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2021-06-30 14:20

#227 「コントが始まる」と「大豆田とわ子と三人の元夫」が終わってしまった。

今シーズン毎週楽しみにしていた2大ドラマがついに終わってしまいました。。

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さあ、今回は前回に引き続き、今シーズンのドラマの振り返りと言いますか、最終回について語っていきたいんですけれども。
いやー、今シーズン、コントが始まると、大豆田とわ子と三人の元夫がもう群を抜いて面白くてね。
この二つのドラマに関しては、毎週欠かさず見てましたね、本当に。
で、TVerとかでも見たり、録画しているものを見たりとかして、必ず2,3回は見るぐらいグッと来てたドラマだったんですよね。
本当に久々にドラマ終わってロスというか、もう火曜日に大豆田とわ子をやらないんだと。
土曜日にコントが始まらないんだ、みたいな、そういう寂しさを感じたのは久しぶりだなと思ってですね。
最終回だったのはもう先週?先々週になるのか、今月曜日なので。
ってなると結構前なんですけど、なかなか仕事がバタバタしておしゃべりできなかったので、今日はこれについておしゃべりしたいと思うんですが。
どちらも良かったよね、本当に。久しぶりにというか、会話劇で進んでいく?
劇的なドラマがあるかと言われたら決してそうではなくて、
普通、最近このシーズンで言えば離婚活とかは、結局離婚するのしないの?とかした後は、結局寄り戻すの戻さないの?どっちなの?みたいな、
そういう一つのゴールに向かっての結果を、過程を楽しんでいくじゃないですか、行ったり来たり。でも明確なゴールはあるわけですよ。
ただ、この2つのドラマに関してはどちらかというと、過程云々というよりもその道中で起きる会話、日常がメインっていうのがあってね、
その時点で結構他のドラマと比べて異質だったんですけど、それでも面白かったね。
この会話で見せていくって、本当にすごいなぁと思って、コントが始まるに関しては、
マクベスっていうコンビが、アトリオが解散していくまでの、その中での葛藤っていうのを描いているわけですけど、
それでもやっぱり淡々とした日常を描いているんですよね。その中で誰しも感じたことあるような、そういった感情とかに共感したり、
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それをどう乗り越えていくんだろうっていうところに勇気をもらったりとかですね、っていうことがある中で、
大飲めたトワコに関しては、どちらかっていうと本当に終わった後の考察記事とかレビュー記事みたいになるほどなぁと思ったんですけど、
でっかい出来事っていうのが描かれないんですよね。
かごめちゃんが亡くなったときも叱り、高梨とのことも叱り、後途中の孔子混同も派手だし、社長とのやりとりも叱り、後日談というか、
終わった後に会話として喋って、本来物語として結構強いイベント、見せたら見せ場になるっていう部分を見せない、本当に日常のこの流れに終始していく中で、
人を引きつけていくっていう、あの感じっていうのはすごく魅力的に見える。
で、あれをやって、ただの日常の本話化、ゆったりドラマにならないっていうのはすごいですよね。毎週笑わせてもらったし。
で、一方、コントが始まる。ずっと気になってたのが、コントが始まるっていうタイトルがね、なんでコントが始まるなんだろうみたいなのが、ずっと引っかかっていたというか。
言ってしまえばコントが始まる、じゃなくてコントが終わるじゃないですか。第1話でこのマクベスっていう塗料が解散しますっていうとこから始まって、それで解散のライブに向かっていく話、その中でどう今までのものを手放していったり折り合いつけていったりするかっていうところで、
なんでコントが始まるなんだろうっていうことの答えが最後に出たというか。すごく僕が言うと薄っぺらい言葉になってしまいますけど、夢と書いてコントと読んで、人生と書いてコントと読むのかなみたいな。
今までのお笑い芸人として有名になってっていう夢がコント、文字通りのコントが終わって、またそこからそれぞれの人生が始まっていく、そのそれぞれの人生のことをコントって読ませてるのかなって思うと、すごくこう、なんて言うんだろう。
意味があるというか深いというか。ただそれをこうなんだろう。コントが始まるという意味にはこういうことがありましてねって押し付けがましくない。なんか受け取り手の方でいかようにも解釈できる。
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だからコントっていうところにあなたなら何を入れますかみたいな、そういうちょっとした自由さというか余白の感じっていうのもすごく全体的なドラマの感じとして良かったですよね。本当に面白かったな。
コントが始まる。
なんかどちらのドラマも大豆田戸惑の中に出てきたセリフの一つで、それがもうすでにまさしく体現しているというか、人生に失敗はあっても失敗した人生はないんだよっていう。
すごく大豆田戸惑らしい。凹んだりもするけど常に明るく楽しく生きてる。そういう言い方違うか。なんかこう失敗したことはあっても人生に失敗した人生なんてないんだよと。
それぞれが自分の糧になっているし、会ってよかったし、出会えてよかったしみたいな、今は本当にしっかり生きているメッセージっていうのは凌ドラマにもあって。
で、大豆田戸惑の方に関しては失敗が過去にあったと。ただそれを失敗としてじゃなくて、その後自分がどう生きていくかによって、それが失敗だったのかどうか変わってくるという。
人生に失敗はないし、失敗した人生と思ってない。でも実際に失敗した、過去にこういうことはあったっていう、それを正解にしていく力じゃないですけど、そういう生き様みたいなのが描かれていて、
そこに見ている側は心救われるというか、それをがむしゃらに頑張ってきたからみたいな感じじゃなくて、ひょうひょうと語る戸惑の姿と言葉に救われるみたいな。
一方コントが始まるは、これを今から成功にしていく。俺たちの10年は何だったんだろう。でも失敗と思ってほしくないと。
っていう葛藤がある中で、今からの人生の生き方で、今までの自分たちがやってきた10年の意味を変えていくみたいな。失敗と思われているかもしれない周りの人からしたら。
でもそんなことはないと思えるような人生をこれから送っていこうみたいな。なんて言えばいいんだろうな。難しいな。どちらとも強くは押し出してないし、押しつけがましくもないんだけど、何か香ってくる人生の応援歌というか、メッセージっていうのはすごくグッときましたよね。
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どっちもまたリアルなんだよな。本当ドキュメンタリーを見てるような感じでさ。コントが始まるなんて、あれも最後の最後で中浜さんとハルトがくっついたりしたら、それはそれで違うなと思ったりするんですよ。
それぞれね、しゅんたとかじゅんぺいとかはなんとなくうまい具合に収まったけど、ハルトはその中でどうした、俺にとっての10年は何だったんだろうみたいな。これから俺はどうしたらいいんだろうっていう中で、マクベスのファンとしてハルトの心を救うっていう役割で良かった。
あの距離感がすごく絶妙で良くて、最終回の中浜さんのセリフに俺はグッときたんだ。中浜さんじゃないや、ハルトのセリフにグッときたんだけど。
昔はパンパンのお客さんの前で、大勢のお客さんの前でライブするっていうのを夢見てたけど、でもそれと同じくらい100人の人に1回見てもらうのもすごく素敵だけど、1人の人に100回見てもらう、それくらい愛されるって同じくらい、もしくはそれ以上に素敵なこと、素晴らしいことなんだっていうのが最後にハルトの口から出て、
次の人生に迎えたっていうのはすごくグッとくるじゃないですか。
いやー、なんかね、そうありたいなと思ったもん。1人の人に100回見てもらう、本当に1人の人にグッと深く刺さる、何かそんな仕事じゃないですか、そういう生き方、俺もしたいな、頑張ろうと思った。
そういう本当に毎回グーッと胸にくるものがある、そんなドラマでしたね。本当に終わってしまったんですけど、寂しいなと。
止まらないままバーッと喋ったから全体的に薄っぺらい感じになってますけど、本当にそれぞれどっちもドラマね、構造的にも面白いし、会話で物語というか面白さを成立させてしまう、緻密な視点、会話の構成と視点、あれすごいなと思うよね。
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普通の人も感じるしわかると思うんだけど、でも日常でつい僕らは素通りしてしまうようなことをすくい上げて、それを会話に落とし込んでしっかりと編み込んでいるというか、会話にして見せているっていうところにすごくやっぱ、
ああ、プロってすごいなと。なんかそういうことを感じましたね。本当にああいうのってどうやったら描けるんだろうね。どうやったらああいう視点持てるんだろうね。
大豆のトバコにしてもコントが始まるにしても、言われてみたら確かにと思うし、ああわかると思うんだけれども、言われるまではその感情だったりその現象に名前がついてないんだよ。言われた瞬間名前がついて、ああーって形になるっていうのを見つけるってすごいですよね。
いやー面白かったですね。ぜひ見てない人はほんと見てほしいぐらい。で、俺本当に脚本、台本買おうかなと思うぐらいハマったドラマでしたね。いやーちょっと語り尽くせないんでまたどっかで語ろうとは思いますが、今日はこれぐらいにしてですね。
本当に面白いドラマだったんでね。いやー終わってしまったんでちょっとロスですけど、まだまだ最終回とかね。今ありがたいことにね、VODみたいな配信とかで見れるので、ちょっとまた一回見てみて楽しんでみようかなとしばらくは思ったりしております。
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