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2019-07-26 14:08

短歌でおしゃべり 13【小島ゆかり】あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり喉うごかして氷みづ飲む

今回は、ノスタルジーな夏をありありと思い起こさせる短歌をご紹介します。
【小島ゆかり】あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり喉うごかして氷みづ飲む
00:08
このポッドキャストは、好きな歌人の方の短歌や、自分で作った短歌について、勝手にあれこれ想像しながらおしゃべりしています。
今回は、ノスタルジーな夏をありありと思い起こさせる短歌をご紹介します。
それでは、今回の短歌をご紹介します。
あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり 喉動かして氷水飲む
あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり 喉動かして氷水飲む
はい、今回は小島ゆかりさんのあの夏と呼ぶべき夏が皆にあり 喉動かして氷水飲むをご紹介します。
えーと、前回に引き続き今回も夏の歌なんですけど
なんかあの、やっともうすぐあの関東も梅雨が明けそうですよね
なんか今年は梅雨が長くて、なんか毎年こんなに梅雨っていつ終わるんだっけなーって思ってたんですけど
なんかやっともうちょっと前ぐらいからなんか夏っぽい気温になってきて
で、なんかあの建物の中が結構あのエアコン効いてすごい寒くて
で、なんかしばらくいてあーなんか知らないうちに体冷えてきたなーって思って
外出るとなんかあのモワっていう生ぬるいあの日本独特の湿気のあの多い暑さがなんかすごくその温度差を最近感じるようになって
あー夏がやってきたのかなーってもうすぐ梅雨が明けるのかなーっていう風に思ってます
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それであのやっぱりあの前回も言ったんですけど
夏って独特のあの感覚があって
なんかなんて言ったらいいんでしょう
なんかいろんなことを考えてしまうんですよね
あの春にも秋にも冬にもない
なんかすごく不思議な感じっていうのが夏にあるのかなという風に思っています
それであのえっと今日帰り道に夕方
なんかまだ薄れ明るい空と
でもなんか街の明かりがお店とかね夜なので
あのサインネオンつけたりとかお店の前ライト明るくしてたりとかして
なんかそのコントラストの感じも夏の夜っていう感じだなーって思って
すごくなんか不思議な気持ちになったんですね
それであの今回次何をどんな単歌をご紹介しようかなと思って
前回に引き続きなんですけど今回も
あの夏の歌をまたなんか一つちょっと探してみたいなと思って
それであのちょっとネットでいろいろ夏の単歌っていうのを探していました
でその中でこの小島ゆかりさんの
あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり
喉を動かして氷水飲むっていうのが
あのすごく夏らしいなぁと思ったのであのご紹介しています
なんか結構前回の小野茂さんの歌とも少し感覚的には似ていて
数限りなきそしてまたたった一つの表情をせよっていうのと
なんかその歌もたくさんある夏の中で
たくさんこう過ごした夏の中で
いっぱいなんか一緒にいろんな思い出を作ったけど
たった一つの表情っていうのが確かにあったよね
あの夏にっていうような歌だったと思うんですね
で今回のこの小島ゆかりさんの歌も
あの夏ってたくさんあるけど
この夏っていう風に呼ぶべき夏が
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みんなにあるでしょっていう風に言ってるんですね
でなんかやっぱり夏っていうのがすごく聞いてますよね
なんかこの歌もそうなんですけど
あの春と呼ぶべき春が
でなんかちょっとしっくりこないんですよね
あるかもしれないですけど春って
まあ卒業とか入学のシーズンの人生が大きく変わる時期ではあるので
あると思うんですけど
なんか夏っていうのがなんかきっとザワザワするのかなっていう風に思います
何でしょうね夏ってやっぱり二面性があるのかなって思うんですよね
夏っていうとなんかこうパリピな感じの
なんか湘南の風みたいなタオル振り回して
なんかとにかく騒ぐみたいな
なんかそういうアゲアゲな感じもするし
なんかちょっとこう閃光花火をね
パチパチ灯してでポタって急に落ちちゃいますよね
そういうなんかあっていう
なんかあの閃光花火が終わる時って
夏が終わっちゃうみたいななんかちょっと
はってしませんか
なんかそういう儚さみたいなのもあって
あとなんか何か起こるんじゃないかっていう
なんかそういう予感みたいなのも
夏は独特のそういうのってあると思うんですよね
なんかまひと夏の恋って言ったりするじゃないですか
なんかそういう何か起こるんじゃないかなみたいな
でもなんか起こったとしても
この夏ひと夏だけなのかなっていう
なんかそういう儚さもあったりして
そういう二面性が
夏のとっても素敵なところなのかなっていう風に思います
だからこの歌で
もうはっきりとあの夏と呼ぶべき夏が
みんなにあなたにもあるでしょって
あのみなにありって名言しちゃってるんですよね
あると思うけどとか
あるんじゃないかなみたいな感じじゃなくても
あるでしょ
そういう夏っていう夏がっていう風に言ってる
言い切れちゃうようなものが
夏なのかなっていう風に思います
それでその後に続く下の句でも
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喉を動かして氷水飲むっていうこの
何でしょうね
男性だったら喉ぼとけがね
上下する感じとか
氷水って言ってるから
氷がグラスの中でカラーンってなる
涼しげな音とか
その氷水を入れたコップの周りに
たくさん水滴がついてる様子とか
でその飲み下すその動く喉にもきっと汗をかいていてね
とかなんかそういう夏の一瞬
なんかすごくいいですよね
なんか喉を動かして氷水飲むっていう行為は
ただね飲み物飲んでるだけだから
なんでもない日常の行動の一つなんですけど
あの夏っていうのと
夏の暑い日に冷たい氷水を飲むっていう
情景が重なった途端に
なんだかすごくドラマチックになりますよね
なんかまさに本当に
本当に私まさにその
喉を動かして氷水飲むっていう瞬間が
私にとってのあの夏なんですっていう人も
なんかいそうな気がしますね
そういう人いるんじゃないですかね
例えばなんかこう
ポカリセットとかなんかそういう
なんですか
そういう清涼飲料水のCMじゃないですけど
なんか部活とかでね
なんか冷たい凍らせたポカリとかを
例えば部活の先輩とかに渡して
彼が喉を動かして氷水を飲んでくれた
なんかその横顔が
今でも私にとっての
あの夏なんですっていう
なんかそういうストーリーって結構ありそうじゃないですか
なんかすごく爽やかな感じもするし
すごくノスタルジックな気分にもなるし
なんか一瞬であの夏に引き戻されるような
そんな感じがして
きっと夏にこの短歌を読むと
さらにね
なんかこうリアリティを持って
みんなのあの夏に一瞬でこう飛んでいけるような
12:00
そういう段階かなというふうに思いました
なんか私は夏が好きなのかな
暑いのは嫌なんですけどね
寒いのも嫌なんですけど
どっちかって言うと夏の方が好きなのかな
なんか洋服とかもあんま着ないで薄着してっていいですもんね
なんか冬とかでたくさん洋服着てると
私は結構肩凝っちゃうし苦しくなっちゃうんで
薄着の方が好きなので
汗かけなんですけどね
とってもすごい汗ベショベショになっちゃうんですけど
で暑いのもそんな好きじゃないけど
なんかそれでもやっぱり夏ってすごくいいなって思うんですよね
なんかほど夏はその好きな夏にもつわる短歌っていうのを
たくさん読めたらいいなというふうに思っています
しばらくあの自作の短歌をご紹介してないので
なんかいいのができたらまたご紹介したいなというふうに思っています
はいいかがでしたでしょうか
今回は小島ゆかりさんの
あの夏と呼ぶべき夏が皆にあり
のど動かして氷水飲む
をご紹介しました
短歌でおしゃべり今回はこの辺で終わりにしたいと思います
また聞いてくださいね
ばいばーい
14:08

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