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2025-09-24 12:54

【書評レビュー】“AI後進国”日本が逆襲する唯一の道!~『生成AIの教科書』に学ぶ、全社導入を成功させる「AIイネーブルメント」完全攻略法~

今回は、TANREN CEOの佐藤勝彦が「全ビジネスパーソン必読!」と絶賛する名著、小島舞子氏の『企業競争力を高めるための生成AIの教科書』を徹底的に深掘り解説します。

なぜ多くの日本企業でAI導入が失敗に終わるのか?
その根本原因と、成功への唯一の道筋である「AIイネーブルメント」の本質に迫ります。
ツール選定に迷っている方、導入後の定着に悩んでいる方、必聴です!🚀

 

📘ご紹介した書籍
書名:『企業競争力を高めるための生成AIの教科書』
著者:小島舞子
出版社:Gakken
https://amzn.to/4nT29Mt


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#佐藤勝彦 #生成AI #書評 #AI導入 #DX推進 #AIイネーブルメント

サマリー

このポッドキャストは、小島舞子さんの書籍『生成AIの教科書』を基に、企業における生成AIの導入方法や成功事例を探求しています。特に、AIエネーブルメントの重要性や導入のステップにおける現実的なアプローチについて詳しく解説しています。このエピソードでは、日本がAI後進国から脱却するための方策として、企業内でのAIエネーブルメントの重要性が強調されています。また、成功の鍵として失敗を許容する文化の醸成が述べられています。

書籍の概要と重要性
はい、みなさんこんにちは。TANRENの佐藤勝彦でございます。
この番組は、AIの最前線とビジネスの未来をつなぐインサイトをお届けするポッドキャストになります。
さあ、今日はですね、こちらの本が主体ですね。私の友人でもありますが、小島舞子さんが書かれた
企業競争力を高めるための生成AIの教科書ということですね。
今、書店に行けばですね、AI関連本って本当にたくさん並んでおりますよね。
正直どれを読めばいいか分からないという方はね、多いんじゃないでしょうか。
特にね、我々のようなビジネスサイドの人間ですね、非エンジニアの経営者、管理者にとっては
やはり技術的な話というのは、寄り過ぎてもピンとこないですよね。
そんな中にあって、僕はね、この本、筆読書ですよということで、
当社のお客様にもね、推薦図書の一つとしてご紹介をさせていただいております。
やっぱりですね、ただのAIの解説本ではなくて、企業レポートがもう結構大事なんですよね。
具体の名前のどこの会社のどなたが、どういう形で導入し、
そしてセキュララにですね、失敗のお話も入れていただいているということなんですね。
その中に共通項があるんですよね。共通の病。
それに伴う処方箋を、これ以上ないぐらいにね、結構明確に打ち出してくれているんですね。
今日はこの素晴らしい書籍の内容をちょっと丁寧に解説させていただきながら、
AIエネーブルメントというふうにね、私ども解いておりますけども、
AI導入の正規を分ける本当の分岐点について、私なりの考えもお話ししていきたいなというふうに思います。
ではね、書籍の革新をまず最初にお伝えしちゃいたいなと思うんですけども、
どこがすごいのかというとですね、押しポイント3つぐらいあるんですけども、
1つ目は徹底したこのビジネスパーソン目線であることですね。
目次を見てもらうともう分かるんですけども、ぜひ立ち読みしながらですね、
チャプター1、2、3あたりをね、ちらちらっと見ていただけると嬉しいんですけども、
法人向けの性性愛市場の実態という形で、名のある会社ばっかりですよ。
PWCさんなどの信頼できるデータをソースにしてですね、
今世界で、そして日本で今何が一体起きているのかというのは客観的に示してくれているわけですね。
この現在地の確認から入れるのは非常に親切丁寧な設計だと思うんです。
チャプター2、性性愛とはっていうね、基本を押さえた後で、
チャプター3で自社導入に押さえるべきポイントがあるよという超具体的な話に入っていくんですね。
この流れが本当に秀逸で、読者を置いていかない構成になっているのがポイントということになります。
2つ目のポイントが、導入のステップがですね、現実的であるということなんですね。
だいたいのチャプター3ぐらいのところから導入のステップが認知から始まっていくんですけど、
実証実験とか本格導入とかイノベーションなんていうのをね、つながっていくんですね。
よくあるのがツールを入れれば、もうバラ色だ。
もう完璧なこのジェンスパーク入れたからもうパーフェクトだみたいな話が踊るんですけども、
この本はやっぱり違うんですよね。
まずは社内の認知をどう高めていくか、小さな実験をどう成功させていくかっていうね、
結構地道で、しかも最も重要なステップから丁寧に解説をしているということが、
実は現場を知っている人じゃないと絶対に書けない内容なんですね。
非常に小島さん好きだなと思うのは、そういう現場感があることをしっかりと書き込んでいただいているなというところが、
本当に印象的な、初回のチャプターの印象でございました。
導入ステップの具体的アプローチ
そして3つ目。ここがね、この本の真骨頂というか、一番幹の部分なんですけど、
チャプター4は、生成AI導入がうまくいかないときの虎の巻的な存在なんですね。
成功事例って、キラキラしていて参考になりますよね。
とはいえですよ、本当に我々が知りたいのって、実は他の会社はどこでつまずいていたのかとか、
で、その壁をどう乗り越えたかじゃないですかね。
この章の中でですね、社員の方がなかなかAIを使ってくれないんだ、であるだとか、
効果測定とかROIの出し方がよくわからないんだとか、経営人の理解が得られないって言ったね。
もう、巷にあふれかえっているあるあるとしか言いようがない、この生々しい課題がリストアップされているんですね。
1つ1つ具体的な解決策が提示されているわけなんですけども、
正直このチャプター4を読むだけでも本当にこの本元が取れると思えるぐらい、
十分なリサーチがこの中にされていることがよくわかります。
ではもう少し具体的に、僕はこれ使えるなーって膝を打ったポイントがいくつかあるんでちょっとご紹介したいんですけども、
例えばチャプター4の社員が使ってくれない問題、これに対する処方箋として
AIアンバサダーを任命しましょうというアイデアが紹介されています。
これ実は佐藤も結構言っていることなんですね。
各部署にアンバサダーという名称が聞き慣れない方はAIの推進役ですよというふうに認識取ってもらえるとわかりやすいんじゃないかな。
これは非常に効果的です。
トップダウンでただ使えというだけじゃやっぱり現場動かないので、
身近な同僚が楽しそうに使っていて、まるでドラえもんのように相談に乗ってくれる
この横の繋がりっていうのが心理的ハードルを劇的に下げるんですよね。
これを我々はAIアンバサダーとかAIエヴァンジェリストとかいうふうに呼ぶんですけども、
エヴァンジェリストだと本当にもう匿名の役員レベルの一人みたいな感じになるとちょっと敷地が高いので
ファンですみたいなね、アンバサダーっていうのは非常に距離感がちょうどいいんじゃないかなと思うんですね。
あと他にも部署間の具体的な使い方や事例を共有するっていうのもまさにこの通りで、
この本ではメルカリさんの事例が紹介されてるんですけども、どんな小さな成功体験でもいいから
それを全社で共有して自分もやってみようっていうね、連鎖反応を起こすことが重要だっていうふうに説いてますね。
さらに踏み込んでいるのが人事評価にAI活用の実績を加えるっていうね、これも膝打つところです。
これね、シンプルに経営の覚悟がめちゃくちゃ大事で、インセンティブって経営に直結しちゃうじゃないですか。
本当に会社としてAI活用を本気で推進するんだっていう強いメッセージになるので、
結構AIを活用するからお金あげるとかインセンティブで何か、お金じゃなくてもいいですよ、金銭的なものじゃなくてもいいんですけど、
何かしらのね、ありがとうの気持ちを感謝を形に変えるっていうのは非常に重要なんですね。
実践的な戦略と成功事例
これが全社の共通言語になっていくとめちゃ強いという話なんですね。
どうでしょう。ここまで聞いていただいていると、この本の単なる知識の詰め合わせじゃなくて、
本当に現地現場で起こっていることがね、ああそれまさにそう、みたいなね、膝を打つポイントっていうのがはしばしに感じられるんじゃないかなと。
ただ実践的な戦略書だということをお分かりいただけるんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということでね、素晴らしい点を解説してきましたけども、
いや本当に火の打ち所がない、さすが小島さんだなというところで思える名書だというふうに思いますが、
ちょっと僕なりの解釈も少しだけ加えさせてください。
この本に書かれているAIアンバサダーとか、事例共有とか人事評価といったね、数々の素晴らしい施策があるんですけど、
これは全部正しいんです。
正しいんですけども、成功させるためには実は大前提としてクリアしなければいけないたった一つのことがね、書かれているんですよね。
行間からこれ読み取れるんですけど、それこそ僕が冒頭で申し上げているAI導入の製品を分ける本当の分岐点なんですね。
それが何かって結論から言うと、失敗を強要してあげることの挑戦を称賛する文化が皆さんの会社にありますかっていう、これだけにつきます本当に。
ちょっとした失敗でやっぱりね、釘刺されてしまったりとかして萎縮する若手、中間管理職で板挟みってよくあるんですね。
これね、シンプルにAIの時代だからではないんですよね。
クラウドの時代も、スマートフォンのデバイスが普及されていった時代も、ブロードバンドが始まった時代もね、いつの時代もありました。
考えてもらいたいのは、生成AIは常に100点を出す答えのツールじゃないんですよ。
むしろ時々トンチンカンな答えも出してきますから、その70点の答えとか予想外の斜め上のね、答えを我々の思考を刺激して新しいアイディアの叩き台になっていただいているっていう、このありがとうございます感覚がありますかっていうところなんですね。
だから、AIも思考錯誤することでのトライアルのエラーっていうのは付きものなんですよ。
何もかかわらず、あなたの会社がただの一度の失敗も許さないで、原点主義で、いやこんなダメだったらもうやめ、みたいなね。
なんかプロジェクトが走って、はいダメ、みたいなね。
これをね、挑戦を笑うような空気が蔓延しているならば、何やったってダメですよねっていうところなんです。
僕が色々とお客様と対話する中では、とにかくやり続けてくださいと、プロジェクトを完遂してくださいと、途中で投げ出さないでくださいっていうところですね。
社員の方もAI使う前にこう考えるんですよ。
変なプロンプトを入力しておかしな答えが出たら恥ずかしいなとかね、これで時間をかけたのに成果が出なかったら上司に怒られるっていうね。
当たり前ですよね。
効果が出なければそれは上司だってイライラしますよね。
でもそんなことも理解した上で、色んなことを分かった上でやっていることだっていうことを、空気を醸成していくことが非常に重要ですよねという話でございます。
僕はこの本を読んでてね、すごい最も強く感じたのは、本当にここに書かれている一つ一つのノウハウっていうのが、我々も標榜しておりますけども、
AIエネーブルメントっていうAIを定着させるっていうね、大きな目標に対してのあくまで一つのパーツなんですよね。
そのパーツパーツっていうのを動かすために燃料が必要じゃないですか。
みんなが失敗するのを恐れちゃうと、やっぱり意見も上がってこないし、もうダメじゃんみたいなね、我々元のやり方に戻そうよみたいな雰囲気になってしまうので、
そういうふうにならないっていうことを心がけていただきたいなというのは、TANREN佐藤からのこの本を読んでの一言ということで返させていただきたいと思います。
組織変革の教科書
はい、ということで本日はですね、小島舞子さんの企業競争力を高めるための生成AIの教科書というのをご紹介させていただきました。
AIの教科書であるっていうことを同時にですね、変化の激しいこの時代を生き抜くための組織変革の教科書でもあるんじゃないかな。
なんかすごい目線がね、資座が高まるっていうね、観点で書かれてるんじゃないかなというふうに思いました。
ぜひですね、AI時代にこの自分の価値をね、高めていきたいっていうね、願うこういうすべてのビジネスパーソンの方に心の底からお勧めしますので、ぜひ手に取ってみてください。
はい、では今日はこの辺にしたいと思います。また次の書評レビューでお会いしましょう。ありがとうございました。TANREN佐藤勝彦でした。
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