「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないこともワイワイ話すインターネットラジオ番組です。
今回はCEO・FredとCPO・Anjuが、TimeTreeの大型構造改革プロジェクトついて話をしました。
<後編>
・毎週プロトタイプを作ってユーザーインタビュー
・「なんか変わりました?」の声で光が差す
・メンバーが目的を語れるように
・CEOの不安をなだめるのも仕事
◎TimeTreeでは一緒に働く仲間を募集しています!(採用応募ページ)
https://bit.ly/3MyqZjE
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
TimeTreeの全体的なプロダクト構造改革について、CEOの深川ブレッドとCPOの安寿が振り返る。毎週プロトタイプを作り、ユーザーインタビューで構造の理解しやすさや共有カレンダーの使いやすさを検証した結果、起動時はカレンダーを見せる形など、方向性の輪郭が見えていった。フィルター機能の先行リリースや数万人規模のベータテストを経て、機能利用数や広告インプレッションも確認しながら段階的に本番リリースした。社内で目的を共有する難しさや、既存ユーザーからの厳しい声を受け止めつつ、現在のユーザーと将来のユーザーの双方に価値を広げるために変化を続ける考えも語られた。
毎週のプロトタイプとユーザーインタビュー
こんにちは、TimeTreeラジオです。本日も、代表の深川ブレッドがお送りします。
今日も前回の前編に引き続き、プロダクトオフィサーの安寿に来てもらっています。
安寿、よろしくお願いします。
安寿です。よろしくお願いします。
お願いします。
2026年、今年の1月頃にリリースした、TimeTree全体のプロダクトの構造の変更、構造改革、リニューアルのプロジェクトを安寿と振り返っていました。
前回は、どうやってそのプロジェクトが発足したのか、最初の議論とか、スタートのときどんなことに苦労したかとか、そういう話を聞いてきたんですけど、
最初はね、自信なかったと、これ本当にいけるのかみたいな思いをありながら、でも目指すところはわかるということで動いていたという話だったんですけど、
そこからどうやって、よっしゃこれでいくぞってなったか聞きましょうかね。
安寿模索の中、一番はユーザーに構造の理解がしてもらえるかどうか、新しい構造がちゃんと頭の中で家の間取りみたいに理解してもらえるのかどうかっていうところが一番重要で、
そういうところをインタビューで確認しながら見てましたと。
それと同時に共有カレンダーっていう、共有カレンダーの使いやすさも維持しなきゃいけないっていうところもチェックしてましたね。
あれだよね、プロトタイプを作っては店、作っては店みたいなのやったんだよね。
そうですね、毎週新しいプロトタイプを作ってテスト版として端末に入れてユーザーさんに触ってもらってっていうので、そこら辺は毎週インタビューを何十人かずっとやってましたね。
なんかすごかったね、あるときね。毎週というか毎日のように誰かユーザーさんが来ててみたいな感じになってたね。
そうですね、一応データアナリストのチャーリーと一緒にインタビューをやってたんですけど、
そのインタビューも随時時間の限りもあるので、流れをスムーズにいくように毎週かな、配置してもらって随時聞けるように新しいものを聞けるようになってチェックしてましたね。
もうずっとインタビューが続いている中にどんどんどんどん新しいのを作って、そこに合わせていくみたいな、合わせて聞いていくみたいな感じのサイクルができてたんだね。
そうですね。
どんぐらい作ったとかある?何種類ぐらいやったら。
どうなんでしょう。ちょっとパッと思い出せないですけど、10ぐらいあるのかな。20個ぐらい作ったのかな。ちょっとわからないですけど。
なんかいろんなタイプは試しましたね。
理解を確かめるんだね。ここに何、どこに何があってとかがわかりますかみたいな、そういう感じ。
そうですね。そういうものもありますし、予定を作ってみてくださいとか、カレンダーを作ってみてくださいとか、
あとは構造ってどうやって確かめればいいのかなっていうのがちょっと難しかったので、
この今の頭の中のタイムツリーの構造、間取りをちょっと絵に描いてみてくださいっていうので、
そこは自分がホワイトボードで間取りを描きながら、ここはこうですかとか言ってもらいながら、そういうのを描き出してもらうっていうのをやってましたね。
なるほどね。面白いね。そういえば最初の議論の時から間取りで例えてたね。
「なんか変わりました?」で見えた方向性
家だとしたら玄関はどうでとか。
ああ、そうですね。
してたよね。
もともとホームとかそういうの呼んでましたね、名前。
ああ、そうっすね。ホームって呼んでたね。
そうだよね。なんか別でホーム画面みたいなの作ろうとしてた。
たぶん僕のラフアンそうなってて。
あ、そうでしたっけ。
そうそう、それとは別になんか全部のカレンダーまとめたみたいな画面があってみたいな。
なってたけど、アンジュがそうやってインタビュー、プロトタイプとインタビュー繰り返す中で、そうじゃないってなったんだよね。
そうですね。いろいろそういうパターンも試していって、
なんかちょっと入り口としてわかりにくいなとか、
やっぱりカレンダーなんでアプリを起動した時は最初にカレンダーがあった方がしっくりくるなとか、
いろいろ試してはいたんですよね。
特に印象に残っているところで言えば、
ユーザーさんに最初に渡した時に、5分ぐらい何も言わずに外にいるんで、いろいろ触ってみてくださいっていうのをやってみて、
5分経ったら戻って、どうでしたとかいろいろ聞くんですけど、
ユーザーさんから、なんかどっか変わりましたとかっていう声が出た瞬間があって、
なんかこれって、違いがないぐらい自然に使ってくれてるのかなとか思ったんですよ。
なんか変わりましたっていうのは、変わったとこそんなわかんないですよっていう意味の。
そうですそうです。どこが違いですかっていう疑問に思ってたっていうところは裏返すと、
ほぼそのまま違和感なく使えてますよっていうことなのかなっていうところですね。
っていうのがあって、なんかこれちょっといけるかもって思い出したのが、
こう、なんですかね、暗闇のトンネルに光が射した瞬間ですね。
その後もなんかあるのか決定的な、これでいくぞっていう。
えー、なんかあったかな。
まあその形が見えて、それを繰り返し何人かに聞いていってみた感じなのかな。
そうですね。なんかいけそうみたいな構造がそれで大体輪郭がわかってきて、
そっからアプリを起動時にこの画面見せたほうがいいとか、
タブの並びはこのほうがしっくりくるよねとか、
なんかそういうふうにいろいろパズルが組み合わさってきた感じですかね。
なるほどね。方向性が見えた瞬間がさっきの。
で、そこから整理整頓していくみたいな。
そうですね。
たぶんそのときはなんかエンジニアに聞いても、
なんかすごい同じような感覚だと思いますよ、自分と。
なんとなくこれでいけそうっていう。
エンジニアもテストバーみたいに自分たちで作ってて、
これなんとなくいけそうみたいな感覚があったので。
あー、もう作った段階でね。
はい。
そこでなんかすごいホッとしたと思いますね。
そのアンチュー模索トライアンドエラーのときは、
チームはどんな感じだったんですか、エンジニアメンバーとか。
アンチュー模索のときは、どうなんだろうな。
なんか今回のやつって、どっちかというと事業的に展開したい形がある。
達成したい形がある。
プラスでユーザー価値を発揮できるかどうかは結構不透明なところがあるっていう状態だったので、
会社的にやらなきゃいけないこと、達成したいことの理解はあるメンバーだったので、
それを理解しつつも、本当にいけるのかなとか、
迷いがある状態だったとは思いますね。
その中でも、いける案ができた瞬間、自分で作ってても、これならいけるんじゃないかって思ったみたいな。
ユーザーさんも言ってくれて、出応えみたいな感じになったね。
そうですね。そんな感じだと思いますね。
ベータテストから段階的なリリースへ
そっからじゃあ本格的に形が見えて開発してリリースってなっていくじゃん。
はい。
そこもいろいろ段階踏んだりしてたよね。
そうですね。そこもプロトタイプとテストはしているものの、
ある程度同時にこういう機能はいるよねっていうのが見えてて、
例えば今回フィルター機能っていう、マンスリーカレンダーの上の部分にカレンダーを切り替えられるボタンを置いたんですけれども、
そこの部分についてはもう必要、一種のユーザーメリットが出る機能の一つではあったので、実装が決まってたんですね。
なので、それ自体は先に作ってリリースしてしまおうっていうので、
構造、リストラクチャープロジェクトでできる形の前の段階から先にリリースしたりとか、
あとはやっぱりプロトタイプのインタビューと実際に出してみての反応っていうのは結構違うんで、
もう少し定量的にちゃんと使われてるかを追うために、ベータテストですね。
っていうので何万人とかだったかな、それぐらいの規模でベータテスターみたいな人を募って先行体験してもらって、
実際に問題なく使われてるかとか、あとは広告事業もやっているので、
広告のインプレッションが大きな変化がないかとか、そこら辺の定量的なチェックみたいなのをやって、
それを通じて最終的にはリリースっていう段階が出ましたね。
その数万人限定のユーザーのときは、どっちかというと使っての数字、機能の利用数とかインプレッション数、数字を見てたっていう感じ。
そうですね。ヘルスチェックみたいな感じですね。
で、それをやって分かったことをチューニングしてみたいな感じかな。
そうですね。それを踏まえてのチューニングはそんなになかったような気はするんですけど。
そうですね。なんかあったかな。起動時の画面とかですかね。起動時画面をそのときはリストっていうタブにしてたんですけれども、カレンダーが並んでいる。
リストっていうタブではなくて、やっぱりマンスリーカレンダーのほうがいいよねっていうので、
そこに戻してチューニングしたりとか、そういうのを挟んでましたね。
それで出来上がって、本番のリリースも何パーセントずつとかそういう感じで少しずつ広げていってみたいな感じだったかな。
そうですね。当時は今、見つけるタブっていうのがあったので、その見つけるタブっていうのは別の部門で作っていて、
そことの機能を合体させてユーザーに段階的にリリースするっていう手順を踏んでましたかね。
なるほど。そして今年のそれが今年の1月、2月ぐらいと。
はい。
社内への目的共有とユーザーの反応
完水しての感想、振り返っての感想とかって何かな。どんなですか。
ですね。大変だったなっていう。過去にない大変さだったなっていうので、一番大変だったかもしれないんですけど、
振り返ってみると、その大変さって2つあって、1個は外向けの大変さですよね。
ちゃんと事業目的に対して、今までの価値を維持しながら適切にユーザーに価値を届けなきゃいけないっていう大変さ。
これはさっきの暗中模索とかそういう大変さ、形を見つけるまでの大変さとかあると思うんですけれども、
これは生でプロダクト開発作りをやってきた中で、なんとなくここは削っていいとか、ここは維持しなきゃいけないとか、
結構感覚的なものもあって、兆しが見えたらかなり楽になったところはあるんですね。
もう一方で大変なところは、この社内に向けてどういうふうにこれを、この形にしていくのかっていうのを知ってもらうか。
そこの大変さがあって、やっぱり社内にいている人でも、この事業とか会社が何をやりたいかの理解の度合いっていうのが違うじゃないですか。
例えば自分みたいにアフレットと話して、プロダクトビジョン会でこういうことをやりたいんだって深く知ってるものもいれば、
そういう会話に入ってこなくて全然知らない人もいるので、そこは理解度が全然違うので、
これをベータテストした時とか、これをリリースした時に、例えばそういう理解度が違うと、
こういう問い合わせがいっぱい来ているとか、この機能が使いにくくなるとか、
みんな思い思いの、それ自体はあっていいと思うんですけど、思いの声を上げるっていうのがあって、
なかなか理解してもらえないと、なぜそういう形になっているのかっていうのが伝わりにくくなってしまうんですね。
なるべくそういうのはなんとなく感じていたので、事前に比較的最初の頃からですかね、
自分の声だけでは届けることはできないので、エンジニアの人とかにも同じ、
例えばAndroidだったらAndroidチームとか、iOSだったらiOSチームとか、
関わっているエンジニアの人が他のエンジニアに、こういう目的でこういう形でやろうと思っているみたいなところの、
なんとなく染み出しというんですかね、頭出しみたいなのをしてもらいながら、
本番を迎えるようにはしていましたね。
なるほどね。でもそれすごくいいことだよね。プロジェクトメンバーが同じように目的を語れるってことだもんね。
結果となってすればそうですね。
そうすると結果、それぞれが説明できるようになってっていうことだね。
そうですね。とはいえ実際リリースしてみると、大変なところはいっぱいありましたけどね。
そうね、大変だったね。
なんかね、めちゃくちゃありがたいことにユーザーさんが多いじゃん。
はい。
そしたら例えば東京都の住んでる人みんなに何か変えて、
誰一人文句出ないとか絶対ないじゃないですか。前が良かったって絶対言うとかあると思ったけど、それより多いのに、
でもやっぱりね、生の言葉の威力ってあるから厳しいこと言うユーザーさんもいるじゃん。
それも当然だと思うんだけどとか、そういうのはやっぱね、目にすると食らうら食らうよね。
そうですね。そこがやっぱり一番難しいところですよね。
そうだよね。なんかいつも思うんだけど、それをはいはいとかって全くこう動じなくなっても良くないと思うし、
やっぱそれはね、ああこういう件もあるかって思うのが誠実だと思うし、
だけどなんか次々それに振り回されるのも絶対違うしっていうのがむずいよね。
そうですね。やっぱりさっき言ったように全員の満足を満たすことは、事業を継続、事業をずっとやっていくとどんどん困難になっていくので、
それは事業が何をやりたいかって、やっぱりどうしてもこれを注力してこれはちょっと控えめにっていう濃淡はどうしても出てくるので、
そこの責任を引き受けながらどうリーダーシップというかパワーを持って、
社内にその濃淡を説明しながらやっていくかっていうところがかなり大変なところですね。
そうね。やっぱりだから会社のミッションとかってすごい大事だよね。
っていうのはさ、今僕ら人類の予定管理を新しくするっていうミッションしたけど、
これって今のお客さんだけを大事にしていれば達成できることじゃなくて、人類のだからもっともっとたくさんの人に予定管理の新しさを届けていかないといけないってなったら、
今のユーザーさんもすごく大事だけど、これからユーザーさんになってくれる未来のユーザーさんもすごく大事って考えたら、
なんか価値を広げるトライをずっとしなきゃいけない。
それが一部既存のユーザーさんから見ると変えないでとかいうこともあるかもしれないっていうね、そういうのをよく思いますね。
もしかしたら今の形としては既存の機能もちょっと例えば控えめになって使いにくくなったっていうところも、将来的には何か別の形で満たせるっていうことも全然あるので。
確かにね。そうっすね。
そこはそうですね、そういう考えでやっていかないと視点が狭くなってしまうのかなというふうには思いますね。
TimeTreeの未来に向けた決断
リリースからだいぶ経っちゃったけど、お疲れ様でした。
ありがとうございます。お疲れ様でした。
なんか思い返すと、定期的にフレットとワンワンしてる中で、こういう要望も来てるけどどう?って聞かれることがありましたよね。
フレット的にもいろいろ不安を抱えながら見守っていたのかなって思ってたんですけれども、どう思ってました?
そうね、大きな方向性を考えたときは、なんかこっちに今行くしかないっていうか、こうじゃないと未来を描けないなって思ってたから、行ける行けないっていうよりこっちの道だって感じてた感じ。
それを自分では作れないなと思って。
アンジュだったらやり切るだろうなって思ったっていう感じですかね。アンジュだったらいけると思ったっていう感じ。
ありがとうございます。
やっぱね、プロセスの確かめ方とか穴のない進め方っていうか、検証の仕方とかいろいろ含めてとか、あとやっぱハートもね、目的をこれだって定めたらブレないっていうハートの強さもあるし、
だから、これやるならアンジュじゃないと無理だなって思ってたっていうのがありますね。
だからリリースした後も今アンジュが言ったけど、こんなお問い合わせ増えてるとかいうのを不安に思ってアンジュにぶつけると、しっかりしてくださいっていう。
目的は何だったんですかっていうのを何回か言われたりしたね。
という感じでしたね。大変でしたね。
大変でしたね。今となってはしっくり形がきて、AIの展開とか次の展開を見せると、この形で良かったんだなっていうのを思いますね。
家族のカレンダーと別にプライベートのカレンダーを作ってくれる人が増えたりとか、他のコミュニティのカレンダーも増えたりとか、
やっぱこう考えた道にはいってるなっていう感じがすごくしますね。
というわけで、今回タイムツリーのプロダクトのリニューアル、どんな感じだったかの後編でした。
ありがとうございました。アンジュ、ありがとう。
ありがとうございました。
コメント
このエピソードのトピック
すべてのトピック →それぞれのトピックから、ほかの番組の会話も探せます。
スクロール