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2024-06-13 33:32

正直FPラジオ第123回 「金融商品を売らない独立FPビジネスを実際にやっていくハードルについて」

今回は、正直FPとして独立して FPビジネスをやっていこうとした時に実際にやってくるハードルについて語っています。


結構険しい道だと思います。

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サマリー

FPの未来は、独立系FPの仕事の継続に関わっており、それには一定の価値を提供できることが重要です。安い相談料金に慣れている方にとって、その価値を感じるかどうかがポイントであり、それを実現できるFPは数少ない状況です。FPラジオ第123回では、金融商品を販売しない独立FPビジネスの難しさについて取り上げられています。FPビジネスのコンサルタントであるカジさんは、年間10万円の顧問料金を設定しています。

正直FPの未来について
正直FPの本音しか言わないトーク!イエーイ!
どうもみなさんこんにちは、またはこんばんは。
金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐトップ1パーのコンサルティングFP、
家事と経営コンサル、コーチングも手がける個人投資家、テラでお届けします。
このラジオは、金融商品を販売しないからこそ、
各業界や金融機関に忖度なしの正直意見が言える現役FPがぶち上げトークをする、
暇つるしいコンテンツとなっております。
テラさん、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日の話題は、
FP業界、FP業界というか独立系FPの未来というか、
未来も何も、現在もまだ独立系FPの仕事って、
確立したものがあるわけではないと思うんですけど、
でも、少なからずこのラジオを聞いてくださっている皆さんとかは、
私、家事のやっているビジネスモデルとかを目指して頑張っている方、
要はアメリカ、欧米型のファイナンシャルプランナー、アドバイザー、
ファイナンシャルアドバイザーの仕事を目指してやっている方もいると思うんですよ。
でも、それって果たして今後ずっと仕事として続いていくのかみたいな、
そういう疑問もあってですね、
ちょっとその辺の未来の話をした方がいいんじゃないかっていう。
はい、そうなんですね。
今ので伝わったかわからないですけど、
そもそもほら、私の仕事内容もね、ちゃんと伝わっているかわからないから。
最初の今回のテーマっていうかね、きっかけは、
これからさ、FPをやりたい人とか、独立FP、それこそ正直FPでやりたい、
もうちょっと具体的に言うと金融商品の販売とか売るっていうのをメインにやらないっていうのを
心出して、じゃあビジネスFPとしてやるみたいに思う人は、
聞いてくれている人にはいると思うんですけど、
実際今もいろいろトライしている人がいると思うんですけど、
FP業界の作業量と価格設定
具体的にどれぐらいやれてるのっていうのが、
僕にはイメージしづらいなっていうのをさっきカジさんに投げたんですよ。
だいたいね、相談料とか1時間いくらとかさ、
あとは金融商品の販売手数料とかさ、
それこそ不動産扱った時のキックバックとかさ、
そういうのを除くとさ、本当に純粋に相談料だよね。
ってなると、具体的な作業量とか、そういったものにどうしたって引っ張られるじゃないですか。
何をしてくれたかっていうことになってくるじゃないですか、基本は。
これ前ラジオでテーマにしたとは思うんだけど、
でも多分作業量に依存するんですよ最初っていうか、基本がおそらく。
以前ラジオで話したようなことっていうのは、
僕の中ではコーチングとか教育レベルの話なんで、
そこに価値を持たせられるんだったらまた話が変わってくるんだけど、
単純に今世間で認知されているFPっていう職業に期待されていることっていうのは、
何かしらのシミュレーションを出すとか、話を聞きながら具体的なライフプラに落とし込んで見える化するとか、
あとバランスシートを作るなり何なりっていうので、これも同じだよね。
見える化して具体的に今現状どうなってんだっていうのを把握するって話じゃないですか。
そこからできる最適化案っていうのを提案してあげましょうみたいなのが、
僕らが正直FPででしょうねっていう話でやっている多分作業になってくると思うんだけど、
これ自体は作業なんで、これに値付けいくらするのって話になるじゃないですか。
さらに提案した後に実行していくっていうフェーズになった時にまたハードルがあるから、
それをちゃんと支援してちゃんと結果までつなげていけるっていうのはまた別のところになるんだけど、
第二フェーズになるんだけど、そこはそこでまたこれも作業じゃないですか、ある種。
ちゃんと結果を出させていく、支援していくっていうのは。
その間に先ほど言ったようなコーチングなり、その人の知識レベルを上げる教育部分とか考え方とかを少しずつずらしていくっていうのが入るかもしれないんだけど、
基本的にはおそらく作業に入るんですよ、僕の認識では。
でいうと、これもまた作業の価格付けになってくるし、
おそらく普通の人は、普通の人っていうとまた語弊があるかもしれないんですけど、
普通のFPさんが目指す話って多分どっかにゴールあるんですよ、これ。
ここまでいったら一旦整理終わったよねみたいな状況ですよね。
問題点とかちゃんと抽出した上でこれを解決していって、
じゃあ一旦その人のお金のベース、バランスシートは最適化されきりましたみたいな。
このまんまじゃああとは観察していきましょうねみたいなフェーズになるじゃないですか。
なるほど、はいはい。
FPっていう業を考えた時にね、何からスタート時点からある程度の落ち着いたところ、
整理整頓されるところまでっていうのを一旦今追っていってるつもりなんだけど。
うん、わかる。要は課題を抽出し、その課題に対して適切な処方箋を出し、
その処方箋を実行させるところまでやったら、あとはもう経過観察ねみたいな。
になると思うんですよ。それある種の一旦卒業ですよね。
そうだね。
お客さんから見たら。これ以上やってもらうことって具体的にあんまりない状態になるじゃないですか。
そうだよね。
ってなったら卒業だよねみたいな。
うん。
っていうとライフタイムバリューでいうとそこまでにいくらお客さんからいただくかっていう話になると思うんですよ。
うん。
それをある種設計した時に、じゃあ初回の面談、無料からでも何でもいいんですけど、
じゃあ具体的な相談に入ってきますと。で、それに対してさっき言った作業がまず発生しますよね。
情報収集して、それを見えるかっていう形に落とし込んで、バランスシートのPLなりに作ってあげて、
で、それを最適化するっていう提案までしますよと。
で、これが一連のパッケージで、じゃあいくらですっていう根付けがまずあると思うんですよ。
独立FPの継続支援とビジネスモデル
はい。
はい。で、その後はさっき言った実行支援までっていうのは、まあ人によって時間軸が変わったりとかおそらくあると思うんですけど、
まあ多分長くて1年、2年でしょ。
そうだね。
一旦整理されきるまでっていうのは。
うん。それで言うと、私の知ってる範囲だと、今寺が言ってくれたプランニングだよね。
最初にはじめましてから、現状の分析、BSPL、キャッシュフローを作ってあげて、
課題を抽出し、あなたの課題これですね、こういうふうにするといいですねっていうところまでしかサービスを作ってない人が多い。
なるほど。第1段階でおしまいっていうことね。
そう。で、
その後リリースみたいな。
そう。もうちょっと進んでる人だと、その先の課題にちょっとずつ気づいてる人だと、
それだと永遠に集客し続けなきゃいけないよねっていう課題が出てくるはずなんだけど、
それをやりたくないなとかね、ちょっともうちょっと安定させたいなって思ってる人は、継続支援のサービスを作ってる。
うん。
それはいろんな形があるんだけど、私で言えば顧問契約サービスだし、
例えば人によっては1年間、プランニングしてから1年間はサポートしますよみたいな、
それは別料金でいくらですよとかね、いろんなやり方をしてる人がいるっていう感じ。
でも感覚で言うとその後ろのサービスを作ってる人は、なんか2割、3割ぐらいかなって感じ。
うん、なるほどね。
はい。
そういう大まかな内容があるじゃないですか。
うん。
っていう時に、もうビジネスとしてじゃああと考えるのはシンプルで、
どういう人がそういうサービスを求めるかっていう話と、
っていうとそれに対してどうやってアプローチしていくかっていうのが入り口の部分ですよね。
うん。
で、その上でじゃあ1人当たり整理されきっていったん卒業みたいな状況までになるまでのライフタイムバリューで、
どれぐらいお客さんからもらうのが妥当だろうっていう話になると思うんですよ。
うん。
っていうのを、まあ何でもいい、いくらでもいいんだけど、とりあえず100万円とするじゃないですか。
うん。
わかんないけどね。100万はおそらく高いと思うけど、一般的には。
ライフタイムバリューがね、うん、そうだね。
で、じゃあ100万円1人のお客さんからそこをゴールまで引っ張っていくのにいただくっていうことを考えたら、
例えば年間ね、どんぐらい?600万とか1000万とか稼ぐってなったら、
まあ1年2年っていう時間軸だからね、もっとだよね。多分10人じゃ足りないよね。おそらく15から20は毎年毎年集客しないと。
ね、集客しなきゃいけないよね。そのファーストステップで脱落する人もいるだろうからね。
いやー、ほんとしんどいと思うよ。
っていうことを継続するのがおそらく独立してFPやっていくってことが現実だと思うんだけど。
そうだね。
これをどれだけの人がやれるんだっていうのがすごく単純に僕は見てて結構大変そうじゃないって思ってるところ?
そうなんだよね。だからリストがある人とかだったら可能だと思うけど、そのリストを自分で作っていくみたいなストイックな人もいて、成功してる人ってもうそういう人だよね。
リストをそもそも持ってる人か、もうストイックにリストをうまく仕組みを構築して作ってる人?
リストもさ、常に入れないといけないじゃん。
大変だよね。
多分流動性なくなると枯渇するからさすぐ。
そうなんだよ。だからみんながうまくいかない原因がおそらくここにあるよねって思うよね。
だから私も安易に成功してるようみたいなのはどうなのかなとは思うよ。
本当に。私は多分運が良かった。
なんで継続してくれてるのかなっていう。
家事のお客さんってさ、本当にみんな顧問契約一回結んでいただいたら、全員が辞めないわけじゃないけどほとんど辞めない。
ほとんどっていうのは、N数が少ないので、サンプル数が少ないので、ちょっと割合で言うとあれだけど、1年に一組落ちるか落ちないかぐらいなんですよ。
平均継続、この業態で仕事を始めてから多分今10年ぐらいだと思うんですけど、顧問契約制にしてからね。
だけどその10年間ずっと続けてくれてる人がもう顧客の3分の1を超えてきたみたいな、そんな感じじゃない。
だけどどうしてこんな10年も続けてくれてるのかなって、私自身が不思議になっちゃうことが結構あって。
今さ、その事前に話してた話でさ、ここから話すことがまた続きになるんだけどさ、さっき言った通常は1,2年で大体整理しきると思うのよ。
そうなんだよ。
で、その後続けてもらうっていうのは、ここでまた結構なハードルがあるはずだっていうのが僕の認識なんですね。
そうだと思うんだ。
で、今カジさんのモデルっていうと、よくアメリカとかでも一般的には全体最適の話で、運用アドバイスっていうところからお金をいただくとしたら1%金融資産のっていうのが相場感だよねみたいな話じゃないですか、おそらく。
そうだね。
っていう時に、じゃあ1%ですねっていうので、はいはいって言って払うっていう層はどこまでなんだっていうのを、このラジオの収録前にカジさんとちょっと話してたんだけど、10万円だと、例えば金融資産1千万の人とかね、だと10万円じゃないですか。
でもやること一緒で、1億だったら100万払う話になるじゃないですか。
10億だったら1千万払うことになるじゃないですか。
うんうん。
これをお客さん側から見た時に、果たして妥当だと思われるのかっていうのが、僕の中では最初に疑問があったんでカジさんにこれを聞いたんですね、最初ね。
うんうん、そうだね。
で、カジさんはどう答えてくれたんだっけ?
10万って私、1千万のお客さんって逆にパフォーマンスやりにくいんですよ、私はね。
何でかっていうと、10万円に対して1千万円の金融資産を見てあげてもパフォーマンス出しにくいなって思うから。
だからバランスが取れるのが3千万から7千万、1億くらいまで。
1億の人だとパーソナルだけじゃなくて、大体それくらいの資産の人って法人持ってたり個人事業やってたりする人だから、会社のビジネスの方も一緒にアドバイスをしてあげるっていう人?
1億程度でそうですか?
うん。
個人でサラリーマンでもいるイメージはあるけどね、全然1億前後だったら。
カジさんの顧問料とその価値
そうだな、1億超えてるくらい、ほら私N数が少ないからさ、私の場合だけどね。
私の奥越えのお客様はサラリーマンなんだけど、10年付き合ってる人なんですよ。
最初はほんと3千万くらいしかなかったところが、私との付き合いの中で最近1億超えてきたっていう人。
うん。
はい、いるの?
うん。
はいはい。
って感じ。だから1億を超えると100万以上のフィーになってくると、やっぱなかなか割高感が出ちゃうよねっていう、よっぽどなんか特殊なアドバイスをしてないとちょっときついかなっていう気がする。
そうなんだよなっていうのが僕の最初にこのテーマを思いついた疑問で。
うん。
そう、カジさんのモデルでやったとて、1年、例えば最初のこの設定で言うとさ、一旦整理しきった後に具体的なこの作業を依頼するものがしばらくないっていう状態が続くじゃないですか。
うん。
で、何かしらの変化があったら何か出てくると思うんですよ。
相続なり何でもいいですけど、子供の成長に合わせて何かが生まれるかもしれないじゃないですか。
うん。
そういうものに合わせて変化はあるけど、その間もずっと今の1億ある人は毎度100万円を払い続けるのかっていうと、いやちょっと割高だよねって思うのが普通の消費者だと思うんですよ。
うん。
一応これを反論する理屈もあるわけですね。
うん。
アドバイザーつけてた方が安定的に自信を持って運用が継続できたりとか、コストが安いものを選択できたりとか、適宜リバランス生きるとかで、もろもろ自分なりの感覚でやっていくとか、そのまま放置しておくよりも数%プラスがあるでしょうっていう理屈はあるのは知ってるんだけど、あるんだけど、
それって消費者から見えづらいしイメージしづらいんですね。実際に手から出てくるお金じゃないから。
うん。
300万出てって200万取り返されてたら価値を感じるんだけど、100万を毎年毎年払い続けてて、いや本当はこういうお金のコストが発生してたかもしれないですよとかパフォーマンスがこれだけ改善してるんですよって、こちらでいくら言っても多分実感薄いよねっていう話で。
そうだね。それを伝えるのが非常に難しいサービスだっていうのはその通りです。
金融資産の残高に応じた確かに%での効果は否定しきれないんだけど、カジさんがさっき言ってくれたようにやっぱり年間100万超えてくるフィーで、しかも毎年やってくれてることって何なのってなってくることがあるじゃないですか。
うん。
で、さっきのこれから独立してFPやってこうっていう人がおそらくまだ見えてないこととして、最初のその相談業務から何かを解決していく、最適化していく、実行支援していくってところまではおそらくある程度イメージできてると思うんだけど、カジさんみたいな年間顧問っていう形になった時にじゃあ何やってあげるんだっていうところが具体的におそらく見えてないと思ってて。
うん、そうだね。
これ継続してもらうためにすごい大変だと思うよ、実っていう。
そうだね。
私自身がちょっとよく分かってないもんな、なんで継続してもらえて。本当に申し訳ない。
言語化してあげないと。
言語化しないといけないよね。
後進の人が困っちゃいますよ。
なんかできないんだけどみんな辞めちゃうんだけどみたいな。
ほんとだよね。ちょっと言語化するか。
でもちょっとなんとなく思ってるのは、また寺に怒られそうだけど、私の長いお付き合いをしてくださってるクライアントって結構傾向があって、傾向があるわ、ものすごく傾向があるわ。
独身女性、それから未亡人。
なるほど。
そう、それからそこに偏ってる。
で、ご夫婦なんだけど、それぞれお財布が別々の方が多い。
つまり依存してんだと思う、私に。
そう、だから怒られそう。
いや、わかりやすくていいと思います。
依存してる。
カジさんに払うお金は高いけれども、
でも今さら、
スナック、キャバクラ、カジさんに価値を感じてるというか、離れると。
いい意味で言えばね。
でも今さらカジさんがいなくなったら、不安でしょうがないみたいな状態が言語化すると、そういう状態を長い付き合いの中で作ってしまっている。
なんかほら、あるものを失うとすごい怖いじゃん。
っていうのを怖がる人種が。
そう、いるってことだ。
かつ、もう一つポイントがあって、
一応私とカジさんと付き合ってから、お金増えたよねって多分みんな実感があるはずなの。
うん。
それは間違いないと思うのね。
だから、ここまですごくうまくいってるから、
今さらカジさんがいなくなった時にどうなるかが怖いっていう。
で、一度離れてしまったら戻れなさそうなのもわかってるから、
だからやめられないみたいなのが正直な、わかんないよ、本音の部分なんじゃないかなって気がする。
なるほど。いや正直に言語化してもらっていいなと思ってるんですけど、
一個質問していいですか。
お客さんは、カジさんのお客さんは、お金のこと全般についてちゃんと理解してます?
理解?ちゃんと理解っていうのをもうちょっと。
要は、やってること初年度にさ、もろもろ全体のことを考えて、現在地確認して最適化していくじゃないですか、無駄があれば。
はい。
運用は当然していくじゃないですか。で、運用の中では基本はおそらくインデックスをやるじゃないですか。
そのやっている理由やら、結果が出てる理屈やら、全体最適の際にこういう理屈で最適化してますってことをちゃんと理解してるかってこと。
どうだろう、人によるかな。理解してる人もいるし、何度説明しても伝わってないなっていう人もいる。
それは必ず伝えるようにはしてる。もう同じ話を何百回ってしてるつもりだけど、聞いてないなっていう人もいるし、ちゃんとわかってるっていう人もいる。
それはほんと人によるな。でもね、どうかな、半々。
比較的最近のお客さんの方が理解してて、昔からのお客さんは超依存されてる感じがするから。
そこだと思ってて聞いたんだけど、理解してる人はどっかであと自分でやれそうだって思っちゃうと思う。
そうだね、思うかもしれない。
理解してないと不安で依存しちゃうんだと思ってて、その比率どれぐらいなんだろうっていうのが質問の一つ。
半々。
半々か、なるほどね。でも半分は残るんですね、わかってそうでも。
あとはね、求められてるなって思うのは、私がいることで夫婦のバランスが取れている夫婦は私をそこで必要としてくれてるから、
自分が言っても配偶者が言うこと聞かないから、家事さんがいると自分の言いたいことを代わりに言ってくれてるから家事さんを使ってるっていう人がいると思う。
なるほど。
わかる?夫婦のバランサーみたいな。
夫婦じゃ普段話せないことも、第三者がいる場でいろいろ話して意見交換ができるっていう効果はあるよね。
それぐらいかな、今思い当たるのは。ちょっと頑張って原稿化してみた。
なるほどね。で、だったら数年と言わず10年近く続けてくれるパターンもあり得ると、その場合でもね。
なるほどね。そこの層以外の人が来る人の場合ですよ。家事さんの場合は独身女性とかが多く来るとするじゃないですか。入り口とかでもね。
女性だしっていうので最初から選ばれたりすると思うんですよ。年齢とか諸々あるかもしれないですけどね。
層じゃない人の場合、特に合理的な男性の場合って多分一旦すぐ卒業するってパターンが多いと思うよ。
確かに。
そういうお客さんばっかり来るパターンは続かんよねっていう。
だとしたら単価をもう一気に上げて、2年ぐらいで卒業してもらうモデルにする。そしたらその2年間のライフタイムバリューを上げなきゃいけない。
上げるのは単純に内容同じで上げちゃうって感じ?
そう。あとは安定的に集客できる台といけないから、この2軸でサービスを考えるしかないよね。私と全く同じことしてたらダメだと思うよ。
そうだよね。結構難しいと思うよ。
難しいよ。難しい?
やるのね。大変だよねと思って。
いや、一個一個に壁があるなと思うんですね。当然集客の部分でももちろんあるし、今の話で言うとさ、どういう層のお客さんにやるかっていうんで、
あれだよね、ビジネスだけ考えたらさ、本当依存的な人に来てもらった方がやりやすいわけですよ。ある種定着力っぽくできるからね。言葉は悪いけど。
カジさんにも悪いけど。ある意味そういうことが、安定させるためには良い集客法っていうか、そっちにフォーカスしたら良いお客さん、ある意味お金の面では良いかもしれないですけど、それが本当に心が痛まないのかとかいろいろな話が最初に入ってくると。
で、それ1個目。で、2つ目が、今カジさんが多分入り口のところで一旦その情報収集して、現在地を確認して、BSとか作って、最適に全体最適する案を考えるっていう提案書っていうところまで、今いくらでやってるんでしたっけ。
今10万、11万。
11万、税込みでってことですね。
で、11万円の価値をちゃんと感じられるような内容提案をちゃんとできるのかっていうハードルが1個あると思うんで、まず。
多分カジさん普通にもうやってるから、抵抗感じないと思うんだけど。
なんだかちょっと安いかなって思ってるぐらいで。
10万の相談料で最初受けるって、ずっとサラリーマンやってて自分でビジネスやったことない人は、まあまあ怖いと思ってんのね。
そうだろうね。
本当に10万でやれるの?みたいな。
うん。
で、自分がそういう不安を感じながら、っていうか自信なさげにやってたら、当然10万の価値感じてくんないから、相手もね。
うん。
ここもう1個ハードルがあるというか、なんか安けりゃちょっとやってみようっていう人はいるじゃないですか。
価値提供のハードルとFPの少なさ
例えばココナラとかそういうのでさ、相談料1時間5000円ですとか3000円ですとかでさ、なんかとりあえず経験積むみたいなのだったらまだできると思うけど。
うん。
ガチでちゃんと個人情報もらって、10万円ですっていうことでやれるのっていうのは、最初結構ハードルだと思うんですね、僕は。
なんかね、でもそこはね、私ね、今過渡期かなと思ってて、結構時代の流れというか、最初は10万でFPの相談する人ってほとんどいなかったと思うんだよ。
でも最近ね、ちょっと変わってきて、3万とか5万とか比較的安い金額のFP相談がかなり増えてきたと思ってるんですね。
ああ、なるほどね。
だからこそ、10万だから選びましたって言われるんですよ、私。
いや、そうそう。
なんで、
カジさんにね、言いたいのはね、世間の相場が上がってきてる感覚はわかるんですけど、10万の仕事が自分ができるかってことなんですよ。
ああ、なるほどね。それは、FP始めた人が、例えばじゃあ、そのね、5万は安いからっていきなり10万でやって、10万で受けてもらった人を失望させるっていうのは、全然あり得る話だと思う。
そうだよね、と思ってて。で、僕らの感覚で言うと、カジさんやってることも、基本バランスシートとかをちゃんと作って、最適化の案を出せるって前提じゃないですか。
消費者の視点とFPの需要
そうだね。
で、出せるやつほぼいないっていう話をしてるじゃないですか、ラジオでは。
うん。
で、じゃあ出せないやつが10万でやってますみたいな話とかがあるとしたら、それはどうなんってなるじゃないですか。
うん。
なんか、カジさんの周りの人で、例えばじゃあ10万円の価値ちゃんと出せるっていうようなFPさんってどれぐらいいる?
わかんない。だってほら、みんなのさ、提案書をさ、私見たことないからさ、わからない。
でも話せば脱力感わかるでしょ。
ほとんどいないかな。私が10万払って相談したいなって思う人は、
そうそう、消費者目線で言うと、
3人、3人ぐらいしかいません。50人ぐらい知ってるけど。
っていうことだよね。
うそ、4人、4人、4人。
1個増えた、1人増えた。
そうなの、消費者からして10万円じゃあ払ってさ、ちゃんとカジさんみたいに、裏もわかってる人がね、
10万払って価値提供してくれそうだなっていうのが、4人だっていう話なんじゃないですか。
50人で。
独立FPビジネスのハードル
いやーって言うと、いきなりさ、デビューで10万取るって結構自信ないと思うよっていうのが僕の今思ってるところ。
いきなりじゃあ言ってもね、まあいいけど、それはそれでその意気込みは買うけど、
ちゃんとできる人がどれだけいるのか、価値を感じてくれるのか。
で、価値感じないとその先に進んでくんないじゃん。
そうねー。だからどうなんだろうなー、難しいねー。難しいよね。だから、うーん。
相場だったらまだ多分ね、その辺はごまかせると思うんだけど、10万って相場からまだ上でしょ?現状で。
上だと思う。今スタンダードは5万ぐらいなんじゃないかな。
ねーって言うと、相場より高くて、だから高いから選びましたって言って、なんか国家と一緒のなんか提案みたいな話されたら、ねーみたいな。
ねー、ほんとそうなっちゃうよね。
まあ消費者も別にその違いはね、見えないと思うんだけど、ぶっちゃけ。見えないと思うけど。
そうねー、そうなんだよねー。だからどの層にやるかにもよるよねー。
でも10万だとやっぱ結構ちゃんとわかってる人が来るかなっていう、金額上げてお客室、お客様の質はすごく上がったなって感じがするので私は。
それはお金持ってるって意味で?それとも知識レベルの話?
知識レベルでですね。
あ、そうなんだ。じゃあちょっとハードル上がるよね、提案する方としてはね。
そうそうそうそう。ここ10万に上げてから来たお客さんばーっと言えるけど、やっぱりすごい外資系のエリート、サラリーマンとか経営者とかそういう人ばっかだから。
なるほどね。というのでちょっと今回のテーマとしてはさ、なんか独立FPやれる人って結構大変だよなっていうのと、今のカジさんのモデルも結構限界値があるというか、何百万ももらえるようなストックっていう感覚はおそらく持たない方が良くて。
そうよ。私ね、超自分が頑張ってどこまでできるかなって考えたら多分2000万が限界じゃないかなって思ってるよ。
やらないけどそこまで。そんなイメージ。それ以上はちょっと無理だなって思ってる正直。
だから一応なんかこれからね、このラジオを聞いてとかでさ、正直FPとして頑張りたいってのはすごい応援するんだけど、どれぐらいちゃんとできていくというか、ちゃんとビジネスになっていく人がいるのかなっていうのは興味深いというか、結構大変そうだなって。
キーポイントは、みんなでもそこの課題までたどり着いてないんだよ多分。
そうだよね。
だから私もそこを聞かれることがほとんどなくて、だからあんまり言語化もしてこなくて申し訳なかったなと思うんだけど、でも絶対にここはぶち当たるとこだから。
ね。
ね。
そうだね、そう言われてみればそうでしたっていう、また絶望ラジオになっちゃったけど、ちょっとまた考えたいと。
絶滅するモデル
絶望に繋がるラジオですね。
絶望に、絶望ラジオになっちゃったけど。
まあでもね、何かしら私たちもどうしたらいいのかっていうところもみんなと一緒に考えていけたらいいかなっていうふうに思っていますということで。
そうですね。
このネタはね、それこそリスナーの人と一緒にディスカッション的な、実際こういう悩みがありますよみたいなのは、そういう場で話すのでもいいのかなって気はする。
いや、いいと思うし、私もアイディア欲しいし、そう思いますよ。持って10年、あと10年ぐらいなんじゃないかなってね、寺田も喋ってたけどね。
そうね、その1%もらうっていうモデル自体がね。
そうそうそうそう。そんな気がしているので。
はい。
絶滅するとは思ってないけどね、もうブームは去るかなって気はしてます。
いや、金融なんつーの、アドバイス、投資アドバイスだけで食べるモデルは絶滅すると思うよ、僕は。
あ、そう。そういう意味で私は、投資アドバイスだけのモデルではないってことなんだよね、既にね。
そうだね、だから依存モデルって。依存商ビジネス。
そうそうそうそう。だからキャバレー、家事って言われちゃうんだね。
そうそうそう。
そういう、言い得てみようですよ。
いやだから人間性だよね。その人自身が魅力があるとか、そういう風な方向で関わるっていうのは1つ方向性だと思うけどね。
そうですね。ということで、またちょっとこの話題はね、どっかでまたしたいなっていう風に思ってるし、またそこまで内省しておくにします。
はい。
またご意見とかいただければなっていう風に思います。
はい。
それでは今日のラジオはそろそろ終わりとさせていただきます。
今日もここまでお付き合いいただいてありがとうございました。このラジオは毎週木曜日に更新をしています。
お気に入り登録していただけると更新の通知が届くと思いますので、ぜひお気に入り登録のほうお願いします。
またエピソードを聞いての感想をですね、Xのアカウントを持っています。正直、FPラジオというXアカウントを運用しておりますので、そちらにリプライやDMなどでいただいても、
あとは質問箱置いているので、そちらの質問箱に感想を入れていただいてもとてもうれしいです。いつもご意見いただいている方ありがとうございます。それでは今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
はい。さようなら。
33:32

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