1. SYNC-FURNITUREのThink about
  2. #09-木のはなし
2025-06-18 40:46

#09-木のはなし

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家具の材料として基本である、「無垢材と突板材」についてThinkしてます。

制作する際の、スタッフのこだわり裏話についても話してます。

家具をご注文・ご購入される際の参考にしてください。


〜番組への感想・お問い合わせ・Thinkしてほしいトークテーマなど〜

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サマリー

このエピソードでは、無垢材と月板の特性や用途について詳しく掘り下げられています。また、木材の動きや取り扱いに関する注意点が議論され、木材選びの重要性が強調されています。木材の加工に関する詳細な議論が展開され、特に月板の特徴と使用法に焦点が当てられています。無垢材との比較や、家具製作における月板の役割も掘り下げられています。木材の使用とデザインの進化について語られ、特に無垢材やブックマッチの技法が取り上げられています。ショールームでの体験を通じた木材の質感理解の重要性が強調されています。

無垢材と月板の概要
いやー、動いたね。
動きましたか?
動きましたよ。
何がですか?
去年、無垢でね、ちょっと仏壇を…
去年は結局仏壇って3台ぐらいですか?
3台ですか?
結構出てましたもんね。
去年一昨年かな、仏壇を。
結構無垢で扉を…扉というか双無垢で作って、
扉自体結構華奢な格子道だったんやけど、
やっぱりこの1年でね、結構動いたと。
動きますね。
ちょっと締まりが悪いと。
これがまた遠方だと。
どこでしたっけ?
神奈川までね。
神奈川。
メンテナンス行ってきましたよ。
ご苦労様です。
でもね、やっぱ1年通じて動くんだなっていうね。
そうね。
ちゃんと動くんだなって。
ちゃんと動いたね。
生きてるんだって。
そうそう。
いい気だなっていう。
息のいい気だなっていう。
元気の良かったね。
そんな感じだったね。
でも実際扉だけじゃなくてね、
他の棚とかさ、いろんなところの要素がいろいろあって、
ちょっと扉が閉まりにくくなったりしてね。
いい勉強にはなりましたけど。
今日はそういった話をしていこうと思います。
じゃあタイトルコールいきます。
はい。
シンクカマト。
こんにちは。始まりました。
THINK FUNNYちゃんのTHINK ABOUT。
この番組は福岡でオーダーキッチン、
オーダー家具の制作をしています。
THINK FUNNYちゃんのスタッフが、
キッチンや家具に関すること、
全く関係のないことを一緒に考え、
掘り下げていく番組です。
どうもTHINK FUNNYちゃんの宮城です。
平塚です。
ひろとです。
市川です。
さっきも言った今回のテーマは、
材料としての木の話です。
自分たちが家具とかキッチンを作る上で、
主な材料というか基本は木で作っているというところで、
一般に木といっても結構いろんな種類というか、
木の中にもいろいろ、樹種じゃなくて種類がいろいろあって、
その中で大きく分別されるというか、
自分たちが使うのは、
今さっき言った無垢材と月板。
月板。
と言われています。
ありますね。
月板って何?っていうね。
だと無垢材といっても、
いろんな無垢材というか種類の、
加工されたものがいっぱいあって、
その辺が結構混同されるというか、
皆さん間違って覚えていたりとかするので、
その辺をちょっと簡単に説明というか、
おさらいしたいなと思います。
無垢材の特性
じゃあまずは無垢材から。
無垢材を誰か説明してください。
無垢材を説明。
無垢材とは何ぞや。
無垢材とは。
これ難しいね。
無垢材とはって難しいですね。
いざ言葉にすると。
要は木がそのままってことじゃないですか。
ソリッドってことだよね。
木そのもの。
切ったそのもの。
でもそれだとそのものじゃない木って何なの?
ってなりますよね。
サグとして使う無垢ってなると、
火を切って乾燥させて、
出来たもの。
木を山から切ってきて、
切ってきます。
製材所に持ち込みます。
で、バンバン沸きます。
沸く?
全然進まないよね。
沸くって言わんのかな。
引く?
切る?
切るっていうかサクというか。
丸太をスライス。
ちょっと厚めにスライスする。
縦にスライスするって感じかな。
縦脇って言うから枠は?
枠は標準五段じゃない?
製材して、
例えば厚みが20mmとか30mmとか、
一般的に言われる木材そのものが無垢材。
板って感じ?
板材だね。
乾燥させたも入るんですかね?
無垢材ってなったら。
丸太は無垢なんですか?
丸太は無垢材じゃないよ。
どの段階で無垢になるんですか?
無垢だよ。
材料になったら無垢っていうのかな?
材料の名前みたいな。
材料ってなると無垢。
確かにですね。
無垢材だからね。
無垢は材料として、
木そのものが無垢材ということになります。
よくお客さんが打ち合わせ中に
無垢材のことを一枚板っていう。
もちろん一枚板も無垢材なんだけど。
間違ってはないですね。
無垢材イコール一枚板ではないっていう。
そういうことなんだけど。
一枚板はどう?
例えば幅が90cm長さ2mのテーブル天板を作りたいってなったときに
その直径が90cm以上の丸太を沸いて
もう沸いてはいいよね。
沸いて一枚でその材料の大きさが取れたもののことを指します。
分かりやすい。
長さとか幅とか。
ジョイントなしで。
一回一枚板。
だからキッチンの扉とかそういったのを一枚板でやってくださいみたいなこと言われるけど
正確にはそれは無垢材でやってくださいっていう
無垢を使ってくださいって言いたいんだけど
やっぱり一枚板でっていう方が結構多いから
正確に言うと一枚板は
扉も一枚で取れればもちろん一枚板なんだけど
無垢材一枚を指すっていうことね。
一枚もの。
なかなか大きい板がないからね。
継ぎはぎしてないもの。
高価だし。
なので自分たちが例えば天板
テーブル天板作るときは
そういった一枚板で作るのか
100mmとか200mmとかの幅の狭いというか
一般的に流通している材、無垢材を
吐き合わせるというね。修正する。
して天板を作るんですよね。
そうですね。
その辺の呼び名がちょっと違ってて
よく言われるけど
こっちはお客さんに対して
それちょっと一枚板じゃないって言わないんですよとは
なかなか聞きにくいよね。
そういったことがあります。
あとは無垢材ってなれば修正材?
修正材なのかな?
無垢材といえば無垢材ですね。
横はぎ材とかも修正材に入るんですかね?
そこがだから言い方が
修正材は修正材だよね。
でも修正材って言ってしまうと
今から説明する修正材と区別がつかなくなるから
多分横はぎ材とか幅はぎ材っていう言い方の方が
今度はしないかなっていう
要は今から説明する修正材は
幅方向も長さ方向もついでるやつ
幅に関してもピッチが狭い
3㎝くらい
3㎝とかのやつを
要は端材をエコに利用してるというか
小さなブロック状のものを固めて
一枚の板にしてるようなもの
レンガみたいに並べてね
見た目はレンガ積んだみたいな見た目になってる
DIYとかで使ってる人多いですよね
簡単に入手が簡単というのと
無垢材の中では安価というか安い
コストが一番あるかもですね
長物も4200とかいう規格があるから
長いカウンターとかはそれこそ作りやすくて
家作りの中では階段の踏み板とか
あと大工さんが作る収納の棚とかカウンター材とか
そういったのによく使われる材料が
集成材です
材料としての無垢材ってなると
多分今ぐらいの感じ
無垢ってなるとね
よく雑誌とか家作りの打ち合わせとかで出てくる
単語的には無垢フローリングとかですね
無垢フローリングも要は
その厚み15ミリが全て無垢ですよっていうような
フローリングのことをサーフ
無垢材の取り扱いとデメリット
無垢の要はメリット、デメリット
どんなことがあるかな
メリットはやっぱ存在感があるというか
木本来の自然なパワーみたいなのが
深みも感じますよね
表面だけじゃないっていう
厚みがあるから削れるしね
傷が入ったとしたら
メンテナンス性がいいというか
強いというか
たとえ傷が入っても
削って直すことができるというか
補修ができるっていうのもメリットかな
奥行きがある分凹凸を出せたりとか曲線とか
表面の加工的に
あと角の丸みを出せたりとかがありますね
面形状というか
加工する際に
加工の自由度がある
あるよね
いい言い回しやね
自由度
加工の自由度
表情の自由度
自由度使ってるやん
表情の豊かさ
奥深さ
奥床しさ
関係ない
が出せる
出せるね
いいんじゃない
じゃあデメリットは何でしょうね
さっきの冒頭で言った
動くねってやつね
狂うっていうね
湿度とか気温に左右されやすいというか
動いてしまうので
反り割れが出やすいと
それが一番大きいですよね
それを計算して
作らないといけないし
そこの逃げというか
動いても大丈夫なように
作らないといけないから
技術的なところやったり
知識とか
必要になってくるかなっていうところで
取り扱い的には難しいのかなっていうね
あとは思いとか
あと高いとか
思い高い
確かにさっき言った
木を扱う職業になって
職業になってというか
木が動くっていうのがすごく
最初びっくりしたのを覚えてるんですけど
建築でも木が動いたり割れたりするから
柱に背割れ
背割り
背割り入れるじゃないですか
実際に何センチか動くじゃないですか
柱とか
あと床も
無垢のフローリングも
夏と冬で
フローリングを施工するときに
挟んでいくパッキンの厚みが違うのとかを聞いて
木って本当に
本当にっていうか
こんなに動くんだっていうのを感じましたね
詰めて張ってさ
梅雨時期とか競り上がったりするぐらいさ
すごいですね
だからそれを考えて作らないといけないとかっていうのが
最初結構びっくりでしたね
反り止めを入れるとか
動いてもいい加工をするとか
反り止めも結局
俺たちがよくやるやつは
もうちょっと強引に止めてるやん
本当は動かしてやらないといけないっていうのがセオリーなんだけど
なかなかデザイン的なところとかの
攻め気合で
ちょっと強引に止めてるところがあって
だからぶっちゃけ
あんまり無垢で扉とかを
かまち戸とかだったらいい
ちゃんとした昔からある工法で作るんだったら
比較的逃げが効いてるからいいんだけど
やっぱり今自分たちが出してるような
フラットな板に見えてる扉で
木材っていうのは結構リスキーかなっていう
それはちゃんと説明してるんだけどね
デメリットの一番は動くってところ
あとさっきの戻るけど
重いっていうのもやっぱりソリッドなんで
例えば総無垢でキャビネット作ってくださいみたいなこと言われたら
本体までね
キャビネットを全部無垢で作ると相当な重さになるし
だからやっぱり
適材適所じゃないけど
無垢使った方がいいところには無垢使うしみたいな
判断というか
俺たちからすると提案が必要かなっていう感じ
あと高い効果っていうか金額がね
やっぱ高いよね
高いし今言ったみたいな
加工にどうしても手間がかかるから
時間がかかる
加工の時間がかかるイコール
月板の基本概念
制作費に反映するからやっぱ高くなりがち
比較的今さっき言った修正材を
バンバン切ってバンバン組んでってなれば
比較的コストは落ちるんだけど
正確にしっかり作ろうと思うと
やっぱり無垢の方がコストは上がりがちですね
コストは上がるね
次は板
これは実際家具をオーダーしたり
キッチンを作ろうとしてる人とか
インテリアに興味があったりとか
今それこそ家作りで打ち合わせしてるとかなると
もしかしたら聞いたことあるかもしれないけど
一般的には結構聞きなじみのない材料かなっていう
月板とは何でしょう
月板は無垢材を薄くスライスしたものを月板と呼び
それを通常は合板などに練り付けて
月板練り付け合板として使うと
正式名称
張り付けるってことですよね
なんで張り付けって言わないのかわからないけど
練り付けってどうなってるんですか
練り付けてるんですか
練り付けるってボンドを練ってたんだな
ボンドを練って
勝手に言ってる
ボンドを練って
つけてるから
身皮を練ってたんだ
まぁ練り付けはちょっと置いとこう
怪しいから
月板は無垢材を薄くスライスしたもののことを言う
薄くってどれくらいなの
昔は厚月って呼ばれるのがあって
1ミリぐらいあったんだよね
今は1ミリの月板はあるのかな
昔はよく使ってたんですか
どうだろうよくなのかな
ヨーロッパとかではあったよね
一般の業界の概念的には
1ミリぐらいまでが月板
一番流通しているのが
0.2ミリから0.3ミリぐらいにスライスしたもの
0.5ミリ以上になれば
厚月っていう分類に入るっていう感じ
1ミリ超えても2ミリ3ミリってなると
引板っていう呼称に変わる
引くっていうね引板
さっきの無垢材の話やけど
結局は薄いけど無垢だよね
月板の状態ではあくまで薄い無垢材のことを
月板と言うという薄い無垢材をスライスしたね
なんで月板っていうものがあるのか
これは商業的な話になるのかな
商業でもなくてさっき言ったデメリットを
月板の流通と利用
無垢の反りとかねじれとか
あの動きを抑制するというか
あれをなくすために薄くして
動いても耐えれる
金額も抑える
要はね丸太から製材したら
厚い材料というかさっきの無垢材を
数枚とか数十枚しか取れないものを
100枚とか200枚って0.2ミリでスライスしていくから
同じ材料から取れる表面積はかなり違うよね
表面量は
今はあんまりなくなったかもしれないけど
昔はやっぱり綺麗な材料
目の通った綺麗なものをなるべくたくさん使いたいっていう
そういう目的もあって
月板になる材料って本当に材料の中でもいい材料
大トロの部分というかね
それをなるべく薄くスライスして
たくさん作ろうみたいな感じで
さっきのベニヤ板に並べて張っていくというのが
主流というかそういうベニヤ板を使って
たくさん家具を作りましょうっていうね
自分たちも月板を使ったキッチンとか家具が
ほぼほぼ8割9割ぐらい
基本的にそれぐらい自分たちの中で一般的な材料になってきてて
表面はさっき言ったみたいに表面は無垢材だから
その経年変化ももちろんするし
オイルとかで仕上げても自然な表情は出ると
プリント合板じゃないので
木目帳とかいう類のものではないから
その木目も毎回同じものが来る
同じ樹種でも同じものが来るとは限らないし
そういう面白さというか難しさもあるけど
面白さもあると
結構あれよね
サンプルとかさ
お客さんがこれがいい
例えばチェリーがいいですって言った時に
見せるサンプルもさ
それが来るとは限らないわけですね
だから何だろう
むしろ焼け具合っていうかその経年
サンプルもさだいぶ前に作ったやつは焼けてるわけで
結構色味も違うし
そういうのも面白いと思ってもらえればいいんだけど
結構細かく色味を気にされる方とかはさ
ちょっと不向きかもしれない
自然素材にはね
実際でも治めた時と
数年後で変わってしまうけどね
結構やっぱり変わりますもんね
自分たちはあまり着色せずにさ
基本的にはクリアオイルなり
クリアウレタンなりで仕上げてるから
木本来の色と実際経年で変わっていくっていうのを
楽しんでもらうために
そういうことをしてるけど
あくまで自然やけね
この前も
こういう木目も
大人しい木もあれば
荒々しい木もあって
その辺のコントロールが
要は
これも結構専門的だと思うけど
月板を貼るのは
今さっきの月板をベニヤに貼るのは
俺たちっていうか家具屋さんではない
ってところが一つが
すごい重要なポイントであって
そこの管理とかコントロールがすごいしにくいよね
やっぱり
本当は自分で木目を選んで
並び方とかまで決めたいんだけど
そこには月板屋さんっていうところに頼んで
張り職人の方に
任せるしかないというか
任せるっていうのが一応現状としてあって
貼ってる人のセンスで決まると言っても過言ではないから
さっきみたいな依頼があれば
ちょっとおとなし目の木目で
おとなし目の月板を選んでもらって
とかっていうところは
最近っていうかずっとやってきているけど
通常は規制品とかは
貼ってもらったものをそのまま使う
っていうのが当たり前の世界やけんさ
なかなかこう
俺たちみたいな別注家具屋とか
オーダーキッチン屋さんは
どう木目が見えるかまでを
なるべく貼ってくれる人に伝えて
こっちがイメージしているようなものが
材料がもらえるように努力するっていう
そういうのはやってきているから
収まった時に綺麗ですねとか
この前のお客さんも
実際3パターンぐらい貼ってもらって
実際に選んでもらって
同じ貼り屋さんから
ある貼り屋さんで2パターン作ってもらって
別の貼り屋さんに1パターン作ってもらって
合計の3パターンの中から選んでもらう
オーディションがあった
だからそれぐらい貼る人によったり
もちろん持っている月板によって
見た目が違うので
もちろんそれにはコストがかかるけど
やっぱりそうやってこだわりたいという方がいれば
そういうこともできなくはないし
今月板屋さんに足運んで
本当に月板の状態を見て
これがいいですっていう人も
おるのはおるらしいね
うちはそこまで知ったお客さんはいるのかな
月板はいないよね
できるってことですね
連れてってね
こう貼ってくださいっていう
それもできなくはないよね
月板屋さんの了解が得られる
そう
貼り方の技術
でも結構
お客さんが知らない裏側だと思うんですけど
キッチンの高さとか幅とか
見せたい
キッチン以外でも見せたいところを意識して
月板の幅とか向きとかを
指示してるというかお願いしてるのは
裏側なんじゃないかな
実は気にして
やってるんですよ
頼んでるっていう
そうなんですよ
ひと手間そこにかかってるっていうか
実は気にして
月板が来て職人は職人で
それを考えながら切って貼ってるっていうのが
実はこだわりポイントですね
難しいんだよね
難しいよね
こうすればよかったっていうときも
あると?
迷いが
迷いがね
こっちが上とかこっちが下とか
こっちが下とかありますけど
一概にこっちが上にしても
違和感あるときありますし
そういうときは相談したい
でもそういうさ
こっちも面倒くさいことを月板屋さんにお願いするわけじゃん
例えばピッチを指定し
貼るサイズを指定して
なおかつ樹種の組み合わせとか
樹種というか木目の組み合わせとか
今言った荒々しいやつとか
なるべく節がないやつとか
ちょっと節が入ってるやつとか
土合いも難しいですね
難しいよね
それをやってくださる月板屋さんには感謝
感謝
それを毎回そうだけど
こうなりましたよっていうのをフィードバックして
貼る職人さんって
貼ったものが何になるかって正直
知ってる職人さんほとんどおらんと思う
言われたからこのサイズで貼ってますみたいに
でもそれを自分が貼った月板が
この商品になったり
こういうキッチンになったっていうのを
フィードバックして
あなたのセンスで決まってるんですよっていう
かなり重要な役割だと思う
モチベーションにもつなげてほしいですね
月板屋さんが営業クラスぐらいまでで止まっちゃうよね
たぶんこっちが見せても
あれ全部貼り職人さんにも見せてほしいし
その貼り職人さんも
おおって思ってくれればいいけどね
そこも知らんし
そんなのあったかねって思われたら嫌やけど
でもそうやって
そういうのが当たり前になっていくといいなと思う
実際そうやってる月板屋さんもいるわけやん
図面もらってむしろその貼り方を
月板屋さんが提案するみたいな
そういうすごい月板屋さんもいますからね
やっぱその月板屋さんも月板屋さんの中で
いろんなたぶん今から生き残っていくっていうか
やっぱ競争もあるだろうし
なんでそこに頼むかっていう
そういうところを強みにというか
付加価値として
やっぱりそういうところに
自分たちは頼みたいかなみたいなのはあるよね
いいかな
月板って大体こんな感じでわかったかな
あとあれじゃないですか
ブックマッチとか
貼り方ね
模様を作れるっていうのもありますね
確かにね
なんか貼り方の回欲しいですね
貼り方の回までやる
そこまでやる
歴史とか
だからさっきのその
月板は一つの木をめっちゃスライスしてるから
基本的に結構同じ木目がたくさんできるよね
丸太一本分ザーッてスライスしたら
1枚目と2枚目はほぼ同じ月
同じ木目みたいな
裏側はちょっと変わってきてるけど
みたいな感じなんやけど
それを今言った貼り方
そのベニヤにどう貼っていくのかっていうのは
いろいろある
同じ木目を並べて貼る
結構一般的やったんやけどね
昔はそれが主流だったよね
スリップマッチっていうらしい
スリップマッチって
順番ずつ1枚
1番、2番、3番って同じく貼っていく
最近はランダムとか
互い違いに貼っていく
それがやっぱり
綺麗すぎて面白くないっていう
僕昔嫌いだったよね
昔から
月板にするとこれ
同じ向きで全部貼ってくるから嫌いやなって
昔思ってたんだけど
一見プリントっぽいというか
木材デザインの技法
なんでランダムにできないの?って思ってたら
できるんだよね
やっぱりさっきの
一番最初に思って
無垢材ってなると
やっぱりそういうことは起こり得ない
だから自然な材料を使ってるけど
不自然な
ちょっと機械的な表情ですね
でも高級ホテルとか
昔の超有名なホテルとかは
壁面とか月板でやるなら
寸分の狂いなく
同じものがバー並んで
その均一が良しとされてたけど
変わるんですね
時代が変わって
より自然に見せるっていう
表情を無垢材に近づけるっていうので
ランダムに
同じ木から取ったやつでも
上の方と下の方を合わせたり
向き変えたり
表裏変えたりして
なるべく木目が並ばないように
気をつけて貼ってもらう
貼るように指示するっていう
貼っていただくっていう
あとブックマッチ
どう説明するよ
ブックマッチ
同じ月板を裏返して
隣り合わせに貼って
本を開いたようにっていうのからです
分かりやすいかもね
表裏並んでるやつを
本を開くように貼っていく
パタンパタンと折るじゃない
パタンパタンと返しながら
表裏表裏で並べて
ずっと左右対称になって
木目が対称になるから
あれ結構
北欧のビンテージ家具とかで
よく見られる
やっぱあれなんだって
例えば木も真っ直ぐ生えた木ばっかじゃないから
すごい斜めに生えた木とかもあって
木目が流れちゃってるやつを
並べて貼ると
全部左傾きやったら
真っ直ぐ貼っても
全部左傾きに見える
それをブックマッチで対称にすれば
右左右左って
バランスが取れるとか
そういう工夫もあるんや
考えてるよね
ショールーム体験の重要性
SDGs的な考えですかね
一回でも目玉に見えるみたいなことになって
ちょっとねクレームじゃないけど
その施設が少し特殊な
特殊なっていうか
そういうちょっとなんだろう
思想が
思想が
思想強めな
なんかね
葬儀屋さんみたいな感じだったやん
人の目が顔に見えるってなって
ちょっとってなってさ
難しいですね
難しいんだよね
意図にしないね
富士とかがやっぱ同じところ
同じところに来るけどね
チョンってあったら
チョンチョンってもう目に見えるよね
2つになるから
実際ブックマッチの月板を
カットする時も緊張しますよね
顔と思って切るから
違います
実際家具が完成した時を想像しながら
この木目ここに持ってこないと
ずれたりしたら
どう見えるかってことやろ
ここは顔に見えるから
顔は使わないと
そうね
なんか今さ
結構ブックマッチで
並べてる時も
時々こう違うっていうかさ
普通はもう同じブックマッチが
ずらーって並ぶっていうのが
良しというか
北欧とかはだいたい同じ場所やもんね
こっちの上をこっちに
持ってきたりはしないっていう
これ分からんよね
上をこっちに
ただそうやってね
どこにどう持ってくるかとか
どう見えるかっていうのを
考えながらやってますよっていうのは
これはちょっと言っとくべきことなの
そうですね
声を大にして
あんまり言うこと
こういう機会ないとさ
確かにそういうさ
こここだわってますみたいな
発表する場ないよね
死ねーってやってること多いと思うよ多分
そうよね
もうちょっと声大にして
言っていいんじゃないの
手間かかってるんですよみたいな
毎回納品後に説明しましょう
めっちゃ音気せかましいっすよ今回の
音気せかましい
音気せかましいっすよ今回の
月板こだわりポイント
カットした人のというか
どうしてこう持ってきたかみたいな
こうやって発注しました
頼んだ人はこの人です
こうやってこの寸法で発注しました
やめておきましょう
やっていく?
やらんでしょ
ちょっと期待してて
彼が作ったんですよつってね
でもほんとそこが
ほんと全てのところあるしね
見え方のね
まあそんな感じで
作ってますってことで
またねこの辺も
なんかこう分からんことがあれば
お便り
お便り
お便りください
お便り待ってるんで
お便りじゃないで
コメント
コメントとかね
ホームページから
今このポッドキャスト用に
メッセージを
簡単に送ってもらえるように
ちょっと今
ホームページをいじってるので
そうだね
フォームみたいな
フォームみたいなのを作ってるので
そこからも
投稿できるようにしてるので
ホームページか
各ポッドキャストの
コメント欄から
めんどくさければ
インスタのDMから
そうですね
インスタのDMでも構いませんので
コメントお待ちしております
ホームページにさ
ムクとは何ぞやとか
ツキータとは何ぞや
みたいなのある?
書いてない
書いてない
これあってもいいかもね
書いてもいいかな
なんかそこどっか
うまく説明しとる人と
このリンクを貼るっていう
ムクの説明はこちらって
全然違う
知らない人のページに飛ぶみたいな
材料についてみたいなのね
でもぜひね
なんかその
興味をね
いろんなその
材料としての木に対して
興味を持ってほしいなと
思います
いいですか
いいですよ
ぜひ来て
質感を実際見てほしいね
ショールームで
ショールームで
触ってみて
本当に素材は
実際見ないと絶対分からない
写真じゃ絶対分からない
俺は本当に声を声にして
一番大きかったもんね
ぜひ触って
見てください
今のところエコーかけとってね
どこですか
今のところ
ぜひ
ぜひ
ショールームに来て
せっかくショールームがあるんで
実際さ
うちのショールームは
月板で作ったキッチンと
木材で作ったキッチンと
あるんで
その質感の違いとか
案外月板でいいやんってなるしね
そうそうそう
え月板ですかみたいなさ
よく昔あったよね
ムク市場主義みたいな人が来るとさ
あんまり言うと時計が
実際に使われてるムクのキッチンが
見たい場合は平塚さん家に
そうやね
案外
良さを
より体現できると思う
急に声が小さい
ムクやんすね
月板でいいと思います
あれ
全然いいですよね
ほんと見てね
感じてもらうのが一番だと思うんで
ぜひショールームに
遊びに来てください
はい
じゃあ今日はこんな感じで
終わりましょうか
はい
ではまた次回
バイ
バイ
40:46

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