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この放送は、サウナによるサウナのためのサウナコミュニティ、サウナダオの提供でお送りいたします。
みなさん、おはようございます。サウナダオ代表で、さっき課せる石鹸のクラファン準備中で、サウナダオオリジナルサウナハットをリリース中のたかばーすです。
ロシアのサウナ文化
今日はですね、昨日に引き続きまして、世界のサウナを巡る旅② ロシアをご案内したいなと思います。
1日目はフィンランド、今日はロシアで、明日がトルコ、月曜日が韓国、火曜日が日本というところでやっていきますので、よかったら続けて聞いてみてください。
ということで、ロシアですね。ロシアもサウナ、実はサウナ大国なんですよね。
ロシアのサウナっていうのは、結構フィンランドと似てますが、フィンランドとちょっと違うところっていうのは、ロシアっていうのはサウナはサウナなんですけども、フィンランドのサウナよりもかなり質度が高いんですね。
ロシアはバーニャって言います。バーニャっていうのは結構友達とか仲間と行くっていうような、そんな楽しみ方が一般的で、ロシアのことわざにはバーニャには将軍はいないっていうほど、もう本当に裸の付き合いというか、もう上下関係がない。
地位や肩書きを忘れて、もう腹を割って話すっていう、もう社交の場って言ったところがバーニャって言われています。
このバーニャっていうのが、また3つぐらい特徴があるんですけれども、1つ目がベーニクっていうね、白樺とかオークのハツキの枝を束ねたもので、フィンランドのビフトと結構似てて、体を叩いて血行促進させたりとかするんですね。
このバーニャにはバーニャ職人っていうのがいらっしゃって、パーリシチクっていう方の名前らしいんですよ。
このバーニクを使って全身をマッサージしてくれるっていうのが結構、ロシアのバーニャではメジャーだと言われてますね。
さっきもお話ししたんですけれども、バーニャ自体は湿度が非常に高いですね。
蒸気っていうのが充満していて、熱い蒸気とベーニクの香りがサウナ室の中を煮満ちて、体を真から温めてくれるっていうのが2つ目の特徴ですね。
やっぱり寒い地域ですので、温冷抗体浴ですね。
体をバーニャで温めた後に、水風呂みたいなところとかプールに浸かったりとか、外は雪が多いので雪の上に飛び込んだりとかしながら、温冷抗体浴を繰り返していきながら血行促進だったりか、疲労回復とか免疫力を回復させていくっていう。
結構この辺は日本がどちらかというと取り入れていったところなんですけれども、日本のサウナのルーツの一つでもあるのかなという感じですね。
ロシアのバーニャっていうのは、さっきもお話ししたように単に体を温めるわけじゃなく、友達とか仲間と親交を深めるような大切な文化ですね。
やっぱり外が寒いので、ゆっくり喋ろうと思うと温かいところに集まるっていうのは日本だけじゃなくて、人間としては普通のことなんでしょうね。
なので、そういったところで昔から仲間とか友達とかをこうやって親交を深めていったっていったところがこのルーツになっているんだと思います。
ということで今日はロシアのバーニャをご紹介しました。
明日はトルコのハマムについてご紹介していきたいと思いますので、よかったらまた明日も聞いてみてください。
はい、ということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
それでは今日も整ってまいりましょう。