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こんばんはたまこです。今日はお取り寄せのサンフジが届きました。サンフジというのはリンゴです。これは私が以前4年間地方勤務をしていた時に知り合った農家のものなんですよ。
美味しいんです。パカッと割ると真ん中に黄色い蜜が入ってて甘いし、そして原農薬で栽培されているので毎年いただいているんです。
そしてね、もう1個楽しみにしていたのがその箱の中にですね、園主自ら手書きで書いたお手紙のコピーが入っているんですね。
さすがに全員に手書きってわけにはいかないんで、それはコピーなんですけど、それがね毎年楽しみなんですよ。
何がいいってね、ちょっと前まではお子さんが小学校とか中学校であのね、この手紙に載せる絵をよく描いてくれたんですよ。家族の絵とかね。
今は多分お子さんが大きくなったので、さすがに絵を描いてくれなくなったんじゃないかなと思いますけれども、絵無しで園主の方がですね、お手紙を書いているんですね。
その中には、今気温が朝は1度だとかね、一面に霜が降りて真っ白だとか、そして春から11月まで収穫できるまで本当に長い期間、栽培期間があるのがこのリンゴっていうことで、
本当心配は次々に起こるし、十分に収穫できるかなとか、間伐が大丈夫かなとか、いろいろあって、なかなか眠れないようなこともあったっていうようなことが書いてありますけれど、
毎日ね、その夜寝る前にリンゴたちが、明日ねまた園主が来るからみんなで秋まで頑張ろうね、なんて話していると嬉しいですって書いたんですよ。
毎日育てているリンゴたちは子供のような家族です。心を込めて作っているつもりです。お客様方たくさん味わってくださいねって書いてありますね。
なんかこういうのも、いい歳のおじさんがなんか可愛いじゃないですか。それもね、手書きの字でこれを読むと、なんかこう納得しちゃうんですよね。
このリンゴの収穫は12月の上旬まで毎日続くということらしいんですけど、家族一度気合を入れて頑張ります。どうかよろしくお願いします。よし、やるぞってビックリマークがついてるみたいなね。
いい手紙じゃない?なんかこれ見てちょっと元気が出るっていう感じもしてしまいます。こんな風にね、決してこのお手紙って有益なことが書いてあるとか、文章がなんか素晴らしいとか、そういうものとはちょっと別なんですよ。
だけどものすごく親近感があって、思わず読んじゃうみたいな。他の印刷されたいろいろなものって、例えばDMなんかもそこまで読もうって気にならないですよね。
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でもこのお手紙ってなんで読む気になるのかなって考えると、私たちに目線がすごい合ってるものだからなのかなって思うんですよね。
例えばスタンドFMでもめっちゃいいねがある人とそうじゃない人がいて、私なんかもう全然なんですけれども、そういう引き手との目線を合わせるみたいなところ、
それってすごい有益なことを言わなくちゃいけないとかっていうのとはまた全然別で、みんなが楽しいと思うこと、みんながこれを聞きたいなって思うことが何かっていうのをすごいちゃんと捉えてる人なんだろうなっていう風に思いますね。
その辺が私はまだ全然アンテナが錆びてていかないなという風に何か気づかされてしまいました。ということで今日もありがとうございます。たまこでした。
