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では、録音を始めていきたいと思います。今日はですね、ちょっといつもとやり方を変えて、いつもは割と僕の経験からの気づきみたいな話なんですけれども、今日は少し概念の説明というか、
そういった知識を増やしましょう、みたいな話をしてみたいかなと思っています。 一応、ツイッターでも書いたんですけれども、
とある記事をですね、僕がシェアさせていただいたんですね、今週。 今、米国で注目されている新トレンド、パッションエコノミーとは個性を売りにするマイクロ企業家という記事だったんですね。
こちらブリッジさんの記事で、それに対して僕はパッションエコノミーという概念があるのか、ユニーク性、労働者の個性をバグではなく、機能として生かすこの辺りの考えが好きということで、
僕もツイートしたんですけれども、ちょっとあまり聞き慣れない言葉だと思うので、これについて今日は説明をするという回にしてみようかなと思っています。
まずこのパッション経済、パッションエコノミーというものを提唱した方は、アメリカのリージムさんという方で、投資関係のサポートの仕事をされている方らしいんですけれども、割と著名な方らしいんですけれども、
今、ギグエコノミーって皆さんご存知ですかね。ギグエコノミーって、それこそ僕が勤めているクラウドワークス、クラウドソーシングなんかもですね、ギグエコノミーの一つだと言われたりするんですけれども、
人の空いた時間とかを使って、自由に仕事を選んで、収入を得ることができると。よく言われるのはUberEatsとかですよね、日本では。本当に空いた時間にデリバリーの仕事を受けて、それを副収入とするみたいな。
これが日本だと最近広がってきているところだったりすると思いますけれども、アメリカだと既に労働人口の3分の1が、このギグワーカー、ギグエコノミーの経済圏に参加している方らしいんですね。
ただ、このギグエコノミーに対してアンチテーゼというか、新しい概念としてリージムさんが提唱されているのが、パッションエコノミーということらしいんですね。
もともとギグエコノミーというのが、もちろん人の自由な働き方とか、それこそ時間にとらわれずに、より柔軟に働くことができるということで、収入の多様化とかにすごくつながっているものなんですけれども、
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やはりある程度、その業務を標準化して、使いたい企業さんがいろいろなワーカーさんの力を借りることができるような状態を作るというところが、メリットでもある反面、やっぱり働くいわゆるワーカーとか、ギグワーカー側の視点からすると、その方が提供できることというのがコモディティ化してしまう。
コモディティ化というのは、標準化とか、画一的になってしまうということが、一つのデメリットだと言われていて、そうするとですね、やっぱりみんなが同じような、それこそUberEatsの配達のクオリティとかって、そんなに差異なくなってくるじゃないですか、その人に誰が配達してくれるかって、そんなに重要じゃなかったりとかしてくると、やっぱりだんだん価格が下がってしまうみたいなこともありますし、
そのギグワーカー側の成長実感がなくなったりとかってしてしまうと思うんですよね。そういった中でこの方が提唱しているのがパッションエコノミーというものですね。簡単に言うと、一人一人の個性とか、あるいは人の情熱とか、そういったものを経済、経済価値にしっかりとお金にしていくみたいな働き方だというふうに言われていまして、
個人の方がSNSとかを使って、最近どんどん発信できると思うんですよね。Twitterとかで発信してフォロワー増やしている方もいると思いますし、TikTokとかもまさにそうだと思うんですけれども、他の人と同じことをするんじゃなくて、むしろちょっと変わったことをするとか、TikTokなんてまさにそうだと思うんですけれども、
そういった中で自分のファンとかオーディエンス、お客さんみたいな人を増やしていって、そこから何かを売ったりとか、継続的にその人たちに、昔で言うファンクラブみたいなものに入ってもらってお金をもらったりとか、そういうサービスが今後より大きくなってくるだろうというふうに言われているみたいですね。
このパッションエコノミーというものの特徴がいくつかあるらしいんですけれども、まず一つは専門家でなくても個人でサービスを開始できるというところですね。
やっぱりこの個性を売りにするとか言うと、インフルエンサーみたいな、最近はYouTuberとかももちろんありますけれども、それってもうほぼ芸能人の領域じゃないとか、あるいは相当な専門家じゃないとそんな需要ないよねとかって思うと思うんですけれども、これがより個人のレベルでできるようになっていくという流れがあるみたいです。
本当に一個人の方が自分で発信をしてファンを集めるみたいな、よりそこの敷居が下がっていくイメージなのかなと思います。
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やっぱりもう一つは個性はバグではなくセールスポイントになるということで、仕事をしていく上で特にギグワークとかっていうのは個性というものをなしにして、ある程度確立化されたスキルをつけてそれで仕事をするというところですけれども、逆にその人と違うことという個性を売りにしていくというのがポイントみたいです。
特に日本の会社とかでもですね、個性とかって逆に出さない方がいいみたいな風潮って、昔から割とあるのかなと思うんですけれども、この逆を言っているイメージかなと思います。
あとはオンラインでサービスが提供されるとか、そういった個性を発信するための、あるいは個性を知ってもらうためのツールみたいなものが今後どんどん増えていくよみたいなことが言われています。
どんなツールがあるかというと、まさにですね、このファッションエコノミーで代表的な企業とかツールっていう一覧をこのリーさんが書いているんですけれども、このポッドキャストのアンカーもやっぱりそうみたいですね。
このアンカーで自体で集客をするというか、検索をして見つけてもらうと結構難しいんですけれども、このアンカーを使っている方って大体そこでポッドキャストをとって、ツイッターとか自分の知り合いとか自分のことに興味がある人がいるところでそれをリンクをつけて、そこから聞いてもらうみたいなものですよね。
なかなか日本だとまだこのアンカーとかラジオ領域で収益化している人ってあんまりいないし、僕も全然本当にただ趣味でやってるっていう感じなんですけれども、アメリカとかだとこれがここからファンを増やしてその人たちからお金をいただくとか、そこから収益を生んでいくみたいなことが起きているみたいですね。
あとここで書いてあります。サブスタックというサービスがあるみたいで、これはニュースレターですね。日本だとメルマガってよく言うと思うんですけれども、メルマガサービスも結構これから改めて来ると言われているみたいなんですね。メルマガって言うと企業のメルマガしか思いつかないじゃないですか。これも個人がある意味使っていくような時代がまたやってくると。
個人の方が、例えば小説家の方が、小説家として自分で出版まではできないけど、ただそういうのを書く能力があって、自分のファンの方向けに毎週その小説を新しいストーリーを続編みたいな感じでニュースレター、メルマガで配信していくとか、あるいはファッション好きな方が最新のファッショントレンドについて書いた
メルマガを配信していくとか、そういった形でこのメルマガっていうのもファッションエコノミー銘柄という形で今後伸びていくというふうに言われているらしいんですね。また動画系もいろいろあるみたいです。日本で有名なところだとユーデミーとかそういったところもファッションエコノミー銘柄だと言われているらしいです。
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日本でもですね、モッシュという会社がこのファッションエコノミーの一つであるということ、その企業としてもそういったミッションを持ってやっているみたいなんですけれども、このモッシュというサービス、僕も最近知ったんですけれども、簡単に言うとどんなサービスかというと
自分のサイト、インターネット上のサイトをスマホで簡単に作れると、すごくきれいにスマホだけでかっこよく作ることができて、そこで自分の伝えたい思いとか情熱、それこそ情熱みたいなものを載せて、そこにさらに決済機能とか
あるいは継続課金できるような機能がついてて、そこで例えば自分のヨガ教室のオンライン授業の申し込みとか決済ができるであったりとか、実際自分の何かサービスを売るということができるというサービスも出てきているみたいです。
このMOSHという会社の代表がヤブさんという方なんです。その方のノートとかも見に行ったんですけれども、すごく面白いことを書いていたので紹介したいんですけれども、この方の創業、このMOSHのサービスを始めたきっかけというのが、ケニアでのマサイ族の方との交流がきっかけだったらしいんですけれども、世界中旅したらしいんですね、起業する前に。
その中で特に若者の方と、150人以上の若者と毎日話しまくったと、その結果その方が感じ取ったのが、自己表現に対する強い渇きというのが全世界的に今起きているんじゃないかと、それはすごくいいことで、今スマホを、それこそケニアのアフリカの人でもスマホも誰もが今持っている状態になっていると。
経済的にも経済水準も全世界的に今どんどん上がってきている中で、いわゆる情報格差みたいなものはどんどんなくなってきているんですね。全世界中でいろんな選択肢があふれているんだということを誰もが知ることができるようになった時代が来ていると。
そんな中で、自分の自己表現をしたいという欲求がより増えてきているんじゃないかというのをこの方肌で感じたらしいんですね。
より豊かに生きていくために必要なこととしてこの方が考えた仮説が、自分が何かに情熱を向けることができている状態が実現できており、豊かなつながりに恵まれていることなんじゃないかというふうに考えたんですね。
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何かに情熱を向けていられて、そこから豊かなつながりが生まれているというところが、人の幸福につながるんじゃないかということで、そういった状態を実現するためにしっかり自己表現をして、情熱の向けていることに対して人を集められるみたいなサービスを作れないかということで始めたのがMOSHらしいんですよね。
結構深いというかいろんなところから感じられていて、この会社のミッションがまさに情熱が巡る経済を作ると。情熱が巡る経済ってまさにパッションエコノミーだと思うんですけれども、この人の情熱とか個性っていうものを経済価値にしていくというようなミッションを掲げているみたいですね。僕もすごく共感しました。
まさにこれがパッションエコノミーというところの裏側なのかなと。なんとなく個性売りにしてみたいなインフルエンサーが稼いでみたいな世界かなというイメージを僕は持っていたんですけれども、その人の根源的な情熱というものをしっかりと経済価値にすることで、より豊かに生きることができる人を増やしていけるというような一つの経済なのかなと考えるとですね、すごくこれから伸びてほしいなと。
僕自身も思いました。
じゃあこのパッション経済、パッションエコノミーが広がっていくこれからに向けて何ができるかというところを考えていきたいんですけれども。
僕自身も全然答えを持っているわけじゃないんですけれども、まずは一つはなるべく人に伝えるということ、伝えるという作業を忘れないようにしないといけないんだろうなというのを最近すごく感じています。
これは必ずしもソーシャルメディア、SNSとかで自分のことをアピールしないといけないとかっていうことではなくて、自分アピールするのとかってちょっとしんどかったりするじゃないですか。
僕もツイッターで発信するのとかすごい苦手で、何話したらいいんだろうみたいな。
ただその中で自分の興味を持ったものをとりあえず書いたりとか自分の気づきを書けばいいんだということで、最近一応毎日投稿しようと思って頑張ってやってるんですけれども、もともとあまり得意じゃないですという中で、何からやったらいいんだというと、
まず自分が考えていることとかを人に伝えるっていうことから始めればいいんじゃないかなと思っています。
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最近リモートワーク多いじゃないですか。皆さん多分多いと思うんですけれども、僕もたまに出社する機会があるんですよね。
で、会社に行って、先週ちょうど会社に行ってすごく思ったのが、会社に行って対面で話したらすごくその人のある意味で弱さみたいなものを聞けたり、それこそ弱音を吐いてたりとか愚痴を言ってたりとか、
オンラインのチャット上だとあまり皆さん愚痴とか言わないんですよね。そういう愚痴とか聞くとその人の人間性みたいなものが見えてくるし、ちょっと愛おしいと思えるというか、逆にその人が何に情熱を持っているのかとかも見えてくるっていうのは結構あると思っていて、
逆を返すとリモート当たり前になってくると結構その人の情熱とかその人の個性みたいなものって結構見えにくくなっちゃうんじゃないかなという逆のデメリットというかを感じました。
そんな中で何したらいいかというと、やっぱり自分で自分のことを伝える人に伝えるということを忘れないようにしないといけないんだろうなというふうに思っています。
それは親しい友人に、最近こういうこと興味持ってるんだよねとか、最近こんなこと気づいたんだとか、これって面白いよねっていうことを共有するだけでいいと思うんですよね。
そこから仕事にしようとかってそんな考えなくてもいいと思うんですけれども、やっぱりその人の情熱とか個性とかを逆に相手も欲してる。
やっぱりリモートが中心になっていて、人のことが見えなかったり、人の感情があんまり感じられなかったりすると、なんかだんだんつまんなくなってきたりとかってあると思うんですよね。
なるべく人から聞き出すっていうのはもちろんいいと思うんですけれども、なかなかやっぱりこの時代だからこそ自分から伝えようとしている人のところに人が集まってくるんじゃないかなというふうには感じていまして、まずは自分の知り合いとか、
例えば会社のクラウドアクサルタイムズっていうのがあるんですけれども、なんか自分の部屋みたいなチャット上の部屋みたいなところで発信するとか、別にZoomのみでもいいと思いますし、Twitterで発信するでもFacebookでもTikTokでも何でもいいと思うんですけれども、
自分の考えとか自分の気づきとか、こんなことを今面白いと思ってるんだっていうことをなるべく人に伝えてみると、そうすると私もそれすごく興味持ってるんだよねっていうところからつながりが生まれていくのかなと。
あわゆくばそれがこれからパッションエコノミーがどんどん盛り上がっていけば、それが仕事になる時代もそう遠くないんじゃないかなというふうに、これを読んでですね、僕も改めて感じたので、僕も今ラジオとかTwitterとか使って人に伝えるってことを始めてますけれども、
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こういうことを少しずつ続けていきたいし、別にソーシャルに公開しなくても、まずは仲良い友達に伝えるっていうことからやっていくのが大切なんじゃないかなということを感じました。
もう一つは、これは副業先のリボーンで最近話してることなんですけれども、弱さとか苦手とか、リボーンでよくポンコツさとかって言うんですけれども、自分の弱いところとかも含めて人になるべく伝えたりとか開示できるっていうことが重要なんじゃないかなと思っていて、
これはパッションエコノミーっていうと、なんとなく自分の個性を売りにして仕事にしていこうみたいな感じで、結構自分の弱いところとか隠しちゃいがちなのかなと思っていたりします。
ただやっぱり魅力を感じる人とかって、リボーンのハブチさんっていう代表も毎日ポンコツVlogだったっけな、YouTubeで自分がいかにポンコツかっていうことを毎日発信してるんですよね。
ただポンコツエピソードからすごい深い話をするんで、それはそれで面白いんですけれども、やっぱり自分の弱さみたいなものを出していったほうが、その人の個性とか、その人らしさみたいな、人間らしさみたいなものがすごく感じられて、そこからファンが生まれていったりとかいうのが起きると思うので、
なんかこのパッションエコノミーって言って自分が発信しなきゃっていうので、自分の弱みを隠すようなところ、僕もなかなか苦手なんですけど、ただ僕だったらなんだろうな、こんなに畳人とか言ってる割には資料作るのめっちゃ下手ですとか、喋るのはそこそこできるんですけど、
それを資料化しろって言われるとできないんで、なんでラジオやってるんですけど、資料を綺麗に作るのとか本当に苦手。でもやっぱりそういうことを公言してると、資料作るの得意なメンバーとかが結構助けてくれたりとかするんで、これも全然僕はアリなんじゃないかなと思ってたりとか、家だと片付けが苦手だったりとか、ポンコツなところって結構いっぱいあるんですけど、
そういうことを含めて人に伝えていく。その中でオーディエンスとかお客さんって言うとあれですけれども、自分のことを好きで言ってくれるとか興味を持ってくれる人っていうのを一人でも二人でも作っていくっていうのが、このパッション経済の裏にある根底にある本質的な重要性なのかなというふうに感じました。
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という話をですね。最初は用語の解説だったんですけれども、後半はちょっと僕の個人的な考えとかを話してみました。
今日はちょっと実験的に、本題から入るっていうのをやったんですね。これも聞いてくださっている方から声をいただいて、先週、雑談先に入れるのと後に入れるのどっちがいいですかって話をしたんですけれども、やっぱりラジオとかだと、どこまで飛ばしたらその本題に入るかとかがわからないので、雑談後にしてみたらっていうのを言っていただいたので、雑談は後にしてます。
それだけ話しちゃうと雑談することなんかもはやあまり思いつかないんですけれども。
でも本当に今の話の延長線上で言うと、昨日、僕の住んでいる図志ですごくお世話になっている方のお家に行ったんですけれども、
その方がピアノを持っていて、うちにはピアノがないんですけれども、そしたらうちの2歳の娘がずっとピアノの椅子をうちの娘用に高くしてもらってピアノを弾けるようにしたんですけど、
全然めちゃくちゃなんですけど、合わせたら2、3時間ずっとそこに座って弾いてたんですよね。
多分すごい情熱を感じたというか、これ好きなのかもしれないなと思って、うちもピアノいきなり買うの大変だから、キーボードとか買おうかなと思ったきっかけになったんですけれども、
やっぱりそういう情熱を持てるものっていうのを見つけられた瞬間とかって、同じ2歳とかでもすごく感じるものがあるなと思って、しかもそういう情熱を持ってそれに向かっている姿ってすごく人間らしいなっていうのを改めて2歳の娘から学ばせていただいたというか、
それこそできないこととかたくさんある、本当に子どもなんて苦手とかできないこととかポンコツさとかのある意味の象徴というかなんですけれども、だからこそ可愛いじゃないですか、本当にそこに尽きるかなと。
そんな中でも情熱を持てることってあって、それにすごく目を輝かせてそれに向かっている姿とかって、応援していきたいなとか思うじゃないですか。
この感覚がパッションエコノミーの本質なのかなと思いました。
という雑談も最後入れながら今日は終わりにしたいと思います。
また今日も聞いていただいてありがとうございました。