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朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術。
この放送は、スマホの中の農村、トマジョダオの提供でお送りします。
こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日もゆるりと雑談会です。
海外不妊時代の生活を少しお話ししています。
あと、5回話してみようと思っています。
今回は特に、私が都命してから家族が来るまでにあった大事件というか、そのあたりをお話ししてみます。
私が都命したのは、実に2010年の12月31日でした。
そこからですね、現地に着いてホテル暮らしが始まって、しばらくしてですね、会社で大きな品質問題が起きました。
と言ってもですね、一件ですね、市場で起きた不良品が見つかりまして、それに対してですね、お客さんの日本の本社の方で結構大きな懸念を示されて、
色々ですね、品質について手こ入れをしなくてはいけなくなりました。
そんなやりとりをですね、3月ぐらいにやっていたところ、例のですね、3月11日がやってきます。
私たちは本当に何も知らなくてですね、どうも何か起きたらしいというふうに気づいたのは、
北米時間の3月の12日の朝ですね、その日は実に日本の自動車メーカーさん、本社の設計の方と朝から打ち合わせをする予定をしていました。
つまり日本時間でいうところの土曜日の昼間ということになります。
ところがですね、繋がったんですけれども、すぐにこんな話をしている場合じゃないので、しばらくこの話はペンディングにしましょうというふうになりまして、
ようやくですね、私も状況がわかりました。
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土曜日ながらもですね、会社には日本人スタッフは結構集まっていたわけなんですが、どうもですね、そこからやっと情報がちゃんと集まり出して、日本で大地震が起きているらしいと。
この時点で私の家族が都米してくるまであと1週間と迫っていました。
なので日本がどうなっているかというのはすごく気になりましたね。
地球の裏側のテレビを見ていても、全部24時間ですね、どの時間を見ても、どの番組、どのチャンネルを見ても、普通のテレビは日本での地震の様子、津波の様子を中継していました。
衝撃的な映画のようなシーンがいっぱい流れ込んできたのを覚えています。
そんな中で、私たちはできることはあまりないものですから、家族に連絡を取ったりと、そういったことだけをしていたのを覚えています。
そして私は引っ越しですよね。家族が来るまでに家を手配して家族が入れるようにしておかなくてはならなかったので、引っ越しをよなよなやっていました。
その時、日本から出張で仲のいい生産部の部長さんが来ていて、現場の改善を一緒にやっていたんですが、その人と昼間、現場の改善をした後、夜中に車に荷物を積んで、よなよな引っ越しをしていたのを覚えています。
そして、本当に飛行機は飛ぶのかなんて心配をしていたんですが、なんとか3月20日だと思うんですけど、日本から妻と長女、長男、あと妻のお母さんが一緒に来てくれました。
なので、その4名を迎えに空港まで行きました。
地震は大変だったみたいなんですが、中部新国際空港、セントレアからは飛行機が飛んでいたものですから、なんとか普通に来ることができました。
一番、今日のポイントは、その時、アメリカのテレビはずっと日本の地震のことを報道していました。
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津波、地震について報道して、衝撃的な映像が24時間ずっと流れていたのを本当に覚えています。
そして、会社の同僚はみんな家族は大丈夫かと、お前のお父さんお母さんや兄弟なんかはどうしてるんだということをものすごく心配してくれたのをありがたく思ったというのを覚えています。
彼らからしたら、日本ってめっちゃくちゃちっちゃい国だというふうに映るはずです。
そして地図で見たら、こんなちっちゃい島国のどこかであんなひどい地震が起きてしまったということになると、国全部がもう海に沈んでしまったんじゃないかみたいにきっと映ったんだと思いますね。
確かに僕が彼らの立場だったらそういうふうに感じたかもしれません。
日本という国がちっちゃい国なので、東京から名古屋まででもせぜん500キロですよね。500キロなんて300マイルぐらいじゃないですか。
州の中の移動ぐらいの距離なので、彼らからしたらちっちゃい州が全部沈んでしまったみたいなふうに思ったかもしれません。
そんな中で僕たちに温かい声をかけてくれたのは本当に感謝は忘れないでいたいなと今思い出しました。
今日は最初の3ヶ月の話をしてみました。
この頃は結構いろいろ仕事も追い込まれてて、引っ越しもあってつらい時期だったなと今思えば思い出しましたね。
興味本位にいろいろ見て回るのは楽しかったんですが、休みも出てきて普通に仕事はしていたななんて思い出してみました。
今日はここまでです。
地震を地球の裏側から見たよって話に結局収束しました。
最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
ではおやすみなさい。
ばいちゃ。
