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2024-07-29 18:11

ある肌寒い日の公園で【前編】 #146

バンクーバーの肌寒い日に出会った、不思議な青年の話です。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
本当に暑いですよね。もうね、ちょっと体調がもう完全に夏バテになってしまって、
ちょっとね、どうしようかという感じなんですけれど、配信のリズムもちょっとぐちゃぐちゃになってるんですけれど、
ちょっとね、頑張って巻き返していこうと思います。
はい、こんな暑い日にちょっと涼しくなるような話を今日はしたいなと思っています。
場所はですね、11月頃のちょっと肌寒くなってきているバンクーバーを想像してください。
バンクーバーです。
もうちょっとね、ウールのコートとかを着ないと、もう寒くてちょっと息も白くなるみたいな、そんな季節です。
年代は1969年ぐらい、だからちょっと一昔前ですね、になります。
バンクーバー、カナダのね、ここでフランシスという女性が主人公になります。
この人は30前後の比較的若い女性で、この人がですね、一生懸命この公園を横切っているシーンから始まります。
片手にはスーパーで、スーパーというか食材をいっぱい入れた買い物袋を片手に足早に公園を歩いているんですよね。
この公園には肌寒い時期なんでね、人もそんなにまばらなんですけれども、若い青年がベンチに座っていたりしているんですよね。
でもそれにも目をくれず、一生懸命急いで帰っていくんですよね。
家に帰るとですね、この本当に公園の真向かいにある立派なマンションがあって、ここがこのフランシスの住んでいるマンションなんですよね。
ここに帰ると、二人の使用人が待っています。
一人は料理をしてくれるおばさんと、もう一人は男の人でいろいろ片付けとかね、お客さんの応対をしたりするための執事の役をする人が二人部屋で待っているんですよね。
だから結構裕福なお家だということがわかります。
この二人がやっと食材が届いたという感じで、フランシスが用意してきた食材を渡して、細かくいろんな指示をするんですよね。
これはポテトをこうして頂戴とかね、オーブンで何本焼いてどうしてくれとかね、いろいろ指示を問わして、この二人の使用人に料理を準備させているんですよね。
テーブルのセッティングがどうなっているかとかね、いろいろフランシスは確認しているんですけれども、このシーンからどうやらお客様を招いて、ちょっとした食事会というかね、パーティーが催されるんだなということがわかるんですよね。
この準備している間、ちらっと自分のマンションの部屋の窓から公園が見えるんですよね。
この公園を見ると、さっき通り過ぎてきた時にベンチに座っていた青年がね、まだそこに寒そうに座って待ってるんですよね。
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まだいるわっていう感じでね、このフランシスはちょっと様子を見てるんですけれども、走行しているうちに料理の準備が整って、テーブルにね、このチキンの丸焼きとか、いろんなおいしそうな食事が並べられます。
走行しているうちにお客様たちがやってくるんですよね。そうするとね、このフランシスは30前後の比較的若い女性なんですけれど、訪れてくる客はみんなね、老人ばっかりなんですよね。
おばあさんが2人とおじいさんが2人。この4人が来て、「フランシス元気にやってた。久しぶりね。」みたいな感じで、「顔色良くなってるわね。ほんとしたわ。」みたいな感じでガチャガチャとやってくるんですよね。
ちょっとこの時点では、この人たちとフランシスの間柄がどういう間柄なのかっていうのはちょっと分からないんですよね。とにかくでもいらっしゃいっていう感じで招いて、食事が始まるんですよね。
そうすると、一人このおじいさんの方がですね、ご飯食べてる間にね、ウエッシャーっていう感じで、くしゃみをぶっぱなすんですよね。たまに電車とかで、おじさんとかがすごい爆音でくしゃみしたりする人ってたまにいますよね。
そんな感じで、ウエッシャーっていう感じでやられて、でもフランシスはね、ちょっとね、もう嫌だみたいな顔して、ちょっとね、食卓から目を離して、ちょっとね、そっぽ向くっていうシーンがあります。
このそっぽ向いた時に、自分の窓から外を見るとね、まださっきの若者がベンチで寒そうに座ってるんですよね。さらにね、どんどん寒くなってる上に、雨も降り出しててね、小雨が降ってるんですよ。
なので、この若者はね、ゴミ箱に捨てられている新聞紙かなんかを頭にかけて、簡易的に雨宿りっていうんですかね、雨をしのぐために新聞頭に乗せたりして、そうまでして、まだベンチに座ってる様子なんですよね。
これをね、フランシスは見てるんですよ。心配そうにね。でも正直、パーティーにはあんまり気持ちがいってないんですよね。
ガチャガチャと老人たちがベチャベチャ喋っていて、そのうちの一人のおじいさんはね、やたらフランシスにちょっかい出してくるんですよね。
ああ、君の料理おいしいわーとかね、君が用意したこのワインはね、なかなかいいねーとかね、言って、もうやたらこのちらちらフランシスの様子を見たり、なんかこうね、いろいろこう話しかけたりしてくるんですけれど、フランシスはね、はぁはぁっていうね、ちょっと心ここに荒らず状態で、適当に相手してるんですよね。
ようやく食事も終わって、やっとこの4人が帰っていくんですよね。パーティーというかね、食事会が終わって、ようやくフランシスは一人になれるんですよ。
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で、もう4人たちも帰っていってね、で、もう慌ててコート着て、もう一回外に飛び出していきます、フランシスね。で、公園に行って、ちょっとーって言って、このね、ベンチでずっと寒そうにしている青年にね、声をかけるんですよね。
ちょっとそこにいるあなた、みたいな感じで、声をかけて、何してんのそんなとこでって、誰待ってんのって言って、でもちょっと雨も降ってるし、よかったらうちでね、雨宿りしていきなさいって言って、呼びかけるんですよね。
で、うちに来たら、タオルでね、体も拭いて、服も乾かしてあげるから、いらっしゃいって言って、声をかけたら、この青年はね、え、僕に話しかけてんのっていう感じで、ベンチからね、パーっと足早に、このフランシスの方に走ってくるんですよね。
で、あの、ずっとね、つぶらな瞳でフランシスの顔をずっと見てるんですけれど、全くね、返事をしないんですよ。ね、じーっとフランシスの喋ってること聞いてはいるんですけれど、これに対して、返事もしなければ、うなずいたりもしないで、なんかじーっとね、あの、ただ見つめてるだけなんですよね。
なので、この青年が、言葉が通じてるのかどうかもわからないんですよ。で、一応ね、たぶん音は聞こえてるから、まあ、寄ってきたんだと思うんですけれど、まあ、とにかく返事をしない青年なんですね。
で、年の頃はね、二十歳ぐらいの若い青年でね、で、目が真っ青な金髪のね、あの、かわいい男の子なんですよね。なんかもうゴールデン・レトリバーの子犬みたいなね、あの、すごいかわいい男の子なんですよね。
で、まあ、とにかく、あの、まあ、話がどうも通じないので、フランシスはね、一生懸命身振り手振りで、とにかくね、うちにいらっしゃいって言って、手招きして、で、まあ、彼を家に連れ帰るんですよね。で、家に連れて帰って、まあ、とにかくその濡れた服をね、脱ぎなさいと。で、タオル渡してあげて、体拭かせてね。
で、そうこうしているうちに、あの、お風呂も入れてあげてね、ちょっと温まんなさいと。で、温まっている間に服を乾かしておいてあげるからって言って、まあ、介外宿ね、世話してあげるんですよね。で、まあ、青年はね、あの、素直に、まあ、じーっとね、とにかく、あの、言葉が通じてなさそうなんですけれど、フランシスの顔をじーっと見ながらね、あの、言われるがままに、まあ、言うこと聞いて、お風呂に入って、服脱いでね。
で、まあ、あの、お風呂でね、ゆったりと湯船に浸かってほっとしている様子なんですよね。で、お風呂から出てくると、あの、大きいタオルを貸してくれてね、それで体拭いて、うん、そしたらね、あの、フランシスはこのパーティーでね、さっき、さっきまで老人たちと食べてた食事の残りとか出してあげたりしてね。
で、これ私が焼いたケーキなのよとか言って、食べさせてあげて、うん、で、ね、あの、とにかく服が乾くまでゆっくりしてらっしゃいとか言って、まあ、あの、一緒にいるんですよね。
で、その間もね、ずーっと、あの、青年が喋らないので、で、フランシスは一生懸命、あなた名前何て言うの?とかね、あなた、本当に私の言っていることが分かってないの?とか、喋れないの?とかね、いろいろ話しかけるんですけど、全く無反応なんですよね。ただ、つぶらな瞳でずっとフランシスの顔はじーっとね、見てるんですよね。
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なので、まあ、いろいろ、とにかくフランシスは独り語りをしながら、まあ、彼の面倒を見てるんですよね。うん。で、えっと、まあ、だんだんね、夜になってきて、で、えっと、とにかくね、あの、まあ、この部屋に、まあ、だからのんびり居させてもらっている状態なんですよね、この男の子はね。
で、そこにね、オルガンが置いてあるんですよ、部屋にね。で、オルガンをね、急に引き出したりするんですね、この男の子はね。で、服がまだ乾いてないので、でっかいタオルを、バスタオルをね、体に巻いた状態でこの子はいるんですよね。で、フランシス様好きにね、ゆっくりしてなさいっていう感じで、まあ、彼を、まあ、あの、好きにさせてるんですよね。
で、そうすると、このオルガンを見つけたので、この男の子はね、でたらめに引き出すんですよね。ビエー、ビエーみたいな感じでね、全然引けなさそうなんだけれど、まあ、適当に、あの、鍵盤を触ってるんですよ。で、これも、なんか、なんとなく、可愛い子ねっていう感じで、あの、なんか、こう、微笑ましい感じでフランシスは眺めてるんですよ。
で、そうするとね、この、この家はね、ほんと、だから、1969年ぐらいの舞台設定なんですけれど、このフランシスはどうやらとってもお金持ちでね、で、まあ、立派なマンションで、で、この部屋にね、オルガンもあるし、暖炉もあるし、そして、あのね、立派なバスルームもあってね、ここでさっきまでその男の子はお風呂に入らせてもらって、で、えっと、あれですよ、あの、そしてね、テレビもあるんですよね。で、このテレビをね、見ながらオルガン弾いてるんですよね、この男の子はね。
そしたらね、この白黒テレビなんですけれど、ここでね、あの、なんか、どういう番組なのかわかんないんですけど、若者たちが出てくる、なんか、こう、映画っぽいものを映してるんですよね。
そしたら、この川遊びしてる若者のシーンなんです、テレビがね。で、ここで、あの、男性の方がバーッとね、服を脱いで、すっぱだかになって、川に入ろうとしているシーンが映ってるんですよね。
で、これを何気なくこの若者ね、口を聞かない若者はオルガン弾きながらテレビに目をやってるんですよ。
そうするとね、フランシスはね、ツカツカツカッとテレビの方に行って、バチッとね、テレビ消しちゃうんですよ。
で、「え?」っていう感じで、この男の子はね、キョトンとしてるんですけれど、
テレビはもういい、いいわよねって言って、あなた、なんか音楽好きなの?とか言ってね、よかったらね、レコード聴きましょうよって言うんですよね。
だから、テレビを消した代わりに、あの、テレビ、あの、テレビの代わりに、まあ、音楽聴きましょうって言って、レコードプレイヤーの方に行くんですよ。
だから、こんなね、いろんなオーディオセットとかね、テレビとかね、この時代に全部、まあ、部屋に持ってる人なんですよね。
で、まあ、レコードかけるんですけれど、普通ね、こうやってゆったりと夜の時間をね、ゆったりと暖炉の前で過ごしているタイミングなのでね、
ここでもうちょっとしっとりした音楽をかけると思いきやね、バーってレコードね、自分が持ってる手持ちのレコードをバーってこの男の子に見せるんですよね。
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どれがいい?好きなの選んでいいわよって言っても、この男の子は例のごとく何も口を聞かないし、うなずきもしない子なんでね、
何を考えているかわかんないんですよね。なので適当にフランシスはこのレコードね、自分が持っているレコードの中から、これかけましょうかっていう感じで、
まあ、レコードにかけるんですよね、音楽を。そしたらね、いきなりね、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャカジャンっていうあのハンガリー舞曲ですね。
ブラムスのね、ジャカジャカジャカジャカっていうね、すごいね、けたたましいね、舞曲をいきなりかけるんですよ。
で、はぁ?っていうね、なんかね、シーンにそぐわないんですよね。で、なんかとにかくでもこんな曲をかけて、それでもね、この男の子はね、キョトンとしてるんですよね。
で、真っ青なね、かわいいお目目でね、じーっとフランシスの顔を見てるんですけれど、
そしたらね、この曲をかけた後は、次はね、またなんかね、今度はね、なんかジプシーのなんか舞曲ですね、またやっぱり踊る系のレコードをかけるんですよね。
ジャカジャカジャカしたなんか、なんか曲なんですけど、そしたらね、この男の子がね、おもむろにこのバスタオルでね、体に、裸の体にこのバスタオル巻いただけの姿で、
あの、ジャカジャカこの音楽に合わせてね、踊りだすんですよ。
で、なんかね、このバスタオルをね、ちゃんとうまく自分の裸のね、大事な部分は隠しながら、でもね、なんかうまくこうね、なんか舞曲でね、一人でね、おどけてね、踊ったりして見せるんですよ。
で、これ見ながらね、フランシスはね、すごい嬉しそうにね、微笑ましそうにね、彼が踊っている姿を見てるんですよね。
なので、まあちゃんとだからもちろん耳は聞こえてるし、ちょっとこういうユーモアのセンスもどうもある男の子なんですよね。
で、ひとしきりね、派手にね、なんかロシアのコサックダンスみたいなね、足を大きく開脚させて、ぴょんぴょん飛び跳ねながら踊る、あの舞曲のね、踊りとかをね、ひとしきりやった後にね、バサッとね、ソファーに倒れ込んでね、この男の子は。
そして、あのグースが寝始めるんですよ。で、「あ、寝たわー。」と思ってね。
で、「あなた本当に寝たの?」とかって声かけるんですけども、スヤスヤ寝てる様子なので、そしたらもうあなたね、ゆっくり泊まっていきなさいっていう感じで、
まあ彼をソファーにね、寝させたまま、そっとフランシスはちょっとその場を離れるんですよね。
そうするとね、男の子はそっと目を開けたりして、つまり寝たふりをしてるんですよね、この男の子はね。
フランシスの様子をちょっと伺ってるんですけれど、とにかく寝たふりをして、その場は終わるんですよね。
で、この間にフランシスは、客用の寝室が一つあるんですよね。そこを整えてあげて、寝てる彼に向かってね、
ちょっとそんなところで寝てても風邪ひいちゃうから、一晩ゆっくり私のマンションでね、泊まっていきなさいって言って、
ちょっと一部屋用意してあげたから、そっちに場所移りなさいよって言ってね。そっちに誘って寝室に彼を寝させるんですよね。
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で、また朝になったらね、朝ごはんも作ってあげるから、ゆっくりしていきなさいって言って、彼を泊めてあげるんですよね。
で、彼は素直に、じっとね、またいつもの通り、合図打ちも何も打たないんですけれど、彼女の言う通り寝室に引き上げて、そこで寝させてもらうというか、泊めさせてもらうんですよね。
彼がね、ベッドで寝てるのを見届けて、フランシスはパタンとね、部屋から出て、扉を閉めるんですよね、部屋のね。
そしてね、鍵をね、カチャッとね、外側からかけるんですよね。だからちょっと不思議なシーンなんですけれど、とにかく外側から部屋の鍵をかけて、彼が中で寝ているというふうになるんですよね。
で、翌朝のシーンに変わります。そしたらね、フランシスはベーコン焼いてね、卵も焼いて、朝ごはんを作って、この部屋に運んでいくんですよね。
そうしたら、口をきかないこの青年が起きてきて、彼にとにかく朝ごはんをできたわよって言って、ベッドでご飯を食べさせてあげるんですよね。
この間も男の子は黙って、もりもりと朝ごはんをおいしそうに食べてるんですけれど、相変わらず口はきかないんですよね。
で、フランシスはね、私ちょっとすぐ帰ってくるから、ちょっと出かけてくるから待っててねって言って、出かけていくんですよね。
その間にこの男の子は部屋の中探検したりとか色々してるんですけれども、フランシスはすぐに買い物袋を持って帰ってくるんですよね。
そうしたら、これはこの男の子のために、色々洋服を買ってきてあげてるんですよね。
ちょっとあなたのサイズとかよくわからないんだけれど、今流行っているあなたに似合いそうなものを適当に買ってきたわって言って、
タートルネックのセーターとかね、上下のジャケットとかパンツとか色々買ってきてあげて、
靴もね、昨日の濡れたものとかではなくて、一式に新しいものを買ってきてあげるんですよね。
これを男の子は着させてもらって、よく似合ってるんですよね。
こんな感じでですね、とにかく至り尽くせりで面倒を見てもらってるんですよ。
そんなこんなでですね、彼は非常に良くしてもらって快適にフランシスに世話してもらっていたんですけれど、
ちょっとフランシスが何か用事をしている間に、この部屋のね、
留めさせてもらっていた部屋の窓からね、あっさり抜け出してね、外に出て行っちゃうんですよね。
というわけで、今日はここでちょっと一旦止めます。
次回は、わりとキンキンにあげようと思ってますので、お楽しみにお待ちください。
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ごきげんよう。
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