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日々考察-ヒビコウラジオ
このチャンネルでは、広島でサラリーマンをやっているたしずんが、日常の出来事についてあれこれと考察をしていきます。
voicyの現状と問題点
第310回の放送ということで、今回はvoicyについてお話をしていきます。
voicyというラジオ配信のアプリがあります。
これで、興味のある人だけ聞いてみてください。
voicyというアプリは、配信アプリなんですけど、配信できるのはオーディションに受かった人だけなんですよね。
なので、私はリスナーとしてしかvoicyを扱っていなくて、ここ最近はもう全く聞かなくなっていたサービスなんですよね。
もともとは7年くらい前から少しずつ聞き始めて、今から4年前の2021年からドハマリしている時期がありました。
ずっと聞いてたんですけど、結構ね、voicyってコアなファンが少数精鋭みたいな感じで集まっているサービスなんですよね。
完全無料で使えたし、広告も入ってなくて、厳選されたパーソナリティー、voicyは配信者のことをパーソナリティーって言うんですけど、厳選されたパーソナリティー、オーディションに受かった人だけの質の高い配信を聞くことができるということですね。
2018年当時って耳で聞く勉強系コンテンツってほとんどなくて、有料の音声教材しかなかったんですよね。
ですから、voicyっていうサービスをものすごく重宝していました。
徐々にvoicyが冷めていくんですけど、今年に入って、2025年に入ってついに広告を導入しますということになりました。
今かよってちょっと思ったんですけど、広告を聞いてその分企業さんからスポンサー料をもらえるんだったら、voicyっていう会社の経営としてはいいのかなって思うんですよね。
今までずっと赤字経営だったらしいので、もう9年くらい赤字経営ということで、スポンサーを取るっていうのは企業としては健全な動きだよなと思ってました。
ただ、その広告を入れるというよりは、そのvoicyっていうサービスの中にね、プレミアム機能があって、youtubeプレミアムと同じですよね。月額課金をすると広告が入らなくなりますよと。
要はね、その広告が邪魔だから邪魔なものを排除するためにお金を払ってくださいっていう、そういう方向性でやってるんですよね。
ですから、やっぱりね、広告をつける側の企業としてはちょっとね、邪魔者扱いを公式からされてるっていう感じなんですよね。
とにかくプレミアムに課金して広告をなくして快適に聞きましょうみたいな広告がものすごく入ってくるんですよ。
なので、ちょっとそれってあの微妙だよなっていうか、要は、何て言うんだろうな、便利に、ちょっと言葉が難しいな。便利にするためにお金を払いましょうじゃなくて、
ストレスを減らすためにお金をかけてくださいみたいなやり方なんで、それってちょっと微妙だよなっていうふうに思ってました。
これ、別の放送会じゃなくてライブ配信でも同じことを当時語ってます。何ヶ月か前ですけどね。
まあ、とにかくね、今回この放送を撮ろうとしたのがですね、私が今フォローしているまなみさんっていうインフルエンサーの方がいて、
その人の放送を聞いてね、え?って思ったんですよ。
ボイシーっていうアプリが倍速再生が1.2倍までしかできなくなって、今まで使えていた1.5倍と2倍っていうのがプレミアムじゃないと使えなくなるっていう大改悪をしたらしいんですよ。
で、倍速が当たり前の時代に倍速をできなくさせるのかって思ったんですけど、
企業の方針とユーザーへの影響
まあ、だからそれって、要は1.5倍とか2倍で聞いていたね、当たり前に聞いてた私のような人が遅く聞かされるっていうストレスを受けるわけですよね。
ですからストレスをなくすために課金をしなさいっていう形なんですよね。
だからそれってすごくサービスに対して後ろ向きな向き合い方になってしまわないかなって思うんですよ。
ユーザーにわざとストレスをかけさせて、このストレスを解消したいんであればお金を払いなさいと。
まあ、端的に言うとそういう形ですよね。
ですから、まあ私はもともとボイシーも聞いてないんで言っちゃいいんですけど、
企業の理念に反してるんじゃないかなっていうのがあるんですよね。
ボイシーがなぜオーディション性を採用しているのかというと、
うぞうむぞうの配信者が集まるサービスって、一言で言うと質の悪いコンテンツが大量に生まれるっていうことですよね。
ですから、本当はボイシー社が実現したいのは音声を通して生活の質を上げるっていうようなこと。
で、まあ尾形社長がですね、もう切れ言抜きで本当にそれを実現したいというふうに思われてるんですよ。
立派だなって思ってたんですけど、
でもそれにしてもお金を集めるためにそのユーザーにストレスをかけさせるっていう、
そういう方法はね、どうしてもボイシーというサービスに対して前向きな印象を与えないものなんじゃないかなって思うので、
ちょっと企業理念と反してないかなっていうのが正直ね、あるんですよね。
でまぁ、なんて言うんだろうなぁ、
ボイシーって年に1回ボイシーフェスっていうイベントを開催するんですけど、
ボイシーフェスにものすごく熱を入れてるんですよね。
これも前回ボイシーの考察のライブ配信で語った内容ですけど、
フェスをやることはいいんですけど、
有料の、
まあそういうイベントなんですよね。
ですからお金を払ってまで普段聞いている放送にプラス、
イベントの放送がたくさん出てくるんですけど、それをお金を払ってまで聞きたいっていう、
そういうコアファン向けのものなんですよね、今のところ。
でそのボイシーフェスっていうのを年々強化している感じがあるんですけど、
まぁなんかその、今いる熱心なファンを大事にするみたいなね、
そういう方針ですよね。
でファンフェスタっていうファンが集まるリアルイベントも開催したんですけど、
ファンフェスタどうしてもやりたいっていう会社側の意向だったんですよ。
ファンフェスタなんかはそのわざわざ会場まで足を運ぶっていうことで、
よっぽどコアなファンじゃないとやらないんですけど、
それを新たにボイシーフェスにプラスして新たにやるっていうことで、
どこまで力をかけるのかなっていうふうに思ってたんですよね。
そういうコアファンを大事にするっていうよりかは、
ボイシー社が今やるべきことはお金を稼がないといけないわけで、
広告収入を入れないといけないですよね。
あるいはプレミアムの課金者を増やすってことで、
とにかくそういうお金を払ってくれる人を増やすことが大事なフェーズだと思うんですよ。
なので、やっぱりユーザーをたくさん獲得するっていうことを第一に考えて、
ライトファンを少しずつコアなファンに入れていくというか、
育てていくみたいなのが大事だと思ってるんですよ。
もっと言うと、ボイシーっていうサービスを知らない人もたくさんいますので、
全く知らない人をそういうライトなファンに呼び込んでいくっていうのも大事だと思ってるんですよね。
なので、コアファンに対してコアファンの満足度をさらに上げるみたいな、
そういうことをやってる場合じゃないと思うんですよね。
なので、なんて言うんですかね。
ボイシーのマルチ配信の影響
ちょっと、なんて言うか、しかも今まではボイシーでしか配信ができなかったんですよね。
マルチ配信ができなかったんですけど、先にマルチ配信っていうのを可能にしてしまって、
SpotifyとかこのスタンドFMだったり、あとApple Podcastとかと同時に配信ができるようになったんですよ。
どれか一つのサービスで収録したら、あれ?ボイシーで収録したやつを他のサービスに配れるのか。
そういう機能をついに解禁したんですよ。
要は他のサービスにボイシーのパーソナリティが登場するようになったので、
他のサービスにお客さんが流れる可能性を作ってしまいましたよね。
で、その上で今回のような解約をしてしまうと、
今まではボイシーでしかこの人の話が聞けなかったからボイシーを使おうって、
そういうお客さんがいたはずなんですけど、
Spotifyでも聞けるや、スタンドFMでも聞けるやってなったので、
じゃあボイシー使いづらいからSpotifyにしようってなる人が増える。
だから自分からわざわざ流出経路を作ってあげた上で、
お客さんをどんどん外に押し合っているような、そんな構図になっているように思うんで、
何やってるんだろうなっていうのが本当によいよよくわかんなくなってきました。
さらに言うと、要は今よりも使い勝手を悪くして、
それでも使いたい人は課金してくださいじゃないですか。
それであればじゃあそのサービスじゃなくてもっと便利なサービスを使いますよっていう話なんですけど、
そういう感じで不便さを解消するためにお金を払うっていうのがね、
それができるのって大手の会社だと思うんですよ。
例えば今YouTubeってもう生活になくてはならない存在ですよね。
今YouTubeなしの生活をしている日本人ってほとんどいないと思うんですよ、スマホ持ってる人はね。
だからそういう人たちに対して広告が途中で入り込んで不便だなって思って、
それを解消するためにYouTubeプレミアムに課金してくださいは結構ありですよね。
結構やってますよね。もちろん私も課金してますし。
だからそれが嫌なんであれば使わないでくださいっていう、
そういう言い方ができるサービスじゃないと嫌な機能にして課金をさせるっていうのはできないはずなんですよね。
Spotifyもそうですよね。自動再生で曲のスキップができないんですよね、無料版だと。
そういうふうに不便な仕様にして、その不便さを解消したいんだったら課金してください。
課金したくないんだったら我慢するか、別に使ってくれなくて結構ですよっていうスタンス。
それでも世界中に何億人ってユーザーがいるから、
いるのはそれだけ支持される便利さがあるからなわけですよね。
みんな課金したり我慢して使ってくれる人もいるってことですよね。
変えがきかないサービスなわけですよね。だから大手なわけです。
ライバルが真似できないようなことを次々やっていって圧倒的な実力差を持って勝者になると。
それが大手のやり方なわけですから。
じゃあボイシーはどうかというと、他のサービスと比べて圧倒的に有利な点ってないんですよね。
だから他のサービスに流れていくよなって思って。
ボイシーへの愛情と懸念
今回私は聞かなくなっちゃったから申し訳ないけど、
どうでもいいっちゃいいんですけど、そんな言い方するのも薄情な話で、
以前はずっとハマってたんで。
何やってんだよっていう、そのような感じです。
ボイシーで検索するとXとかでインフルエンサーの人が結構言及してますので、
もしよかったら調べてみられるといいんじゃないかなって思います。
こんな話ができるっていうのも、もともとボイシーっていうサービスが好きだったから、
そういう愛情がまだあるってことですよね。
それを裏切られたからがっかりしてるっていう、そんな感じじゃないかなと思ってね。
まだまだボイシーに対して興味があるんだっていう、
そういう気持ちが今回の放送に現れたんじゃないかなと思います。
本当はボイシー使ってない人には何のことやらって感じだと思うんですけど。
急遽今回いろいろ思うことがあったので収録することにしました。
はい、ちょっと今お仕事が忙しすぎてめちゃめちゃ放送をサボってます。
本来ですと仕事のコミュニケーションとかテクニックみたいなお話を中心にいろいろな考察をしています。
もしご興味のある、持っていただいた方はですね、
今後はまたそういう風な放送に徐々に戻していきますので、
フォローあるいは別の過去放送も聞いていただけると嬉しいです。
はい、ということで日々考察日々考ラジオ第310回の放送。
今回はボイシーの使用解約について思うことをお話しいたしました。
ここまで聞いてくれてありがとうございました。