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2022-04-11 35:19

25. なぜ野球は広まったのか

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てくてくラジオは、同僚である田中健と小柴智恵が、
仕事の合間にするような、ゆるい雑談を配信するポッドキャストです。
こんにちは、田中健です。
こんにちは、小柴智恵です。
はい、エピソード25、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日はですね、ちょっとスポーツの話を2つ持ってきたので、しようと思います。
いいですね、はい。
いや、あったかくなってきたんでね。
そうですね、なんかめっちゃ春めいてきましたね。
ねえ、本当に最近あったかくて、お散歩もはかどってるんですけど。
うんうん、もう桜とか見に行かれました?
桜は、もう今、行けてないんですけど、結論言うと。
最近の、今4月10日に収録してるんですけど、東京の桜だと、もう散ってきちゃってる感じなんですよね。
そうですよね、そっかそっか、はい。
なので、3月末ぐらいに行こうかなとか、思ってたんですけど、
いいタイミングで、タイミングが合わなくて、行けなくって、気づいたらもうあったかくなりすぎちゃって、ちょっと散ってるみたいなんで、行けてないんですけど。
そうなんだ、でも本当、外でいろいろ活動するには、いい時期になってきましたもんね。
そうなんですよ。
それでですね、あったかくなってきたのもあって、草野球を前職の同僚のメンバーとやってきました。
いいですね、そっか。野球やられてるんですよね、田中健さん。
そうです。僕は野球は、小学校の頃にソフトボールをやっていて、中学で野球部に入って、
スポーツとしてやってたのはそこまでなんですけど、
学生、高校生とか大学生になっても、友人とキャッチボールしたりとか、そういうのをやっていて、
社会人になってから、新卒で入った会社で、野球好きのメンバーが何人かいて、
そのメンバーと草野球チームを、先輩が草野球チームを作ってたんで、そこに入れてもらって、一緒にやるっていうのをやってたんですよ。
その繋がりが今でも残っていて、前の会社から転職して3年以上、4年目ぐらいになるんですけど、
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まだ草野球やっていて、今回もいつも多摩川沿いの河川敷で、多摩川って言っても長いからどこだって話なんですけど、
6号土手っていう駅があって、近くにある河川敷で草野球やってるんですけど、
それをやってきましたという話ですね。
野球…
野球とか見ますか?
見ないです。
見ないですよね。僕もね、プロ野球自体は全然見てなくて、実は。
そうなんですね。
中学野球部だった時代に、周りの同じ部のメンバーは野球見に行くのも好きで、
どこのチームのファンだとか、今何勝何敗でとか、あと何勝したら優勝でとか、
なんかそういう話とかすごい詳しくて。
どの選手がああだこうだとか、なんかそういうのすごい詳しいんですよ、みんな。
僕はあんまり、多少話を合わせるっていうか、僕も野球自体は好きなんで、
プロ野球見たりも当時してたんですけど、そんなに追いかけるほど野球もプロ野球も見てないし、
っていう感じなんで、実はそんなに野球見ることもなかったんですけど。
じゃあ特になんかどこのチームが好きみたいなのもないんですか?
ないですね。
昔父親が、父親がもともと野球をやっていて、それがきっかけで野球を始めたところがあるんですが、
父親はよみうりジャイアンツが好きだったんで、今はそんなに父親も野球見てないみたいですけど、
好きだったんで、で一緒に東京ドームに応援しに行ったりとか。
めっちゃいいですね。
そういうのやってたんですけど、そうなんですよ。
野球って見ない、知らない人にとって、よくわからないスポーツなんじゃないかなと思っているんですけど、どうですか?
なんか、でも日本だと野球やっぱしずっとテレビでやる、出たりとか、
あと子供の時って野球やってる、少年野球みたいなやつとかやってる人とか多いじゃないですか。
だから全然わかんないってことはないとは思うんですけど、
なんとなくはわかるけど、細かいところはわからないし、
プロ野球と草野球だと何か違うのかどうかみたいなのもわからない。
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なるほど、なるほど。
そうですよね。
プロ野球と草野球の違いはあんのかな?
別にないのかな?
ないのかな?ルール上の違いは、もちろん草野球っていうか、草野球とプロ野球の違いというよりは、
草野球の中でもリーグ戦っていうか、
ドコドコリーグとかっていうリーグにチームとして所属するっていうようなことを僕のチームはやっていて、
そのリーグで1年間試合をして、たくさん勝ったチームは優勝ですとか、
リーグの中にもランクみたいなものがあって、
勝率がどれぐらいより高いとAランクみたいな、
そのリーグ内のランクの中で同じぐらいのランクのチームが対戦して、成績がどうだ、勝った負けたっていうのを記録して、
で、ランクが上がったり下がったりするみたいなことをやってるんですけど、
草野球のリーグの中で僕らはこういうルールでやりますよみたいな、
そういうのを決めてたりしますね。
なるほどね、そういう、そういう風に決まってるんだ。
僕が所属しているチームが入っているリーグは、ヘタっぴリーグっていうリーグなんですよ。
可愛い。
可愛いですよね。
だからすごくハードルが低くて、僕は中学までしか野球やってないんですけど、
高校で野球やってた人っても、中学までの人と結構段違いの差があるというか、技術的にも。
そういうもんなんだ。
そうなんですよね。
中学でも十分体大きくなるんですけど、高校でさらに体も仕上がるし、
そこで様々な技術をトレーニングをして習得するので、かなり大きな差があるんですけど、
そういうなんか高校で野球部やってた人しか入れませんみたいなチームとか、
そういう人たちばっかりでやっているリーグとかに入ると、やっぱり結構レベルが高すぎて、
なるほど。
そうそう、追いつけないというか、いうところがあるんですけど、
僕らが所属しているのはヘタッピリーグなので、
まず、野球やったことなかった人が草野球チームに入って始めましたっていうような人とかもいて、
そういう人もいるんだ、はい。
そうなんですよ。なのでとてもハードルが低いんですけど、ヘタッピリーグのルールだと、
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ピッチャーの投げるストライクゾーンっていうゾーンがあるんですけど、
そのゾーンがかなり広くストライクになりやすいように判定してくださいねっていう、
ボール1個分四角が大きいというか、
なるほど、なるほど。
そういうのでやっていて、なのでピッチャーがあまり上手じゃなくても、ちゃんとストライクになるよっていうルールで、
なるべくピッチャー側に有利なようにやることで、そうじゃないとボールばっかりになっちゃって、
確かに。
試合が進まないんですよね。
うんうんうんうん、なるほどね。
なのでそういうルールになってたりっていう、そのルールのチューニングみたいなものをしているっていう感じですね。
へー。
そうなんですよ。
草野球でも審判みたいな人はやっぱりいるんですよね。
えっと、審判を別途呼んでやっているっていうちゃんとした草野球のところもあれば、
僕らみたいにヘタピリーグだと、同じチームの攻撃しているチームの余ってる人というか、
打順が後ろの方の人とかが審判をやってるっていう感じです。
なるほど、順番で。
そうです、順番で。
代わりバンコにやるみたいな、えー面白い。
そうです、そうです。
はい。
っていう風にやってたりしますね。
やっぱり審判呼ぶのもお金もかかるし。
うんうんうん。
そうそうそう。大変なので、やってないんですけども。
でもここまでいろいろ話したんですが、そもそもストライクゾーンって何ですかとか、
打順って何ですかとか、今ある程度僕は、
僕はここら辺までなら、かわちゃいさんもわかるかなという言葉で、
その今説明したんで、多分なんとなく今の話までのニュアンスは伝わったと思うんですけど、
はい。
野球ってやっぱりちょっと特殊というか、難しいと思うんですよね。
うん。
僕もなんでなんとなく野球のルールを覚えたのかっていうと、
なんとなくソフトボールだったり、中学で野球をやったので、なんとなくなぜかわかるんですけど、
何もわからない人に野球のルール説明するのって、結構ハードル高いなと思っていて。
なるほど。いろいろあるのか、細かくあるのか。
いろいろありますね。
うんうん。
なんか、すごい単純なところでいくと、まず野球のルール説明してくださいって言われて何を説明するかなっていうと、
まず点を取り合うゲームですっていう話と、
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はい、わかります。
ありがとうございます。
で、攻撃と守備を交互に行う、何ていうの、ターン制のバトルというか、
はい。
攻守、攻対が切り替わるゲームです。
3回アウトまではいけるっていうところはわかります。
そうですそうです。3回アウトになると、攻撃と守備が入れ替わる。
うんうんうん。
で、その入れ替わるっていうのを、お互い攻撃をやって、お互い攻撃守備やって、入れ替わって攻撃守備をそれぞれやったら、
1回というものが定義されて、その1回というものが終わりますと。
はい。
その1回っていうのを9回までやったら、1ゲームが、1試合が終了しますっていう、
はい。
ゲームなんですっていう話なんですけど、
はい。
で、アウトって何ですかってなって、3回アウトになったら攻対ですっていうので、アウトって何ですかってなって、そっからが難しいんですよね。
なんかアウトになる条件がいくつもあるんですよね。
そう、アウトになる条件がいくつもあって、
うんうん。
そう、あの、まあ分かりやすいのが、三振。
はい。
打てなかったってやつ。
うんうん。
バットを3回振って、ボールに当たらなくて、打てなかったんで、なんかあたかも、まあ負けたというか、
はい。
攻撃しようとしたけどできなかったみたいな状態が三振で、それがアウトっていうやつなんですけど、
アウトを説明しようとすると、ストライクという概念とボールという概念を説明しなきゃいけなくて、
うん。
で、基本的にそのピッチャーというボールを投げる人とバッターというボールを打つ人の、まあ勝負なんですっていう話。
で、ボールを投げるんだけど、ボールを投げるときにストライクという概念とボールという概念があって、
うん。
で、そのストライクを説明するためにはストライクゾーンというものを説明しなきゃいけないんですね。
はいはいはい。
だからどんどんどんどん、じゅじゅつなぎというか、説明をしていく中で分からないものが出てきてしまって、
うんうん。
それをどんどん説明していかなきゃいけないっていうのが、こう、いつまで経ってもゴールに。
そう説明するのの果てが遠いんですよね、野球って。
うんうんうん。
で、ストライクボールだけじゃなくて、バッターが打ったんだけど、いいところに飛ばなくてファールっていう概念があるんですよとか、
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はいはい。
ファールってなると、打ちうまく打てなかったってことなんで、ストライクっていう判定になるんですとか。
うん。
そう、もうこの辺でもどんどん分かんなくなってくるんです。
そうなのかーって感じ。
確かファールで打ち上げたやつを取ったらアウトなんですよね。
そうですそうです。
違いましたっけ?
そうですそうです。
何かそういうのを、はい。
打っても、打てばいいっていうわけじゃないんですね、そもそも。
うん。
打ってもボールが地面にバウンドする前に取られてしまうと、それはアウトになるよっていう。
そうそう、なんかアウトの条件がいっぱいあるんですよね、そう。
そうなんです。で、ボールを打ってボールが転がったんだけど、それを、えっと、あ、そもそも点数ってどうやって取るんですかって話があるんです。
そうだそうだ。
打ったり投げたりはあるんだけど、そもそも点数っていうのは何ですかって話があって、
それを点数を取るためにはある特定の範囲を一周ぐるっと走らなければならないんですっていう話があるんですよね。
で、その一周って何ですかっていうと、えっと、4つの角がある四角形のエリアを一周走るんですよっていう話になって、
それには、1類ベース、2類ベース、3類ベース、ホームベースっていう4つの場所があるんですっていう話になるんですけど、
それの特定のエリアをある条件を満たしながら一周することができたら点数がもらえますっていう仕組みがまずあって、
そのためにはバッとボールを打って走るだけれども、その走るときに、えっと、ボールがフライが上がって取られてしまってもダメだし、
ボールが転がっても、えっと、転がったボールを守備の人が取って、その特定のベースまでにボールを運ぶ、投げるなりして運ぶよりも、
先に走ってる、打った人が走り抜けないとアウトになってしまいますっていうようなルールなんですよね。
っていうのをこう説明すると、もう何?っていう、そもそもなんだっけ?これを何回やって?9回、それアウトが3回になると?みたいな、こう、もうすごい説明が難しいスポーツだと思うんですよ。
確かに、確かに、本当だ。
で、これ何でこんなに難しいルールなのに、野球っていうのがある程度広まって、世界中でプレーされるスポーツになっているのだろうなと思っていて、何でだと思います?
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いや、僕も全然分かってはないんですけど。
何でだろう?何でなんですかね?
いや、何でなんですかね?
競技できる年齢とかが広かったりするから、みんな興味持ったりとか、実際に自分でできるからとかっていうのもあるんですかね?何だろう?
いや、何なんだろうなと思っていて。
で、僕が今考えている仮説が、さっきこばちえさんの話にも出てきたんですけど、実は、野球ってテレビとの相性がとてもいい競技だと思うんですよ。
なるほど。
なんでかというと、3回のアウトで攻守が交代するので、ある程度1回の攻撃の時間がある程度読めるというか、もちろんすごく長くなるっていうケースもあるんですけど、
でも、だいたい5分から10分ぐらいとかで片方の攻撃が終わる、長くても。で、それを攻守交代して、また攻撃が5分とか10分ぐらいで終わると。
で、なると1回が終わるのが、5分から10分、5分から10分ぐらい、平均7、8分ぐらいで攻撃が終わるとして足し算で、15分ぐらいあれば1回が終わる。
で、そうするとそこでテレビCMを挟めるんですね。
そうですね。
攻撃守備の切り替わりだったり、その回の終わりのタイミングで、はいじゃあ次の回までの体をアップしたりとか、守備講師を交代、選手が守備位置についたりする間の、その時間を使ってテレビCMを打てるんですよね、テレビだと。
はいはい。
で、それがすごく広告出行する側として、その2時間なら2時間ぐらいの野球の番組の間で何回広告が出るかっていうのがある程度、こう期待できるというか。
確かに。
そういう部分があったんじゃないかなと予想していて。
うんうんうんうん。
でもこのスポーツだと結構読めないものが、例えばサッカーだと、前半後半、で前半ずっとやっぱ見てないと、間に勝手にCM挟んだらちょっとちょっとって話になるんで。
そうそうそう。
それはできないので、サッカーに比べると野球はとても広告を挟む余地があるし。
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うんうん、確かにそれは本当にそうですね。
やりやすかったんだろうなという気はしていて。
うん。
なのでスポンサーが付きやすくて、だから投資とかもされやすいスポーツだったんじゃないかなと予想していて。
なのでテレビで流れてると、小さい子供だったり大人も野球のルールに触れる機会が多くて、それを子供に教えたりとか、そういうことができるようになったのである程度広まったのかなとかっていうのを思ったりしてました。
確かになぁ、だって今サッカーの話出ましたけど、サッカーって確か前半後半でそれぞれ20何分とか30分近くありますよね。
サッカーそうですね45分かな片方。
あ、そうなんだ。
前半45分。
全然長かった。
すごい長いんですよ。
そしたらその間の時間しかコマーシャル挟めないとかってなってくると結構スポンサー側としては大変ですもんね。
いやそうですよね。
時間がないじゃんってなりますもんね。
それは本当にそうかも。
そうかもしれないなぁと思って。
なんかそう考えると今ってテレビ離れみたいなものが結構進んでいると言われてるじゃないですか。
僕はデータはあんまり知らないですが、自分の実感としてもテレビ見る機会かなり減ったなぁと思っているし。
私もですね。
そう考えると広く野球のことを小さい頃から見て知ってるっていう人の数、浅く知ってる人の数ってすごい減ってるんじゃないかなと思っていて。
確かにそれはありそう。
なんかそうなるともちろん野球がとても好きで野球に熱中してるっていう子どもたちだったり学生さんとかまだまだたくさんいると思うんですけど、
浅く野球というものを知っている人たちの母数が減ると結構野球というスポーツ、業界的に苦しくなっていったりしているのかもしれないなぁとか。
なんかそんなことを想像したりしました。
確かになぁ。
なんか、今私ゲームもよくわかんないんですけど、野球ってゲームもあって、ゲームをやってる人とかも多かったじゃないですか。
物理的に普通に何か、えいって何か弾いてやる物理的なゲームもすごい昔はあっただろうし、あとテレビゲームみたいなのもあって、
24:02
実際に野球を競技しない、プレーしない人でもゲームはやったことあるみたいな人結構いたと思うんですけど、
なんかテレビで見る機会が減って野球に興味を持つ人が少なくなるとテレビゲームももちろん少なくなってくるだろうから、余計に何か加速しそうですよね。
そうなんですよね。
どうなのだろうなぁと思っていて。
今野球の人口が減ってるのか増えてるのかとかも全く調べてないので、わかんないんですけど、なんとなくどうなんだろうなぁと。
なんか昔は結構公園でキャッチボールとかも僕父親とやったりしてましたが、今って結構そういうボール使うのダメですっていう公園もたくさんあるし、
なんか結構苦しいというか、なかなか野球というスポーツを広めるきっかけが作りにくいような、なんかそういう状況になってるんじゃないかなとかっていうのを思ったりしましたね。
ほんとそう、なんかちょっと調べてみただけでも、やっぱり少年野球の競技人口が激減みたいなニュースが上がってたりするので、実際にやっぱし少なくなってそう。
なってそうですね。
そうなのかもしれない。
最近だとね、大谷さんの話とかは気になる感じはあるんですけど。
ニュースとしては、そういういいニュースを見る機会は確かにあるけど、実際にプレイしてるのに見る機会が減ってるから、
そうですね、なんかこれからどうなっていくのかなみたいなちょっと思いますね。
そうなんですよね。
じゃあそんなところで草野球をしてきた野球の話をしました。
はい。
続いてですね、さくっと最近読んだ漫画でスポーツの漫画を読んだので紹介したいんですけれども、
はい。
ひゃくえむという、ひらがなでひゃくえむまるという、うおとさんかな、という作者さんの漫画です。
初めて聞きましたこのタイトル。
僕も知らなくて、前も紹介したゆる言語学ラジオというポッドキャストの雑談の回を聞いていたんですけど、
27:04
そこで紹介されていて、興味を持って読んでみたんですけど、
このひゃくえむというのは、陸上競技の100m走を舞台とした漫画になっています。
なるほど、それでひゃくえむなんだ。
そうなんです。内容紹介の講談社のページを今開いていて、それをちょっと読みますね。
はい、内容紹介ですね。
俺は戸賀氏。生まれつき足が速かった。だから100m走は全国一位だった。
友達も居場所もそれで手に入れた。
しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった本気の高揚と興奮を。
100m走の全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには人生すべてを賭けるためだけの熱があった。
というやつですね。
なるほど。
で、主人公が100m全国一位の小学生から始まって、中学高校で社会人になるまで100m走に携わっていくというか、という話なんですけど。
なんか、この主人公実は走るの好きじゃなくて。
好きじゃないんだ、はい。
そうなんですよ。好きじゃないって言っていて、だけど生まれつき足が速くて、その100m足が速いことによってみんなに好かれているというか。
小学校の時とかって、僕もそうだったなぁと思うんですけど、走が速い人の友達がいると、なんかかっけーとか、いいなぁみたいな。
そういう眼差しを向けられることが多かったと思うんですよね。
なんで、この主人公のトカシ君は、100m速いことで自分はいろんなものを得ている。
友達も得ているし、いろんな人との関係性だったり、自分の地位というか、周りに認めてもらっているっていうことを思っていて。
逆に、この足が速くなかったら自分は何もなくなるというか。
そういうのを感じているんですよね。
なので、楽しくて走るというよりは、何かを失わないために走っているというか。
30:02
自分は速く、足が速い人間としてあらなければ、そこに存在しなければ、自分はまるで価値がないというか。
そういったことを感じているような状態なんですよね。
その中で、敗北の恐怖を味わう瞬間があって、これ負けたら自分は失うかもしれないっていうのを感じて、
そこで恐怖に駆られながら、中学時代も走っていくっていうような心情の心を描いているというか。
なので、結構描き方が、いわゆるスポーツ漫画というか、何か悔しい思いをして強くなって修行して、すごい速くなるとか。
そういう、ちょっと本当に現実の世界観としてそんなことあるのかなみたいな、そういう話が結構スポーツ漫画だと定番なんですけど。
そういうところはあまりなくて、人間としてのどこに価値を感じながら、
この走る100メートル走という競技に向き合っているのかっていうのを表現していることが多くてですね。
結構読み応えがある、いい漫画だなと思って紹介しました。
なんか苦しそうですね。
そうなんですよ。
そこら辺の葛藤みたいな気持ちの描写みたいなのもされているような感じの漫画なんですかね。
そうなんですよ。
なるほど。大人が読む漫画みたいな感じで印象を受けました。
そうですね。
この著者の魚人さんという方が書かれている他の漫画も面白くて、
僕は今この魚人さんの地動説、スポーツの漫画とは全然関係ないんですけど、
昔、天動説か地動説かという議論がされていた時代の地動説についての話をしている漫画の、
カタカナで地丸っていう漫画がありまして。
その人なんだ。
そうなんですよ。
これで100Mでこの魚人さんのことを知って興味を持ったので、その地動説の地丸も最近読み始めました。
33:02
これはタイトル知ってて、地の方は。これはちょっと興味があって、読みたいなと思ってた本ですね。
でも面白いですよ。
そうなんだ。
ちょっと僕も途中までしか読んでないんで、まだあまり話せないんですけど、面白いのでぜひ読んでみてください。
ありがとうございます。100Mの方はもう、まだ完結はしてないんですか?続いてる漫画なんですか?
えっと、完結してます。
あ、してるんだ。
はい、完結してるんですけど、なんか、えっとね、前5巻かな?
5巻か6巻か。
そんなに長くないんですね。読みやすそう。
そうですね。すぐ止まります。
で、なんか最近、僕もさっき知ったんですけど、なんか真相版というのが上下巻で出ていて、これが、まあ話は一緒なのかな?ちょっと。
想定が変わったみたいな感じなんですかね。
そうですね。たぶん内容的には一緒なんじゃないかな?もしかしたらちょっとチューニングされてるのかもしれないですけど。
まあたぶん、1巻から前5巻かな?まで読んでもらえれば、内容としてはしっかりわかるかなと思うんで、ぜひぜひ。
はい、ありがとうございます。ちょっと。
おすすめ漫画でした。
ありがとうございます。
はい、ではでは、えっと、ちょっとね、今回も30分以上もう話して、ちょっと長めになってしまったんで、はい、これぐらいで終わりにしたいと思います。
はい。
はい、じゃあ、エピソード25では、草野球をしてきたという話と、漫画100m〇について紹介しました。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
バイバイ。
バイバイ。
35:19

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