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まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、8月31日に夏休みの宿題が終わらないことを繰り返さない、をテーマにお届けします。
ということで、根本さんこんにちは。
根本Deacon雅子
こんにちは。
まてぃ
はい、今日は楽しいタイトルがついています。
8月31日に夏休みの宿題が終わらないことを繰り返さない。
これ、大人になってもこの感覚って忘れないですよね、不思議なことに。
根本Deacon雅子
忘れないですよね。
まてぃ
はい、これはなぜ今日はこんなタイトルなんでしょうか。
根本Deacon雅子
はい、こうね、昨日も期待といったものを皆さんに観察をしていただきました。
特にご自分の中でこう、もやもや感があったりだとか、がっかり感があった時。
誰?っていうような感覚があった時に、どんな期待がありましたかといった問いを出させていただきました。
この8月31日の状態というのも、結局夏休みの40日間ずっと期待があったわけですよね、おそらく。
8月31日までのどっかでやろうっていう期待か、8月31日余裕でこれぐらいのことしは終わるだろうという期待か。
去年までの自分と今年は違うから1日だけでも大丈夫っていうような期待か。
あるいはご自分自身で自分が期待があるということすらも知らずに、なんとかなるさというような期待のまんまで8月31日になっている。
そんなこともあるかもしれないですよね。
いずれにしてよ、この8月31日の状態で夏休みの宿題が終わっていない、夜10時、11時っていうのはもう泣きが入る直前ですよね。
この泣きが入る直前の状態というのも、今皆さんある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際セッションしていて、皆さん素晴らしい方々なんですけれども、何度かこういったケースに当たられる方もいらっしゃいます。
仮説のチェック
根本Deacon雅子
それはどういう時にこういうことが起きるかというと、自分自身の中で、今自分の手の中でこれとこれとこういう資料がある。
だいたいこれぐらいの期間があるから、まあ大丈夫だろうというふうな仮説を立てて仕事を進めていて。
そしてその仕事のプロジェクト終了の後半の後半ぐらいに差し掛かっているときに、ご自身が立てた仮説が大きく甘かったということに気づかれるというケースがあります。
そうすると、どこかのタイミングでこの方の心の中に仮説を立てたって言ったところまでは良かったのかもしれませんけれども、その仮説を立てた後に、その期待の罠がいろんな方向から忍び寄ってきてしまったとも言えるかもしれないですよね。
まてぃ
期待っていうのはどういうところから忍び寄ってきてしまったんでしょうか。
根本Deacon雅子
この方の場合は、前回のプロジェクトが非常に成功して、周りからも良いフィードバックがあって、ご自分自身の中で安心したっていうのはありますよね、その安堵感。
その安心した安堵感というものは大切です、とても大切です。
しかしその安心感、安堵感というのは、その時にあったもので、実はもう過去に対しての安心、安堵なわけですよね。
その過去をずっと持ち続けて、今その仮説を立てて、その仮説の夢の中にずっと居続けてしまったといったことがあるのではないかというふうに思います。
まてぃ
そうするとその夢の中から出ることに気づかなきゃいけないタイミングというか、気づきたいタイミングっていうのはどのあたりにあるんでしょうか。
根本Deacon雅子
そのタイミングというのは、実は仮説を立てた後に日々過ごしていきますよね。
ですから仮説通りにきちんと進んでいるか進んでいないか、自分自身をチェックする必要がありますよね。
そのチェックをどれくらいの頻度で行っていたのか。
自分自身でやることが難しかったら、同僚でもいいですし、上司でもいいですし、パートナーでもいいですし。
自分の仮説がいかに現実とリンクをしているか、今現在のものとリンクをしているのか。
その視点が必要になっていくということですよね。
まてぃ
そうすると、こういった8月31日に宿題が終わらないっていうのを繰り返さないというタイトルが今日はついてますけども、
夏休みが例えば7月21日に始まったとしたら、7月21日にこのぐらいには終わるかなっていう仮説を立てた後、
自分がやっているかどうかっていうのを、7月30日、8月5日、8月10日っていうふうにチェックしないといけなかったってことですよね。
根本Deacon雅子
そうなんです。当たり前のように感じるかもしれませんけれども、その当たり前が起きていないから8月31日になっちゃってるわけですよね。
マインドフルネスの実践
根本Deacon雅子
そうですね。
そうなんですよ。いかに人間がレイジーになってしまうかという人間の差がですよね。
そうですね。
そこのご自分自身をチェックできるって言ったところで、カレンダーのツールというのもありますけれども、ひょっとしたらこの仮説が正しいか、つまり現実に自分を引き戻してくれる。
3分間の時間をご自分のために作ってあげてもいいかもしれません。
これはどんな3分間なんですか。
それがですね、まさにマインドフルネスということにもなります。
これが呼吸をゆっくり息を吸ってゆっくり息を吐くということを3分間やることによって今の今に自分を取り戻せます。
7月30日、8月1日、8月10日というふうに小刻みにしていくこと、それを日々の中で小刻みに自分で自分を今に持ってあげる。
つまり過去の幻想の中にね、そしてこのままだったらご自分の仮説のままでうまくいくだろうというのは、それはある意味ご自分が作ってしまったイルージョンとも言えます。
そのイルージョンから脱却のためにゆっくり息を吸って息を吐く。そんなところからやってもいいかもしれません。
まてぃ
宿題はね、終わらせたいですね。
根本Deacon雅子
そうなんです。
ですから、そんなようなところから、今日のご自分への問いとしてはですね。
ご自分がどれぐらいイルージョンを持っているのか、どれぐらい自分を幻想と思っているのか。
それを今に引き戻してあげられるために、
呼吸法をやってみたら何が起きるでしょうか。
まずなさってみて、それを観察してみてください。
それが問いになります。
はい。
まてぃ
ありがとうございます。