オープンソースの利点
ちえラジ Chat 火曜日始まりました。今回はですね、プログラミングについてということで、
Youはどうしてオープンソースを?という話をしようと思います。
SBCastは、まつもとゆきひろさんの回で話題に上がった内容について深掘りをしていく回2回目です。
まつもとさんは、フリーソフトウェアに返しきれない恩がある、という話をされていました。
ここでいうフリーソフトウェアというのは、いわゆる一般的にオープンソースソフトって言われているものと大体同じくらいかなっていう感じ。
まあこの辺の歴史はよく知らないんですけども、一応フリーソフトウェアと言われる言葉の方が古くて、
だからそっちの方に馴染みがあるよっていう話をされてましたね。
要するにどちらもソースコードは皆さんで公開して自由に使ってくださいっていうような意味合いだったりします。
特に今だとGitHubみたいなソースコードを公開できるサービスっていうのがあるので、
そこをベースにして配信されているものっていうパターンが多いかなと思います。
ああいうところでちゃんとライセンスっていうものを設定されていて、
その約束の下であれば自由で使ってくださって構いませんよっていうパターンが多いですかね。
で、フリーソフトウェアのソースコードを見たりで、いろいろ勉強してきたよっていう話をされていました。
自分もそういうこと結構多かったので気持ちはすごくわかります。
ソースコードを読んで勉強してきたなんてことは自分はしなかったですけれども、
例えばアプリの挙動を見て、あ、こういうことできるんだ、こういうような機能って、
あ、ウェブサービスOSできるようになったんだとか、
そういう最新事情をなんとなく知るのに入り口がオープンソースだったりするっていうことがあったんですよね。
だからオープンソースソフトとかフリーソフトウェアでいろいろ勉強してきたよっていうのは自分も同じだったりします。
その後おっしゃったようにしがらみがなければオープンソースにしようっていうのも同じ。
自分のプログラムを見て誰かが真似をしてほしいから、参考にしてほしいからオープンソースにする。
オープンソースの理由
参考にできるかどうかはともかくね、こういうことやってる人がいるんだぞ、いたんだぞってことを記録に残したいかなっていうのもありますかね。
あとは自分の作ってるソフトの分野が滅びないようにするためっていうのもあります。
たびたび自分が話題にしてるソフトで、クリップボード履歴ソフトとか、UWSCっていうマクロソフトとか、
こちらの話を結構してるんですけれども、すごく愛用してるんだけども、
何らかの事情でメンテナンスが止まっちゃったりして移行余儀なくされるってことは割と時々あったりするんです。
それがね、商用ソフトだったりするんであればだいたい後継あるんで大丈夫なんですよ。
お金にするぐらいですからね、後継だってあります。
でも非商用ソフトだと後継がないってことって割とよくあって、後継があっても思いっきり使い勝手が違うとかね、そういうことが結構あります。
そういうのを見るためになんかすごい悲しいなっていうか、どうにかならないのかなっていう気持ちがあることがあります。
開発引き継ぐんだったら引き継ぐよって言いたいんだけども、クローズドソースだからそれもできない。
結果的にそれを使わない運用に変えていくしかないっていう状態。
だからそれを売ってお金にするとかいうつもりがないんであれば、自分が仮に飽きてしまっても、メンテナンスが止まってしまっても、
それを引き継ぎたいと思えば引き継げるような状態にはしておきたいなっていうふうに思うんです。
パソコンの中における大工道具、こういうものって大工道具だと思うんですよ。
だからそういうものってオープンソースでいいよ。
ちゃんと理解できてるんだったらそれをちゃんと使いなさい。
新規に作る必要なんかないよ。探す必要なんかないよっていうのが自分の個人的な気持ちです。
だから自分はまつもとさんと同じくしがらみがなければ基本的にオープンソースにしようということでやってるんですね。
はい、というところで今日のお話は終わりにしていこうと思います。
明日は水曜日SIDE BEACH CITY.でのウェブ配信についてお待ちかねえまつもとゆきひろさんの回を振り返りをしていきたいと思います。
ではでは。