1. 盆踊るトーク
  2. 自分の盆踊りの原点を探したら..
2025-11-23 13:15

自分の盆踊りの原点を探したら、吉田戦車だった話

私が盆踊りをスタートするきっかけとなった友人のサトシに、サトシが盆踊りを始めたきっかけを聞いてみた。二人だけの忘年会の際に、大阪のグランフロントの地下のカフェにて。

サマリー

このエピソードでは、彼の盆踊りの起源が漫画家の吉田戦車にあることを探ります。吉田戦車の影響で始まった盆踊りの経験や、グジョウ八幡の祭りについて語り、それに伴う自己の成長や地元の文化との関わりを考察します。

吉田戦車と盆踊りの出発点
僕の盆踊りを始めるきっかけとなった、友達のSATOSHIにちょっと…
SATOSHIがどういうきっかけで?
僕がSATOSHIのインスタグラムの、こういうやつで始めたっていうのが、今でも覚えてるんだよな。
どっかのね、カフェでコーヒー飲んでる時に見て、止まったっていう。
そこから興味を持ったっていうのは間違いないので、僕の原点の原点を教えたい。
なるほどね。なかなか自分の何とも意図してない行動が、ヒデに強い影響を与えているというのが、なかなか考え深いですね。
本当は何も思ってないです。
いやいや、何だったら俺よりはるかに伸びり込んでるわけで、すごいね。
僕の場合は盆踊りがっていうよりは、グジョウ八幡がっていう方が強くて、なんでだろうなっていうのは、ちょっと喋りながら考えていこうと思います。
とりあえずグジョウ八幡の盆踊りを知ったのは、漫画家の吉田戦車のコラムみたいなものを読んで、
そういうこと今の人知ってるのか知らないけど、吉田戦車は映るんですとかさ、ああいうギャグ漫画を描いてる人で。
彼が、とりあえず毎年の行事として。
あの人行ってたの?
そうそう、行ってると。
知らんかった。
それこそ、吉田戦車がそんなわざわざ山奥に盆踊りに毎年行くんだという驚きがあって。
それは初めて聞いた。
じゃあ僕の原点は吉田戦車だったんですか?
そうそう。
盆踊りへの挑戦と成長
吉田戦車の変わった感性の人が、っていうので行ってた。
だから行ったのか、グジョウは。
そこで知って、いつか行ってやろうというのはあった。
けど、ただすぐにでもなくて、何があったのかな、その間にっていうことがあったんだよね、多分。
でもやっぱり多分あれだな、なんとなくチャレンジしなきゃいかんっていう。
もう中年になり、いろいろ動かなくなった。
自分があんまり行動を起こさなくなった中で、これはいかんなと。
だってそもそも佐藤氏って別に運動するタイプじゃないじゃないですか。
このまま吹き込んでくるのまずいな、みたいなのがあって。
多分そういう時があったんだよね、40代になって。
それで何かしなきゃで、グジョウ八幡のボンドリがあったって思って行ったり。
あとは乃木坂を追いかけようとかね。
この話ずっとしてたら、乃木坂の話をしなくてもいい?
それはダメ?
それは別の話だよ。
それは勝手に話してる。
僕の中でどっかの時に、人生でやり残してたこといろいろやろうみたいな時に、ボンドリも出てきて。
優先順位は高くないけど、まあまあ。
ほび引っ張り出してきたみたいなね。
だから俺の中でなんとなく嫌い嫌いしてたオタクみたいな世界を行ってみようとかね。
新しい世界。
自分が今までやってなかったことをやってみようみたいな中でやったんだろうな、多分な。
でも、形から入るじゃん。
ということでとりあえず着物をね。
浴衣を着て。
Tシャツ短パンとかジャムとか。
やっぱり最初から、みたいなタイプね。
行ったのが最初じゃないかな。
それが何年前ぐらい?
もうそうだよね。
やっぱりもう10年弱ぐらいなんだよね。
2013とかそれぐらい。
じゃないかな。最初に行ったのは。
で、そうだよね。やっぱ行ってみた。
しかもそうそう。僕ね。
最初の年、2,3回行ってて。
どこへ?
宮城八幡。
最初ね、徹夜踊りじゃないんだよ、僕のデビューは。
本当に、宮城八幡って2ヶ月ぐらいかな。
毎月ちっちゃい盆踊りがどこか、街のどこかで行われてて。
毎日?
そうそう。で、有名なお盆の徹夜踊りは4日とか。
でもそれ以外にもちょこちょこやってて。
そのちょこちょこから入ってんだよね。
おー珍しい。それはそれでまたちょっと。
だからめっちゃ地味な。
7月24日とかね。よくわかんないけどそんなような時にやる。
2,3時間だけ。もう8時に始まって11時に終わりますとか。
それぐらいの感じかな。
のやつに行って、ゲストハウスみたいなところに泊まって、
連れてってもらったりして。
そのゲストハウスの人たち。
そう。飯も一緒に食って、その後行きてとか。
そこからはっスタートしてるんだよな。
で、それにでもあんまり派手さもなくてしっとりしてる感じがあるね。
やっぱりそういう時って。
徹夜踊りとは違って。
徹夜踊り。そうそう。
日常的なっていう。
そうそう。で、街もしっとりしてるしあそこ。
そうなんだ。
宮城八幡ってコンビニもないような街だから。
で、その中でこれはなんかいいなーみたいなのもありつつ、
じゃあ徹夜踊りもどんどん多いよみたいな。
じゃあ最初は風情がいいかなーみたいな。
そうそう。街に溶け込んでる感じがすごいいいなーで。
で、次はじゃあちょっとね、そこまで来たら徹夜踊りも一回挑戦してみるかなーっていう。
ので行ってみて、そっからはなんか面白くてね。
面白くて、すげーなーって感じだよね。
佐藤氏の面白いなーと思うのは、宮城八幡の踊りしか参加しない。
参加しないね、そこは。
やっぱり街が、そっちが好きだっていうのと、
あとさ、なんかこう僕らの文化ってアメリカのカリモンっていうか、
欧米のカリモンみたいなところがある中で、
その宮城八幡の踊りだけは日本文化を突き抜けたらここまで来たかみたいな。
それを感じられるのが嬉しくてっていうのがあるよね。
日本を感じる。
そうそう、だからハロウィンってクリスマスだって、僕ら別に根っこがないことやってるじゃん。
そこにおいて、なんか唯一、僕の知ってる範囲で唯一根っこがあって、
普通に面白い、楽しめるみたいな。
格式バッテもないしみたいな。
気軽にも参加できる。
そういうので最初の頃は、最初の4,5年は行ってて、今50になったんだけど、
今になると体力測定だよね。
どこまで俺は行ける。
まず行くまでにしんどいなあから始まり。
行ってからすぐ息が切れるとか、すぐ休んじゃうみたいな。
行き始めの頃なんてさ、本当にもう最後まで。
徹夜の最後までさ、朝の5時とかまでやってたけど、
だんだんともういいかなとかなって、2時、3時で終わってくる。
今は連れて年齢、体力の低下に抗う。
年に1回抗う。
今年はここまでやれたな、みたいな。
自分の今の体力を知る。
そういう感じになってきたかな。
地元文化との関わり
逆に聞くと、僕は武将とか普段の棒取りに参加してはまってたけど、
佐藤氏はそういうタイプじゃないっていうのは、それが普通だと思うけど、
それは今の近所とかにもそんなに興味がない?
そうだね、今のとこは興味がないかな。
僕が行って一番最近喜びを感じるのが、またこの人たちいるわって。
武将八幡の踊りって、踊り好きべって本人が自分が言ってるけど、
多分地元の人でチーム組んだりとか、ちょっと変な格好したりとか、
すごい踊ってる人がいて。
多分僕がいると必ずいるから、毎日踊ってんだろうな、あの人が。
その人らを見るのが幸せみたいなところがあって、またいる。
俺さ、誰一人知り合いがいないのよ、あっちに。
でも行って、またこの人たち踊ってるわと。
じゃあ俺も来年また来なきゃなみたいな。
それがあるからって。
だからやっぱり地元のあれだと今はそういう状態ないじゃん。
地元の棒取りではまだそれはないから。
直接は知らないんだけど、知ってる人が踊ってるみたいな。
なるほど。
一方的かもしれないけど。
ガクラン来た、このおじさんまだいるなとかね。
ARの人とかね。
そうそう、なんかいるんだな、まだやってるなみたいな。
それだね、今の一番の喜びは。
それが喜びに変わるっていうのは面白いですね。
お互いまた一年生きてたねみたいな。
生存確認。
彼らを通じて、彼女を通じて自分を確認してるみたいな感じもあるよね。
映し鏡みたいな。
その視点はなかったね。
だからそうだよね、棒踊り、いびつな棒踊りっていうかね。
棒踊りそのものじゃない感じになってるよね。
サトシの中でっていうかね。
でもそれは人それぞれだよね。
そうだね、だから棒踊りに、もし踊りの方に熱が入ってたら、
あれってさ、表彰されるじゃん、宇治八幡って上手いとちょっと呼ばれて。
あれに行こうとするもんね、たぶんね。
あれはいつも呼ばれなくて悔しいなと思いながら、かといって別に練習しないから。
やっぱ僕はだからそっちではないんだなっていう。
ダンスとしての棒踊りを磨こうっていうのは全然ないんだなっていうのは。
なるほどな。タイミングが合えば是非。
すいませんでした、本当に。来年は。
それはやっぱりサトシとの関係性でおもろいのは、お互いドライなところがあってあんま気にしない。
相手に求めないっていう。
フラッと始まるみたいな。
フラッとスルーされるみたいな。
ここのテンションが心地いいから付き合えてるな。
なかなかいないね。
なかなかね、気をつかうね。
やっぱどっかでウェットになったり、求めすぎたり。
いやいやでも本当に棒踊りが繋いでいいんじゃないかな。
棒踊りがあるからでも関係性としてまた新しい関係接点ができたっていうのはあるよね。
夏前にちょっと連絡しようかなっていうのはあるよね。
と、年末か。
いやでもね、本当ね、俺なんか偉い棒踊りに入っていくなって驚いたもんね。
そんなに、だって年間何回行ったとかでめっちゃすげえ風邪引いたりするよ。
そんなことになってんの?って驚いたもんね。
去年はちょっと行き過ぎたなと思って、今年はセーブして。
一回グイってギア入れて今はちょっと戻ってる。
13:15

コメント

スクロール