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まっすぐ家に帰らず、みちくさをくう
2026-06-10 20:03

まっすぐ家に帰らず、みちくさをくう

出かけるのも億劫だっただが、帰るのも億劫だった。そんな話。

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00:05
おはようございます。こんにちは。こんばんはかな。Local AI Worksの萩原たかしです。
This podcast is recorded from Tokyo for people whoare quietly thinking about AI, work, language, andstaying human.
今日はですね、今日の自分を見捨てなかったっていう話をしてみたいと思います。
今日は少し立ち止まって自分のことを話す時間がありました。
正直に言うと、そこへ行くのがとっても奥でした。あんまり天気も良くなかったしね。
まあめんどくさいし、できれば行きたくないっていう感じで、家を出る前からそんな気持ちがありました。
ただ、なんか大きな理由があるわけじゃないんですよね。
ただ、行くための準備をして、外に出て、電車や道、普通の歩道を移動して、誰かの前で自分のことを話す。
それだけのことがひどく重たく感じた日なんですね。
今日はそういう日でした。
まあそれでもなんとか行きました。
自分のことをゆっくり話せる機会。
これって1ヶ月に一度しか私いなくて、まあ行きたくない気持ちはすごくあったんですけども、
でも今日逃したら次に話せるのはまた1ヶ月後。
そう考えると行かないままにするっていうこともできないかなと思って。
まあ元気だから行ったわけじゃないし、前向きだから行ったわけでもない。
むしろ行きたくないからこそ行ったっていうちょっと矛盾した言い方かもしれませんけども、
そういう言い方の方が近いかもしれません。
自分の心をこれ以上そのまま放置しないためにその場所に行きました。
なんだか心のメンテナンスっていうと少しきれいに聞こえますよね。
でも実際にはすごく地味な作業っていうか地味な行為で、
調子が悪くなったものを完全に直すわけでもないし、
ただ今どこがきしんでいるのか心がきしんでいるのかを確かめる。
音がおかしくなっている場所を誰かと一緒に探す。
03:01
そういう時間なんですよね。
でまあそこへ向かう前にいつも喫茶店に行くんですけども、
いつもの喫茶店でいつもの席に座って、
タバコを吸いながら少し心を落ち着かせる。
私にとってはちょっと小さな儀式みたいなもんで、
年頃年中アイスコーヒー飲んでるんですけど、
真冬でもアイスコーヒー飲んでるんですけども、
アイスコーヒー飲みながらタバコを吸う、いつもの席でみたいな感じ。
すぐに目的地へ向かうんじゃなくて、
その前に一度途中の場所へ入って、
コーヒーを飲んでタバコに火をつける。
店の中の音の中に混じって時間が来るまで少しだけ座っている。
その時間があることでようやくその場所に行けるっていう感じがするんですね。
人にはそれぞれ移動の途中に必要な場所があるかもしれないなと思っています。
一気に切り替えられる人もいるし、
仕事を終えたらすぐ次の予定へ向かえる人もいますけども、
でも私は少し時間が必要なんですよね。
今いた場所から次の場所へ気持ちを移すための時間。
今日もいつもの席でその準備をしました。
その行った先で話したことの一つとして、
トピックスの一つとしては、
待つ時間についてっていうことをちょっとお話しさせていただいて、
最近私いろんなものをやってるんですよね。
仕事の返事だったり応募の結果だったり、海外の案件。
誰かからの連絡だったり、
自分の生活が少し良い方向へ動き始めること。
待っているものは一つじゃない。
でも待つ時間ってとっても難しいし、じれったい感じがする。
何かをしてるんだったらね、
そういう時間をまだどこかに気持ちを置く場所っていうのがあるんでしょうけども、
書く、話す、応募する、勉強する。
そういう自分には自分が何かを動かしている感覚がある。
でも待つ時間にはそれがないんですよね。
自分の手では動かせないし、
こちらが急いでも結果は早くならない。
06:01
何度メールを確認しても来ても来てない返事は来てないわけで、
待つ時間っていうのは自分にはコントロールできない時間です。
そして私はその時間があまり得意じゃない。
何かしてないと落ち着かないみたいな感じがあるんですね。
このコントロールできない時間にいると、
人って考えすぎるんですよね。
まだ返事が来ない。
何か問題があったんじゃないのかな、
自分が間違えたんじゃないのかなとか。
もう可能性はないのではないのかなとか。
何も起きてないのに、
頭の中でいろんなことが起きるんですね。
考えちゃうんですね。
現実よりも想像が先に走っちゃう。
不安を掻き立てるみたいな。
でも想像したからといって現実が早く動くわけではない。
それでも考えてしまう。
人間の頭は空白があると何かで埋めようとする
っていう性質があるんじゃないのかなと思って。
っていうのも分からないままにしておくのが難しいからなんですよね。
だから答えの代わりに物語を作る。
それも良くない物語を。
自分が選ばれなかった物語。
失敗した物語。
もう遅いという物語。
本当はまだ何も決まってないんですよ。
でも待つ時間が長くなればなるほど
頭の中では何かが決まったような気持ちになる。
今日はそんなことを話してきました。
待つことは何もしないことじゃないとは思いたい。
でも実際に待っている最中にはなかなかそう思えない。
ただ止まっているように感じる。
時間だけが過ぎていくように感じる。
自分の人生が誰かの返事の中に置かれているように感じる。
それがちょっと苦しいんですよね。
頭では分かっています。
頭では十分に、十分すぎるほど分かっている。
応募するところまでは自分でできる。
準備するところまでも自分でできる。
でもその先で誰かが何かを決めるっていうことは
自分には決められない。
頭で分かることと心が納得することは別。
論理的に分かっている。
でも感情は待ってくれない。
今日の話はそんなところまで進みました。
09:03
そして最後にですね。
私はこう言ったんですね。
今日はうちにあんまり帰りたくないんですよね。
自分でもちょっとびっくりするような言葉だったんです。
えっ、あれ、俺、家に帰りたくないんだって。
で、なぜ帰りたくないのかは
はっきり一つの理由にまとめられるわけではなかったんですよ。
ただ今日はすぐには帰りたくなかったんです。
なんか話し終わった後、そのまま日常に戻ること。
それが少し重たかったのかな。
自分のことを言葉にした後に
すぐに普段の役割、日常へ戻ること。
それが難しかった。
そんな感覚があったのかなというふうに思いますね。
人は自分の気持ちを話せばすぐにすっきりするわけではないんですよね。
話した後で、かえって重さを感じることがある。
隠していたものを言葉にしたことで
そこにあるものが前よりもはっきり見えてしまう。
今日は少しそんな感じでした。
じゃあ私どうしたかというと
その言葉通り、私はまっすぐ家に帰りませんでした。
家の近くまで来てから
家に帰らず公園の喫煙所に行きました。
そこで煙草を3本ぐらい吸って
ペットボトルのコーヒーをグイッと飲み干しまして
あまり格好のいい場面じゃないですよね。
シーンじゃないですよね。
健康的でもないし、物語として
美しく捉えられるような時間でもない。
でもその時間が
今日の私には必要だったんですね。
公園の中で少しだけ家に帰るのを送らせる。
まあその時に何か大きなことを考えていたわけじゃないです。
本当にただその場にいました。
タバコを吸って
コーヒーを飲んで
人が通り過ぎていって
空が少しずつ暗くなる。
1本吸い終わってもまだ帰れない。
もう1本に火をつける。
3本吸って
12:00
ペットボトルのコーヒーを最後まで飲み切って
ようやく帰りました。
遠回りというほど長い距離ではありません。
だって家の近所も公園ですからね。
でも心には距離が必要な時がありますよね。
目的地までの物理的な距離ではなくて
今の気持ちから次の生活へ移るための距離。
でもすぐ帰らなければならないと思うと苦しくなる。
でも少しだけ帰る時間を遅らせてもいいんだっていう風に思えると
動けることがある。
まあ私は今日家に帰らなかったわけじゃないけども
まあ最終的には帰ってきたわけですし。
でもまっすぐ帰ることはできなかった。
まあそれでもいいと思うことにしました。
大人になるとすべてをきちんとできなければならない気持ちになるっていうのは
どこかみんなあるのかなと思うんですけども
予定通りに動いて、用事が終わったら帰る。
大切なのは感情を長く引きずらない。
でも人間って機械じゃないんですよね。
心の状態によっては少し遠回りしなければ帰れない日も出てくる。
まあ今日を振り返ると私はなんか解決したわけじゃないんですよ。
待つことが得意になったわけでもないし
帰りたくない気持ちがきれいに消えたわけでもない。
ただ行きました。話しました。
帰りたくないって言いました。
少し遠回りしました。
それから家に帰りました。
それだけです。
でも今日はそれで十分だったのかもしれません。
自分をケアするっていうと元気になることだと思われることがあるかなと思うんですけども
気持ちが明るくなるとか前向きになるとかまた頑張ろうと思える。
もちろんそうなる日もあると思います。
でもいつもそうなるわけではない。
ケアした後でも気持ちは重いことがある。
誰かと話した後でも帰りたくないことがある。
それでもその時間には意味があるんですよ。
ケアって今日すぐに元気になることじゃなくて
今日の自分を放置しないことなのかもしれません。
15:04
帰ってきてからちょっとふと仕事のことを考えて
仕事探し、海外の案件にチャレンジしようということで
海外のサイトを見てたんですけども
いいじゃんって言うようなものがあったので
新しい仕事にも応募しました。
心の中ではまだ落ち着いてない。
いろんなものが揺れている。
もう待つことに疲れてるんでしょうね。
その上で帰りたくないって感じていた。
それでも別の場所では新しい仕事で手を伸ばしている。
こういう人間の姿は少し矛盾して見えますよね。
でも人間は多分こういうものなんですよ。
落ち込んでいるからといって全てを諦めているわけではない。
前へ進もうとしているからといって元気なわけでもない。
心が重いまま行動することもある。
帰りたくないなーって思いながら
未来へ一通だけメッセージを送ることもある。
ケアすることと挑戦すること
これがきれいに別々の日に送るとは限らないわけですよね。
同じ日の中に存在する時もある。
今日の私は自分の内側を話しながら
同時に次の仕事にも応募している。
まだちゃんと整っていない。
でも少しだけ進みました。
人は準備ができたら動くのだと思いがちです。
元気になったら、自信がついたら、英語が上手くなったら
生活が安定したら、その時に新しいことを始める。
でも実際には完全に準備が整う日はなかなか来ないんですよ。
不安が残ったまま動く。
疲れたまま小さく手を伸ばす。
迷いながら送信ボタンを押す。
それでいいのかもしれません。
未来へ向かう行動というのは元気な人だけのものではなくて
弱っている日にも人は未来を選ぶことができます。
大きくではなくても小さな一歩が踏み出せる。
そんな感じですよね。
だから今日は行きたくなかった。
でも行った。
話したくない部分もあったし、
でも少し話した。
最後には家に帰りたくない。
だから少し遠回りをした。
元気になったわけじゃないけれども、
でも自分を置き去りにはしなかったというところ。
今日という一日を振り返るとそこに共通点があります。
18:02
自分を見せなかったということ。
それだけです。
でもそれだけは思っているより大きいのかなというふうに思います。
今も待っているものはたくさんあります。
コントロールできない時間もまだ続いています。
多分明日も何度かメールを確認すると思いますし、
返事が来ないことにまた少し不安になるかもしれません。
そういえばAmazonからのメールが返ってこないですね、Podcastのね。
どうしたらいいんでしょうかね。
まあそれでも今日できたことがある。
行きたくないけれど行った。
話した。
遠回りした。
帰った。
仕事に応募した。
このような小さな積み重ね、
事実というのは自分の手元に残りますよね。
今の自分を放置しない。
帰るまでに少し時間をかけ、
未来へ向けて一通だけ送る。
それくらいならできる日もありますよ。
まあ全てが解決したわけじゃないです。
でも解決していない自分のまま一日を終えることはできました。
それで十分じゃない日だったのかなーって。
元気にならなくてもいいし、前向きになれなくてもいい。
今の自分を今日のうちに置き去りにしないこと。
それができたなら、その一日は失敗じゃないのかもしれません。
まあ今日は自分を置き去りにしなかったっていう話でした。
聞いてくれてありがとうございます。
疲れてるのかな。
聞いてくれてありがとうございます。
それではまた次回。
ローカルAIワークスの萩原敬でした。
それじゃあね。バイバイ。
20:03

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