孤独と町の風景
君との長い電話の後で 一人町へ繰り出した
遠回しのさよならに今頃 気付いた僕がそこにいて
ああ、やることなすこと 意味がないように思えてきて
おお、目に映るものが なんか少し嫌になったのさ
悔しいくらい見慣れてる
珍しくもないいつもの 文字で束をついて分けして
一体何やってんだろうと 急に虚しくなって
断ち切るはずだった想いは ふっくれ上がるばかりさ
こんなに綺麗な夜なのに
ここにいることが 全て嘘っぱちに見えてきて
誰もいないこの街を静かに 好きになることにしたんだ
ああ、風があふれてる 落ち葉が流れる道を行く
おお、昔の褒め言葉は もう後回しにして
いいかい、君が例えば
この先誰か好きになっても 何も変わりゃしないさ
こうして君を待っている ちっぽけな僕に
理由なんてないのさ
くだらないことが今は 素晴らしすぎるから
一体何やってんだろうと 急に虚しくなって
断ち切るはずだった想いは ふっくれ上がるばかりさ
こんなに綺麗な夜なのに 今は素晴らしすぎるから