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第3回、たねと暮らす。
今日は、ゲストがやってきますよ。
記念すべき、初ゲスト様は、
大和郡山市で農業を営んでいる、
としあ農園の杉本としあさんをお呼びしました。
としあさんイケメンなんですよね。
イケメン、青梅県の我々は官暦前とかって言ってた。
そうなの?
そのぐらいの年とかって言ってなかった。
共通の知人やったっけ?
それで知り合ったのが、5年前かな。
5年ぐらい前で、
その時、私はまだ奈良に住んでなかったので、
これからイカルガに住むんですよって話したら、
隣町やみたいなことになり、
これから楽しくお友達になってくださいとか言って、
言ってまして、
深い付き合いになってるよね。
家族ぐるみもね。
家族ぐるみで、いろいろ付き合いさせていただいてまして、
なかなかアクティブな方だよね。
アクティブだね。
あちこちに顔を出して、
習いに行ったり、教えてもらったり、
ワークショップしたりとか、
なかなか元気の農家さんだなっていう感じはある。
意外とでも、
としあさん何してるか実は知らない僕たちなんで、
今回ゲストとしてね、
今一番お話を聞いてみたい人であるし、
一番近い農家さんかなと思ってます。
ちょっと話の種というか、言葉の種みたいな。
かけてきましたね。
ちょっと拾っていきたいなと思ってます。
では杉本としあさんに登場していただきましょう。
どうぞ。
としあさん、ご無沙汰してますね。
いつぶりやったっけ?
今年の3月ぐらいって言ったかな?
ちょうどとしあさん家のお米を買いに行ったあたりか、
たぶんちょうどコロナが始まったぐらい。
3月?だっけ?
だったかな。
りょうちゃんと実は鴨の飲み屋でおうてんね。
すみません。
一人3日用。
聞いたことある、それ。
素敵なおじさまたち2人と、
大変やったよ、あれ飲みすぎて。
03:00
やっぱり?
飲み屋はね、飲みすぎるんですよ。
そこがいい心地がね。
沖縄にいる感じになるからね。
でもむっちゃんはそれ以来ね。
確かそう。
お米を買いに行って受け渡しして、
ちょっと寒かった頃やったなと思って。
もう稲刈りは終わったんですか?
小川さんでもう1週間ぐらい前に終わったかな。
いつもやったらまだやってるんだけども、
今年はもう台風と雲下に追われて、
いつもやる間。
なんか雲下があるね。
奈良全体すごい。
うちは大したことなかったんやけども、
ちょっとやられたけどね。
それよりも出来の方が良かったから。
去年よりも良かった?
去年より200キロほど良かった。
100キロ多いってかなり。
それはなんで?
なんでっていうか、
作ってる年齢が変わるよね。
だからそれぐらいは変動するってことかな。
今年は糖植期っていうか、
実が集まっていく時期が暑かったから、
多分それが良かったんやと思うけどね。
ちょうど合ってた。
別に米の品種を変えたいってわけじゃない?
一緒に品種を変えて、
同じような豊田レモンやし、
もう落としたら良かったんかもしれないけど、
分からない。
ただ、出来品田んぼは同じように出来品だったし、
出来る田んぼがより多かったみたいな感じだったから。
そんなに変動があるものなんですね。
だからその変動を抑えるのが、
一つプロの技なんかもしれんけど、
やっぱり天候があって残っちゃうから、
そういう作業されるから、分からへん。
今年はでもほら、
ずっと1ヶ月ぐらい梅雨の雨、
その後も全く雨のない猛暑。
恐ろしい気候変動みたいな。
野菜は大変やったと思うね。
新潟なんとね。
稲る場合は栽培期間長いし、
昔みたいに水荒さみたいで大変やったら、
必要なときに水こえへんかったらお米できんけど、
今はもう水はかなり自由に使えるから、
吉野川分水。
吉野川の分水が来てるやつを使ったり、
とにかく村でだいたい池を持っとるんだけど、
池の水を使う人数が極端に減ってもて、
だいたいみんな好きなように使える。
じゃあ農業人口っていうか、農家が減った。
村によるけどな。
今でも水出す日決めてて、
その日が出せるでいい人もあるけども、
うちの村とか近隣とかそういうところは、
案外みんな好きなときに出して、
好きなときに止める。
農家が減って水が使いやすくなったって、
そうね。
あれですけど。
吉野さんって以前、
おかしいね、サラリーマンをやってたって話を聞いたことがあるんですけど、
06:02
今、仕事として農業を始めたきっかけっていうのは、
その脱サラして?
いや、きっかけというよりも、
結局すぐできる仕事っていうのは、
妻の家の商売。
以前のお仕事は何をされていた?
以前はメーカーの営業をやってて、
次の仕事として考える、
一番ハードルが低かった、
自分がやりたい仕事が、
こちらは金魚の養殖してたんやけども、
金魚の養殖であり、
田んぼ畑であった。
そういう理由です。
結婚した後ってこと?
そうそう。たまたま結婚した彼女が、
小売屋までの金魚の養殖の娘やった。
今現在は米と?
米とまともに卸して、
商売として確実にやってるのは。
米はどれくらいですか?
量?
量はざっくり2.5トン。
もうちょっと切るけどね。
大体2トンから2.5トン作ってるんだけども、
結局それをキロ400円、410円で売ったところで、
100万ちょっとくらいお米だけじゃね。
売り上げね。
米農家としてそれだけで食おうという人は、
私の5トン半、6トンくらいあんないけども、
1兆、1兆ではダメ。
10兆、20兆。
私の持ってる20倍、30倍の規模やないと、
実際やっていけない。
だから1千万稼いで、
1千万、2千万稼いで、
そのうち500万、1千万は、
農機具のローンみたいな感じ。
凄いな。
土屋さんは氷山の周りの農家さんの中では、
大きくやってる方なんですか?
それとも中くらいとか少ない?
大体農家がいない私の町、杉町って言うんだけども、
水利組合10人、20人くらいで実際農家やってるのは10人で、
専業の農家は私だけ。
あとはみんな、働いてる人、働いてる人、
要は兼業でやってたり、
私としては専業だけども、
基本はリタイアして、半分趣味でやってる。
それで食ってる人はいない。
私もそれで食ってるかって言ったら、
正確には、それだけで食ってるわけではない。
アルバイトしたり、退職金を食いつぶしたり。
09:02
それだけで食うっていうのは、
たぶん厳しいんじゃないかな。
今日ちょっとね、
先ほど出てきたマコモを持ってきてもらったんですね。
マコモを知らない人も結構いますね。
僕も知らんかったし。
ちょっと読みましょうか。
放置された金魚池で、無農薬で育てました。
マコモに黒ぼきん。
黒いほって書くやんね。
黒ぼきんがついてできます。
白さがまぶしい和製の品種です。
これね、不思議な食べ物やなと思った。
見た目食べれるのか、わからない。
なんて言ったらいいのか、この感じ。
食べてるときなんか、たけのこのようなね。
緑色の細めのたけのこみたいな雰囲気。
皮むいてね、生でも。
鍋にでも、焼いても。
風味がすごくいいよね。
焼いたときとかに甘いような、すっきりしたような。
わずかな甘みがちょっとあって、食感もいいし。
油との相性がいいね。
食材料理では、やっぱり食材になってるみたいね。
日本も昔からあったんですか?
日本で、マコモという植物はあって、
縄文の遺跡からも出てきて、米より以前にあったんちゃうかと言われてるんだけども、
それはマコモで穂が出るやつで、米の先を食べとって、
軸が太るマコモだけとはちょっと違う。
今でも池の旗とかに入ってるんだけども、
日本製のマコモはあんまりできない品種で、
これは台湾か中国から後で導入した。
確か稲かって言ってたっけ?
うん、稲か。
竹の稲か。
じゃあ、この先は稲みたいに、
穂が出るやつは、
ただ、穂が出るやつはマコモだけではならない。
じゃあ、これにはできないんだ。
で、穂が出るやつも、
ワイルドライスみたいに取れる品種は日本ではない。
みんな、草の種みたいなのしかできない。
しかもこの根っこのとこを切っちゃうから、
その前にも穂が出ちゃうけどね。
でもね、この時期だけの、
結構短い期間にね。
だから和製の場合は、9月、10月、
おふてで10月、11月、わずか2ヶ月、
1ヶ月半くらいでもうシーズン終わっちゃうから。
お米と変わらないの?
だからお米の時期とダブラーにするのが、
12:03
ひとつのポイントだよね。
これを栽培するきっかけってのは何だったんですか?
これはたまたまアスカの知り合いが作ってて、
紹介されて作ってくれた。
それまで俺も知らなかったからね、こんな食い物があるの。
見たことないよね、普通にスーパーとかでも。
この辺のジッパーさん野菜コーナーに
一時期だけピョって出てたとして。
そう、そんな感じだよね。
この間、金鉄で売ってたわ。
高いね。
そういうところで売ってるのは?
いや、300円だった。
すごい作ってる人増えたのかな?
増えたと思う。
小さいやつが売ってて、これ300円くらいかかってた。
地下のジッパー産業の野菜コーナーで300円だったわ。
だいたいみんなそれくらいだね。あんまり高く売れない。
さらにマコムのスーパーなところっていうか、
薬膏っていう。
マコム風呂っていうの、私昔よく聞いて、
ドロドロのやつね。
ドロドロ、あれ発酵なのかな?
マコムを乳酸発酵させた粉があって、
岩手かどこかな?昔からマコムをやってるかもしれない。
リバーブ地のところでやったかな?
それはそれで有名で、水買えないの。
ずーっとまかしっぱなしでドロドロのやつね。
すごい薬膏がある。
アトピーが治るとかな。
聞いたことある?
昔からそういう風に使ってた薬膏として。
あとお茶とかもね。
葉っぱとかピーラーで剥いた葉をちょっと干していったお茶にするとか。
これ放置された金魚池で育ててるって書いてあるんですけどね。
水耕栽培っていうのは?
基本的には田んぼ、水があるところにないとできないから、
足とかガマが生えるところって思ったら構わない。
足とかガマが生えるようなところで生える。
だから池の旗とか水辺とかそういうところに自生もしてる。
これ毎年稲みたいに植えるんですか?
放置してたらだんだんジャングルになってきて、
だんだん細くなって取れなくなっちゃうから。
だいたい2年。
ちゃんとした人は毎年毎年起こして植え直してるけど、
とてもそんなにパワーないから、
うちは1年目やったら2年目は多少そのまま放っておいて、
刈払いですいて、間を空けて、
そういう形でやってる。
マコモの栽培というのは実は植え替えが結構大変なもんで、
15:04
はじめは簡単にできるんだけども、
2年目、3年目、4年目で辞める人が多い。
1年目、2年目で簡単にできるから、
簡単にできたほうが一気にできるから、
安くみんな出しちゃって値段が上がらない。
悪循環な野菜。
これがあと10年くらいして、
一通りみんな大変なものだと分かるようになったら、
値段が上がるかもしれないけど、
今はもう簡単に新規参入した人が、
1年目、2年目で作って、
ものすごくできて、
天野ワイン屋で何とかしなあかんと言って、
値段安くして嬉しい。
なるほど、マコモだけの悪循環がね。
でもね、やっぱり一回食べたら、
すごいこの時期にしか食べれない。
すごくおいしいから、
またマコモだけないんですか?
っていうファンはいるよね。
そうそう、私の固定客みたいなのはいいんだけどね。
としあさん、今日は種を持ってきてくれたので、
ちょっとその話が聞きたいなと思って。
今日持ってきたのは、
トゥルシ、ホーリーバジルの種です。
もともとこれを始めたのは、
洋さんの種の交換会で、
種をいただいたのがスタートです。
聞いてみたら、いろいろと薬草があって、
香りもすごい。
お茶にしてもおいしいということで、
自分で育ててたら、
たまたまそれを別のトゥルシと交換する機会があって、
そちらを育ててみたら、
こっちは葉っぱがおいしいという、
いわゆるガパオライスに使う葉っぱみたいになって、
これはいろいろあるのかなと思って調べてみたら、
結構トゥルシ、ホーリーバジルも一種類じゃなくて、
いろんな種類があるというのが分かって、
集め始めて、
今年の春にオオヤトゥルシの種をもらって、
カプはトゥルシの種を買って、
実はもう2種類作ったんだけども、
畑の隅々でそれぞれ交配しないようにして、
作った種を今日ちょっと落として、
ちょうど今は種の時期なので、
種って花の時期なのでね、
落として持ってきました。
すごい、ちょっと匂いを、
トゥルシ独特の香りをちょっと試してみたいなと思うんですけれども、
4種類が袋に入って目の前にあります。
シソカは全部小さい細かい種が。
18:02
シソもあんまり近くに向いてはいけないのね。
結構そういう場所を探すの難しい。
これが一番オオヤトゥルシ?
これがよく育った。
4つともよく育っているんだけども、
オオヤトゥルシはよく育った。
1番、全然違う。
カプア。
これちょっと甘い感じがする。
さっきのも甘いかな?
さっきのはバジル。
でもね、これ2番目はね、
何かに似てるね。
ナギナタコウジュって知ってます?
知らん。
ごめんマニアックで。
私八つ畑に住んでた時に、
いつも自然のガイドで子どもたちもある時に、
ものすごい匂いを放つ花咲くやつあるんですよ。
雑草と言えば雑草やねんけど、
ナギナタみたいに穂がちょっと垂れる。
シソカかどうかすぐ分かんないんだけど、
ちょっと臭いねそれは。
なんかほんのりそれが混じってる匂いがする。
ナギナタなんて?
ナギナタコウジュ。
びっくりした、俺ナギナタコウジュって
どこに残ったやねんとか。
すごくいい香りなんだけど、
なんかほのかにちょっと気になる、
臭みっていうのかな?
なんかいい匂いなんだけどね。
面白いねこれ。
これあれみたい、この香り。
それは1番やね。
1番、オオエトルシって。
シソじゃなくてもう一つ、ゴマの葉みたいな。
韓国料理とかで言ってた。
エゴマ?
あ、そうっす、エゴマ。
エゴマみたいな香り。
なんかちょっと独特。
これ。
これ私の、3番目は私の。
ちょっと薄めな感じの。
名前が分からんから。
名前は分かりませんけど、
一応その時はホーリーバジルって聞いて、
確かに違う。
他のに比べては薄い感じだよね。
薄い。
混じってるかもしれない。
これが一番好きかもしれない。
4番。
4番は何だっけ?
ガパオライス。
やっぱこれも種類分かんないんだけど、
葉っぱがものすごく使いやすい。
使い具合がある。
あ、そうなんやね。
3番目のは結構ちょっときつめだもんね。
私もなんかそう思ってて、
ちょっとなんかお茶にするぐらいはいいけど、
さらにこれは、
じゃあガパオトゥルシと私の。
今、暫定的に読んでみようかしら。
オオヤっていうのは?
オオヤ、トゥルシって言って、
日本向けに改良したのかな。
結構その辻で、
その辻って何の辻なのか分かんないけど、
有名なやつで、
日本の気候に合ってるらしいから、
21:01
確かによく育つ。
へー、そうなんだ。
ちょっと粒大きめの。
でも暑かもしやすいのかも。
そっかそっか。
トゥルシはね、結構コアなファンがいるよね。
で、案外私が学んだパーマカルチャー界隈は、
ヨガとかやってる人が多くて、
インドに通ったりする人がいるから、
インドではそのトゥルシはもう、
全てのお家で自家栽培してるものだって聞いてる。
薬の代わりに万能薬として、家にはあるもんな。
そうらしい。
だからすごいいっぱいいろんな種類があるんだよって、
その友達とかから聞いて、
しかし見たことないやんかみたいな感じで、
放り混じるって書いてあるけど、
その何の種類かまでは書いてなかったり。
こんないろんな種類を、
しかもお家で分けて畑でやってる人は、
すごいいないんじゃないかなって感じだよね。
シソカは結構混乱しやすい。
そうそう、コートシロップはね、赤と青のもそうだって。
あれって戻し方あるんですか?
赤シソと青シソがすぐ混じっちゃって、
気持ち悪い半分ちょっと緑か紫か、
気持ち悪いみたいな色になっちゃったやつを、
戻せたりするんですか?
戻らないと思う、それはそのまま。
なんとかしていくしかない。
食べきるしかない。
最初から分けて育てなさいよってよかったんですね。
だからシソなんかは、
とうもろこしあるやん。
白いのと黄色いの。
あれは100m離せられてる。
100m!?
そんなに混じりやすいんですか?
そうじゃないと、白いやつに黄色い種とかが入ってる。
売ってるものって混ざってるのは、
あれはまさと混ぜてるんだから、真っ白系のやつは。
真っ白系が人気なんじゃない?
糖度が高い。
そっか。でもあれって風媒化だよね。
風が吹くところまでは飛んじゃうんですよ。
風媒化?
それで花粉が飛んで、つくと。
おしべの花粉がめしべにつくと受粉しちゃうから、
その黄色の花粉が白いところまで飛んだら、混じっちゃうってことでしょ?
だから100m離すんだ。
そんなにって感じやけどね。
確かに。
とうもろこしも育ててはるの?
うちは育ててないけど、だいたいうまくいかない。
うちの畑ではとうもろこしが残念ながら。
どうしたの?何が旺盛ですか?
ズッキーニが調子よかったけど、今年はできなかった。
24:03
え〜そっか。
ズッキーニは種からは全然うまくいかなくて、
苗を買ってくるけど、苗によって全然子育ちが違うし、
いつまで育てられるかも違う感じがするけど、
とうしゃさんは種から。
種は買ってくるけど回せないけどね。
そっかそっか。
聞いてみたかったのは、自家採取は結構いろいろされてると思うんだけど、
実給率というか、種どれくらい、いろんな育ててる作物のうち、
何割くらいを実給してるのかな?
2割か3割かな。
豆類は実給で回してるのは簡単やからね。
豆が芽が出るから。
大豆とか。
大豆、空豆、遠藤とか、スナップとか、紫遠藤とかね。
大豆は大豆でもその中でいくつか何種類かやってる?
大豆は緑、黒、黄色。
黄色って普通のやつ?
普通の大豆。
豆も話しておかないといけないんですか?
それはそんなに交配してない?
豆は話してないよ。
隣に植えてるから、今のところ考察したってことは聞かない。
パンダ豆っていうか、
豆の1個の中に白と黒があるやつとかが、
金時豆の種類を近くに植えたら、
紫と黒になっちゃったりとか、紫と白になっちゃったりとか、
なんか新たな名前を付けたりみたいな感じの交配したこともあって、
交配しやすいのももしかしたらあるのかもしれないし、
梅と豆はそんなことはないね。
近くでやっても。
100メートルそんな豆いっぱいやってて話してたらね、
どんだけ土地があっても足りないからね。
そっかそっか。
これから挑戦してみたい作物とか、
ビジネスとしてっていうのでもいいし、
自分の興味として作物、トライしてみたいものとかあるんですか?
レンコンやね、レンコン。
大変そうなイメージ。
大変やね。
どろどろ濃厚。
だから自分で食う分くらいで。
食べるためにおいしいレンコンのために。
花も綺麗やしね。
確かに。
金魚池の。
金魚池で、こういうのを散乱用地で、下がコンクリートの池があるのね。
そこに土入れてやれば、そんなに下潜らんでいいから、
うまいこといくんちゃうかなと思ってるけど。
土入れるの大変やけどね。
そうやろうね。
土どのくらい?
27:01
30センチくらい入れるのが最低でもね。
広さでもだいぶ広い。
白い、白い、白い。
10粒くらいのところだから、わずか。
小さいところ。
あれって、なんかすごいね。
胸まである釣り用のつなぎみたいなのを着てやってるイメージ。
みんなそうやってやってるよ。
ポンポンポンポンポンで水圧かけながら。
でも、去年アスカのレンコン農家に手伝いに行って、
取りながらもらってきて、自分のところで種芋をもらうのをついてきて、
大変。
手で探りながらやっていくんだけども、
結局、自分で食べるんやったら、
あ、しまった!って言っても大丈夫なんだけども、
潤るためには綺麗に剥かなきゃいけないから、大変だわ。
自分で作ると美味しいっていう感じなんですか?
安心は人が見ればいいんだけど、
やっぱり自分で作ると嬉しいやん。
レンコンって農薬とかあるんですか?
あると思うよ、多分。あまり聞かへんけど。
普通のハスとは違うんですよね、レンコンって。
花ハスでも食えるレンコンはある。
ハスみたいに花つけるんですか?レンコンって。
同じように作れるよ、レンコン畑と白い花が咲かれて。
ハスの花。
毎年、僕は植木屋さんの仕事で、
ハス鉢、言ったら鉢に入れてたり、お寺さんとか多いんですよね。
それを株整理を毎年しないといけないわけなんですよ。
言ったらもう、レンコンっていうか根っこがぐるぐる巻きになると、
花付きが悪くなる。整理して減らすんですよ。
新しい株を2つ3つだけ用意して取って、
それをまた新たに植え込む。土が足りない方は肥料を入れるみたいなことをするんですけどね。
レンコン畑っていうのも同じようにレンコンを取って、
次の年もまた勝手にレンコンになるんですか?
勝手になるけども、それではちょっと量が少ないから、
真駒と一緒で同じように白かきして、また種レンコンを植えていく。
また種レンコンを飼ってってこと?
うん。だから自分のやつ残しておいて。
そういう風に制作してるんだ。
おっちゃんのその庭で余ったレンコンって食べれるの?
いや食べられへんと思うで。
細い?
細いでも食えるよ。
30:00
ちょっと持って帰ってきてよ。今度料理してみようよ。
食おうと思ったら食えるけど、味が違うかもしれないけど。
毒ではないと思う。
ちなみに時期はいつぐらいですか?
今頃から出発するのはね。
今頃から冬の寒い時期だから、正月過ぎて2月、3月まで。
なんかつらいイメージがすごくあるね。
今が発紋が出始めた頃かな。
花が終わって枯れ出してるときかな。
実が充実してるな。
飢えがなくならん限りはしたい。
レンコンがすごいな。
楽しみだけどなんか手伝いますって言えない感じの猫ね。
やっぱりその金魚池の活用みたいなことはやっぱりそこにあるんですか?
だから泥があるから、実際に金魚池でレンコンやってる人いるんよ。
できないことはないと思って去年種ももらってきたけど、うまくいかんかった。
うまくいかないっていうのはどこがうまくいかない?
分かんない。だから水が深かった深かったが、ちゃんと土を耕してなかったのか。
太らなかったという。目が出なかった。定着しなかった。
ちょっと終わりましょうっていう合図ですね。
ご飯が炊けました。
タネのことね。このラジオをいろいろ喋ってるんですけども、
日本においてタネっていうのは社会的な問題があるなとはずっと思ってて、
たとえば種子法の廃止が来年4月かな、施行されたり、種苗法の改正が、
まだまだちょっとはっきり決まってないと思う。
そういう政治都市の動きってもいろいろあるんだなと。
実際農業に携わってる都市屋さん自身、
何か考えてることっていうか、何か思うことみたいなのがないかなと思うんですけど、いかがですか?
種苗法の問題、いろいろ騒がれてるのは知ってます。
ただ極端な、極論ね。自家裁除したら逮捕されるってことは実際にできないと思います。
ある意味、種苗法と一緒で毒力作って逮捕されたって話は、
打ったら別やけど自分で飲んでるもんで逮捕されたって話は聞かないから、
そんなに細かいところまで追いつくよりも他にやる仕事あるやろうっていうところがあるので、
あまり心配してません。
実際その種が毒栓されて、種が値段が上げられてある場合は、
結局それは最終製品に添加浸透の動きをやってられるわけだから、
それで消費しちゃえばいいのかという話に最後は帰着すると思ってますんで、
33:04
あまり心配してません。
どっかの国で農家が破綻した話も聞いてるんだけど、
それは半分騙された。
この高い種を買ったらできるっていう話が実際できなくて、倒れてしまったっていうことです。
要は高い種しかなかったら高い種を買って、高い製品を売るというサイクルになって、
なったらなったで、それを添加していくしかない。
あと家庭産衣レベルの人はそこまで絶対追えないから、
やっても全然問題ないじゃないかと。
実際固有種については所有権がはっきりしないから、今となっては。
十分それだけでも繋いでいけるとは思ってます。
ですから、面白くないですけどね、特にメジャーにやられるのは。
面白くないですけども、そんなに心配してないし、
こだかに反対はしてないです。
そうですね。
実際に社会としてそんなに混乱が、いろんなことが起きてるわけではない。
でもやっぱり考えるべきことは考えていかないといけないかなと。
いろんな人が種のことに注意を受けるきっかけにはなったのかなという気がするね。
今まで食べるものの安心とか安全ということは結構問題もたくさん起こったからだけど、
知られてたのが、種の何が安全なの?みたいなことがあんまり考えられてなかったのが、
中止法とか処病法の話が危険って言い出した人がいっぱいいたっていうのもあって、
やっとそこに目がいき始めた。
法律はきっかけとして、遺伝子組み替えとかゲノム編集とかF1とかということに
みんなが興味を持ってどういうものなのか。
それがわかってもらうのが大事だと思うし、
結局、F1種とかゲノム編集とか遺伝子組み替えのものは独占しやすいわけね。
実際にはもうそれは不登記で絡められてるから、それしか買えへんわけやけども、
それを選ばない人が、消費者がそれを選ばなければ、農家も売るものしか作れないんだから、
みんなが固定種を買ってくれたら、別にそれで構わない。
結局、自分たちが選んでるわけよ。
毎日の買い物でね。
そう、買い物が投票だというのはその通りなのね。
36:01
確かに。
目に見えれば選ぶこともできるけど、
結構、遺伝子組み替えはまだ表示あるものが多いけれど、
ゲノム編集とか表示しなくていい方向に行きそうだっていう、
そうすると選ぶこともできない問題があるのかな?
そうなると、自分で作るのが一番安心。
もしくは、信頼した人から買う。
そういう人が増えていけば、また変わってくると思うけどね。
今回のコロナの問題で、自分で作ろうという人が増えてきたからね。
影響が怖いと思う一つは。
どんだけ難しいかということもわかるし、
普通に、私とかは今年、田んぼに挑戦してみて、
うだまで、うだまで。
うだまで行ってます。
土屋さんの手伝いすればいいよね。
仲間たちとやってみて、
これを生涯としてやるのはどんだけ厳しいことかと。
売ってる米の値段の低さというかね。
一旦やって、農協に売ってるのは10万円くらいだからね。
まあ、そうでもないことだなと思うし、
大変さとやってみたから、農家さんにすごく尊敬みたいな感じ。
それは農家に限らずですよね。
工場の出土家、匠の技みたいな工芸品でもみんなそういうのが必要だと思うけど。
ぜひやってみて。
ただ、農業は日本人のDNAにかなり入っているから、
みんなやろうと思ったら結構どこまでいけると思う。
希望ですね。
確かに。
土屋さんね、冒頭で、
なかなか農業で食っていくことは大変だって言ってました。
今現状、それでも米を作り、コモを作り、
それを売ってということをやっていると思うんですけども、
何か楽しみみたいな、喜びみたいなことがあると思うんですけど。
農業の喜びはあるよ。
農業に限らずかもしれないけどね。
種を蒔いて育てて、収穫できるとかの喜び。
田んぼが美しいとか、畑が美しいとか、
夜明けが綺麗だとか、夕日が綺麗だとか、
そういうものに感じることができる。
自然と共に生きているという実感がものすごく得られる職業だと思う。
確かにね。
39:00
命に携わっているんだなと思うんですよね。
陽系とか陽遁とか、そういうこともあるかもしれないけどね。
生きることに、すごい真剣というか、
素直な気持ちになれる仕事なのかもしれない。
天候とか気候とかにもすごい左右差があるし、
いきなり枯れるとかね、木が。
人とは違うんだもんね。
世界的な原因がわからないとか、
でもしょっちゅうあることがあるね。
謙虚になれる仕事かもしれない。
人相手だとどうしても、
結局相手は変わらないから自分が変わらなきゃいけないというのを学ぶのに時間がかかるんだけども、
自然の場合だとおてんと様にはかなわないと、
初めから万歳しちゃうから、
すぐ自分を見つめることはできるね。
恨んでもしょうがないから。
こういう農家さんと知り合えて、すごく安心するというか、
豊田さんのすごくフットワークの軽い感じ。
新しいものを見つけて、すぐチャレンジしていくっていうのは、
すごく見てて楽しいというか、
豊田さん次何考えてるのかな?
常に新しいことを覚えてるような感じ。
ねなしごさんみたいなところがあるけども。
でも発信し続けてる感じってのをいつも感じる。
今後どうして行かれるのかな?って気になってる存在があるんですけど。
現状何か考えてることとか。
欲しいのは山。
山は欲しいよ。
山に行きますか。
山で遊びたい。
遊びたい。
山と里をつなぎたいんだろうな。
氷山の近くには山はある?
あるよ。八田もあるし。
奈良は基本的に山に囲まれてるしね。
小池も山がいっぱいあるし。
福田も山だし。
近いね。その日も。
まあ近いかな。
これはあえて探してはいない。またご縁があったら来るだろうぐらい。
縁があって来たんだけども、ややこしい物件でやめたとかそういうのもあるから。
ご縁がつながるときがいいときだもんね。
だからいつ山に行ってもいいように、道具だけはいっぱい揃えてる。
揃えてそう。
倉庫にいっぱいね。
たくさんいろんなものがあって。
チェーンソーも巻き上げて持ってるんだけど、この間チルホールっていうワイルドでいっぱい使ってる。
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使ってます、使ってます。
使ってるな、運営屋さんに行ったらな。
これで倒せるって裏の木。
そうそう。
シルビアに簡単には倒されんね。
楽しみですね。
楽しみ、本当に。これからどうなっていくか。
またまたね。
またちょっと来てもらいましょう、じゃあ。
是非、本当に来てください。
ありがとうございます。
またこの番組はちゃんと続いて、
1年後とか2年後とかにまた姿を見せられるのが楽しみで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
どうだった、鳥谷さん。
改めてやっぱり、農業本当に楽しみながら、苦しみながら、
そしてなんかこう前へ進もうとしてる人だなっていう感じがしましたね。
いやー、山を欲しいっていうところが鳥谷さんっぽいなと思って、最後やってた。
なんかやっぱり、いい遊び方を常にしてる感じがするなと思って。
仕事を含めてね。
常に遊びながら仕事してるっていうか、そこの辺ってすごく魅力的やし、
憧れる。
同棲としてすごく憧れる感じだなって。
いい年の取り方っていうのもね。
そしてこう、等身大な感じが、飾らない感じがね、なーって思う。
いや、よかったね。面白かった、本当に。
ね、また来てほしい。
で、次回は。
次回は立東ですね、ついに。
11月7日ですね。
11月7日、立東は24世紀で、この立東から立春の前までが冬なんだって。
まだ秋の気配濃厚なんだけど、冬が経つっていう昔からの言い方で、始まりかけてるんですよっていう。
12月20日からでしょ、立東までの間が。
秋の土曜日。
ちょうど秋と冬の間、調整期間。
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まあそうだね、大体2週間ぐらいもあるから。
土曜というかね。
風邪とか引きやすかったりとかするかもしれない。
お互いに気をつけましょうって。
じゃあちょっと次回は、いろいろ種のことをまた2人で話をしましょう、それでしたら。
お庭のこととかもね。
しますします。
あとまあなんかちょっといろいろ、ちょっとアート、音楽とかのことも入れられたらいいなーなんてちょっと思ってますよ。
じゃあまた会いましょう。
種とクラスで会いましょう。
ではでは、さよなら。