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2024-08-19 09:35

パリ五輪は、TVerの存在感が大きくなったオリンピックだった模様。 #742

パリ五輪は、TVerの存在感が大きくなったオリンピックだったと言えそうです。|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n5e2d929eac9d
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サマリー

パリ五輪では、TVerが重要な役割を果たしており、オリンピックコンテンツの総再生数が1億1000万回に達しています。視聴トレンドやデジタルプラットフォームの成長が注目されており、特にハイライト動画の視聴が定着している様子が語られています。

パリ五輪とTVerの影響
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、ちょっとパリ五輪ネタですね。ちょっとパリ五輪、僕ちょっと後半アメリカ行っちゃってたんで、あんまり見れてないんですけど、
個人的に注目してたのがパリ五輪。実際もあるんで、ちょっとTVerでどれぐらい見られるかっていうのを注目したんですよね。
TVer側がリリースを出したようで、TVerにおけるオリンピックコンテンツの総再生数1億1000万とかっていうプレスリリースを出されてます。
この辺、このね、1億1000万再生って言われても、どれぐらい多いのかっていうのは、ちょっとパッとピンとこないんですけど、今まで視聴率で、
結構細かくグラフを出してくれてるんで、ちょっと一通りご紹介したいと思いますけど、まず分かりやすいのが時間帯別再生数割合のグラフですね。
当然ライブ配信が盛り上がるのが、4時以降、5時、6時、6時から10時、11時ぐらいまでがピークですね。
これは当然、そもそもTVerがお昼の番組配信とかあんまり対応してないんですよね。
だから多分夜の番組ライブ配信がオリンピックでも多かったって話だと思うんですけど、これは多分テレビの視聴率と比較的シンクロしてるグラフなんじゃないか。
で、ハイライト動画のグラフがそのライブ配信のグラフと重なっていて、ハイライトは夜にもピークがあるんですけど、午前中からお昼にかけてがピークになっている。
多分朝起きてニュース記事読んで動画見てみたいなと思ったらTVerに行ってハイライト動画を探すみたいなことが、結構ちゃんと定着した結果の再生数のグラフなんじゃないかなという感じですね。
残念ながら桁がないんでね、あえて隠してるんだと思うんですけど、どれぐらいの規模感かわからないですけど、グラフで雰囲気はわかるんですね。
で、ライブ配信のトップ5とか、ハイライトのトップ5。これも数字は出てないんですけども、トップ5だけ出ています。
視聴データの分析
で、ライブ配信は7月28日のバレーボールをヒットに、卓球、バレーボール、バスケットボール、バスケットボールと。
これ多分だから夕方に配信してた試合ですよね。ライブ配信なんで当然テレビの視聴率と同じような番組がよく見られてたって話だと思うんですけど、
興味深いのはハイライトの再生数ですね。ハイライトは開会式が1位で、これは順当でしょと。
2位がサッカー女子予選の日本、ブラジル。大逆転した試合ですよね。超ロングシュートが決まったやつ。
3位が8月1日のデイリーハイライト、7月31日。ちょっとこれなんでこの日だったのか、すいません、ちゃんと調べてないんですけど、7月31日のデイリーハイライトは3位。
4位が非常に印象的で、安部詩選手の2回戦ですね。負けて号泣したやつですね。5位が体操団体の決勝。
やっぱり再生数が朝に伸びるのもそうですけども、翌日の多分記事でバズっているものを元に動画見たいなと思ったらTVerに来て見るっていう。
その結果、普通のライブ配信だとありえない安部詩選手の負けた試合が4位に来ると、これいかにもハイライトならではのパターンかなという感じですね。
個人的にはこの辺の数字が見たかったんですよね。今回実はビデオリサーチさんがオリンピックの視聴人数をちゃんとテレビ側の数字を出してくれてたんで。
例えばパリオリンピックでいうと、バレーボールの日本のアルデンチン戦はリアルタイム視聴だったかな、1174万人。
接触したら2666万人かな、ピークが1174万人みたいな数値をビデオリサーチ側がテレビの視聴率だけじゃなくて視聴人数の累計推計数値を出してくれたんですよね。
これにTバーの数値を足せば、トータルでその競技を見た人の人数というのを出せるので、ついに人数で勝たれる時が来たかと思って喜んでたんですけど、今回残念ながらTバーの方は数値が出てないです。
唯一出てる数字がこの冒頭の大きい数字ですね。これだけちょっと軽く分析してみました。
総再生時間が1億1000万再生で、ユニークブラウザ数が2100万UBと出てます。総再生時間が2300万時間。ユニークブラウザ数というのがユニークユーザー数に近い数値だと思いますね。
実際にはスマホとパソコンとかスマホとタブレットを同時に開いちゃうとパソコンのテレビもそうですけど、一人で2端末見てるっていうのはあり得るんですけど、一応2100万人がオリンピックをTバーで見たっぽいですね。
まだ意外に少ないですよね。その1億2000万とか3000万あと日本人いることを考えたら、まだ5分の1とか6分の1しかTバーを使ってない。少なくともオリンピックを見るのを使ってないってことですね。
一応同時期に7月の月間ユーザー数がTバー過去最高を更新して4000万を超えましたっていうリリースが出てるんで、4000万が頂上ですね。
だから1億2000万のうち4000万ユニークブラウザがTバーを使ってるんで、こっちの数字でいうと3分の1ぐらい。
TVerの今後の展望
オリンピックを見てたのはその半分ぐらい。オリンピックも別に誰もが見るものではないっていう。
面白いですね。やっぱりTバーだとわざわざ見に行かないといけないんで、アクティブにハイライト見に行こうとする人は2100万人ぐらい。
東京五輪の、東京オリンピックの開会式がテレビでやってたら同時に視聴した人は7300万人って言ってたみたいですけど、
こういう人たちはテレビのチャンネルをザッピングしてるんでやってたら見るけど、積極的にわざわざTバーには見に行かないって話ですかね。
ユニークブラウザ数を総再生時間を割ると、1人当たりの再生時間が5.23時間。
ユニークブラウザごとの総再生時間が2300万なんで、ユニークブラウザ当たりの再生時間が1.09時間。
だから1回見るのが1時間ぐらいで、合計で5時間ぐらい見たんですかね。
多分こういう人たちはテレビでライブ配信も見てると思うんで、Tバーの数字だけ見ると意外に短いなっていう感じもありますけど、
ハイライト映像とかだとそんなに長く見ないんでしょうね。
普通にテレビでリアルタイムで視聴すると1試合2時間とか、平気で超えちゃうんだと思うんですけど、
この辺の数字がこうやって揃ってくると、だんだん本当の人間のテレビの視聴行為が、
今このテレビとTバーとアナログとデジタルと、アナログというか地上波と配信と、
デジタルテレビとネットでどういうふうに組み合わさってるのかみたいなのがちょっと見えてきそうではありますね。
番組ごとの数値、広告の日には開示されてるのかな。リリースにはさすがに載ってないんで。
その数字があると具体的に何パーセントぐらいがテレビで何パーセントぐらいがTバーでっていうのが番組ごとに比較できたんですけど、
ちょっと今年はまだビデオリサーチさん、Tバーさんも公開はしてくれないですね。
時間の問題なのかな。
注目は今回Tバーがオリンピックのおかげで4,000万人ユニークブラウザが躍進していて、
2023年が3,000万ちょっとなんで、1年で1,000万増えそうな勢いなんですけど、
これねちょっとオッケースティック型の加速がついてきた感じのグラフに見えるんですけど、
アメマのワールドカップ配信とかはやっぱりそこがピークになってその後ちょっと落ちちゃったイメージがあるんで、
今後Tバーがこれをきっかけに今回のオリンピックでTバーを使った人が便利だなって言ってTバーを使い続けるのか、
あくまでオリンピック反対の普通な出来事だったのかがちょっと個人的には注目したいなと思っております。
いずれにしてもテレビのコンテンツがデジタルで見れるようになるのは個人的には良いことかなとは思うんですけれども、
ただねTバー海外行ったら見えなかったんですよね。
あれ見えたっけな、ちゃんと見てないのか。
はい、ということですいません。こちらのチャンネルでは日本伝統芸術とかに応援したいと思っていますので、
他にもこんな話知ってますって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
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