名前のスタイリングの始まり
こんにちは、Web3 デザイン トークスのテクノグリフスです。
本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、Web3 テクノロジーや、3D、モーション、タイポグラフィーといったデザインについてお話ししていきたいと思います。
プロフィール欄には、デザインコミュニティ テクノグリフスハブのディスコードリンクもあるので、ぜひチェックしてみてください。
はい、ということで、本日はファッションとしての名前のスタイリングということについてお話をしてみたいと思います。
これは何を言っているかといいますと、よくソーシャルメディアを見ていると、
名前の部分が線が引かれていたりだとか、ちょっと変わったあしらいがあったりだとか、そもそも書体がちょっと違ったりとか、
少し一般的なデフォルトの書体とは違った形で名前を付けられている、そういった方をご覧になった方も多いかなと思います。
これは僕も今まで見たことがあっても実際に使ったことがなくて気になっていたんですけれども、
今後もし実際に試してみたいなとか、遊びがてらでも全然いいと思うんですけれども、
そういったファッション感覚でですね、名前を着飾ることによって印象を変えるみたいな、そういったことについてお話をしてみたいと思います。
そもそもこのきっかけはですね、先ほどちょっと話したテクノグリフスハブというデザインコミュニティで、
そこのメンバーの方がですね、こんなものを見つけましたみたいな感じで投稿してくださったんですけれども、
それが結構装飾がされたものだったんですけれども、割とエクストリームというか、
結構グリッチというんですけれども、ごちゃごちゃっといろいろ入ったものだったんですけれども、
それが故に目につくというか、普通とちょっと違うとすぐ見てわかるみたいな、そういったものでした。
それで僕自身もそれどうやってやってるのかなということはよくわかってなかったので、
実際に使ったことはなかったんですけれども、これをきっかけにちょっと調べてみました。
結果としてはですね、そういったアプリを使っているんですよね。
フォンツというアプリがあるんですけれども、それ以外にも似たようなのがおそらくあると思うんですが、
そのアプリをインストールするとですね、キーボードを打つときにその書体にさまざまな装飾を打ったりとか、そういったことができました。
これの面白いところは、いわゆる書体を変えるということよりも、
それよりもダイヤクリティクスといって、よく外国のラテン系の文字とかでチョンチョンと頭についたりとか棒が上についたりとか、
コムデギャルソンのロゴの下のところに飾りがついているみたいな、ああいったものってありますよね。
ああいったものはダイヤクリティクスと呼ぶんですけれども、そういうものをうまく組み合わせて飾りをつけていると、そういったところが面白いなと思いました。
そしてこれは本当にシンプルに自分のインスタグラムとかそういったサイトで名前を編集する際に、
スタイライズされた名前を入力するだけでそれが反映されると、めちゃくちゃシンプルなものでしたね。
ただ使ってみてちょっと思ったのは、毎回ポップアップが出てくるのは少しうざったいなと個人的に思ってしまったので、
装飾技術の探求
利用したらその後アプリは消去するっていうのもありかなと思います。
自分は1回使ったあと一度消しました。
この他にも、他に名前を装飾するっていうことで趣向を広めてみたときにどんなものがあるのかなと思ったんですけれども、
例えば文字と文字の間に隙間を空けるみたいな、そういった方もいますよね。
あと違った言語の言葉、文字を組み合わせるみたいなことをしていらっしゃる方とかもいますよね。
漢字とスクリプト体とか、あと顔文字ですね。顔文字を使っていったり、
あとカタカナのツのチョンチョンが目に見えて斜め棒が笑ってるみたいなところに見えるんで、
それを顔に使ったりとかですね。
そういったありもので名前をスタイリングしているって人結構いますよね。
僕はこれ結構ファッションの感覚が近いのかなと思ったので、そういった点で面白いなと思いましたし、
何というかやりすぎないところがいいのかなと思いました。
結構本当のビジュアルになるとコテコテとしてしまうものも、
結構先ほど話したダイアクリティクスとかですね、
デフォルトで入っている一番一般的な正体、グロテスク体とかって呼ぶんですけれども、
ああいった3セリフ体をもとに、そこにちょっと例えばドットがつくだけとかですね、
必要最小限な装飾で名前を飾っていくっていう、
そういったところがシャープでかっこいいのかなと思いました。
またこれ使っているところが名前っていうところもポイントですよね。
名前って基本的には長く使うものなので、
装飾をするとしたら一つにはできるだけ長く使えるものの方がいいし、
あとこれはどっちもあると思うんですけれども、
あれ程度読み得るように、例えば棒だけが入るとか点だけがつくとか、
本当に最小限の装飾をするっていう形もありますし、
冒頭に話したグリッチのようにですね、あえてごちゃごちゃっとすることによって、
もう読めないような、読みづらくする、あえて読みづらくするっていうことも、
ある種のファッション性を感じるような、
そういったことも方法としてはあるのかなと思います。
コミュニケーションの重要性
なんかこれで面白いなと思ったのは、
一つには引き算をベースとしたデザイン思考が入っているのかなというところですね。
一昔前だと本当に書体を変えるっていうところで、
ちょっとある種のコテッとした、あんまりシャープじゃない感じの装飾になりがちだったと思うんですけれども、
ある種のグロテスク体をベースとした装飾ということで、
昨今のラグジュアリーブランドがやっているような、
割とサンセフターでカチッとしたロゴみたいな、
そんな印象がありますよね、武骨な感じというか。
またこれちょっと調べてみて、実際にそういった名前が、
インプレッションとかフォロワー数にどんなものに影響するのかなということを、
ちょっと気になって調べてみたんですけれども、
これがちょっとデータが出てこなくてですね、
具体的な数字は出てこなくて、
AIに聞いて出てきたのもあるんですけれども、
ちょっとどこまで信憑性があるのかなというところがはっきりしなかったので、
あえてここで言及することは避けようかなと思います。
ただ個人的なお話をさせていただくと、
デザインシンドロームという、
デザインするためのアセットを売っているような会社、
ブランドがあるんですけれども、
ここのロゴがちょっとスタイリングされた文字なんですよね、
ブラックレター調のものなんですけれども、
こことかはいい例だなと思って、
僕はもう結構文字が変わっていたので、
何て書いてあるのか最初読めなくて、
名前を覚えていなかったんですけれども、
ただビジュアルで覚えているということはあったんですよね。
それをメール、ニュースレターとかで届いたときにすぐ分かるし、
あとこの方はソーシャルメディアの名前もブラックレターにしているので、
それとかも一発で分かるみたいな、
そういったスピード感ですよね。
コミュニケーションのスピードが速いというところがあるかなと思いました。
ここのアセットというのは結構ファッショナブルなものが多いので、
割とブランドのトーンにも合っているのかなと思いますし、
割と結構前から書体変えるみたいな方法は取っていたので、
賢いやり方だなと思いました。
ということで、本日はファッションとしての名前のスタイリングということについて
お話をさせていただきました。
もし今回の映画が面白いと思っていただけたら、
ぜひ画面下のいいね、また感想などもコメント欄に書き込んでみてください。
またこのチャンネルは週に1回、日本時間の火曜日・土曜日の午前をめどに配信をしています。
フォローしていただけるととても嬉しいので、ぜひぜひよろしくお願いします。
最後におまけトークになります。
おまけトークはこのコミュニティの良さですね。
僕のコミュニティまだ全然人いないんですけれども、
ただこういったタイプデザインとかそういった方とは違った視点で
こういったコメントとかですね、
こんなものを見つけましたみたいなことを言っていただけると
本当に普段考えていない視点で考えることができてとても楽しいなと思いました。
もし何か皆さんも見つけたら、コミュニティなり
この放送の投稿欄なりに書き込んでいただけると嬉しいです。
ということで本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次のトークでお話しします。
ではまた。