夏の日常の描写
駐車場で猫はあくびをしながら 今日も一日を過ごしてゆく
何も変わらない穏やかな街並み
みんな夏が来たって浮かれ気分なのに 君は一人さえない顔をしてるね
そうだ君に見せたいものがあるんだ
子供の頃と同じように 海も空も雲も僕らでさえも
そういい下り坂をあの後ろに乗せて ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってく
音でうとうとしながら 夢見心地でよだれをたらしてる
君も同じ網の越しの風の匂い
休日でみんなもゴロゴロしてるのに 忙しい顔をしてるね
そうだいつかのあの場所へ
少しだけすべて忘れて 波の音の中 青い裏道を抜けて
みんな夜の海見ながら 線に火をつける
いつか君の名 少しでもさ 後ろに乗せて
いい下ってく いい下ってく
ゆっくりゆっくり下ってく