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2024-08-29 33:06

正直FPラジオ第133回 「受動的な目標設定で相談を受けるFPさんの限界」

住宅購入とか保険の見直しとか投資の始め方とか

そんなことにだけ答えているFPさんいませんか?


上記のようなお客さんの言う主訴に対してそんまま答えるだけのFPさんは単発の関係で終わってしまいます。


今回は、お客さんと長期的な関係を目指すにはどういう相談対応、目標設定をすれば良いのか?というお話です。

00:01
正直FPの本音しか言わないトーク!イエーイ!
どうもみなさんこんにちは、またはこんばんは。
金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐとプリチパーのコンサルティングFP活動、
経営コンサル、コーチングを持ち分ける、個人投資家、寺でお届けします。
このラジオは、金融商品を販売しないからこそ、各業界や金融機関に寸託なしの
正直意見が言える現役FPがぶっちゃけ投稿する暇つぶしいコンテンツとなっております。
寺さん、今日もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日の話題なんですけれども、私たちはファイナンシャルプランナーとして
日々仕事を進めていただいているんですけれども、
FPの定義というか、お客さんから相談を受けるときに、
要は相談っていろんな話があると思うんですけど、
その時に何をゴールとして設定をするか、
それについてちょっと考えてみたいなと思ったんですけど、
ちょっと何を言ってるかというと、
例えば何か相談をされるときって、
お客さんと何々について相談したいです、
分かりました、何々についてですね、みたいな目標の設定って
意識をせずともしていると思うんですよ。
だからそれがみんなはFPとしてね、
どのあたりをゴールとして設定しているんだろう、みたいなことを
私はすごい疑問というか、私は当たり前のように
お客さんのやりたいこととか、
この人のゴールは何だろうって探ることから、
本当の望みは何だろうって探ることから始めるんですよ、
この人はどうして私に会いに来たんだろうとか、
私に何を求めてるんだろうっていうのを、
口ではお客さんって言うんですよ、いろいろ。
でもお客さん自身も本当の課題とか悩みとか解決したい
インサイトを言語化しないとか、
本人も理解できていないってことが結構あって、
だからこそ、口では例えば運用がしたいんですとかって言うと思うんだよね。
だから運用を教えてほしいですって。
でもそれがお客さんの、そこを私はゴールに設定しないんですよ。
だからだとしたら、何で運用したいんですかとか、
そういうところから探っていって、
本当のインサイトにたどり着くっていうことを
情報収集面談とかでは非常に重視して、
ゴールを決めるために、
私はこの人に何をしてあげたらいいんだろうっていうゴールを、
私のゴールを探るために、まず徹底的にお客さんを探るんですね。
03:03
いろんな角度から投げかけて。
でもそうっていうのが私は当たり前だと思ってたんだけど、
どうやら一般のFPの人たちはそうでもなさそうだみたいなことを聞いたというか、
ので、え?って思ってるっていう感じなんですけど。
なるほど。
今のかじさんの話をちょっとだけ要約しようかなと思って。
すいません。ありがとうございます。
一般的にはおそらくFPみたいなところに相談に来る人って、
何かしらの相談事があるから来るじゃないですか。
当たり前だけどね。
よくあるのが、保険を見直したいとか、兄さんを始めたいとか、
家を買いたいとか、そういう話だったりすると思うんですね。
相続があってお金が降ってきたんですけどとかね。
その時に具体的にお金の面でどうしたら有利なんでしょうみたいな、
どう解決したらいいんでしょうみたいな相談事で来ると思うんですよ。
で、多くの人は多分それに応えることが仕事だと思ってるっていうパターンが多いだろうと。
保険を見直したいんだったら、
じゃああなたに今の最適な保険はこれですよってものを提案するのがゴールだと。
もしくはインデックス始めたいんです。
インデックス2に始めたいんですって言ったら、
じゃあニーサっていう制度の講座で、
その講座内でインデックスを買い付きましょう、積み立て設定はこうですってことを答えるのが、
その人の相談事に対するゴール、答え。
それが仕事だと思ってる人が多そうだと。
で、一方でカジさんのさっきの話だと、
その人がその裏にあるなんか欲求やら何やらっていうものを探り出して、
そういうところにフォーカスした提案話にしていくっていうのがカジさんの方向性だと。
ということを説明してたと思うんですけど、
僕は若干また違って、
僕はもともと幸福の条件やら定義やらっていうのはある程度あると思ってるというか、
自分の知見の中でね。
みんなに共通するこういうものを人間は幸福だと思うっていうものがあると思ってるので、
それを聞いていくってことが多いんですよ。
いろんなことあるんだけど、
分かりやすくは例えば人間関係とか、
充実感を持って取り組めることとか、そういうことを聞いていったりする。
生き甲斐やり甲斐ね。
っていうことをフォーカスして聞いていって、
その人が例えば人間関係全然ダメなんですとか、
こういう言い方はしないと思うけど、
例えば職場での人間関係も悪くてとか、
親との人間関係も悪くてとか、
そういう話をしてたら、そこが問題だなと思うし、
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あとは趣味もなくて、仕事も楽しくないっていうんだったら、
やりがいとか充実した時間も過ごしてないんだなとかなるし、
そこが問題だなっていうふうに僕は思っていくから、
そっちの解決法というか、そういう話をしなきゃいけないなって、
僕の場合は思うんだけど。
だから、方向性として相談ごとを持ち込んできた人に対して、
ゴールとして何を設定しているかっていうのは、
こちら側である程度したほうがいいっていうことで、
話をまとめると、一般的なおそらくFPさんっていうのは、
相談ごとに対してただ答えるだけっていう、
自動的なゴール設定なんですよ。
お客さんが聞いてきたことに対して答えるっていうのが、
専門家としてはお金の面でそういう話をしてあげる、
ソリューションを提供してあげる、
処方箋をあげるっていうのが、
そうなんだろうな。
おそらく一般的なFPさんのやってること。
カジさんと僕は若干違うけど、
方向性としては主体的なゴール設定だよね。
こちら側が主導しているというか、
主導というとちょっと語弊がある気がするけど、
でもお客さんの気にしていることを今その場で、
それに対して真正面から答えることが決して正しいことじゃないよね、
と思ってるっていうのがあると思うんですよね。
答えるんだけど、それがゴールじゃ全然ないよってところかな。
そうだったと思うんですよね。
多分やっぱり自動的なんだと思うんですよ。
一般的なFPさんとかっていうと。
何で自動的になっちゃうの?
家計が悪くて貯金できません。
じゃあ貯金できることを目指しましょうみたいなことで、
いろいろ処方箋を出すわけでしょ。
それも悪くはないとは思うんだけど、
それだとさ、かかりつけ医ではないよね。
一家制の提案というか。
何て言ったらいいんだろうな。
継続的な顧問契約とかにはならないよね。
だって家を買いたいですって来て、
じゃあ家を買うお手伝いしますって言って、
何を悩んで相談くるかわかんないけど、
例えばどれぐらいの金額だったら自分は住宅の借りでいいでしょうかとかさ、
変動金利か固定金利かどっちがいいでしょうとかさ、
そういう話に対してただ答えていくっていうので、
無事じゃあ答えた金額ぐらいで、
変動か何かわかんないけど金利も言われた通りにやって、
家を買いました。で、多分おしまいだよね。
おそらくその場合は。
なるほど。
何のためにキャッシュフローを引いてるんだろうね、そういう人たちって。
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キャッシュフローって引くにあたって、
やっぱお客さんにたくさん聞かなきゃいけないことがあるじゃないですか。
家を買うキャッシュフローだとしても、
家のことだけ聞けばいいわけじゃないじゃないですか。
子どもの教育のことだとか、自分の仕事のことだとか、
リタイア後のことだとか、リタイア前どんなことを支出として、
どんな支出を大事にしてるのかとかさ、
そういうことを聞く。
あんま聞いてないのかな、そういうことも。
本当にわかんないんだけど。
わかんないけど、聞いてるかもしれないけど、
結局やることは、例えば今キャッシュフローやりますってなったときに、
一生お金赤字債務超過にならないかっていうとこだけ見てるだけでしょ、おそらく。
だからその住宅論の返済比率がとかいう話になるわけで。
それはもったいないね、せっかくさ、それだけやってるのに。
それじゃあ高いお金はもらえないかなって気はするよね。
受動的だとね、ビジネス的な話で言うとさ、
同じような答えをくれる人いっぱいいるからね。
同じ質問したら、同じようなリアクションで、
同じ答えをしてくれる人っていっぱいいるから、
比較されるだけで。
あとは型書きとか権威次第でしょ。
私この世界の専門家ですとか、
例えばテレビに出てますとか、専門家としてね。
そうしたら勝手に消費者側がプロに任せて答えてもらったっていうだけで、
単価が上がる可能性はあるぐらいで。
多分多くのあんまり食えないFPさんって、
そういう仕事をしちゃってるんだと思うんだよね。
一部、食えてそうなFPさんで住宅系のFPさんとかを見てみると、
提案自体はおそらく住宅が買えるかどうかなんだけど、
そこをもうちょっと深掘ってて、
例えばその人経由で頼むと銀行の金利の優遇があったりとか、
あとは公務店が割引になったりとか、
そういうことを準備してるからある程度食えてると思うんですよね。
お得ポイントだよね。その人を通してから得点がついてくるっていう。
でもそれだけじゃやっぱり継続的な付き合いにはならなくて、
もしカジタチみたいに顧問契約制で、
私もそうですけど10年15年のお付き合いをしてくれるお客さんを持ちたいよ、
みたいに考えてるんであったら、そこからは脱しして、
もっとお客さんと人間対人間として、
12:04
本質的な付き合いや話ができるようにしていかないと無理だと思います。
よくね、それをスナックかじってテラはチャカチャカしたりするけれども、
そういうことなんだと思うんですよ。
伝わるのかなこれ。難しいな。
たぶんどうだろうね。
このラジオを聞いてる人は、もしかしたらピンときやすいのかもしれないけど、
おそらく一般的には、さっき話した受動的なゴール設定で、
お客さんの言われるものに、じゃあこうですって答えたり、
何かおすすめのものを提供したりっていうので終わっちゃうと思うんですね。
で、例えば時間あたりいくらか知らんけど、
1万円とか1万5千円とかもらってたりするんじゃないですか、相談料としてはね。
あとは金融商品とかもろもろ手続とかを携わったっていうので、
手数料が入ってくるみたいな。
そういう意味で、やっぱりFP自体に軸がないと、
哲学だとか人生の生き方みたいなのがないと、
やっぱり人の恐れにも気づけないし、
そういう話をお客さんから引き出したり、対話したりできないと思うんですよ。
だから迷いのあるFPっていうかな、うまく言語化できないんだけど、
その人自身がちょっと揺れてる。
募集人とか今IFAで本当はFPやりたいんだけど、
独立系の商品売らないFPとかやってみたいんだけど、
でもやっぱり自信がないし、そっちで食えるかわかんないしとかって迷って、
だからちょっと社老子取ろうかなとか、
そういうブレブレというか、
ブレブレまで言わないけどブレてるFPさん。
そういう自分から脱しで、もうちょっと軸を持たないと、
そういうコンサルはできないと思うよね。
で、やっぱり私の周りの、きちんとお客さんと長期的にいい関係築けてるFPさんは、
何かしらやっぱ強い個性というかもあって、
私の生き方はこうですみたいな感じの人が多いよね。
多いっていうかそういう人ばっかりだわ、今思ったけど。
なるほど、癖が強いってことですね。
悪く言えばね、ただよく言えばものすごく自分を持ってるし、
自分のことを理解してる。
私ってこういう人だし、こういうことを目指すFPだからって、
はっきり言えてる人ばっかりだよね。
なんかさ、カイジさんがこの前言ってた話もちょっと近い話かなと思ったんだけど、
15:04
視覚コレクターの人たちっているじゃん。
ジプシーね、視覚ジプシーね。
彼らはその今の話してた、カイジさんが話してたゾーンにピッタリ当てはまるなと思ったんですよね。
自分自身のなんかスタンスやら諸々がなくて、
なんかとりあえずそういう視覚っていうものを、
まあ2つあるかな、勉強している時間が何となく自分が頑張ってるというか、
肯定できる時間になっていて、
視覚取ったら取ったで、それも何かを証明しているように感じて、
で、それをもとに例えば仕事をするってなったら、
まあその方で前から言ってるね、何々修行って言ったらやること決まってるじゃん。
制度に則った手続きを行うことが多いと思うけど、修行だとね。
で、FPだと先言ったような児童的な話だし、
まあ弁護士会計士、多くの仕事の大半8割9割は提携だからさ、
ね、言われたことをやるっていうだけの児童的な話でやって、
で、あのマサさんとの会で言ったようにさ、
結局主体的にこうコンサルまで行けるっていうレベルの人はほぼいないって話だから、
まあそういうことになるかなっていう、だからコンサルベースでやれるっていう人は、
別に視覚に頼らずにもできる話が多いし仕事としてはね。
そうだと思うよ。だから逆に言うと自分の中のコアとなる部分が、
まだ作れてないからジェプシーしちゃうじゃない?
いろんな人が怒ってきそうな話を言ってますね。
いやでも本当にそうなんだよね。
だってさ、視覚を勉強してる時間、今寺が言ってくれたように、
すごい頑張ってる感があるし充実するんだよ。
何かに向かってる感になるからね。
そう、そう、頑張ってるねって周りも絶対言うじゃん。
そんな視覚勉強してる人になんで勉強してんのっていうバカなやつはほとんどいないと思うし。
で、視覚を取ったらすごい頑張ったねってみんなは賞賛してくれるし、
SNS時代だからそういう賞賛もすごく受けやすい。
場合と一緒だよね。
場合、承認欲求だよね。
そう、場合、承認欲がものすごく満たされる。
悪いことじゃないんだよ。
でも、でも視覚を取り切って日常に戻ると、
そこにはただ保有視覚が一個だけ増えた、昔と変わらない自分がいるわけですよ。
うん。
だから、
また絶望を叩きつけてる感じがありますけど。
そう、だからまたそのループに進み出す。
だから、たぶん一生変わらないから、永遠にぐるぐるしちゃう。
で、もうね、保有視覚30をブログにバーって書いてるおじさんみたいになっちゃう。
18:03
具体的にイメージされてるのが、このおじさん。
見たことない?そういう人。
やたらな視覚コレクターみたいな。
そういうのを否定してるわけじゃないんだけど、もったいないなとは思うよね。
なんか、それよりも、視覚を取得するよりも、
まずやるべきは自分自身の内面と向き合って、
自分自身がどういう生き方をするかとか、
自分の美学は何だとか、
何を成し遂げたいか、生きている間に。
っていうのを考える方が、
よっぽどよっぽど私は意味があるなって思うよね。
なるほど。じゃあ、人間としてのレベルを上げないと、
ちゃんとコンサルできないよって。
レベルを上げるっていうか、
自分自身が、私はこう生きるんだみたいな生き方を確立させないと、
そんなのを人にアドバイスできるわけないじゃん。
でも、かえさん言うことは分かるんですね。
自分にないから、そういう視点で人に質問できないのよ。
そうそうそう、そうなのよ。
考えたこともないからね、たぶん。
その生き方とかをね、ちゃんとね。
で、薄っぺらく、例えばその人の幸福がとか言うときに、
お金の心配がなければとか、
そういう話になってくるわけですよ。
そしたらお金がちょっとでも手残りがあるようなアドバイスとか、
もろもろをやれば、そっちに向かってるって思ってる人もたぶんいると思う。
単純にね、その人のためっていうふうに思ってやってる。
その人の幸せのために、
かえさんが収録前に言ったけど、夢の実現のためにとか、
そういう話を相談者が来たときに聞いて、
形式上ね、これをやりたいんですとかあったら、
じゃあそれを応援しますみたいな。
それでお金銭的に問題ないとか、
将来的に例えば今何もなくても、
何かやるときのチャレンジのためにお金増やしとくのには別に損じゃないよねみたいな、
くらいの話はすると。
よくある話だよね。
そのレベル感だったら、
広げてあげる的なね、人生の選択。
それは間違いじゃないんだけど、
それだけじゃ足りないって話なんでね。
そうね、間違いではないんだけど。
間違いではないんだけど、
お客さんってさ、自分のことを分かってる人、
これだけほら私たちが自己理解をしようよって言ってるし、
こんな私も偉そうに言ってるけど、
テラから見たら私だってまだ自己理解が足りないわけですよ。
なのにお客さんが、
FPに相談しに来るお客さんが
自己理解なんかできてるわけないんだから。
だからお客さんのしゃべる言葉とか希望を
もう学名通りに受けてちゃ、
それはダメですよ。
そんなFPは淘汰されていくと思うので、
21:04
長く働くためにはそれじゃダメだと思います。
で、今日のテーマの話はあれなんですよね。
例えばFPとしての話だったら、
ゴールとして何に向かっているかは
自分の中にないといけなくて、
お客さんごとにあまり変わんないのが僕の認識なんで。
だから、自分の中でこうであるよねっていうのは、
カジさんが言ってくれた言葉によると、
自分自身の生き方みたいなものを確立していて、
お客さんもそういうふうに生きればいいよねって思えるってことじゃないですか。
その関わり方をするのであれば、
やっぱ長期的な話になっちゃうんですよね。
結果的にね。
だからその単発の関わり方っていうよりは、
長期的に関わることを最初から前提として、
ビジネスモデルじゃないですよ。
ここで言ってるのはね。
ATVガーとかの話とかで、
こういう風な構成でお客さんに提案したら、
コモンに契約につながって継続してもらえてとか、
そういう話じゃなくて、
そもそもの心構えの話で、
長期的にこの人の人生を良くしていこうっていう関わり方を
最初にしろっていうところなんですよね。
今話してるのはね。
それが結果的に長い付き合いになって、
お客さんからもらう支払金額合計LTVが伸びるよねっていうところにつながるんだけど、
順序は逆というか、
その目的でそういう関わり方を戦略的にやれとかって話じゃないってことは理解してほしい。
だからお客さん、私定期面談とかでお客さんと喋るじゃない?
一応レポートとかを作ってそれを元に話したりするんだけど、
そっちの話はほとんどしてないよね。
それよりもお客さんが運用の状況とか、
今後の修正点とか、
そういう儀式的な、定型的な話を一通りメニューとして準備するんだけど、
そのメニューの中身の話は本当に報告ぐらいで、
それ以外に時間を使っているのは本当に雑談というか、
最近どうですかみたいなお客さんとの雑談がほとんどなんですよ。
でも雑談もただ無駄にしているわけじゃなくて、
その雑談の中からお客さんが今どういう状況なのかとか、
何か新しく悩みを抱えてないかとか、
家族仲はどうなのかとか、仕事は順調なのかとか、
そういうことを私は近況として情報収集しているんですよね。
24:02
お客さんも、例えば家族の相談とか、
この間姉と母が食事したんですけど、
その時にやっぱり母が不動産の話を始めて、
どうたらこうたらで、どうたらこうたらでみたいなことを、
それこそ30分くらいお客さんがええんと喋って、
そうなんですねみたいな話をするとかね。
そういうことが長期的な関係になるとできてくるから、
家族の愚痴とかね、会社の仕事の愚痴とかね、
仕事に迷っている話とかね、転職するのにね、
そういうことを相談されるようになったら、
長期的な関係になっていくんだと思うんですけどね。
そろそろまとめになると思うんだけど、
受動的なゴール設定をしてそれに応えるっていう仕事だと、
厳しいよっていう話で、これ多分AFPに限んないんだよね。
表面的な受け答えだけでやるっていうのは、
あんまり価値がないというか、持たないと思うんで。
そうじゃなくて、
方向性をちゃんと自分の中で持っておく。
そのためにはカディさんが言うには、
自分のレベルを上げないと、自分の視野を広げないと、
なかなかそういう視点でお客さんというか他人と関わることが難しかろうと、
頭に浮かばないだろうという質問も。
そうだね。まず自分自身と向き合って自分の自信みたいなのを決めると、
この人の自信は何だろうっていう想像になってくるわけですよ。
この人ってどういうことを大事に、どういう人生を送りたいと思ってるんだろうってさ、
自分が考えてるとやっぱり人のも気になるじゃない。
そういうところに自然と触れる質問が出てくるようになるんじゃないかなって思うんですよね。
私はすごいそこに興味が津々だから、そういう質問ばっかり投げるんですよ。
質問力でしょうね、きっとね。
質問力?どういう定義になります?
お客さんの真相心理とか本音を引き出すような質問を、
やっぱり単発じゃなくつなげて出すってことだよね。
なんか意識してることあるんですか?
これ聞いてる人に実践できそうな形で。
まず表情をものすごい観察します。
いろんな話をしてるときに、人間って面白いもので表情が変わるんですよね。
感情に触れるような話になると。
あと表情だけじゃなく語気が強まったり、とにかくサインが出るわけですよ。
そのサインを見逃さずに、すごくお客さんをいろんな雑談とか質問しながら観察してます、私は。
27:06
あ、なんか今のところちょっと気になるなって思ったら、そこについて深掘りする質問をします。
例えば、女性のほうが子どものこととかがすごい関心ごとの中心になる人が多いんですけど、
子ども、お子さんのいる女性とかはね。
ずっと雑談の中でお子さんの話になったときに、
やたら子どものことは喋るな、この人って気づいたとしますよね。
プランには関係なくても、お子さんって習い事とか何されてるんですかって子どもの話を広げに行くとか。
で、その中からまたお客さんがサインを出すんですよね。
例えば最近子どものことでちょっとこういうことがあって、
ほんと困ったもんですよね、みたいなことを言ってたら、
なんか、子どものことで悩んでるのかなとか、
自分に対してどういう人生歩んでほしいとかあります?とか聞いてみたりとか。
そんな感じでどんどん脱線していくんですよ。
でもそれは脱線じゃなくて、
そこから本人がものすごく大事に考えていることの中からその人の価値観とか、
何を大事に生きているのかとかが透けて見えるんですよね。
そんな感じ。
なるほど。
だからよくよく観察する。
ごめんね、これ再現性がないよね。
分かるんだよね。
いったいことは分かる。
僕の場合はあまり時間ないから多くは語らないんですけど、
カジさんは知ってると思うんだけど、
僕はそういうのを聞き出したり、もろもろ整理するのは得意なんですよ。
なんで、それは常にだから別に、
AFPっぽい仕事以外でも同じことやってる感覚なんですね。
ビジネスだったらビジネスの話だし、
その分野によってね、ビジネスだ、経営者とか相手だったら同じような話をしてるし、
その会社のビジョンって何だろうっていう話になってくるじゃないですか。
同じなんで。
そういうのは一定のフォーマットじゃないけど、
聞き方はあるっていうのは僕の中ではもうあるんで、
それに沿って聞くっていうのが僕にはあるかな。
なにそのフォーマットって気になるじゃん。
フォーマットっていうか、長くなるからいいやそれは。
カジさんはだいたい話してることとかさ、
僕の活動とか見てたらわかるでしょある程度。
オープンに聞いてくるよね。
あとは、言葉の定義とかもちゃんと詰めてくるよね。
フワッと使うからねみんなね。
そう、私はそれがさって言ったら、
カジさんの今言ってたそれって何のこととか、
30:01
そういう感じで詰めてくる。
で、「え?」って聞いてる人が、
そういえばなんか自分でもちゃんと考えてなかったな、
みたいなことをどんどんつまびらかにされていくって感じ。
で、伝わらないと角度を変えて同じ質問してくる。
私が理解できないと。
とかそんな感じ。
そうですね、それで自分で気づいてもらうのは一番早いというか、
っていうのが思ってるので。
はい、そういう感じで一応やるっていうのが僕のことかな。
で、おそらくこういう話し方とか質問の仕方とか、
人の話の深掘りの仕方って無意識にはできないと思うんですよ。
私もだいぶ訓練したんですね、昔。
だから、訓練をしてみてください。
意識をして、その人のなんていうのかな、
コアになる本音の部分を聞き出す。
人間って本当に口で言ってることと考えてることが違ったりするので、
みんな自己矛盾を抱えてる生き物なので、
それを探り出すっていうのは非常に面白いですよ。
それは面白いくらい顔に出るので話してて、
ちょっと私の観察っていうのも意識しながら、
日常会話、お客さんだけじゃなく旦那さんとか家族の会話でもいいので、
ぜひちょっとやってみてほしいなって思います。
で、またやってみた感想とかを教えてもらえたら嬉しいなっていう風に、
このラジオを話題にした甲斐があるなっていう風に思うので、
そんな感じで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
一応ね、今日の話は次回につながる話でもあって、
今日は、良い提案っていうか、
それは何なんだっていうことを、
次回は話そうかと思っていて、
その前段に、相談に乗るときのゴール設定がまず、
多分ダメな人が多いよねっていうので、
今日の話はしていて、
次回は良い提案っていうものの中身をもうちょっと話そうかなと思ってますと。
はい、わかりました。
じゃあ次回は良い提案ということで、
今回は相談を受けるときのゴール設定についてお話をさせていただきました。
では、今日のラジオはそろそろ終わりのお時間とさせていただきます。
今日もここまで聞いてくれてありがとうございました。
このラジオは毎週木曜日に更新をしております。
お気に入り登録していただけると更新の通知が届くと思いますので、
聞き漏れ忘れのないように、ぜひお気に入り登録のほうをお願いします。
また私たちXのアカウントを持っていて、
正直FPラジオというアカウントで運用をしております。
そちらのほうに質問箱なども置いておりますので、
感想や質問などは匿名で聞くことができますので、
そちらのほうで受け付けております。
それでは今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
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はい、さようなら。
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