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2024-04-27 13:16

独身の遠吠え:団塊ジュニアは性的抑圧の世代② #54

なぜか人気の団塊ジュニア世代シリーズ。
どうして団塊ジュニア世代は、これほど性的に抑圧されているのかというお話のPart 2です。
2004年に出版された、清水ちなみ著『大独身』という本に書かれている、当時の独身女性のデータを読み解きます。

【独身女性データ】
2004年時点で独身の26〜53歳(現46〜73歳)女性が対象
・親名義の家に居住 47.7%
・親と同居 56.3%
・お見合い経験なし 61.9%
・結婚相談所入会経験なし 92.9%
・処女 23.1%
・不倫経験あり+現在進行中 58.1%
・不倫経験年齢 20〜34歳 89.5%
・不倫相手の年齢 30〜50歳 91.8%

監修 清水ちなみ
発行 扶桑社
初版 2004/8/20

※タイトルは、酒井順子オマージュです。

▽団塊ジュニア世代についてお話した他の配信もぜひ⇩
『好きなことを仕事にしたは良いけれど‥という話⑤ #31
https://stand.fm/episodes/660ebf48e6e2e7f128d4dddb

『不倫の恋に運命を狂わされた団塊ジュニア世代の女達の話 #33
https://stand.fm/episodes/6610d722e6e2e7f128d50166

『独身キャリア組vs専業主婦:女達の相容れない関係の話 #35
https://stand.fm/episodes/6613df138cb975704f4b4d6c

『団塊ジュニア世代の不幸は、核家族が原因だったのではという話 #37
https://stand.fm/episodes/661673c8bebad1232e93a971

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サマリー

20年前の本『大独身』を元にして、独身の団塊ジュニア世代の女性に関するデータが紹介されています。調査によると、50%の人が親名義の家に住んでおり、62%の人がお見合いの経験がないことが分かりました。また、不倫の経験がある人は約60%であり、そのうち20代から34歳までの年齢層が最も多いです。

『大独身』について
はい、失礼致しました。みんなびっくりしましたでしょうか?
おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。 ちょっと英語で挨拶してみました。
では早速本題に入るんですけれども、昨日の続きになります。
いよいよですね、大独身という本を20年前の記憶だと思っていたら、やっぱりドンピシャだったんですよね。
今日早くもアマゾンから1個だけ残っていた在庫が届いたんですよね。
発行日を見ると、2004年の9月20日に初版が出て、それっきりなんですよね。
売れなかったんですね。この清水千奈美さんという人が書いてるんですけれど、私の記憶ではもうちょっと真面目な本だと思ったんですけれど、
割とライトに書いている本で、すごく真面目にちゃんとデータを取って研究したというよりは、
ランダムに、この当時の26歳から
45歳か、53歳まで結構広いですね。
26歳から53歳までの独身女性にアンケートを取っているんですよね。そのアンケートをまとめた本なんですよ。
これがちょうど、私がこの段階ジュニアシリーズにいくつか出しているところで、適当に喋っているというか、自分の体感っていうんですかね。
自分が今まで生きてきて、なんとなく感じてきた、あの感じがね、もうバッチリ当てはまってたんですよ。
これには驚きましたね。つまり26歳、この当時26ってことはもちろん46歳ですね。
この本の一番最高齢が、55歳、53歳まで、これはさすがに今だから63歳になるんですかね。
だから現在の46歳から、もっと上だ、73歳、これはさすがにもう段階世代に近くなっちゃうんで、これはいくらなんでもあれなんですけど。
まあでもこの本自体は、データとしては現在の46歳から、現在の73歳までの人のアンケートをまとめた本なんですよね。
なので、この46からということは、だからもうバッチリこの段階ジュニア世代は当然入っているんですよね。
このちょうど20年前の本を、今改めて読むのってすごい面白いですね。
小説とかね、そういうのはね、もうほんともっと古い本とかね、いくらでも読むんですけれど、こういう何て言うんでしょうね、時代を切り取ったようなドキュメンタリー本っていうんですかね。
独身のデータ
こういうのが、やっぱりね、ちょっと20年とか前のやつってね、やっぱりその時代の流行った言葉とかがね、いっぱい出てくるんで、すごい面白いんですよね。
パラサイトシングルとか、こういう言葉って流行りましたよね。
なんかね、やっぱり今使わないけれど、当時よく使ったなとかいう言葉がね、結構パラパラ出てくるんでね、すっごい面白くて。
これちょっとね、後でゆっくり読んでね、またお話ししたいんですけれどね。
とりあえずね、今回ちょっとお伝えする部分としてね、このデータのところをね、ちょっとお話ししますね。
もうびっくりですよ、結構。
まずですね、家。
この独身の女性たちが、例えば賃貸に住んでるのか、持ち家なのかとかね、そういうのがね、一応出てるんですね。
すると、親名義の家に住んでる人がね、もう50%なんですよ。
でね、自分名義の家持ってる人はね、わずか8.5%です。
で、40%が賃貸なので、これは親と賃貸に住んでるというよりは多分一人で住んでるってことですよね。
なのでね、やっぱり半分は子供部屋おばさんなわけですよ。
次がですね、誰と住んでいますかっていうことですね。
これは一人暮らしが32.4%です。
でね、彼と同居している、これが2.8%。
で、驚くなかれというかね、親と同居している人が56.3%ですね。
次がですね、お見合いの経験があるかっていう質問なんですよ。
まだね、だからこの頃は婚活とかね、そういった言葉がまだもちろんないわけですよね。
これがね、やっぱりこの時代を象徴しているなと思ったんですけど、
お見合い経験がないと答えている人が62%なんですよ。
で、あると答えている人が38.8%。
なので、婚活しないんですよね、この20年前はね。
しない人の方が多いんですよ。
で、結婚相談所に入会経験があるかっていう質問もないと答えている人が93%。
で、あると答えている人はわずか7%ですよね。
これもすごいですね。
だからね、もう自ら結婚をしようという動きはこの世代に関してないわけですね。
で、次がいよいよです。
あなたは諸女ですか?という質問がありますね。
で、これに諸女ではありませんと答えている人が77%です。
で、諸女と答えている人が23%なんですよ。
つまり、4人に1人がやはり諸女なんですね。
うーん、やっぱりなという感じですね。
で、今付き合っている人はいますか?という質問。
これは、いないと答えている人が66.4%。
で、えっとね、これも面白いな。
年上と付き合っていると答えている人が21.4%。
で、同い年と付き合っていると言っている人が4.6%。
年下と付き合っていると言っている人が7.6%ということなんですよね。
いないって答えている人が66.4%も半分以上いるっていうのも驚きだし、
で、まだこの頃は年下の男の人とかっていうのが社定内に入ってないっていうところがありますね。
あとですね、えっとですね、ここにちょっと解説がなかなか意味深なことが書いてありますね。
えっとね、まあいいや、ちょっと先行きますね。
これ後で多分出てきます。
で、不倫経験がありますか?と出てきましたよ。
ないと答えている人が41.9%。
ところがですね、あると答えている人が34.1%と、
あと現在進行中、今現在不倫していると答えている人が24%いるんですよね。
なので合わせると当然ですけど60%以上のこの当時の独身女性がやっぱり不倫しているということがね、
結婚と不倫の傾向
ここでもね、この本の中のこととはいえですね、
私がちょっとね、あのY社時代のお話をしたところで言っていたことはね、間違ってなかったですね。
あとですね、この不倫していた年齢が出てますね。
これはですね、これもね結構ショッキングですね。
えっとね、一番多いのが25歳から29歳の頃、これが35%いらっしゃいますね。
で、20歳から24歳も結構いて22%もいます。
で、さらに30から34歳まで不倫してた人が32.5%。
35歳以上になるときゅーんと減ってきて7%というね、結果なんですよ。
ね、だから20歳から34歳ぐらいまでが不倫タイミングなんですね。
もうまさにって感じですよね。
不倫相手の年齢、これもきました。
えっとね、どっから言っていったらいいかな。
一番多いところからいきましょうか。
不倫のね、相手の男の年齢が35から39歳というのが24.3%になります。
そして次が40から44歳、これが19%。
45歳から49歳が18.9%。
50歳以上が18.9%。
20代と答えている人は8.2%しかいませんね。
なので、えっとね、30から50歳の男の人と
20歳から35歳の女性が不倫していると。
だからね、まさに私があのワイ社時代の時にね、
言ってた、もう社内不倫がめっちゃ多いですよと言ってたのもね、
この年齢の配分もね、ぴったり合いますよね。
参りますね、こんなのね。
これ結局ね、ワイ社の時に話してた、ほんとその通りで
20歳から34歳ぐらいまでの女性と
35から50歳ぐらいの男たちが不倫してたっていうのは、ほんとドンピシャですし
私これ別のどこかで見たことありますけど
当時ね、80%以上の男性が不倫経験があるって答えてるらしいんですよね。
なのでこれ、自分たちが不倫もするし
自分の父親も下手したら不倫してますよね、これね。
下手したらっていうかね、結構な確率で不倫してる父親がいる娘たちも
いっぱいいるっていう、この側面の切り取りもできますよね。
なのでね、この結婚っていうものがね、どういう機能をしてたのかっていう点でもね
面白いなと思いますね。
だから今日はとりあえずね、この大独身という本が
昨日言ってたら今日運良く手に入りましたので
とりあえずこの中のざっくりしたデータをちょっとお話ししたんですけれど
あくまでもこの本がベースだっていうだけでね
しっかりこの本がすごく学術的に
ちゃんとね、社会的な調査をバッチリして
もう何人の女性にね、アンケートを取ったかっていうことまでね
しっかり、私が見落としてるだけかもしれないんですけどね
書いてはないので、割とカジュアルな本ではあるんですよ。
なんですけどね、やっぱりこの時代を
やっぱりちゃんと切り取れてる本ではあるかなというふうに思うのでね
ここから読み解けることっていうのは
結局、半数の女性はね、やっぱり手切れ器とかで結婚してるわけですよね。
なんですけど、その残りの半分の内訳がですね
半分の内の半分なんで、4分の1ですね
4分の1の女性はやっぱり不倫をしていると
残りの半分は処女でずっと男性経験がないままいるっていうことと
あとこの時代はですね、自分の親を見てたからですかね
積極的に婚活っていうかね、して結婚しようという意思が感じられませんよね
半分の女性は手切れ器までにね、結婚を選んでるんですけれど
残りの半分の人たちっていうのはキャリア志向であったりとか
たまたま本当は結婚したかったかもしれないけれど
たまたま付き合ってたりね、好きになった人が
寄婚者だったということで
仕方なく結婚を諦めてた人たちということになるんですかね
なかなかね、やっぱ面白いですよね
はい、というわけでね、今日はこの本をちょっと概要をね
ちょっと共有させていただいたんで
次回はここからさらにね、もっと本当のところに
ちょっと深掘りしていこうと思います
はい、というわけで今日はこれで終わります
ごきげんよう
13:16

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