音声配信のリスクとAIのブランディング
こんにちは、テック デザイン フォーラムのテクノです。本日も
ニューヨークからお送りします。このチャンネルでは、モダン テックやデザイン、海外でのデザイナー生活などについて
お話をしています。ということで、ここのところですね、Xなどのソーシャル メディアで見る内容の詐欺に関することで、
音声に関するものが拡散されてますよね。電話がかかってきて、それに応答すると、その声を
ソースデータにして、例えばその人になりすました 電話、またの詐欺電話を他の人にかけるみたいな、そういったことが
拡散されてますよね。これは前からですね、結構以前から僕の方では経験があって、
僕も無言電話で来ることが多いので、それはもう言葉を発せずにとりあえず聞くみたいなことをしてたんですけれども、
そういったですね、拡散ポストに書かれてなかったもう一つのこととしては、
最初から電話に出ないってことも多いんですけれども、そうすると留守番電話を残しているような記録が出てくるんですよね。
それを見ると、電話に出ていなくても誰かが向こう側で喋っているのかなっていう気になるので、おそらくそれで電話に出ちゃうっていう人もいるんじゃないかなと思いました。
これはですね、その録音された留守番ではですね、それを後から聞き返してみると、それは本当にもう脈絡のない音楽が流れているだけで、
本当にただそういったアテンションを引いて電話に出させようというものかなと思ったので、この辺りのことなんかは注意された方がいいのかなと思いました。
こういった今、インスタグラムとかリールとかも含めて音声配信をしている人っていうのは、どうやったって音声を取られるリスクっていうのはあると思うんですけれども、
これは現代においては声のソースを取られるっていうのはむしろもうしょうがないんじゃないかなっていう気もするので、
どちらかというと、もうそういった電話とかですね、そっちに頼らないとか、守る側のイテラシーというんですかね、そっちを高めていくっていう方が現実的かなと思いました。
はい、ということで、そんなAI関係のことなんですけれども、今回はそのAI関係でもですね、ニューヨークでそういったその会社のブランディングをしている会社っていうのがいくつもありまして、
そのことについてお話をしてみようと思います。
きっかけはですね、以前の放送で英語での配信を始めましたっていう話をしたんですけれども、その時にAIツールのPageNというもののお話をしました。
これはPodcastなんかでですね、話す内容に合わせてリップシンクをさせて、写真の人物とかですね、キャラクターに喋らせることができるっていうサービスなんですけれども、
これがですね、僕のたぶんこれは勘違いだったと思うんですけれども、ニューヨークにPentagramっていう会社があるんですが、そこがデザインしたのかなと、なんかで多分見て勘違いして思ってたんですよね。
それで気にはなっていて、改めてPentagramという会社のワークを見てみたんですけれども、見つからなくてですね、
実際はPageNは別の会社がリップブランディングをしてたらしいんですけれども、それを契機に、そういえばニューヨークでそういったAI会社のリップブランディングをしている会社ってたくさんあるなと思ったので、
そのことについてお話しするのも面白いんじゃないかなと思って、今回はこのような会議しました。
で、またそのPentagramもですね、PageNはブランディングしないんですけれども、12houseっていう、これは動画をですね、認識してアナライズするAIのサービスらしいんですけれども、そういったところとかですね、別の会社のAI会社のブランディングなんかもしているので、
そのあたりをですね、いくつか会社を羅列しながら、皆さんも知っているAI企業のどんなところがブランディングしているのかっていうことについてお話をしてみたいと思います。
オープンAIのブランディング
一つ目はですね、オープンAIですね。
これは以前のナリさんとの会話で、ジョニーアイブの件について話した時もちょっと触れたような気もするんですけれども、
これはニューヨークのブルックリンにエリア17っていう会社があるんですけれども、
そこがブランディングを行いました。
で、ここは僕も5年くらい前ですかね、ちょっとはっきり覚えてないんですけれども、
ChatGPTとかが出る全然もっと前なんですが、オープンAIは出ていた頃で、
なんかこのニューヨークでミートアップって言って、会社とかがホストしてですね、デザインのトークとかをするっていうことがよくあるんですよね。
で、それで1回行ったことがあります。
で、ここはそのウィリアムズバーグっていうところにあるんですけれども、
ビルのですね、何階かにワンフロアを貸し切っているような感じで、
そこでですね、デザインの宿家場みたいなものとかが貼り出されているようなそんな会社だったんですけれども、
この会社がデザインしたんですよね。
このオープンAIがどのようなブランディングのアプローチを取ったかというと、
当時はまだAIというものが実際にですね、
どういった形で人間に接触してくるのかっていうのがまだはっきりしていない時代で、
しかもまだ他にすごく目立った会社がなかったですよね。
その後アンスロピックとかそういったものが出てきて、
そのAI業界全体の中でどういったポジショニングかっていうのが何となく分かってくる相対的にですね、
ことになるんですけれども、このオープンAIは、
本当に最初の最初だったので、彼らの取ったアプローチとしては、
それまでそのAIというものは仕事を奪うとかですね、
そういった脅威とかよく分からないっていうイメージが強かったので、
ここに関しては人間から見た際にそのAIをどう捉えるのかってことに立ち回ってのアプローチを取ったみたいですね。
なので、先進的な3Dとかいわゆるテッキーなですね、
3DというVisualを使うよりかはエンドユーザーとかそういったことにフォーカスをして、
そのAIを使っている人、AIというテクノロジーの背後には人間がいるっていうことを、
その人間の写真とかをですね、そういったものを使って表現するという、そういったアプローチを取りました。
またですね、コミュニケーションの際に、僕はフォントの話なんかもよくするんですけれども、
彼らの使っているフォント、ソネというのと、シグニファイアというのですけれども、
それらはクリムタイプファンダリーという会社があるんですが、そこのフォントを使っているみたいです。
これはですね、アンスロピック、クロードのアンスロピックですね、使っている
フォントもですね、確かこのクリムタイプファンダリーというところなので、
まあ、突出してすごく目立っている会社ではないと思うんですけれども、
昔からわりと注目されている会社な気がしますね。
僕もあの1回パッケージデザインの時にここのフォントを使ったことがあります。
はい、ということで、ここがですね、エリア17というところがオープンAIのブランディングを行いました。
Googleのジェミニのデザイン
そして次は、ジェミニですね、
ジェミナイとも言いますけれども、Googleのジェミニのブランディングを行ったところで、
これも以前のナリさんとのコラボ会でちょっと触れたんですが、
ポルトロッカーという会社ですね。
ここはGoogleのマジックということをテーマにして、これまでGoogleが検索エンジンを通して
人間のですね、こう検索したりだとか、何かするときに
手助けというかサポートしてきたんですけれども、
そのAI時代に向けてのブリッジということを命題に掲げてですね、
Googleだからできるその魔法のような、マジックのような
時代の転換点ということを、今ジェミニのマークでキラーンと光ったこのスパークみたいな
形をしているんですけれども、そういったものを通して表現していると。
このロゴだけだとちょっと分かりづらいんですけれども、
ムービーみたいのもあって、それを見るとシェイプからですね、光が漏れているような
そういったイメージムービーなんかもあるので、そのポルトロッカーの
インスタグラムなんか見るとですね、見れると思うので、よかったら見てみてください。
今回の話のリンクはいくつか概要欄につけておこうと思うので、
そこから見ていただければいいのかなと思います。
また彼らのアプローチのもう一つの点で、他のAIブランディングにも共通しているんですけれども、
これはモーションですね、動きなんですけれども、
そういった動きをブランディングに含めることによって、
常に拡張性があることだとかですね、駆動している、
考えて駆動しているっていうような、生物的なアプローチ、
生物という言い方が分からないんですけれども、まるで生きているかのようなですね、
オーガニックなそういった表現ができたりだとか、
その可能性を広げるような表現とかですね、そういったモーションを通して、
これはただのアテンションを得るとか、そういったものではなくて、
機能的にですね、
AI と人間がその感情的な面でもどういったつながりを作れるのかっていうところにも
貢献しているんじゃないのかなと思いました。
はい、そして冒頭にもお話ししたPentagramに戻ってくるんですけれども、
ここはですね、2点紹介しようと思うんですが、1点目は
冒頭にもお話ししたTailblowsというところですね。
ここはちょっと韓国系の資本ももしかしたらちょっと入っているのかもしれないんですけれども、
アメリカの企業で動画をですね、認識するという、AIツールらしいんですけれども、
なんて言うんですかね、一つながりになった、いわゆるそのフレームフレームでではなくて、
なんかそのボックスですね、なんかその一つのフレームが箱みたいな、その
ボックスになったような、そんな表現がされていますね。
で、周りにですね、ちょっと言葉での表現が難しいんですが、
クロマティックといって、光がこう、なんて言うんですかね、端の方に一区に従って拡散していくような、
そういった処理なんかが行われているんですけれども、
Pentagramのウェブサイトもあるので、ビジュアルも良かったら見てみてください。
ここで、11LOVESのロゴとして、馬のアニメーションが使われているんですけれども、
これは動画でですね、動画が生まれた時に、よく馬が失踪しているコマ撮りの映像がありますよね。
おそらくそこを、インスピレーションとかオマージュにして、デザインされたものなんじゃないかなと思います。
はい、そしてもう一つ、このPentagramがデザインしたもので有名なところがですね、
Coffierっていう会社ですね。
これはカナダの会社みたいなんですけれども、
ニューヨークのデザイン会社の特徴
ここもですね、ニューヨークにも拠点があるのかな、あるんだと思います。
ニューヨークでジョブの募集もかけてたんであると思うんですけれども、
ここはビジネス向けですね、ビジネスソリューションとしてAIの機能サービスを提供している会社です。
特徴としては、ジェミニともちょっと近いかなと思うんですけれども、
会社で使うとなると、やっぱり非特性とかですね、情報漏洩が一番的にかかるところなのかなと思うんですが、
このCoffierはその点に一番注力しているところで、
情報がですね、AI学習なんかに使われないようなガッチリとしたセキュリティを持っているっていう、そういった会社です。
一方でガチガチのイメージがあるんですけれども、
ブランディングのアプローチとしては、この細胞がですね、細胞というのは人体とかの生物の細胞ですね。
細胞が構成されている、そういったところにインスパイアをされた、
何ていうんですかね、多角形が組み合わさっているカラフルな、
ロゴっていうんですかね、そういったものをベースとしているんですけれども、
これにインスパイアされたカスタムタイプフェイスなんかも作ってますね。
これはフォントなんですけれども、おそらくバリアブルフォントを使っているんじゃないのかなと思います。
他の会社もですね、おそらくある程度のカスタマイズをそのフォントに行っていると思うんですよね。
セルフブランディングを行っているんじゃないのかなと思います。
はい、次です。次はですね、Red Antler という会社ですね。
これも有名なブルックリンのダンボーにあるブランディングエージェンシーなんですけれども、
ここはフィギュアという会社のブランディングを行いました。
フィギュアはAIでもですね、ロボティックスのほうですね、ロボットにAIが搭載されているっていう、そういった会社で、
デザインの感じとしては、四角形がいくつか有機的につながっているような、そんな感じなんですけれども、
僕は結構個人的にはここのブランディングが好きで、というのは顔とかにですね、そのロゴが写ったりするんですけれども、
それがすごく自然で、しかも先進的で、かつ、ある種のいい意味でのミニマリスティックっていうんですかね。
主張しすぎない、そんな感じが好きですね。
彼らの採用したクリエイションのアイデア、コンセプトとしては、
インダストリアル・エンライトメントといって、かつて産業革命が起きたときに、
それが人類にとって、とてもすごくポジティブな影響を与えたっていうことを、
今回のこのAIのレボリューションですね。
これでも産業革命、産業啓蒙として行っていきたいっていう、そういったことがブランドのアイディアにあったみたいですね。
他のAI企業にも共通しているんですけれども、
人間性とか、いい意味での可能性だとか、
楽観的な感じとかですね、楽観主義な感じとかですね。
そういったものをどのようにブランディングに取り込んでいくのかっていうのが、今回の大きなテーマなのかなと思います。
アプローチはそれぞれ違うんですけれども、どの会社もですね、そういったことをいろいろな多角面からですね、アプローチしているという感じですね。
特にこのフィギュアに関しては、インダストリアル・エンライティメントということを掲げているので、より意識的にですね、そういったことを行っているのかなと思います。
本当にフィギュアに関しては産業革命と同じで、実際のロボットが工場とかですね、郵送とか、そういったところの物理的なものを助けるということになってくるので、
非常に一貫性があるというか、理解が得られやすいコンセプトなのかなと思いました。
AI企業のブランディング戦略
ニューヨークの会社はですね、今回この辺りにしておこうと思うんですけれども、もう一個有名なアンソロピックのクロード、途中でも述べましたが、ここに関してはですね、
オレゴンのポートランドの会社がブランディングを行っているみたいですね。
ここが一番人間性とか安全性とかそういったものに近いというか、そういったアプローチをしているのかなと思うんですけれども、
彼らもですね、オープンAIから飛び出したメンバーが作った会社なんですけれども、
そのAIに対する恐怖感とかですね、そういったものをどのように排除したアプローチが取れるのかなというところで、
彼らの取った方法としては徹底したミニマリズムを行ったみたいですね。
僕も本当にクロードを使い始めた頃のことを覚えているんですけれども、画面の中に本当にタイピングできるテキストボックスとロゴとちょちょっと何か機能があったぐらいで、
本当に空間だったんですよね。何にもないみたいな感じで、それをすごく印象深いなと思って覚えているんですけれども、
そういったミニマリスティックなところを通して、ある種インティミデイティングというか、恐れさせないみたいな、そういったアプローチを取っていったみたいですね。
アンソロピックのロゴもですね、アスタリックスクみたいなロゴもありますけれども、基本はテキストの文字をベースとしたロゴを採用してますよね。
ということで、まとめに入っていきたいと思うんですけれども、
どうしてそういったシリコンバレー発のテックAI企業がですね、ニューヨークのそういったデザインエージェンシーにリブランディングをお願いしているのかという点についてなんですけれども、
これは1点目には、そういったAIのテクノロジーをですね、リブランディングするからといって、決してそのテッキにですね、テックフォワードのですね、ブランディングをする必要はないということですね。
むしろそのユーザー使う側としては、様々な人間もいるわけですし、その彼らにアプローチする方法としては、ファッションとかですね、もっとその文化的な文化機関ですね。
何とかインスティテューションみたいな、様々なそういった多角的なブランディング経験のある会社の方が、どのようにコミュニケーションをエンハンスメントしていくのかということが考えられるというところが大きいのかなと思います。
特に今の時代だとやっぱりそのファッショナブルとかですね、コンテンポラリーなアプローチを取ることができるのかというところはとても大きいですよね。
ここは本当に感情的にその一目見た段階で、そこに神話性を覚えられるかとかですね、使いたいと思えるのかっていうところ、もしくはその安全だと使っていて安全だと思えるかっていう、そういったところにつながってくることなのかなと思うので、そういった意味でニューヨークのエージェンシーっていうのはファッションとかですね、ニューヨークタイムスとかそういったメディア、もしくはペンタグラムなんかは特にそうなんですけれども、
文化機関ですね、美術館だとか公営の機関とかですね、そういったものを様々手掛けているので、そういったブランディングエージェンシーがたくさん引き締めき合っているニューヨークにそういった会社が多いっていう一つの要因なのかなと思います。
またそういったコラボレーションするときにですね、そのブランディングだけではなくてそれを実際に構築していく上で、モーションとかですね、タイムフェイスとかですね、写真だとか動画とか、様々な人のクリエイティブな人の力を必要とするので、そういった意味でもニューヨークはクリエイティブな方、もしくはテック、金融、様々なそういった面で才能あふれる方が多いので、
ニューヨークが選ばれている点の理由の一つなのかなと思います。
デザインエージェンシーの役割
はい、ということでですね、今回はAI企業のブランディングを行っているニューヨークのデザインエージェンシーについてお話をさせていただきました。
もし今回の内容が面白いと思っていただけたら、ぜひ高評価や一通報していただけると嬉しいです。
またこの放送は日本時間の日曜メドに配信していますので、ぜひまたお聞きください。
はい、ということで今回も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次のトークでお話しします。ではまた。