食べ物の楽しさ
独身貴族の生存戦略 第2回 おいしいものって、ほんとうにおいしい
日が明けましたが第2回です。本日は、ヤソジン・ユズ・ロックをいただいております。
自分でも思ってたんですけど、友人にグラスの音が鈍いと指摘を受けまして、実際そうだよなと思ったので、
ユズジンのロックの方に関しては、リーゼルのワイングラス、
乾杯用は、さっきまで飲んでたハイボールの薄張りのグラスで乾杯をしてみましたが、音の違い、皆様お分かりでしょうか。
今回は、私の公正要素であるところの一つ、飲食会というところで、収録しているのが、4月の6日12時半を回る頃なんですけれども、
デッサン体調グズグズでして、本当は今日、誘っていただいてたお花見に行く予定だったんですけど、
どうにもこうにもならずというところで、ひたすら家にあるものを食べたり、デリバリーしたりという感じだったんですけど、
うまくいかない日だったなという感じで、
昼に関しては、久しぶりにモスバーガーが食べたくなって、
モスバーガーのモスバーガー、オニポテセットに紅茶のストレート、
モスライスバーガー、海鮮かき揚げ塩だれをちょっと頼んでみたんですけど、
2つも頼むという話で、打足だったなと思っておりました。
あとやっぱりライスバーガーって当たり前なんですけど、
時間が経つとちょっとしんなりしてしまって、
せっかくの米がちょっとグズついてる感じというか、
ちゃんと店舗で味わらなきゃならんなという風に思うなどしたりしました。
夜は夜で初めて見た、インスタグラムで広告が当たってインストールしてみた、
ロケットナウというデリバリーアプリがあったんで、
それでちょっと頼んでみたんですよ。
初回が2000円引きで、なおかつ送料もサービス料もずっとかからないというところで
いろいろ見てたんですけど、何をとちくるったのか、
急に韓国料理で鴨肉のコチュジャン炒めなるものが付いたセットを頼みまして、
量が多いし、野菜セットがエゴマとかの香りがどうにも、
ちょっと今日のコンディションの話なのか、
普段の嗜好性の話なのか、
普段あんまり食べなかったんでわからなかったんですけど、
合わなくて8割方残してしまい、
以前友人にもらったクッキーがあったなと思いながらボリボリ食べ、
ハイフォロー飲み始めみたいな、うまくいかねえ日だったなという感じでございます。
天ぷらと美味しい体験
今ねこそめちゃくちゃご飯もお酒も好きなんですけど、
振り返ってみると高校ぐらいまでは実はあんまりご飯に興味がなくて、
というのも母が調理家の出身で料理がうまかったというところで、
多分一定おいしいもの自体は好きだったと思うんですけど、
高校生に使える自由のお金ってそんなに多くなく、
当然県を学部だったというところもあって、
ギター買ったり、ベース買ったり、機材買ったり、
あとはエフェクター買ったりみたいなところとか、
あとはオタク趣味全盛期みたいな感じだったんで、
CD買ったりマンガ買ったりみたいなところで、
ご飯に回すお金みたいなのってそもそもなかったというか、
自分でお金を払ってご飯を食べるという発想がなかったんですよね。
じゃあなんで今みたいにおいしいもの好きになったかというと、
大学入ってからで、大学生になるとバイトに使える時間も増えたり、
あとは空きコマで友達とご飯食べに行くみたいなタイミングが増えていって、
なんかすげえよろしい話、
自分で金かけるならおいしいものが食べたいみたいな貧乏根性があり、
大学は渋谷にあったんですけど、センター会とかにはいかず、
桜ヶ丘であったりそっちの方で大学の友達と
飲み放題の店というよりは安い立ち飲みのビストローとか、
そういうところをひたすら行きやさるようになり、
徐々にお酒もご飯も好きになっていったみたいな感じでした。
まあ初手でね、ちょっとおいしくなかったものというか、
うまくいかなかった飯の話をしたので、
ちゃんとおいしかったものの話でもしようと思ってるんですけど、
先月結構いろいろご飯に行く機会が多くて、
一番最初の話としては、前回でもちょっと取り上げた、
松本幸久井田俺飲んだくれ一人旅でのお店の話でもちょっとしようかなと思ってます。
ちょっとね、うまくいかなかった店の話をそれこそ前回もしてたなというのを、
今しゃべりながら思い出したんですけど、
結果として最終日3月の1日にランチで食べたお店がすごくよかったので、
いい話もちゃんとしていこうと思ってます。
そこのお店はSEDでSEEDさんっていう天ぷらのお店なんですけど、
ランチコース予約をして一人で伺いまして、
ただランチのコースだと天ぷら出てこないっていうのを言ってから知って、
あ、そうなんだってちょっとぶっちゃけがっかりもしてたんですけど、
実際蓋開けてみるとめっちゃくちゃおいしくて、
いや、絶対ディナーも行くぞって心に決めたんですけど、
品数としてはそんなにランチコースのショートなやつなので多くなかったんですけど、
マグロにエスプーマンで出汁をかけた、見た目的には山かけっぽいやつだったり、
あとはあんこを霜降りで生で食べさせるとか、
あとは本来的にはカモが取れない時期だったらしいんですけど、
たまたま地元で仕入れたカモがあったっていうところで、
入店の時からずっと荒らされてて、
これ休ませてディナーに回すのかな?俺のやつかな?なんてカモが好きなうせいはドキドキしてたんですけど、
実際出てきて、もうどれもめちゃくちゃ手が込んでたしおいしかったし、
そこから最後お抹茶が出てきて、お菓子が出てきてというところで本当に良かったんですよね。
店主の方もおそらくは私のより年下の方なのかな?
タトゥーゴリゴリですごくチャキチャキした良いお兄さんっていう感じで、
お洋服とかも好きみたいで、
お兄さんの今日のファッションの感じだったらどこどこのセレクトショップとかおすすめですよみたいな話してくださったりとか、
あとはどうやら都内で昔テンプラ屋さんに勤められていたそうで、その時の話を伺ったり、
たまたまあのお客さんが私以外いなかった日だったっていうのもあると思うんですけど、
色々とお伺いできてめちゃくちゃ良かったなと思っているので、
また松本行った時は是非ちょっとディナーも行きたいなと思っているという感じですね。
外食の全体体験
美味しいものってもちろん家で食べて美味しいものもあるし、
自分がめちゃくちゃ料理が例えばうまかったら、
もしかすると外食並みの美味しさっていうのは再現できるかもしれないと思うんですけど、
外食自体が一連の体験というか、
提供されるスピードだったり、味そのものもそうですし、
あとは内装だったり、
あとはその店主さんのニュアンス、感じなんですかね。
インターフェース見た目の話というよりは、
提供するにあたってのどれだけ説明するかみたいなオタク具合だったり、
あとは話の柔らかさとか硬さなのか、
寡黙な職人気質の方もいればエンターテイナー気質の方もいらっしゃると思うんですけど、
そういうのも含めて、
外食って全体の体験としての楽しさっていうところがあるなと思っていて、
もちろんね、そうではなく、
カジュアルにファミレス入ったりチェーン店入ったりっていうのとはまた別の話だと思うんですけど、
僕自身はそういう外食の一連の体験みたいなところが好きだし、
だからこそ一人で飲食店行ったりもするんだろうなという風に思ってます。
なので美味しいものが好きであると同時に、
人とのコミュニケーションであったり、
全体の空間の設計の話なのか、
美味しいものが置かれている空間というか、
ちょっとまとまらない感じになっちゃったんですけど、
ただただ美味しいものが食べられればそれでいいというよりは、
体験としての外食っていうところを好いている範囲しているんだなという風に、
なんか思わされたドマグだったなという風に思ってます。
2つ目は友人主催のカジュアルの解析料理と人のペアリングのイベントだったんですけど、
その友人というのもポッドキャストをつながりで知り合った方で、
そこをフォローになってありがたいことにお誘いをいただいて行ってきたんですけど、
解析料理と人のペアリングって、
そもそもパッと言葉で聞いたときに想像つかないと思うんですけど、
例えばハマグリに桜の塩漬けをのせて、
そこにズブロッカの人、
これをほうじ茶で割ったものとかが一番最初に出てきて、
これもうまかったんですよね。
自分の発想から出てこないものを味わうという体験もすごく好きで、
なるほどこういう組み合わせあったんだなっていうので、
自分でも試してみたいなと思いますし、
他でもまた試してみたいなと思いましたし、
こういう思わぬ発見、体験みたいなところって、
食と体験の発見
あんまり食と結びつかないという方もいるかもしれないんですけど、
結構あるんですよね。
それこそ先週かな、
友人の家に行って天ぷらをあげてもらってたんですけど、
山菜の天ぷらとカルメの赤って意外と合うなみたいな発見があって、
なんとなく肉とかもあったんで赤ワイン買っていったんですけど、
その後の天ぷらって普通だったらビールだったり、
日本酒だったりだと思うんですけど、
意外と山菜の苦みと赤ワインの土っぽさみたいなところ、
合うんだなっていう発見があったり、
こういう発見も含めて、
さっき外食という体験を愛してる、好きであるみたいな話したんですけど、
外食だけじゃなく、いろんなところにこういう発見って転がってるんだなという風に思いましたね。
一人で食べるときも適当に食材買ってきて家にある酒合わせて、
こういうのありかもしれないなみたいなのってやったりはするんですけど、
一人で感じられることには当然見解があるし、
一緒に食べてる人の反応だったり、
そういうところも含めて、
自分だけじゃできない、感じられない幅みたいなもの、
これは食に限らず仕事とかもそうだし、他の趣味もそうなんですけど、
そういう幅みたいなものが自分は好きなんだなという風に思わされた瞬間だったなという風に思ってます。
あとTwitterとかInstagramで一生美味しそうなもの、実際うまかったものを載っけてると、
うすえさんってグルメですよね、すごい食にお金かけてるんじゃないですかって言われることありますし、
うすえが行くとこで高いんでしょみたいなこと言われることもあるんですけど、
確かに一人で数万するコースに行ったりもするし、高いものを食べてるときもあるにはあるんですよ。
ただ別に高いものが食べたいというよりは、期待値も含めて適正なものが食べたいみたいなニュアンスで、
例えばなんですけど、朝まで飲んだ日に立ち寄った富士蕎麦の蕎麦ってめちゃくちゃうまいじゃないですか。
そういうのも含めて価格と自分が求めてるものとのバランスみたいなところで、
俺は期待値ベースで飯を食っているみたいな表現が自分の中ではしっくりきてるんですけど、
必ずしも高ければ高いほどいいと別に思ってるわけでもないし、
うまいものはいって、コースとかを確かに頼みに行く、注文しに行く、食べに行くと一定高くはなるんですけど、
そうじゃないものというのももちろんあるので、必ずしも別に高いものばっかり食ってるわけじゃないですよっていう、
誰に向けての言い訳なのかみたいな話をちょっとしておこうかなと思ったという次第でした。
料理の自由さ
さっきもチラッと触れたんですけど、実際には人生の良さがあるなと思っていて、
失敗してうまくいかなかった時のへこみみたいなものはもちろんあるんですけど、
その場のノリで適当に調味料を足して味変えたりとか、
あとはもうめんどくさくてカップ麺とかカップ焼きそばとか食べようみたいになってもいいし、
自由度の高さとか気の使わなさみたいなところは圧倒的にあるなというふうに思っています。
最近というかずいぶんと前にステンレスの蒸し器を買って全然使ってなかったんですけど、
最近周りでちゃんとセールで蒸し野菜やってる方とか、
なんやかんやタイムラインで蒸し器使ってる人を見ることが多くて、
久々にというかようやく使ってみるかと思ってこの間引っ張り出してやってみたんですけど、
まぁいいっすね、蒸し器って。みんなが好きになるの分からないなと思って。
本当に適当な野菜だったり肉だったり買ってきて、
蒸すだけでこんなにうまくなるんだっていうのと、
あとは下味とかあんまりつけないで好きな調味料をいろいろかけて、
これにはこれが合うなみたいな幅の広さみたいなのも楽しめるし、
あと何より蒸し器しか使わないので洗い物も使わなくて済むし、
蒸し器って便利だなっていう風に改めて思いましたね。
料理めんどくせーなーとか苦手なんだよなーっていう人は、
蒸す時間さえちゃんとしてればちゃんとうまくなるんで、
蒸し器オススメですという話をしておこうと思います。
僕は絶対セールを買うとカビさせる自信があったので、
曲げワッパとかも欲しいなと思うんですけど、
まあちゃんとできないだろうなと思って、
以前鉄のフライパンとか買ったんですけど、
当然のようにダメにして、
今はもう普通にテフロン加工のフライパン使ってるんですけど、
無理しないってマジで大事だなと思うので、
無理のない範囲で楽な調理器具を使いましょうという話は、
ふんわりしておこうかなと思った次第です。
久々に、昔低温調理器安いやつ使ったんですけど、
速攻でダメになりまして、
ふわっといろいろ覗いてたら、
ボニークが3.0ぐらいまでバージョンが新しくなって、
今なら予約するとコンテナとかもついてきますみたいので、
うっかりポチったんですけど、
最近堂々来まして、
ダンボールに突っ込んだままなので、
どうしようかなと思ってたんですけど、
明日ぐらいは頑張って料理するかというので、
寝床で転がしてたカモがあったので、
カモを低温調理でどうしようかなと思っておりますが、
果たして起きた自分が料理するのかは、
どうですかねという感じでございます。
こんな感じでね、
ダラダラちょっとすいません。
病み上がりというか絶賛調子悪い中で、
ただ眠れねえし、
ポトキャストでも撮るかみたいな感じだったので、
止まらない話をしているかもしれませんが、
次回もどうぞお付き合いください。
さよなら。
