SNSの暴力への考察
SNSの暴力という本を読んだので、その感想を書きたいと思います。
SNSの暴力という本には、多くの炎上案件が取り上げられていて、
誹謗中傷で傷ついた方の生の言葉とか、加害者側の心理、
なんでそういうことをしてしまったのかとか、どういう人が誹謗中傷の書き込みをしたのかとか、
あと、中傷を受けた場合の対処法などが詳しく書かれていました。
かなりリアルに書かれていて、読んでいて悲しい気持ちになったりとかもしたかな。
ただやっぱりSNS発信をする上では、読んでよかったなって思った本です。
この本に書かれていて、私が結構ハッと思ったのが、
正義は人の数だけあるって書かれていて、その人の発信とかその人の行動をどうしても許せない。
その人の正義感が爆発して、そういう行動を起こしてしまう。
ただ、ネットがなければわざわざ言わない。
ネットだからこそ、これは締めたいという気持ちが湧いて、簡単に書き込んでしまったんだろうなって思います。
私はね、アンチコメントとかもらったことがあって、
私は何気ない、大したことじゃない軽い気持ちで書いた言葉でも、
読み手側、受け取った側にとっては心を揺さぶられたんだろうね。悪い方にね。
自分のことを悪く言われてるって感じる人もいるだろうし、
全然その人のことを言ってるわけじゃないけど、自分のことを悪く言われたって感じちゃったりとか。
あと、私のその考え方に対して、そんなにそういう言葉、攻撃的にならなくてもいいんじゃないかって。
自分が全然攻撃的だとは思ってなくても、相手にとっては攻撃的に感じちゃったりとか。
やっぱりその人の価値観っていうのは違うから、
私にとっては全然サラッと気にしないで書いた言葉でも、
私にとっては心が揺さぶれちゃって、言わずにはいられないっていう心情になっちゃったんだろうなって、
この本を読んでね、思いましたね。
ただ、SNS発信をする自由もあるけど、
やっぱりこの本を読んで思ったのが、
現実社会でやらないことはSNS上でもやっちゃいけない。
やっぱり1対1で話したら、
そんなことは面と向かって言わないと思うんだよね。
よく知りもしない人がSNS発信でしか見てない人に対して、
1対1で話したら言わないようなことはSNS上でも言わないっていうのはね、
これからちょっと気をつけていこうかなって思いました。
正義は人の数だけあるっていう言葉がすごい印象に残ってて、
これから子どもが大きくなったら、
ネットリテラシーをちゃんと伝えていかなきゃなとも思った本でした。
よかったら概要欄にリンク貼っておくので、読んでみてください。
終わります。