンを出すとかあるんだと思ってびっくりしましたけど、それぐらいやっぱり売れると思ってやってたってことかな。
この特集は面白かったので紹介したかったんですけど、ちょっと紙の雑誌なんでね、ウェブだと紹介しにくいなと思っていたら、ニューズウィークのウェブの方に追加のウェブ記事ですね。
たぶんこの取材の時のものの組み合わせの記事だと思いますね。特集の方は、Number iの新曲を作った経緯とか、それこそ3人のメンバーへのインタビューとかがあって、
楽曲を作る時に、なんかこだわり具合とかすげーんだなーみたいなのがすごい出てて面白かったんですけど、その中でもインタビューされていて、コメントが取られていた門城さん。
フォートとか稲妻とかの作曲にも関わられている方ですけども、その方にインタビューしたもののフルバージョンがウェブ記事として上がっています。
たぶんニューズウィーク、田沢さんという方がこの特集記事のメインを作られているんですけど、この方はたぶんNumber iの関係者の方は一通り全部インタビューして、たぶんこの特集の冒頭の記事を作って、それとは別に当然1人1人めちゃめちゃ話聞いてるんで、紙面には載せきれなかったやつをウェブ記事に出している感じだと思いますね。
で、この門城さんの話はちょっと面白かったんで、今回の記事では紹介してみたんですけど、もうタイトルにも入れましたし、冒頭にも紹介しましたけど、ローカリズムをグローバルにっていう定義がすごい面白くてですね。
門城さんの定義で言うと、従来のグローバル音楽におけるグローバルの市場の取り方っていうのは、BTSとかブランクピンクがやってたようにアメリカのスタイルでアメリカのマーケットで。
だからアメリカの洋楽的な音の楽曲で、洋楽的なMVであれば当然その世界にも行きやすいよねっていう。
実はその次に面白いのはローカリズムをあえて尖らした結果グローバルに行くやつなんじゃないかって話なんですよね。
で、そうやって言われてみると確かに僕も最初この音を見たときに、いきなりラップ曲でガチアメリカのMVっぽい感じで作られてた。
ちょっとインドっぽい要素もありましたけど、ああなるほどねって思いっきりこのロジオラルドハリウッドスタイルというかアメリカスタイルで、何倍も世界に取りに行くんだなと思ったんですけど。
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実は違いましたよね。ボンで完全にやられたんですけど。びっくりしましたよね、ボンのMV。
紙芝居とか昭和のおじさんのホントですかみたいなね、このボンボンボンの紙芝居とか。
記事の中でもありますが、たらえが落ちてくるとか。一気に盆栽ですからね、なんつっても。
ゴートにおいてはもうそのゴートっていうこと自体がアメリカのスラングで最高的なアレなんで。
もうアメリカのそのど真ん中取りに行ったんだなと思いきや、ボンでいきなり思いっきりガチ昭和の日本に持っていくっていう。
文章さんが書いていて、なるほどなと思ったのは、今ボーイズグループ日本では戦国時代で、当然いろんなグループがグローバルを目指していていろんなアプローチがあるんだけれども、
ボーイズグループ戦国時代の中で彼らしかやってないことが一つあって、それはお笑いなんですよ、とおっしゃるんですよね。
多分今お笑いのエッセンスがあるグループと他にない。ボンのMVでコントのようにたらえが落ちてくる場面がありますが、
お笑いという日本の文化的要素を表現できるのはナンバーアイしかいないと思うんです。
当然ナンバーアイは芸人を目指してるわけではないんで、ポイントはやっぱりかっこいいんだけれどもお笑いの要素を交えることができるっていうところだと思いますね。
やっぱり普通にアメリカを狙おうと思ったら、やっぱりね、笑いの要素を入れるのってちょっと怖くなる面あると思うんですよね。
それをあえて入れてるのがナンバーアイだって言われると、それは確かになるほどなっておりました。
最新曲の稲妻も今すごい勢いでね、総合チャートも1位とってますし、再生数もすごい勢いで届いてますけど、今回もテーマは日本ではなくて中国なのかな。
どちらかというとチャイナカンフー系のMVの作りになってますけど、これも一つインスパイアな部分がすごいありますし、
なんつってもね、アイドルというかボーイズグループのメンバー、掃除の格好とか普通しないよねって思っちゃうんですけど、
そういうのも含めてこのMV作ってくるあたりとかが、なんかちょっと独特ですよね。
やっぱり名前のメンバーって、実はもう地上波のバラエティ番組から何から、ある意味制覇したメンバーで、
日本の芸人のお笑いさんである、お笑いの文化でもわかっているメンバーだからこそ、ピュアに格好良さだけを突き詰めるのではない方のアプローチも取れるっていうのが、
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ナンバーAしか取れないアプローチって言われると、これはなるほどなと思いました。
当然それが良い面もあれば、ネガティブに出る面もあると思うんですけど、これがナンバーAらしさとして磨かれていくと、
ますます唯一無二の特徴があるっていう感じには確かになりますよね。
僕スマップ世代なんで、スマップが、なんでしたっけ、夢でもりもりでしたっけ、
バラエティ番組とかやりだした時に、アイドルがバラエティやるのかよっていうのはすごい衝撃が走り、
その結果ファンになっていく人が増えたんですけど、当時ね、やっぱり吉本の芸人さんがアイドルに芸人で真似されたらもう勝てない、
ビジュアルで勝てない、笑いまで来ないでくれみたいなのがすごい印象的でしたけど、
それをセットで日本から世界に持っていくのを何倍かやるっていうのは確かに、
これは門上さんならではの視点だなと思ったので、ちょっとすごい印象的でしたね。
これね、本当その、当然いろんなアプローチはあると思うので、
特にアルバムの曲もメンバーがそれぞれプロデュースしてるのをちゃんとタイトルのところに横に並べてされてるのがすごい印象的なんですけど、
あの方式であれば実は少なくとも3種類のバリエーションが出てくるし、
当然この3つを掛け合わせた時のカラーっていうのもいろんな尖らせながらやっていく選択肢があるっていう話だと思うんで、
終わりがこのど真ん中に来るのか、あくまでその副次的要素になるのかわかんないですけど、
ちょっと何倍らしさっていうのはこの後どういう風になってくるのかっていうのはちょっと改めて門上さんの話を聞いて興味深く感じたのでご紹介です。
こちらのニュースブックもまだ手に入ると思いますので、興味ある方はぜひ買って読んでいただくと、
結構ここまで本気でやってんだなっていうのはちょっと僕も読んで感動しましたので、ぜひご覧になってください。
ということでこちらのチャンネルでは日本でのために密かに応援したいと思っていますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
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