ナヴァル・ラヴィカントの紹介
こんにちは、テック デザイン フォーラムのテクノです。本日もニューヨークからお送りします。
このチャンネルでは、新しいテクノロジーや3D、モーション、タイプデザインなどについてお話をしています。
はい、ということで、本日はですね、ちょっとの現在読んでいる本についてお話をしてみたいと思います。
これはナヴァル・ラヴィカントという方の書いた、A Guide to Wealth and Happinessという本なんですけれども、
この方は、シリコンバレーの方でですね、投資家をしていらっしゃる方みたいですね。
僕もこの方のことは全然知らなかったんですけれども、別のポッドキャストでですね、ちょっと聞いて、実際にちょっと本を買って読んでみたんですけれども、
まだ読み終えてないんですが、結構面白くてですね、その本の中でですね、3つのレバレッジというものの話が出てきたんですけれども、
今回はそのうちの1つをですね、ちょっと分解して、僕なりに4つのレバレッジとしてお話ししてみようかなと思います。
このナヴァル・ラヴィカントさんについてなんですけれども、エンジェルリストというものの共同設立者みたいで、すごく影響力のある方みたいですね。
Twitterなんかは280万人以上のフォロワーがいるみたいですね。
この方は元々はインドからの移民で、アメリカに幼い頃に来られたみたいで、そこから良い学校に進むことができて、それから人生が変わっていったっていうようなことを書いていたんですけれども、
この方はそういった成功がありつつも、同時にお金だけではなくてですね、幸福というか幸せに過ごすためのヒントみたいなものを発信して、
そういったことで影響力を持っているという方みたいです。
レバレッジの種類
その本の中の内容はTwitterとかで、もしくはPodcastでやり取りした中から抜粋して、
僕は翻訳本を読んでいるんですけれども、その翻訳が裏列されているという形なので、結構その項目ごとがすごい短いんですよね。
ものによっては本当に1文と2、3行の答えみたいなものがあったりとかして、隙間時間に読んだりということも割としやすい本なのかなと思います。
そこで今回の4つのリバレッジのことについてお話ししてみたいんですけれども、その本の中で書かれていたのは、1つ目に人、2つ目にお金、そして3つ目にメディアや行動ということで書かれていました。
今回はメディアと行動をちょっと分けて考えてみようかなと思って、4つとして見ているんですけれども、それぞれには特徴があるかなと個人的な印象を持ちました。
1つ目の人というのは、これは労働力のことですね。
一番古いタイプのリバレッジだと書かれていましたけれども、成功するために何か人を雇わなければいけないというもので、ただこれは許可制というものらしいんですよね。
つまり、その人と契約をして自分のために働いてもらわないといけないというタイプのそういったリバレッジです。
そして2番目のお金なんですけれども、これは労働なんかで得た対価を設備投資に使ったりとかそういったことに使う、もしくはそこで資産運用して稼ぐみたいなこともあるんですけれども、
ちょっとこの話になってくると、今回の話と趣旨が変わってくるので、お金についてはちょっと軽く触れさせていただこうかなと思います。
そしてその次のメディアとコードなんですけれども、この2つが一緒に書かれていたんですが、まずそのメディアというのはご存知のようにソーシャルメディアとかですね、影響力に影響することかなと思います。
対してコードというのは、現在AIなんかでバイブコーディングという言葉が最近はよく聞かれますけれども、そういったコードを書くことによって、ということでですね、それぞれに少しずつスポットを当ててお話ししようと思うんですけれども、
まずこの一つ目の人ですね、人のリバレッジなんですけれども、これは前回とかの放送でも話しているんですけれども、今アップワークというものがありますよね。
フリーランサーを雇ったり、フリーランスの仕事を得るためのプラットフォームなんですけれども、全世界から仕事を発注したり、人を雇ったりできるということで、すごい登録者の方がいるみたいで、
僕も今回調べてびっくりしたんですけれども、登録している人の数だけでも1800万人もいるみたいですね。
ものすごい数なんですけれども、よくよく考えてみれば、アメリカだけでも3000万人以上の人がフリーランスで働いているという状況もあるみたいなので、
つまり副業も含めてということなんですけれども、そう考えるとアップワークだけでこれぐらいいるというのもあり得るのかという感じはしますよね。
全世界ということで考えれば、1800万人という数も総入れぐらいであってもおかしくないのかなという気がしました。
このアップワークの強いのはやっぱり自分たちの住んでいる国以外で物価が安い地域の人たちに仕事をお願いできるということと、
その逆もしかりで、より物価の高いところから仕事を得ることができるというところですよね。
これは人のレバレッジを効かせるのは、実際に人を雇うとなるとすごくハードルが高くなるんですけれども、
アップワークみたいなプラットフォームを使うと効かせやすいレバレッジなのかなと思います。
これは逆に今だからこそアナログな方法なんですけれども、取ることのできる方法なのかなという気もします。
後でちょっと話すんですけれども、コーディングなんかも自分で今できるようになったりとか、
ブレンダーとかも複雑なものも結構自分に教えてくれるようなAIサポートみたいなのもあるとはいえ、
まだカバーしきれないこととか、一番大きいのはトラブルシューティングが基礎的な知識がないとできないということがあると思うんですけれども、
そういったことも含めてアップワークというようなサービスを活用するというのは、
人のレバレッジを活用する上でいい選択肢の一つなのかなと思います。
コードの可能性
そして2つ目のお金のことは今回ちょっと置いておいて、3つ目のメディアなんですけれども、
メディアも今回は軽くにしておこうかなと思うんですが、
メディアもAIツールとかの発達でコンテンツを作るということ自体もそうですし、
もしくはリーチしやすいためのストラテジーなんかをAIと相談して作ったりとか、
そういったことがしやすくなってきたのかなと思います。
そして4つ目のコードのレバレッジですね。
これもちょっと今回触れたいんですけれども、
コードのレバレッジに関しては昨晩のことなんですけれども、
僕もちょっと試してみたことが一つあってですね、
Vive Codingと呼ばれる、僕は今回はWindows Surfというアプリケーションを使ったんですけれども、
そこでAIと対話して、ブレンダーで実装するためのアドオンを作れないのかなと思って、
そこでお願いをしてみたんですよね。
具体的には特定の名前のオージェクトをアドオンのUIだけで並べてみるとかですね、
そういったことをやってみたんですけど、結構うまくいったりして、
複雑なことになってくると、結構まだエラーが起きて、
めんどくさかったりとか、結局うまくいかなかったりということがあったんですけれども、
こういったブレンダーのアドオンとかってPythonで成立しているものなので、
そこでできてしまうとトライアウトすることも割と簡単ですし、
そこまで複雑な工程ではないので、実際に自分で組み立てるための道具自体をですね、
作るということができて、これは面白い体験だなと思いました。
かつては産業革命の時なんかは、道具が発達して、
例えばプリンターを作ることでたくさん紙をするということができたんですけれども、
これに関してもプリンターを買わなきゃいけなかったですよね。
ただ、これは例え話になるんですけれども、
今はプリンター自体もプログラミングでできちゃうみたいな、そんな状況ですよね。
道具自体をプログラミングで作ってしまうことができるっていう、
そこがパワフルなところなのかなと思います。
一方、複雑なことがやっぱりうまくできなくてですね、
先ほどWindows Serveを使ったという話をしたんですけれども、
あんまりWindows Serveでうまくいかなかったときにですね、
Cursorという、これもまた別のコーディングのアプリケーションを使ってみたんですけれども、
これに関してもやっぱりチュートリアルとかを見ているとですね、
4つのレバレッジの重要性
基礎的な知識がやっぱりあったほうが良さそうですよね。
バグを自分で見て、どこが悪いとかを聞くこともできるんですけれども、
実際にちょちょっと直すとか、本当にどこがおかしいのかということが分かるためには、
まだまだ基礎的な知識が必要なのかなという気はしました。
そういった今回4つについて、ナヴァル・ラビカントさんはお話ししていたんですけれども、
ブレンダーとかですね、バイブコーリングとかそういったものを実際今やっているので、
結構自分語とかして聞くことができて、その点が面白い本だなと思いました。
本の趣旨としては、いかに経済的な意味だけではなく裕福な生活を送るかということなので、
興味のある方があれば詳細欄にリンクを貼っておくので見てみてください。
ちなみにこういったAIツールを使っていて、最近よく思うのは、
頭のエネルギーを使わないことがいかに楽かっていう感じを実感してますね。
実は本当に昨日なんですけれども、
テクノグリフス.アートというウェブサイトを立ち上げました。
これはベータサイトなのでまだまだ小さいサイトではあるんですが、
その中でも結構大変だった苦労したことの一つにコピーライティングがありました。
頭の中ではどういったことを書きたいかみたいなことがあったんですけれども、
それを見る人にとって伝わりやすい形で、
しかも今回は英語で書いたので、そのあたりの表現なんかも含めて、
AIにいろいろお願いできるっていうのは、
その頭のリソースを使わない分本当に楽だなという実感をしましたね。
産業革命が人間の体力とかそういったものを助けるために、
自動車だとかそういったモビリティが増えたりとか、
もしくは工場で機械が増えたことによって、
実際に体力を使わなくていろいろできるということが増えてきたと思うんですけれども、
この人工知能のAIの力を借りることで、
例えば休日とかに休んでいる時にも、
実際に頭を使って何かするっていうことの、
頭脳労働の負荷が減るっていうのは結構やっぱり楽でいいなって実感してますね。
退化しているといえばそうなんですけれども、
その分他にエネルギーを使いたいなとも思いますよね。
少し話は変わるんですけれども、
昔ドラえもんのブリキノラビリンスという映画があってですね、
この中ではすごく退化してしまった人間が描かれてたんですよね。
サピオという男の子が出てくるんですけれども、
彼はカプセル型の車椅子みたいなものに乗っていて、
その中では移動もしなくていいし、
すべて機械とか人工知能が行ってくれるっていう話があったんですけれども、
その一方で人間は何もできなくなってしまった、
みたいなことがすでに描かれていたんですけれども、
現実的には実際まだ僕らの生きている段階では、
AIの力を使っていろいろできることが増えてきているという段階なので、
まだまだそういったディストピアな状況ではないのかなと思っているんですけれども、
当時そういったことがすでに描かれていたというところが面白いなと思いました。
テクノグリフス・アートの展開
はい、ということで本日はですね、
4つのレバレッジについてお話をさせていただきました。
もし今回の内容が面白いと思っていただけたら、
ぜひ高評価やフォローお願いします。
またこの放送は日本時間の日曜午前をめどに配信していますので、
ぜひまたお聞きください。
最後におまけトークになります。
おまけトークなんですけれども、
先ほどちょっと話したですね、
テクノグリフス.アートのウェブサイトのことについて
ちょっとお話をしてみたいと思います。
このサイトはですね、
ウェブフローというノーコードで
立ち上げることができるサービスを使って作りました。
この中でもですね、
当初はいろいろですね、
ボレットの接続とかも年末ぐらいまでにやっていたんですが、
このあたりがうまくできなくてですね、
今回やっぱり実装はしなかったんですけれども、
それ以外の部分で、
例えばそのプロジェクトのことだとかですね、
どういったプロダクトを展開していくのか
ということについて書いています。
その中では主に4つのプロダクトを
これから作っていきたいということを書いているんですけれども、
1つはディスプレイタイプですね。
いわゆるフォントというものです。
そして2つ目はモーションタイプ。
これはアフターエフェクトなんかを使った
アニメーションをされた、
実際のフォントではないんですけれども、
テキストベースのアニメーションですね。
そして3つ目4つなんですけれども、
これはXRマーケティングツールと書いたんですが、
今回ローンチするテクノソウルというアバターものですけれども、
これもその1つに入ります。
これに関してはですね、
すでに2つ目のアバターをプランニングしているんですけれども、
こちらはよりマーケティングに使えるような
そういったプロダクトにしていく予定です。
そして最後がXRタイプみたいなことに
していきたいんですけれども、
これは3D空間で、
特にARになってくると思うんですが、
表現していくためのテキストベースの
ツールみたいなものを作っていきたいなと
そういったことを考えています。
差し当たってはディスプレイタイプが
多くなってくるのかなと思うんですけれども、
まずは10個ぐらいこの辺りを増やしていきたいなと思っているので、
ちょっと大変ではあるんですけれども、
そんなことを計画しているので、
もしよかったら詳細欄のリンクから見てみてください。
ということで、本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次のトークでお話しします。
ではまた。