生成AIによるプログラムのカバー
ツイてるブッククラブです。
ツイてるブッククラブは、橋本大也、石谷雅樹、 成光、辰夫の4人がお送りする
月に1冊本を読んでいこうというポッドキャストです。
9月の課題図書、「生成AI・ChatGPTでPythonプログラミング アウトプットを10倍にする」をレビューしていきます。
生成AI、皆さん使ってると思うんですけども、それぞれの立場からこの本をレビューしていただくんですが、
これ思いっきり技術上ですよね、本来は。
なかなかレビューするって難しいかもしれないんですけども。
でも読んでみて。
でも思ったよりハードな本ではなかったかなという気はしますけど。
いやいや、実行してるかどうかって私は別に知らない。
なるほど。それではちょうど石谷さん、成光さん、辰夫さんの順でいいですか。
はい。
じゃあ最後技術系である辰夫さんに締めていただこうと思いまして。
なるほど。
それでは石谷さんお願いします。
はいはい。僕はチャットGPTの本も書いてる立場なんですけども、
僕が一緒に参加した本はプログラムのところは割とバサッと無しにした本だったので、
この本だとどうなるのかなというのを期待しつつ、みたいな感じで読んでたんですけど、
プログラムのめんどくさいところってあるじゃないですか。環境整備だったりとか、
とりあえず動くものを作ってみるみたいなところっていうのを結局生成AIがかなりカバーをしてくれるので、
あれ名前変わったんですよね。何でしたっけ。アドバンスドなんちゃらかんちゃら。
データアナリシス。
要はあれも結局環境そのものをチャットGPTが持ってるっていうことですよね。
だからプログラムを初心者にとっての難関なところを生成AIが受けてくれるので、
普通のプログラミング本よりはやっぱり遥かに使いやすい、やりやすい、試しやすいっていうのがあって、
それだけなのかなと思ったら実はそのプログラムに入る前に、
プログラム的に考えるみたいなところの話を結構ちゃんとページ数を取ってやってくれてるので、
それを読んでからプログラムの話に入っていくので、結構、
初心者でもゆっくりやっていけば実際に動くものを多分作れると思うんですよね。
多分プログラムの本ってやってみたけど動きませんっていうのが一番心が折れるので、
そこは繰り返しになりますけど生成AIがフォローしてくれるので、
ダメだったらもう一回生成AIで聞けばいいわけで、
こういう理由で動きませんとかこんなエラーが出てますとか言えばまた回避方法を教えてくれたりするので、
それも含めて非常にタイトルから思うよりも、
何だろう、10倍じゃなくて100倍で良かったんじゃないかなぐらいに、
本当に初めての人でも何らかの結果を多分出せる本になってるんじゃないかなって。
プログラミング本の活用
個人的には結構ちょっとここ1ヶ月ぐらいわりと忙しくしてたんですけど、
見なきゃいけない実はデータも増えていて、
時間がないときにデータを見るってなるともうChat GPT使うしかないっていう状況もあって、
それも含めて非常に少なくとも3000の元は楽勝で取れる本だなというのが私の評価です。
本当10倍じゃなくて100倍で良いと思います。
はい、以上です。
欲しい?
欲しいは5で良いです。
全然、本当にいきなり少なくともパソコンが使えれば何にもできないっていう本ではないと思うんですね。
これをゆっくりちゃんとやっていけば手順を踏んで。
そこがやっぱりとにかく素晴らしいなと思います。
はい、ありがとうございました。
それでは次はセイコーさんお願いします。
私も興味深く読んだんですけど、
私も特にプログラマーでもないし、私はプログラマーでもないし、
SAIも詳しいわけではなくてですね、
ビジネス書なんかに今話題のChat GPTとは、
これからは業務効率化みたいなので、
メールのテンプレーを作るとかですね、
文章を要約するとか、
お詫びの文章を作るとか、
そういうのがちょっと面白おかしく書かれてるようなものの知識ぐらいしかないんですけども、
読んでみたらですね、プログラマー向けだから難しいのかなと思ったんですけども、
そんなに必ずしもPythonの環境を自分でインストールしなきゃ絶対できないってわけでもなくて、
Googleのコラボですか、そういうのでもブラウザからできるようになってたりとかして、
簡単にできるようになったんで、私もちょっと手を動かしてやってみたんですけども、
普通のと違った、Chat GPTのメールのやり方で再規制とか反復とかができるっていうのも私知らなかったので、
すごくそれがやっぱりプログラムらしいなっていうか、
プログラムのいいところって嫌な顔せずに100回でも200回でも繰り返しやってくれるっていうところもあると思うんで、
それができるっていうのがわかっただけでもよかったし、
あと常識なのかもしれないですけど、
コンピューターっていうか、生成外のイメージとしてコンピューターだから計算なんか当然得意だろうと思って、
なんか基本的な計算すら間違えるっていうのを全然知らなかったんで、
そうなの?と思って、
で、解決策としてプログラムを作ってやると正確だっていうのを聞いて、
なるほどなと思って、そういうちょっとしたコツみたいのも知れてよかったですよね。
後半のほうになると、事例がTo-Doリストを作ろうとか楽しい、
普通の人のもあるし、
また、おそらくこの技術者の方がいろいろ苦労されているのか、
マニュアルを自動生成しようとか、そういう実践的なものもあったんで、
すごく後半まで楽しく読むことはできました。
後半は読むだけで実際手は動かしてないんですけども。
これ、私としてはやっぱりPythonより普段使うExcelとかWordとかのほうが、
Pythonというかは広いから、そっちだとより人に勧めやすいかなという部分がありましたので、
全般、刺さる人にはすごく良くて5だと思うんですけども、
全体のPyというか売りやすさというか、そういう面から考えると、
Python以外の応用
勧めやすさという面で4.5という感じですね。
非常に再規制がインパクトあって、
自分でもいろんなラーメン屋の名前考えさせてみせたりとか、
お笑い芸人の名前考えさせてみせたりとか、
いろいろ試してみて、題材変えるだけでもこんな楽しくて、
さらにプラグインとかいろいろ広がれば本当に無限の広がりがあるんだろうなと思わせてくれる本でした。
はい、以上です。
はい、ありがとうございました。
では達夫さんはどんなもんでしょう。
はい、達夫です。
僕はプログラマーというかプログラムを書く人で、
自然言語処理とかもやってるんだけど、
精々AIは詳しくない、むしろあんまりやりたくないなって避けてる系な、
そういう立ち位置な人です。
プログラミングの本ということなんですけど、
最初の3分の1くらいはどっちかというと、
プロンプトエンジニアリングみたいな感じで、
どういう風にプロンプトを組み立ててってやるかみたいな話なんで、
プログラミングしない人にも結構学びがあって、
面白い内容かなっていう、さっきの再起的にっていう話もあったんですけど、
結構なるほどって思うところがありました。
だからプログラマーじゃない人でも全部理解できなくても、
この本の部分部分で有意義に活用できるっていうのは、
なかなか良いかなと思っています。
3分の1くらいからAPIの話が始まって、
僕は一応APIのキーも取ってるし、有料アカウントだしってことで、
自分のサーバーで動かしてるJupyterの環境があるので、
いろいろと試せて、なるほどこうやって、
ちゃんとGPTでプログラミングするんだっていうのを一通り試せて良かったです。
チュートリアー的なので良かったです。
Linebotの話があったので、これちょっと投資でやってみました。
1日に20円でのレンタルサーバーのカゴ屋っていうのに登録しますとか言って、
その登録するのに1日くらいかかっちゃって、
登録した時にすぐ使えるんじゃなくて、
サーバーのところからBotじゃない確認のためにこのメールに返信をしてくださいとか言うのがあって、
やり取りで24時間くらいかかったんですけど、
その後は設定1時間くらいでLinebotできて、
普通にQRコードで友達登録して、そのまま対話できて、
しかも妻にも使わせたりとかして、タツオBotみたいな名前で喋らせて、
こんなにサクサクいけるんだと思いました。
それなりに手順とかがあるんだけど、
チュートリアルとしてすごくよくできてて、
えたしてこういうのって最後まで動かないんですよ。
これまでのパターンだったらサーバー登録してLineのところの登録がどっかで詰まっちゃって、
もう何かまあいいや次行こうってなるんですけど、
最後までいけるのでちょっと感動しました。
自分でそういうふうにBot作って、うまく作ってとか動かしてやってると、
やっぱりいろいろと調整は難しいんだな、
プロンプトエンジニアリング的なのは難しいなっていうのは実感しました。
みんな難しがってるとか大変そうなこと言ってたけど、
ちょっと僕いまいち実感できなかったんですけど、
Botのほうにシステムのロール、役割を与えたりして、
あなたは5歳の男の子ですとか、関西弁で喋ってくださいとかいうふうにして、
Botの性格付けしてやるんですけど、
何か役割与えても巣に戻っちゃったりとか、
何か5歳の男の子ですって言ってんのに、
プロンプトエンジニアリングの難しさ
AIなのですが5歳の男の子の振りをしてるんですがとか、
何か自分でバラしちゃったりとか、
関西弁で言ってんのに、
何か日本語として何かおかしい、
テニオ派もおかしいような文章が出てきたりとかして、
なかなかこれはプロンプトエンジニアリングってのは難しいんだなと思いました。
だから普通のプログラミングプラスプロンプトエンジニアリングみたいな
両方を極めていかないとこういうBot作りつく難しいので、
ちょっとこれはなかなか手が出せないなっていうちょっと実感を得ました。
あとAI駆動開発とか言って、
アイディア出しとか仕様書とかスケジュールとかテストとか、
何か全般のそういうプロジェクトマネジメントのところを
何か生成AI使うっていうのはなるほどと思いましたね。
何かこういう標準的な流れだったら、
やっぱりこういうので型にはめていくっていうのはやっぱ得意なところだと思うので、
何かそれは面白いなと思いました。
仕事ではそういうあんまり大きなプロジェクトやらないんですけれども、
ちょっと知ってて損はないかなっていう話です。
個人的な仕事としては何かあまり生成AI避けて通れなくなりつつあってきたので、
そのチャットGPTでその手持ちのいろんな自然言語処理ツールを評価していくみたいな感じのタスクで
仕事でやりつつあるんですけども、
これ読んでAPIでいろいろ回していけるっていう目処がきっちりついたのが良かったです。
気になってたラングチェーンとかファインチューニングとかの話もあって、
これはちょっとこれから深掘りしていくことになるんですけれども、
何かすごくチャットGPT APIプログラミングの入門書として、
何かとても私としては良かったです。
何かこのタイミングで読めてよかったとか、
折れとくな一冊みたいな感じですね。
すごいちょうどやらなきゃいけないんだけどやりたくないなってところでこれが来て、
しかもちょうどやりたい、学びたいことぴったりのところがあったのですごく良かったです。
本来だったら若干一般向けじゃないので星4.5にしたいところなんですが、
かなりに折れとくだったので、今回は星5にしたいと思います。
チャットGPT APIの活用
私からは以上です。
ありがとうございました。
最後私橋本で紹介者ですが、
後半は何の疑問もなくその通りということを学べる技術書なんですけれども、
最初の3分の1ぐらいプロンプトエンジニアのところ、
エンジニアリングのところが私紹介していて、
何かね4.5にするか5.5にするかよくわからないっていう本なんですね。
最初の3分の1がとにかく面白くて、
自然言語とプログラミング言語を混ぜて動作させるんですよね。
そうすると制御構文とか、
違符文みたいな条件とか、
あるいは最適的な処理っていうのができるということで事例を示されているわけなんですね。
ただこれ厳密には何をやっているかがわからない。
なので一見できているように見えるんですが、
それをできていると言うべきなのか、できているように見えると言うべきなのかが半然としないのですよ。
この著者は本当はどう考えているのかなっていうのを本当は知りたいっていうのがあるんですね。
この人も専門家のはずなので、
そんな単純には捉えていないのではないかと考えていて、
結構この問題は深いんじゃないかと思ってですね、今後。
ブラックボックス問題ですよね。
そうですね。だから非常に面白い使い方を提案しているというところで、
ただそれが本当なのかっていうか、
できているのかできているように見えるだけなのかが半然としないところが、
もやもやするというのが私の感想。
でもそのもやもやが面白いところでもありっていう。
そのもやもやが言ってみれば今時の課題なんじゃないですかね。
普段プログラムをやらない人間からすれば、
できているように見えるだけで何が悪いんだっていうのもあるし。
そうですね。
プロンプトエンジニアリングっていうのは非常に厄介なところがあるやつだなと。
さっきの辰夫さんの指定してても忘れられてしまうことがあるとか、
そういうのも含めて結構厳密なプログラミングの世界と違うところが起きていて、
非常に面白いなと思うところでした。
とりあえず4.5か5.5なんだけど、
でも中間取ると5なんで5でいいですということで。
5.5っていうのはどういうことなんですかね。
もやもやをどう評価するかなんですよ。
もやもやは面白いんだけど、そこが面白いからこの本を面白いと言っているんですよ。
ただそれってそうかなと思う自分もいるんですよ。
4.5たす5.5割る2で5って書いておけばいいんじゃないですか。
良しい裏技的な点数を出して。
俺が4.5だったんで。
俺から買い取ったっていうか。
そういう星の貸し借りをしているみたいな。
とにかく最初の3分の1のその部分が私は好きですね、この本。
導入がこんなに素晴らしい本だとは正直思わなかったです、僕は。
タイトルからして。
タイトルからはちょっと想像がつかない感じでしたね、そこは。
最初からいきなりプログラムの話がガツンとくるのかと思ったら。
さっき僕も言いかけたんですけど、
これ結構盛りだくさんというかすごく内容のテーマが多岐にわたっているのかなと思っていて。
ざっくり言うだけでもプロンプトエンジニアの話もあるし、
プログラミングの話もあるし、
どうやってスケジューリングとか使っていくんだというような実用的な話もあるしみたいな。
なので誰が読んでも何か知られられるっていう意味ではなくて。
確かに確かに。
それはそうですね。
非常に愉快な面白みのある本でした。
タイトルから思うよりも非常に読みごたえがあるというか、
ちゃんと生成AIが持っている本質的な問題をちゃんと捉えることができるいい本かなと思いましたね。
志村くんはこれそんなにいい位置にきっと書店で置かれないんじゃないかなっていう。
パイソンの方に置かれたりとか、
あんまり全面に1階の一番いいところに置かれないでしょうし、
ビジネスの棚には置かれないだろうね。
ちゃんとGPT本がもう本当にたけのこのように出てる。
いっぱいあるからきっと専門書の棚の方になっちゃうんで、おそらくは。
じゃあアウトプット1億倍にするようにしましょう。
なぬってなぬ。
ということで技術書だったんですけど、のちなみにすごい高評価な提供で終わりました。
本当にいい本だと思いました。
そういうことで今週もお疲れ様でした。
ありがとうございました。お疲れ様です。