土地とかと一緒ですね。
要はつまり、結局値段って買いたい人と売りたい人のお互いの目線があった価格で取引されるじゃないですか。これ何でもそうだと思うんですよ。
で、それがやりやすいかやりにくいかによって、かなりそこの価格が売りたい人からするとちゃんとした価格で売れる。で、それがなかなかやりにくいとなかなか価値がつかない。
やりにくいっていうのは、外に出しづらいってこと?みんなの目に触れづらいってことが、やりづらいってことになるって意味?
そうです。みたいなのがあって。で、例えば、わかりやすい話で言うと、メルカリの話をすることが多いんですけど、
メルカリ、タニーさん使います?使いますよね。僕も使うんですけど。で、あれってすごい個人売買の、物の個人売買に革命を起こしたサービスだと思うんですよ。
あー、確かに。
例えば、僕がこの間、何だろうな、いらないスノーボードの板を売ったんですよ。それも、たぶん昔、メルカリなかったら、周りの数人の友達とかに、俺の板いらないから買ってよみたいな。
いやいや、お前のいらないよみたいな。そもそも身長違うしみたいなのが、インターネットにああいうものができて、で、簡単に売れるようになったから、
友達にほぼただみたいな感じで売っていたものが、値段がつくようになったと思うんですね。
そうだね。
ですよね。で、だから、最近すごく言うのは、例えばブランド物のバッグを買う若者が増えたってよく言われるんですけど、
それも、昔はメルカリみたいなやつとかがなかったんで、もう30万円のブランドのバッグを買った瞬間に、ほぼゼロになったんですよ価値は。売れないから。
だけど今はメルカリみたいなものがあるので、これワンチャンは30万円で買うけど20万円で売れるなとか、何ならレアなものだと値段上がるかもしれないというのが、すごくやりやすくなったと思ってるんですよ。
そうだね。今までなかったわけじゃないんだけど、もちろん。だけどそれをみんなが使いやすくして、誰でも気軽にできて、で、たくさんのユーザーがいてっていうところまでできたことがもう革命というかあれだもんね。
まさにまさに。フィジカルなものは、かなりそういうのが、概念としてももうみんな使ってるからメルカリとかヤフオクとか何でもいいんですけど、それはすごく想像しやすくなったと思うんですね。
じゃあ、かたやさっきの会員権の話に戻ると、そのゴルフの会員権、リゾート会員権、でファンクラブの会員権みたいなものがあるんですけど、これって今も売りたいと思ったら、実は売れる場所とか間に入るブローカーみたいな役割の人がいるんですよ。
一応いるんですよ。だけど、そんなにその取引がなかなか簡単にできるような環境にはないんです。で、なぜかっていうと、そもそもその会員権自体が、今までアナログだったんですけど、本当にたぶん紙をもらって、名前書いて、で、ゴルフ場に印鑑をしてお金払ってとかっていうのが、今までのその会員権の取引のやり方だったんですね。
それはゴルフの会員権もリゾート会員権もそう。で、これはかなりめんどくさいんですよ。要は僕が持ってる会員権を、ゴルフの会員権を種井さんに売りますと。で、そうするとゴルフ場にそれを言って、で、種井さん本人確認をして、たぶん本当にゴルフ場に行って、免許証出して。
まあまあ、本人反抗を見せてとかなんとかみたいな話だもんね。
だから、ゴルフの会員権とかリゾート会員権みたいな高い、金額が高いものだと、行ってそういうめんどくさい手続きをしても、一応経済的に合うんですよ。
いわゆる数百万のものだから、一回千葉に行ってサインしてぐらいやるかとか。でもそういうやり方取りがめんどくさいから、そこで取引できるような便利なプラットフォームみたいなのがないんですよ。もちろんメルカリでゴルフ会員権販売しようと思えばできるけど。
でもそれだと審議のほどというかいろんな。
そうですそうです。あと名義の書き換えとかできないんですよ。
なんかね、ちょっと分かってきたよ。
ちょっと分かってきました。
いや、それであれなんじゃない?あれなんだっけ?ブロックチェーンってあんまし分かってなかったんだけど、その技術を使うといいとかってこと。あれ違う?
本当にその通りで、今からその話したくて。いいんですいいんです。いい振りです。だから結局そういう、今まで権利って基本的に紙で表してたんですよ。紙と印鑑みたいな。
で、それをやっぱり今みたいにやり取りする、やり取り売買するみたいなことを本当に真面目にやろうとすると、ものすごい摩擦が生じて、結局めんどくさくてやんないんです。
これあれだよね。前に話したと、コーヒーの話と一緒だよね。東京会場の時の。そのインボイスがたくさんあって。
そうそうそうそう。
大変だったりなんだったりっていう紙がもう、紙と手間がとんでもなくなるっていう。
まさにまさにその通り。なので結局そういう会員権を取引するっていうことが、本当に高いものを除いて、ゴルフ会員権とかリゾート会員権を除いて行われてないっていうのが今の現状なんですよ。
はい。
それが、さらにその結局紙より、当たり前ですけどデジタルの方が便利じゃないですか。ただデジタルでそれを売買させようとすると、それはそれで結構難しくて。
なぜならデジタルのものっていうのは基本的に、例えばさっきのあるファンクラブの会員権というものがあるじゃないですか。
もっとわかりやすく言うと、アイドルのファンクラブの会員権があったとして、それをデジタルで、今普通に何でもそういうデジタルになってると思うんですよ。
どっかのアイドルのホームページに行って、そのアカウント登録して、メールアドレスとかパスワードを作って、そこでデジタルの会員権を作りますと。
ただそれって、そのアイドルのサイトの中に記録されているデータベースの中にあるものを、スマートフォンだったりPCで写してるだけなんですよ。
だからこれを僕が売りたいって思った時には、そのアイドルのサイトの中に取引できる場所があればできるんですけど、普通そんなの作んないからできないんですよ。
で、これをブロックチェーンというもので、そのアイドルの会員権を発行していたら、それ自体がアイドルのサイトの外に出て、
で、二次流通というかその売買できるマーケットで取引できるみたいなのが、ブロックチェーンで会員権を発行した時のメリット。
なるほどね。そのブロックチェーンというのを使うと、それが絶対に保証みたいなものなの、ブロックチェーンというのは。
そもそもそのシステムを使うと、単純にさっき言ったメルカリのデータのあれので会員権なんだとかの話じゃなく、
それで会員権みたいなのを作っちゃうと、絶対に複製ができないとか、そういうことの技術のことをブロックチェーンというのは。
そうです。複製ができない。で、あとはそのアイドルのサイトの中に閉じてないんです。
オープンなプラットフォームというか、インターネットのもう一個上のレイヤーと書くんですけど、
なのでアイドルのところで買った会員権が、メルカリのようなプラットフォームにも出品ができると。
で、仮に買われたらそのままそれがブロックチェーン上で移転する。
今、多分アイドルの会員権をメルカリに出品して売るみたいなことができないと思うんですよ。
はい、なるほど。
それができるようになる。
え、じゃあこの会員権がメルカリで売れるようになるってこと?
そうですね。
あ、そういうことなんだ。
まあまあ平たく言うとそういうことです。
大枠というか、分かりやすく。
なのでメルカリもまさに最近NFTの取引ができるようなサービスを始めたんですよ。
メルカリNFTって。
で、まだそういう会員権とか利用権とかではなくて、もう少しアートとかそういうものしかまだ扱ってないんですけど、
すぐなんかやると思うんですよ、多分。
で、そうするとその価値がつく。
これがポイントで結局その会員権に、まあ会員権以外もそのものに価値があるって何かっていうとほぼそれイコール売れるかどうかなんですよ。
価値があるとは何かっていうのは結局みんながそれを1000円だったら買ってもいいよねとか5000円だったら買ってもいいよねって思うからその価値がつくわけじゃないですか。
そうだね。
さっきのバッグと同じです。
確かに。
30万円だと僕は持って買ったんですけど、それ売れないともうゼロなんですよ。
まあただ一方、自分が個人的にそれが必要だったり道具として買えるものであれば、それには価値があるわけじゃない。
自分にとっての。
自分にとって価値がある、おっしゃる通り。
そういう価値っていうことと、まあ外に出て行ってこのもの、特定多数の人が見たときの価値っていうのはあれだよね、お金ってことだよね、確かに。
お金という定量的に、数字で一応みんなで共通してできるのが指標がお金だと思うんですけど、それがつくかつかないってところがほぼほぼ物の価値。
それはほぼにやりイコール、自分がいらないって思ったときに誰かがその価値価格で買ってくれるかっていうのがほぼ物の価値とほぼ同義なんですよ。
そうすると、物はさっきのC2Cでメルカリで売れるようになったよね。