ドーパミンの正体と課題
おはようございます。健康戦略デザイナーのぐっちです。今日は、あなたの行動力、集中力、継続力を決めているドーパミンの話をします。
やる気が出ない、勉強や仕事が続かない、それ、才能じゃなくて脳の設定の問題です。
今日は、経営者が特に知っておくべき、ドーパミンの正しい使い方をお話しします。
このチャンネルでは、経営者・個人事業主のパフォーマンスを最大化する健康戦略を中心に、脳・体・習慣の仕組みを分かりやすくお届けしています。
元アスリートとして、体を整え、会社員・独立を経験した中で、成果はスキルよりコンディションで決まると痛感したことから、今の活動をしています。
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まず最初に、ドーパミンはよく快楽物質って言われますが、正体は全く違います。
ドーパミンは行動を起こすための欲求のホルモンです。
やりたい、欲しい、達成したい、手に入れたい、これらの気持ちはすべてドーパミン。
狩猟時代、人類が移動し、探索し、危険を超えて進めたのはドーパミンのおかげです。
つまり成長したい、挑戦したい、成果を出したいという気持ち、イコールドーパミンの力なんです。
ただしドーパミンには二面性があります。
ドーパミンは正しく使えば人生を変えるエンジンだけど、間違って使えば人生を壊す爆弾にもなり得ます。
なぜかというと、ドーパミンは刺激が強いものに優先的にはまる構造があるからです。
だから現代は危険なんです。
現代にはドーパミンを過剰に刺激するものが山ほどあります。
SNSの通知、ショート動画、ジャンクフード、ゲーム、ネットの無限スクロール、
これらはすべて予測不能な報酬、イコール脳が一番求めている刺激なんです。
その結果、ドーパミン耐性がつく。
ちょっとの刺激では満足できなかったり、もっと強い刺激を求め続けます。
そしてやる気が消える。
低刺激の読書、仕事、作業が退屈に感じるようになります。
そして前頭前夜が弱る。
集中力、判断力、計画性が落ちる。
現在バイアスが強まり、見先の快楽に弱くなります。
これがドーパミンの誤った使い方です。
ドーパミンの効果的な使い方
ではどうやって脳を再生するのか。
ドーパミンデトックス、これは脳の余白づくりのことです。
誤解しないでほしいのは、ドーパミンを完全に絶つわけじゃないということ。
目的は脳のリセットと余白づくり。
方法の一つとしては、部分的デトックスです。
朝の1時間はスマホを見ない。
寝る前30分はデジタルを絶つ。
スクリーンタイムで強制的に制限をかける。
意思ではなく環境でコントロールすること。
方法の二つ目は退屈を作るということです。
退屈イコール脳にとってのミネラル。
散歩、空を眺める、湯船に浸かるなど、あえて余白を作ることで
ドーパミン需要帯が回復し、小さなことでも満足できる脳に戻ります。
そしてドーパミンを成果の味方にする方法です。
正しく使えばドーパミンはビジネスでも最強の武器になります。
今日からできる5つの使い方をご紹介します。
一つ目、プレマック原理。
努力イコールご褒美の順番にする。
筋トレ後だけアニメ10分、仕事終わりだけ甘いもの。
脳が努力イコール報酬と学習します。
二つ目、ドーパミンリンク設計。
努力行動に快楽を結びつける。
読書をお気に入りのカフェで、筋トレと好きな音楽をセットに。
行動自体が気持ちいいものに変わります。
三つ目、進捗の可視化。
タスクを消す、チェックを入れる、数字をつける。
これだけで即座覚というところが刺激されて、ドーパミンが出ます。
四つ目、行動の意味付け。
人間は意味で動きます。
読書イコール未来の売り上げを作る投資。
筋トレイコール決断力を磨く行為。
意味を理解した瞬間、ドーパミンが出ます。
五つ目、反理論。
快楽と苦痛は同じ回路です。
スマホだらけの生活は快楽イコール苦痛が必ずきます。
逆に筋トレ、冷水シャワーなど意図的に苦痛を入れると、
脳は快楽状態に戻そうと働き、自然な気分の良さが生まれます。
これがドーパミンデトックスの核心です。
結論、行動できないイコール意志が弱いではないです。
行動できないイコールドーパミンが壊れているだけです。
脳には過疎性があるから、環境と習慣を整えればいつでも再生できます。
悲観する必要はゼロです。
脳は常にアップデート可能です。
もし今日の話を聞いて、やる気の問題じゃなかったんだ、
脳の使い方で行動力は変わるんだ、と感じてもらえたら嬉しいです。
もし今、やる気がない、スマホに時間を奪われている、行動できない自分に悩んでいる、
そんな方は概要欄の公式LINEから気軽に相談してください。
あなたの脳を行動できる状態に戻すアプローチを一緒に設計します。
それでは健康戦略デザイナーのぐっちぃでした。
今日も素敵な一日を!