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TOKYO NORTH MOVEMENT-飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光洋です。大前里町をゲストに迎えた第3週目。今日も上北信用金庫大前里町にお話を伺ってまいります。よろしくお願いいたします。
前回は、上北信用金庫に入られて、そして東京北観光協会の設立、赤羽根を盛り上げたというお話を伺ってまいりましたけれども、
今日は2019年、渋沢栄一さんが新一万円札の肖像に決まったというのをきっかけに、この地域を渋沢栄一で盛り上げようと、これがスタートした。
この辺のお話から伺っていきたいと思います。これについては、実は今申し上げましたように、2019年の春に渋沢栄一さんの肖像になったということでして、
これをきっかけに、北区では北区渋沢プロジェクトというのが立ち上がりました。そうしたところが、9月になったらNHKの大河ドラマに渋沢栄一が主人公で、
そして主演が吉沢良君がなるということで、一気に、なかなか一般の人には馴染みがあるという偉人でもなかったんですけれども、
これが特に地元の北区ではフィーチャーされてきたということで、盛り上げていこうという動きになったわけですね。
そういう中で、北区観光協会の皆さんにも大変お世話になって、今まで来ているわけなんですけれども、ここで生まれたのが、このFMの局長であります渋沢君ということでございまして、
まず渋沢君のエピソードについて、誕生のきっかけから伺っていきたいと思います。
まさに、今週の会長がいろいろな教育会を立ち上げられて、渋沢栄一のプロジェクトをどんどん推進されて、またNHKさんにもいろんな形でのプロモーションもされて、
大河ドラマというふうに実現になったということで、そういう流れは作っていただいたわけでございまして、
そういう中で観光協会として何ができるかというところで、やっぱり大河ドラマ館の運営というのも観光協会で少しやろうということにもなりましたし、
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大河ドラマだけで終わらせたくなかったので、そこで何かレガシー、後々残るようなものを作っていけないだろうかという中で、
帰宅になかなかそういったキャラクターというのがあまりなかった。各国境団体はいろんなキャラクターってございますけれども、帰宅あんまりないなという感じの中で、
地域キャラクターというわけではないですけれども、渋沢栄一さんにインスパイアされたようなそういったキャラクター、これを作るというのはいいんじゃないかということで、
韓国協会のデザイナーさんにいろいろ案を出してもらって、帽子かぶって可愛い少年渋沢くんみたいなですね、出てきたものですから。
ちなみにあれは渋沢栄一さんを模したものではなくて、渋沢栄一さんに憧れる少年みたいな、その辺のイメージも出てきて、
当時会長なんかにもご覧をいただいてですね、皆さんも可愛いんじゃないかということで作らせていただいた。
絵の方が完成して、やっぱり立体物もあった方がいろんなイベントでも出張できるしねということで着ぐるみを作りまして、
それでいろんなタイガドラマ館も一番最初の時はいなかったかもしれないんですけど、途中からは少なくともずっといまして、
観客の方も少しご案内をしたりということもさせていただいたという感じでしょうかね。
ちょうど2020年でしたので、コロナ禍の真ん中ということで、タイガドラマ館も途中休館になったりとか大変だったんですけれども、
非常に渋沢くんの存在っていうのが場面を明るくしてくれたというか、早いうちから子どもたちが見るとやっぱり寄ってきてみたいなんですね。
あれやっぱり今振り返って、あそこに渋沢くんがいなかったらまたちょっと形違ったよねっていう気がしますよね。
なんとなく最近は溶け込んできて、いろんな他のイベントにも渋沢くん出てもらったりしてますし、子どもさんとのいろんな触れ合いというか、そういう形のあるものが残って良かったのかなというふうに思いますね。
同じ渋沢くんが生み出された文脈と同じ流れになると思うんですけれども、タイガドラマ館の快感に合わせて飛鳥山公演を盛り上げていこうと。
そしてその一環として飛鳥山公演の中にお土産館というのを作って、考えてみたらお土産館作ってもお土産ないじゃないみたいな話になってますね。
そこもすごく観光業界が頑張っていただいてますね。
そうですね。ここもでも小篠会長にも後押しをしていただいてできたプロジェクトなんですけれども、おっしゃる通りで飛鳥山とかタイガドラマ館といっても何も帰宅のちょっとしたというか、購入してもらえるようなものってないよねっていう話の中で、観光業界のほうで帰宅内の事業者さん中心にですね、企画提案を募りまして、結構いろんなご提案もいただいてですね、どんどん製品化をしていただいて、
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やる前はたぶん2、3くらいしかなかったと思うんですけど、今や300種類くらいですね、あるようでございまして。そういう意味では会社さんもそうですし、地域にとってもですね、良かったことなのかなというふうに思いますね。
本当にやっぱり品揃えってすごく大事じゃないですか。
大事ですよね。
だから中にはそんなに売れてないのもたぶんあると思うんですけど、そういうことも含めて地元の皆さんが、事業者の皆さん協力してくださって、供給を続けてくださってるっていうのは本当にありがたくてですね。
ありがたいですよね。
だからもう品揃えが落ちないというか。
本当ですね。
その中から別にお土産じゃなくて、地元の方が美味しいからとか、好きになったからって言って、リピーターで買い物に来てくださってるという話も聞いたんですね。
そこも今のお土産館の場所もね、北区の公園の管理事務所の倉庫みたいなとこだったんですよね。
裏手というか、火の当たらない場所みたいなとこでしたけどね。
正直僕らも、あの端っこの方になっちゃって売れるんだろうかとか、ちょっと不安に思ったんですけれども、今や本当にあそこを目指してきてくださる方がいるんで。
ありがたい限りですね。
ありがたい話ですね。
今資料見たら500種類らしいですよ。
失礼しました。
いやいやいや。
すごいたくさんできて。
そんなになってるんですね。
ということですけれども、あとその飛鳥山全体を盛り上げていくというプロセスの中で、今まさにそのお土産館ができているところの建物でレストランみたいなのができないかとかね、ずいぶんそういう議論もしましたよね。
そうですね。
でもあそこは管理事務所として一つ必要だということの中で、昨年ですか、いよいよエプロンマークというレストランが開場して、これはパークPFIという区役所からの発注事業の一環として、これにも観光協会として関わらせて。
やっぱり都内の観光的な話っていうのは、今まで行ったことないあるいは帰宅になかったような飲食店、素敵な飲食店、ここでちょっとカフェお茶してみたいとか、そういうところが出発点になるんじゃないのかなっていう思いはあったのでですね。
そういう意味では、どんな形でもまず第一号のそういった飲食店が飛鳥山にできるようになった、皆さんがお越しいただけるようになったっていうのは、すごく僕の中では画期的だなというふうに思ってますね。
我々、いわゆるパークマネジメント、公園を経営していくのをお手本になったのは、豊島区の南池袋公園とか、いくつかのところがあるんですけれども、比べてもまた飛鳥山の味わいってちょっと違ってて、飛鳥山独特の雰囲気も生まれつつあるかなという気がしますね。
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いや、おっしゃる通りですね。
ちょっと想定外というか、ああそうなのかと思ったのが、意外と飛鳥山って公園なのであまり建物を建ててはいけないと。もともと避難所とか機能があるので、そういうところで制限をされてるんですが、意外と建物で使ってまして、もうちょっと大規模にできるのかなと思ってたんですけど、あんまりスペースが取れなかったっていうのが、ちょっと当初の目論みからずれたっていうところであったんですけどね。
なるほど。でもその分結果的に空いてる空間を、やっぱり来た人がそれぞれ工夫して家族連れだったりするので、なかなか楽しい空間になってますね。
ちょっとわがままを言うと、レストランができた時にしっかり飛鳥山の他の施設管理というか、区役所さんのほうも連動して、例えばレストランの場合は芝生を整備したんですけれども、外は全然土になってるとか、合わせてくれたらもうちょっと皆さんに世界観をね、味わっていただけたのかななんていうところもちょっとございますけれども。
アスカ山を良くしていこうという協議会をやってまして、私も主席してるんですけど、やっぱりその中でも実は地元の方からはそういう話が出ましてね、私たちが説明されてるのは南池袋公園の写真を見せられて、こうなるって言われたのにそうなってないじゃないかっていう。
なかなかちょっと色々なところのまだ事情もあるようなんですけれども、目指すものはね、ぜひそういうふうにしていきたいと思うし、あとはその本当にアスカ山でのイベント目白押しなんですけれども、アスカ山ハワイアンフェスティバルというね。
これはアスカ山の渋沢さんが芸品館として、後にお屋敷になるわけですけれども、芸品館を開いたときの国品が当時まだ王国だったハワイ王国のカラカウオウオウが見えたと、こういう故事を発掘してきた方がいて、だったらハワイアンフェスティバルじゃないかっていう、かなり無理筋ではあるんだけど、
もう今年2回目やったのにすっかり定着しましたね。
皆さんの印象がそうなればよろしいので、今年本当にフラのチームも倍増というかですね、参加相当大規模なフラのフェスにもなっているんじゃないかと。
100を超えるような参加の数でですね、そういう意味では本当にやっぱり渋沢くんの例の大河ドラマ館から脈々とある協議会の個人会長、いろんなプロジェクトのレガシーの一つとしてですね、生み出されたイベントとしてはかなり大成功しているイベントなんじゃないでしょうかね。
やっぱりそのハワイアンということで、さっきリーチをおっしゃいましたけど、その外からの字幕を集めるっていうね、やっぱりそこにつながってますし、それからまだハワイとは交流はないようですけれども、ハワイとの交流にまたつながっていく可能性もあるということですから、やっぱりああいうイベント作りってすごく大事ですよね。
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来年とか、王子の界隈はもう全部ハワイ一周がするぐらいなね。ちょっとそういう仕掛けもしていきたいですけどね。
本当にいわゆるフラダンスをね、フラの愛好家の皆さんが集まってフラダンスを披露するということがメインなんですけども、いわゆるハワイのグッズを売るお店だとか、ムームーだとかアロマを売るお店だとか、それからそれこそハワイの食べ物だとかっていうのが売られているという、少なくとも飛鳥山はもうハワイ一食になるっていうね。
そのほか、実は観光協会では150周年、実は飛鳥山公演は150周年なんですね。それにちなんで150のアイディアを募るということをやっていただいて、本当にそこからインスパイアされた皆さんがいろんなアイディアを出してくれて、その盛り上がりが嬉しいですね。
そうですね。盆踊りなんかも地区外からも人も参加いただいたみたいで、本当にありがたいなと。
飛鳥山公演、ご存知の方はあれなんですけど、児童公演の室内がありましてね。真ん中のところに、要するにシンデレラ城みたいな滑り台があって、そこを中心に、そこに太鼓屋なんかを置いてっていうね、その周りを盆踊りでやる。これも本当に工夫というか、すごく楽しかったですね。僕も行きましたけど。
いろいろお話を伺ってまいりましたけれども、北区ではそういったもろもろ、いよいよ来年の7月に新一万円札が発行される。渋沢栄一さんがいよいよ肖像として乗るということで、この7月までの間、新一万円札発行カウントダウンプロジェクトというのをですね、新しく区長になられた山田区長が張り切ってこれを推進するということで、
また観光協会も渋沢くんも絡んでくるということだと思いますけれども、ぜひ次週はですね、それも下支えするこの渋沢くんFMのお話を伺ってまいりたいと思います。来週もよろしくお願いします。よろしくお願いします。ありがとうございました。