転職の意義を考える
根本Deacon雅子
はい、こんにちは。エグゼクティブコーチの根本 Deacon 雅子です。
本日は転職に失敗しました。私はこれからどうしたらいいでしょうか。この方に対してお話をさせていただきたいと思います。
根本Deacon雅子
こちらなんですけれども、ある考え方があります。まず一つがこのESAという考え方なんですけれども、Eはエヴァリエーション。
エヴァリエーションというのは、自分の中で考える評価をするといったところなんですけれども、これが自分にとってどんな意義なのかということを考えていただくことになります。
例えば、Aさんはとある地方の金融機関にお勤めでした。非常に歴史のある金融機関なんですよね。非常に歴史のある金融機関の中で15年ぐらいお勤めでした。
その方の中ではいつか何かの形で、自分自身の中で独立をしたいな、自分自身のキャリアを活かして、金融業界の中で、でも金融だけではなくて、その方はコーチングのことも学んでいたりですとか、他にもいくつか資格を持ちだったんですよね。
それらを統合して何か自分でできたらいいな、でも何かな、まだ決まってないなっていうようなところでした。
そういうふうに思われているところに、転職エージェントの方からお声掛けがあって、とあるベンチャーですよね。ベンチャーといっても、創業してからだいたい8年ぐらい、10年未満ぐらいの会社でクラウドファンディングをやっている会社からお声掛けがあったんですよね。
彼女的には金融機関にお勤めだったし、そしてそういったところからクラウドファンディングといったところで、前職からつながりもある、そしてご自身がそういってスタートアップベンチャーの人たちとつながりを持てることによって、ベンチャーがどんなふうにして会社としてマネージされているのか、もっと現場で近づいて見ていきたい。
何よりも、クラウドファンディング、ファンドする相手といったところもスタートアップの企業家の方たちになっていくんですよね。そうすると、面白い企業家同士のつながりといったところが見えてきそうで、楽しそうかもしれないというふうなところで転職をしました。
ところが、転職をしたんですけれども、創業8年ぐらいの会社で、従業員の数もだいたい20未満ぐらいだったんですけれども、代表の方がものすごいワンマンだったらしいんですよ。そういったところで、彼女の中での次ESAのエステート、私はどんなふうな感情があるのかといったところで、
どうしよう、こんな独裁者みたいなところのところでいるなんて、そんなベンチャーだから、もっとみんなでわきあいあいとやっていくと思ったんだけど、すごい違うんだけど、どうしよう、どうしようという、そのどうしよう感でいっぱいになったんですよね。
で、そのどうしよう感でいっぱいになったところでセッションさせていただいたときに、私はどうしたらいいんでしょうという、このアクションのところがゆらゆらゆらゆらというふうになっていました。じゃあここでそのゆらゆらゆらゆらとなっている、その彼女にもう1回ご自分にとっての、この転職の意義といったところを質問させていただいたんですよね。
今回のこの転職に関してちょっと失敗しちゃったというふうにね、こう思われていらっしゃるみたいですけれども、もう一度ご質問させていただきますね。今回の転職の意義っていうのはどういったところにあったんですか。
そうですね、前も言ったかもしれないけども、前いた会社はご存知のように地方の金融機関で、すごいやっぱり貢献的だったんです。その貢献的な仕組みから出て、自分の中でいつか独立をしたいんだけども、その独立の間にどこかベンチャーみたいなところで経験してみたいなと思ってたんです。
その経験をするのであれば、どうせならその金融機関関係がいいですし、その新しい投資家、新しいスタートアップの方たちに出会えるような場のところがいいなと思っていたら、ここはちょうどいいというふうに思ったんですよね。
Aさん、そもそも今回転職されたその意義といったところを語っていただきましたけども、そうすると今ご自身の感情はどうなりました。
そうすると今の私的な感情としては、改めて説明したところから考えてみると、今回の転職は自分の中では想定通りというか、自分の中でいきたいなという転職だっていうのがちょっと見えてきました。
転職のアクションを見直す
根本Deacon雅子
そうすると、アクションといったところではどうなりそうですか。
そうですね、確か今転職して3ヶ月って言ったところで、独裁者に出会ってしまってどうしようと思ってたその感情なんですけれども、アクションとしては、自分がいつか独立しようといったその道筋を作るためのアクションなんだというふうに考えられてみると、なんかちょっと違って見えてきました。
やっぱりこの意義といったものを自分の中で整理してみると、自分の感情って変わるんですねっていうふうなAさんの中で自分の感情が、この間セッションおそらくここまで来たのに20分ぐらいだったんですけれども、感情が変わっていったんですよね。
そして感情が変わったことによって、自分の中でのアクション、どうしよう、ここでね、転職失敗しちゃったのかな、また再転職しなきゃいけないのかな、どうしようっていうようなそのどうしようの行動が、ここでは次に独立するためにまだもうちょっと学べるときなんだといって、自分が今この中でやるべきことをやってみようというふうになったんです。
それと同時にこのESAを考えたことによって、自分のそのアクションの中で起きてくるその時間っていったものを味方につけられるという発想にもなった、なれるんですよね。
つまりこのアクション、自分が、ESAの場合は自分が独立といったもののアイディアが固まるまで、心の中では1年というふうにね、その中に、もちろん転職先の代表の方にはもちろんお話はせずに、ご自分の心の中で1年間で独立の方向性を決めようというふうにして決めたんですよね、このアクションの中で。
そうすると、その1年という時間を味方にして、ご自分の行動が起こせる。自分の行動が起こせるということは、ご自分の感情が、全然モチベーションが変わってきますよね。独立のためにこのことを吸収するんだというような、ワクワク感の感情にもなっていくといったところなんです。
根本Deacon雅子
こうやって、ESA、ちょっと不思議な頭文字かもしれませんけれども、ご自分の意義を考えていただき、そして感情が、どんなふうな感情が起きてきたのか見直していただくことによって、ご自分の行動といったところが全然変わってきます。
そして、その行動といったところを取る時間といったものが、自分にとって追い風になってくる、味方になってくれるといった、そんな味方にもなってきます。
皆さんにとって、人間誰にとっても忙しい皆さんにとってみれば、時間というのは非常に貴重ですよね。そして、転職失敗しちゃったというふうに思うと、ひょっとしたらこの時間を無駄にしちゃってるかもしれない、そんな思いがあるかもしれませんけれども、ちょっとこのESAに当てはめていただけると、時間を味方につけることにもできます。
ぜひ、トライなさってみてください。そして、ご質問等ありましたらいつでも、Xツイッター宛てで、ねむとD子まさこというふうに検索していただければすぐにわかるかと思います。お気軽にご連絡をなさってみてください。
今日もありがとうございました。