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2010年。
すごいね。
洋ちゃんも知ってるでしょ、これ。
そうだね。
膝の皿を割るって書いてあったの?
2010年の2月に自転車で転んで、膝のお皿を割りました。
はい。
え、どこで?日本?
日本でアルバイトの通勤中に。
痛そう。
うわー、怖い、これは。
洋ちゃん、お芝居に来てくれたんですけど、来るときに、
グミ持ってきてって言われた?
洋ちゃんに言って、そんなら、まかしときって返ってきたんですよね。
なんか、まかしときっていいなって思って。
ごめんなさい。
メールで。
まかしときってなんか良くないですか?
力強い。
あんまり言われたことない。
力強いでしょ。
そのとき入院してヘナヘナなったから。
皿真っ二つに割って。
ずらーっとすらなったグミを持ってきてくれました。
そんなものがあるんですかね。
洋ちゃんって数年に一度会う感じだけど、
ポイントに来るんですよ。
重要なところに。
それだからここでちょっと、
旅にちょっと足止めかかった感じになったんですよね。
膝が痛くて歩けなくなって。
そう思ったときに、文章書いたり、漫画書いたり、絵本書いたりするっていう、
やりたいこともあったなと思った。
絵描いてたもんね。
モモの家のさ、糸田川の絵を描いてくれたね。
めっちゃ素晴らしかった。
いい絵なんだよね、すごい。
大好きだね。
文章ってのはどういうもの?
これ、自分が今までの旅で体験したことを書こうとして。
僕は旅で今まで自分で自分を大丈夫にしていくっていうような感じのことをできるようにしてきたかなと思って。
自分で自分にオッケー出せないとかいう友達とかがいるんですよね、周りに。
なんか書いたり喋ったりいろいろして、どうにか何か伝えれるかなと思ってるんですけど。
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洋ちゃんはさっき、自分で決めて自分で責任取っていくって言ってたけど、旅ってそれがすごいわかりやすくて、
自分で決めてやったことがその日のうちに結果出てきて、
出た結果をもとにまた修正して、次の日またやるっていうんで、
人生が短く凝縮されてあって、その中で自分をどう運営していくかっていう。
短い間に作っていくっていう感じかなと思ってるんですけど、
そういうのを人に伝えれたらなって。
数々死にかけてるとかある。
死にかけがちな人みたいになってるけど。
生きる喜びみたいなのをその中で見つけ出したりしてるのかなと思っててね。
そうそう、その旅と死生観のことを聞きたいなと思ってて。
旅することっていうのは、生きること死ぬことで本当に身近に感じるんじゃないかなと思ってるかなと。
僕は結構よく死にかけるんですけど、
2002年に南アルプスに登りに行って、
その時に午後に天気が悪くなってきて、雷雲がやってきたんですよね。
低めの木しかないような山の上だから、
隠れるものっていうのは低い木しかないから、
またまた草原状態。
とりあえず伏せてたんですよ。
とりあえず伏せてたけど、雷も来て、
すっごい大きい音で雷が落ちる音して、
なんか走れっていう感じになったんですよね。
なんか声が聞こえたのが大事だった。
そうやって自分の中に声が響いたような感じで、
僕はパッと跳ね上がったみたいになって走り出したんですよ。
雷雲の中を走るみたいになって、
走り出したんですけど、
なんかその時に走るコースが見えたみたいになったんですよね。
自分が走るコースが。
木しかないみたいな。
すごい危なかったと思うんだけど、
全力疾走して、
走ってたら前方にちっちゃい小屋が見えてきて、
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それで小屋の日差しに逃げ込んで、
なんを逃れたんですけど、
とりあえずそれでなんを逃れて、
次の日に人に聞いたんですけど、
雷で人が死んでたと。
実際に撃たれて。
だから本当にやばかったんですけどね。
走らなかったら死んでた。
走らなかったら死んでたかもしれないっていう感じで、
生きろって言われて、生きてやることがあるのかなみたいな感じに思いました。
怖いものとかある?
死ぬことが怖いとか。
おばけ。
怖いものって言われて思い浮かぶのは、
女性です。
女性です。
怖いっていうか女性上位時代っていうか、
女性上位って考えてるかな。
女性上に置いてるんかも。
ちゃんと上に置く。
あえて怖い存在に押し上げてるんちゃう?
そういうこと。
女性を、
女性いいなと思ってますよ。
女性が好きで、あがめてますよ。
エゴミサミット着てたんですよ、だって。
だから怖くもなるんちゃう?
エゴミサマーやから。
カミナリア。女性はカミナリア。
でも女性は上に置いた方がいいと思いません?
思います。
結局ね、最終的に叶わないなっていつも思うんですよ。
何言っても最終的に叶わないっていうのは分かりきってる。
分かりきってるものに対して、
あがいてもしょうがないっていう感じがするのがあって。
途中まではね、僕は怖いものがない感じになっていってたんですよね、だんだんと。
初めは、心の影っていうのは、
一番初めに岩本島に行った時に、心の影っていうのがあるんですけど、
これはですね、浜辺でテント張らずに寝てみた日があって、
その時に遠くの岩が、
なんか黒い影が何かに見える、
なんか怖いものに見えるみたいな感じがして、
めっちゃ気にして寝にくかったんですよね。
で、翌朝、しらじらと開けてみたら、
何もないただの岩だった。
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だから何の怖さもない岩なんだけど、
昨日の俺の怖がり方は何かなと思って、
その恐怖みたいなやつは自分の心が作り出してただけだったんだって気がついて。
自然現象って、だんだん自分が同調していく感じがあって、
大丈夫になっていくんですよね。
で、怖いものがなくなっていきましたよ、だんだん。
10年くらいかけて。
その後で出てきたんですけど。
女性だけはちょっと。
おもろいな。人も自然やのにな。
人も自然やのに。
女性も。
そう、そう、そう。
だから、
なんかそこはね、怖いなって思う。
それはね、それ今めっちゃポイントやね。
そうなの?
怖いって言ってるけど、それも自然やもんね。
人も女性も。
だから、自然に同調できるなら、
女性にも同調できるんちゃう?って思うんやで。
最後ね、いいですか、質問して。
もうコロナ禍が終わって、
ちょっと旅出れるって言ったらどこ行くかな?
僕、バリ島がすごい好きで、
バリ島はなんかこう、ふっと匂いがやってくるっていうのかな。
花の匂いとかが好きなんだけど、
ちょっと感じるときとかあって、
行きたいなってなるから、やっぱり行きたいなと。
ちょっとふるさとみたいな風に思ってて。
結構何度も行ってる感じだね、バリ島。
年表見ててもね。
節目、節目で行く。
いいですよ。
故郷な感じなんだ。
リゾート地のイメージがあるけど、そういうわけじゃないんだ。
全然違う部分もあって、
日本人のリゾート客と僕って全く接触しない、バリで。
空港で会うだけで、こんなにいっぱいいたんやってくらい。
全然安い宿に泊まって、地元の市場行って、屋台で食べて。
田んぼの間散歩してってやったら、全然違うバリ島がある。
種のことなんですけど、
一粒の麦、もし死なずばって言葉知ってます?
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聞いたことあるけど。
麦って、死なないと役に立たないって意味みたいで、
一回死んで、それが育っていくっていうことらしいんですよ。
死なないと次の実りに繋がらないっていう意味らしいんですよね。
でも僕、死ぬって思えへんねんけど、その時点で。
どういう意味で言ってるのかはわからないけど、
本当に種が死ぬ時ってのはあると思うんだよね。
だけど、休眠するっていうのもある。
だから種にはすごくいろんな機能っていうか、備わってる力があって、
この死の定義みたいなことでもあると思う。
だから、目を出す力を完全に失ったら、
多分もう土に帰ってくると思うんだし、
もし自分を守るためにぎゅーってバリアして、
休眠っていうことができるんだったら、
仮死っていうか仮に死んだ状態にして、
もう本当に何年も何十年も生き延びて、
今やってる時に出てくることもある。
特に穀物はすごくそういう力がある。
種の保存の方法によってものすごく長く生き延びられる。
昔の蔵で何百年も生き残ってた種が目を出すっていうこともあるっていうから、
そんな意味じゃないかもしれないけど、
死んで復活するって見えるかもしれない。
まるで一旦死んだように見えても、また復活する。
それはわりとよくある気がする。
人間にはよくわからない、眠りなのか死んでるのかはわかんないんだけど、
もう諦めてたけど目が出ましたみたいなことってあって、
だから面白いし、わからんみたいなところもある。
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無理だけじゃないんじゃないですかっていう気もする。
そういう意味で。
そんな感じかな。
僕も種を蒔いてるって思うことがあるんですけど、
人と人を紹介してすることが結構やってて、
キューピットみたいになる時もあるんですけど、
洋ちゃんとウッちゃんもそうだよね。
本当だよね。
僕が洋ちゃんを桃の家に連れて行って、
もう忘れとったけどね。
そうだっけとか言ってたけど。
桃の家でやったらしいんですけど、
時々そういうのあるんですよね。
キューピットになってしまって、
結婚したって聞くと結構びくってするんですよね。
なんで?
重大すぎて、
なんか気軽に紹介はするねんけど、
結婚はちょっとびくってしますね。
いいやん、雷みたいなもんやからね。
そうかもしれない。
会いました、雷。
雷はさっき行きましたよ。
僕が雷ってことで?
どっちも、あっちも雷やし、こっちも雷やしみたいな感じで。
なるほどね。
別に自然現象だからね、なんでも。
すごい良いね、今日なんか。
色々良かった。
まとめすぎて。
良かった。気づきが得られた。
ありがとうございます。
全部自然現象。
なるほど。
でもなんかそうやって結婚したって聞いてビビってる性格も面白いから、
いいかなって思うね。
びっくってすね。
意外とね、なんかサラッとしてるかなと。
ちなみに今日僕一泊旅行してるんですけど、
法隆寺へ。
すごい嬉しかったです。
今日も旅や。
久しぶりに旅に来て。
嬉しい。
久しぶりの旅。
行くべき。
そうか。
旅でした。
嬉しい。
ね。
めくれて嬉しいです。
ほんとね。
ありがとうございます。
とんでもない、こちらこそ。
じゃあ、この辺で今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ゲスト歌ってましたよ。
18:10
あの歌はですね、風の音を聞いた回帰っていう歌です。
1曲?2曲流してた?
1曲。
1曲だけすみません。
いえいえ、もう1曲はね、結婚祝いにね、歌ってくれたソングがあります。
あ。
待ち合わせ。
あ。
おめでとうって言って歌ってくれたプライベートソングもありましたが、
ちょっと今回、こっそり聞くということで。
公開せず。
こっそりしてね。
まあね。
まあとにかく風の音を聞いた回は、私出会った頃に歌ってましたね。
15年前。
15年前。
あのホーミーっていうね、倍音。
あの循環呼吸。
すごい何重にも聞こえる素敵なホーミーをやってくれましたね。
よかったね、さやかくん。
はい。
初めましてでしたね、うちのセッションは。
いや、あの、風の旅人だなと思った。
うん。
とても。
表現してることを、絵本にしても、歌詞にしても。
うんうん。
旅人って、もっとなんかこう、鈍感なのかなって感じなんですって。
うーん。
うーんと、いろんなことあると思うし。
その、いちいち細かいこと気にしてない人たちだけど。
うーん。
なんかもっと鈍感にしていけるのかなと思ったら全然逆だった。
すごく繊細なイメージがあるし。
旅を重ねるごとに飛びすまされていってるのかな。
いらないものはどんどん排出していく。
タフではあると思う。
だってどんだけ災難に遭ってるかって、ちょっとあの年表をみなさんも見てもらったらわかるけど、激しいよね。
そうだね。あらゆる出来事がすごい。
生き残ってることがすごいし。
そしてそれを、かなりいい気持ちで保つにはどうするかっていうところにたどり着いてるのが、かなり神っぽいよね。
そうそう。
荒ぶる神、荒ぶる神と付き合ってるなっていう。
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実は収録の翌日、一晩お家に泊まってもらってね。
翌日は法隆寺まで散歩したんだ。
法隆寺。
前回ゲストさんだった。
リオちゃんたちのコミュニティ。
2位のあたりまでね。
なんかすごいいろんなお話をして、別れ際、じゃあまたねって言って。
もしかしたら15年後かもしれないけど。
でも、案外すぐに会えるんじゃないかなって。
あ、ほんと。
またぜひ。
また来てください。
次回はですね、生命。清く明るいと書いて、生命は4月の4日になります。
実は私の24席のうちで1番か2番争うすぎな席なので、楽しみだなと思って。
ではでは、また今度。
はい、じゃあまたね。