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2026/06/15 たまゆらタイム
2026-06-19 12:16

2026/06/15 たまゆらタイム

梅雨と食中毒の意外な落とし穴

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サマリー

梅雨の時期は食中毒のリスクが高まります。家庭のキッチンでも油断は禁物で、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター、ウェルシュ菌、ノロウイルス、ボツリヌス菌、アニサキスなど、様々な食中毒の原因菌やウイルスが存在します。調理器具の洗浄・消毒、十分な加熱、適切な温度管理、そして「もったいない」精神からの無理な保存は避け、基本的な予防策を徹底することが重要です。冷蔵庫も万能ではないため、早めの冷蔵と長期間の保存を避けることが、食中毒を防ぐ鍵となります。

オープニングと今週の記念日
こんにちは、石井健一です。 今週も、たまゆらタイムの時間がやってまいりました。
6月も半ばを迎えましたね。 山梨でも、紫陽花が色づき始め、
田んぼには水がはられ、 初夏らしい風景が広がっています。
一方で、梅雨の季節でもあります。 雨の日が続くと、少し気分が沈みがちになりますが、
植物たちにとっては大切な恵みの雨です。 この時期ならではの景色を楽しみながら過ごしたいものですね。
さて、今週も、今日からの1週間の過去の出来事や記念日を振り返ってみましょう。
まず、6月15日。 今日は、栃木県民の日です。
1873年のこの日、 当時の栃木県と宇都宮県が統合され、
現在の栃木県が誕生しました。
続いて、6月16日。 1963年のこの日、
ソ連の宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコアさんが、 人類初の女性宇宙飛行士として宇宙へ飛び立ちました。
宇宙開発の歴史の中でも大きな出来事でした。
6月18日。 1983年、
アメリカ初の女性宇宙飛行士、 サリー・ライドさんが宇宙へ飛び立ちました。
テレシコアさんから20年後のことです。
6月19日。 朗読の日です。
朗読、619、語呂合わせですね。
本を声に出して読む楽しさも、 改めて感じてみたいですね。
そして、6月21日は、下日。
1年で最も昼の時間が長い日です。
これから本格的な夏へ向かっていきます。
季節の移ろいを感じる、節目の日ですね。
梅雨の食中毒:腸炎ビブリオ菌とカンピロバクター
さて後半は、梅雨の時期に気を付けたい、 食中毒のお話です。
この季節になるとニュースなどでもよく耳にします。
でも実は、食中毒というのは、 特別な飲食店だけで起きるものではありません。
家庭の台所でも起きることがあります。
しかも、ほんの少しの油断が原因になることもあります。
例えば、魚介類に付着することがある腸炎ビブリオ菌。
この菌は、海水を好みます。
言い方を変えると、塩水を好むんですね。
だけど、真水には弱いんですよ。
だから、魚介類を真水で洗ってしまうと、 この菌は全部死んじゃいます。
だけど、塩分のある環境では、 増殖しやすいという特徴があるんです。
かつて、魚介類を扱ったまな板で、 そのまんま漬物を切ってしまい、
大規模な食中毒につながった事例もありました。
つまりね、魚介類を水洗いしないでまな板の上に乗せる、
塩分がまな板に付く、
本来そんな菌がないはずの漬物をそこに置く、
漬物に菌が行く、
漬物はもう塩分の宝庫ですからね。
もう普通ではありえないぐらいの量、 ここで繁殖しちゃうんですよ。
だから、魚介類をそのまんま食べるよりも、
広い食中毒が起きてしまうということになるので、 これは本当に要注意です。
魚を切った後のまな板。
見た目はきれいでも菌が残っていることがあります。
だから、しっかり洗浄し、できれば熱湯などで消毒する、 塩素などで消毒する、そういうことが大事です。
また、鶏肉で有名なのがカンピロバクターです。
実は、日本の細菌性食中毒の中でも非常に多い原因です。
鶏肉そのものだけでなく、肉中が問題になっています。
鶏肉を切った包丁やまな板を使ってサラダを作る。
これだけでも感染する可能性があります。
だから、さっきの腸炎微風菌のところでも言ったんですけど、
何かを切ったり、調理したまな板や包丁はすぐに滅菌する。
熱湯で洗って、さらにできれば塩素で少し流していく。
そういうことが必要になります。
めんどくさいと思うかもしれませんけど、これ大事なことですよ。
見た目ではわかりません。だからこそ、生肉を扱った器具は必ず洗う。
そして、野菜やサラダは別の器具で調理する。これが理想的ですね。
基本的なことですが、とても重要です。
最近では、鶏肉の叩きや加熱不十分な料理による食中毒も時々報道されています。
新鮮だから安全というわけではありません。
カンピロバクターは新鮮な肉にも存在することがあります。
だから十分な加熱が基本なんです。
生焼けで食べちゃダメなんですよ。もちろん生食はダメですよ。
大量調理とウイルスの脅威:ウェルシュ菌とノロウイルス
そして、大量調理で有名なのがウェルシュ菌です。
学校やイベントなどで作る大鍋のカレー。
作ったばかりの熱いカレーにすぐ蓋をしてそのままゆっくり冷ましてしまう。
実はこれが危険な場合があります。
鍋の中心部は長時間高温状態になり菌が増えやすい環境になるんです。
大量調理しても小分けにしてなるべく早く冷ます。これが重要になります。
さらに冬場でも油断できないもの、ノロウイルスですよね。
ノロウイルスは細菌ではなくウイルスです。
感染力が非常に強く、ごく少量でも感染することがあります。
そして乾燥しても感染力が残ることがあります。
そのため人から人へ広がりやすいんです。
だからね、例えばおうとしてしまう。そこを拭くじゃないですか。
でもそこに菌が残りますよね。
乾燥すると乾燥したノロウイルスが空気中に散らばってしまうんです。
昔、まだこういう知識がない時に、ある大きなホテルでこういう事件がありました。
宴会場でおうとしてしまったお客様のところを従業員がきれいに拭いたり掃除機で吸い取ったりして片付けました。
でもカーペットに菌は残っているわけじゃないですか。
それがそのまま空気中に散らばり、なおかつ空調の中に入ってしまったんですね。
なので全館を同じ空調でつないでいるものだから、その場にいなかった客室でゆっくりしている人たちとか、そういう人たちにまでこのノロウイルスが感染してしまうということが起きたぐらいです。
だからこれもきれいに片付けるだけでなく塩素などで、塩素が使えない環境ではアルコールとかね。
ノロウイルス、すみません僕今ちょっと資料不足で、アルコールとか何か効かないものが確かあるんですけど、効くものを使って塩素とか酸素系の滅菌できるようなものでしっかり菌を滅菌するっていうのが大事だと思います。
ボツリヌス菌とアニサキス:意外な落とし穴
さらにボツリヌス菌と関係して有名なのが赤ちゃんとハチミツです。
1歳未満の乳児にはハチミツは与えてはいけません。
大人には問題なくても乳児では乳児ボツリヌス症を起こす危険があります。
昔は知られていなかったことですが、現在では広く注意喚起されています。
あとこのボツリヌス菌っていうのは真空で繁殖するんですね。
普通真空だから大丈夫と思うじゃないですか。だから真空パックは安全と思われがちです。
もちろん市販されているものなどは十分な衛生管理しているから大丈夫なんですけど、ご自分で真空パックする場合なんかボツリヌス菌がここに付着していると真空になった途端大量繁殖しますからね。
ボツリヌス菌というのはさっき赤ちゃんの話はしたんですが、大人でも大量に取ってしまうとかなり致命率というかね死んでしまう確率が高いんです。
こういうことも気をつけてください。
あと魚の生食ではアニサキスも有名ですね。サバやイワシ、サンマなどに寄生することがあります。
鮮度が良くても安心ではありません。食べた後に激しい腹痛を起こすこともあります。
これね、今お寿司のネタなんかでもこれ生で昔食べなかったよねなんていうのも結構出てたりすると思うんですけど、これ一回冷凍してたりしますので、そこで寄生虫は死滅してしまったりとかそういうこともあるんですが、
ご自分で釣ってきた魚とかそんなのはおそらくそのまま食べようとしますからね。そのまま生食するというのはかなり危険性があります。
特にこの寄生虫もそうですから加熱っていうのも大事なんですけど、あとは海の魚だったら最初に言いましたけど、チョウエンビブリオキンっていうのがあるのでしっかり真水で洗う。これ大事だと思うんですね。
で、あと豚肉なんかこれはもう皆さんよくご存知だとは思うんですけど、生焼けの状態だとサルモネラキンっていうのが、豚肉の場合はもう必ず生きている状態で持っている菌ですからね。
豚肉を生で食べるってのは全くダメですし、もう生焼けの部分があったら絶対にそれはしっかり焼いてから焼き直してから食べてください。
食中毒予防の基本とまとめ
そして意外な落とし穴があります。それはもったいない精神です。昔は食べ物を大事にすることが美徳でした。もちろん今でも大切です。
しかしまだ大丈夫だろう、もったいないから食べようが危険につながることもあります。見た目も匂いも普通、それでも菌が増えていることがあります。
特に梅雨の時期は細菌の活動が活発になります。少しでも不安を感じたら無理をしない。これも大切な判断です。
最近は冷蔵庫があるので安心と思いがちですが、冷蔵庫は魔法の箱ではありません。菌の増殖を遅らせることはできますが、完全に止めることはできません。
作った料理は早めに冷蔵する。長く置きすぎない。そんな基本が一番の予防になります。
食中毒という怖い話に聞こえるかもしれませんが、その多くは少しの知識で防ぐことができます。
手を洗う。手についている菌が食べ物に行ってしまうということも十分あるので。
手を洗う。しっかりと加熱する。生物と加熱済み食品を分ける。早めに冷蔵する。
どれも特別なことではありません。毎日の積み重ねです。
これから気温も湿度も高くなる季節です。皆さんどうぞお気を付けください。そして元気に夏を迎えましょう。
さて、お別れの時間が近づいてまいりました。今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
タマユラタイム。お相手は石井健一でした。
それではまた来週この時間にお会いしましょう。タマユラのような優しい時間をどうぞお過ごしください。
12:16

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