夕食もご飯を食べてほしい理由
2026-08-07 04:28

夕食もご飯を食べてほしい理由

「夕食のご飯は減らしています」「夜はご飯を食べません」。とおっしゃる方が多いように思います。理由をうかがうと、ほとんどが「太りたくないから」なんです。

以前、ボクサーの減量をサポートしていたときは、ご飯を減らさずに減量に成功できました。練習でタンクを空にしていたから、食べたご飯はそのタンクを満たすのに使われて、脂肪には回らなかったんですね。運動量が少ない私たちも、夕食のご飯を減らしすぎると、痩せにくい体を作ってしまうかもしれません。

「夕食のご飯はどうしたらいいのかわからない」という方や、我慢しているのに痩せないと感じている方の参考になればうれしいです。

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サマリー

多くの人が夕食のご飯を抜くのは太るためだと考えていますが、それは痩せにくい体を作る原因になります。睡眠中も脳は糖を使い続けるため、夕食で適切な量の糖質を摂取しないと、体は筋肉を分解して糖を作り出そうとします。そのため、夕食でもお茶碗に軽く1杯程度のご飯を食べることを推奨します。

夕食のご飯を抜く理由と管理栄養士の考え
こんにちは、管理栄養士のたえです。
夕食のご飯は減らしてるんですとか、夜ご飯は食べないようにしてますっていう方が時々おられます。
理由を伺うと、太りたくないからとか、そんな感じで言われますね。
それで私はいつも、夕食もお茶碗に軽く100グラムは食べてほしいんですってお伝えしています。
夕食のご飯を抜くことによる体のメカニズム
なぜかというと、夕食のご飯を太らないために抜いてしまうと、寝てる間に筋肉が削られて、それが毎日続くと、かえって痩せにくくなってしまうからなんです。
夕食のご飯は、翌朝までの燃料を用意しておく役目があるんですね。
私たちが眠っている間も脳は糖を使い続けています。
脳だけで一晩に30グラムぐらい、お茶碗に軽くいっぱいのご飯と同じぐらいの量なんです。
その燃料は肝臓にグリコーゲンという形で貯めてあります。
体とか脳の燃料タンクのようなものです。
日中に食べたご飯が、まずこのタンクに入っていきます。
でも夕食のご飯を抜いたり、減らしすぎると、寝ている間にタンクが殻に近づいてきます。
すると体は脳に糖を届けなくてはいけないので、仕方なく自分の筋肉を壊して、そこから糖を作り始めるんです。
糖申請と呼ばれる働きです。
壊すんなら脂肪を壊してくれたらいいのにって思いますよね。
でも脂肪は体を動かす燃料にはなるんですけども、脳に必要な糖に作り変えられるのは脂肪のたったの1割しか作れないんです。
糖を減らせば脂肪がどんどん減っていくって思われがちなんですけど、そうでもないんですよね。
じゃあおかずをしっかり食べておけばいいんじゃない?って思われるかもしれません。
でもタンパク質は消化にも吸収にも時間がかかる栄養なので、食べた後は少しずつ筋肉や肌の修復に回っていく材料になります。
もしも糖が足りていなかった場合、そのタンパク質まで糖を作る材料の方に使われてしまいます。
糖が足りていないとタンパク質は本来の筋肉とか肌の修復っていう大事な仕事ができなくなってしまうんです。
また糖質は食べたら即死亡になるっていうわけではなくて、まず肝臓と筋肉のタンクに入って体を動かす燃料として使われます。
このタンクは結構大きいんです。
入る量をご飯に置き換えて計算すると10杯分以上にもなります。
お茶碗に軽く1杯のご飯はあふれる量ではないんですよね。
ボクサーの減量例と現代人の食事
以前ボクサーの減量のサポートをさせていただいた時も、夕食のご飯を減らさずに減量を成功することができました。
毎日の練習でタンクを空にされていたので、食べたご飯はそのタンクを満たすために使われて全然死亡には回らなかったんです。
じゃあそんなに動かない私たちは食べなくてもいいのか?って言うとそうではないんですよね。
眠っている間に脳が使う糖の量はその日たくさん動いた人もあまり動かなかった人もそんなに変わらないんです。
太らないために主食を抜いてしまうと痩せにくい体を自分で作ってしまっているのかもしれません。
夕食も少なくともお茶碗に軽く1杯は食べてほしいなと思っています。
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ではまた。
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