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お聞きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、オタクが文化を救うというテーマで、ちょっとお話ししようと思います。
これはね、なんでこんなテーマを話そうかと思ったかというと、今ですね、プリンス、プリンスってミュージシャンというかね、シンガー、ソングライターのプリンスですね。
この人のドキュメンタリー映画をやってるんですよね。これがね、見たくて見たくて、しょうがないんですけれど、もう今なんか私めちゃくちゃ忙しくなっちゃってて、なかなか大好きな映画を見に行く時間がちょっと取れなくて、ちょっとイライラしてるんですけども、まだ見てないんですよね。
見てないんですけれども、プリンスっていう人はね、すごい人だったなぁということをね、なんとなく思い出していたら、なんかね、ちょっとこのテーマをお話ししたくなったんですよね。
それと、ちょっともう結構前なんで、あれなんですけど、ハルキ先生がご自分のね、どっちだったかな、ボイシーかスタイフかどっちかでね、音楽の話ね、ハルキ先生も音楽大好きなんでね、話されているのを聞いて、
あ、あれだ、グリーンアップルってね、今ちょっとコロンブスの描写をね、ミュージックビデオっていうんですかね、その中で使って、あのちょっと品色買ったりとかっていうのになってましたよね。
これの時に、もうあんまり僕は今のね、ミュージシャンとかって全然興味ないみたいなね、ことをおっしゃっていて、もうなんか本物?本物をやっぱり聞いてるから、もう今のそういう、あのなんていうかな、モノマネをしているものにはちょっともう正直、もう興味持てないみたいなね、ことをおっしゃっていて、
本当ね、これって私なんかもね、ありがちっていうか、音楽ってね、やっぱり自分が生まれ育ってきて聞いたものっていうのがね、やっぱり強烈に一番影響を受けるんでね、そこから止まってしまうんですよね。
自分が若い時に好きだったもの、そこからどんどんどんどんね、新しいものが出てきても、もうね、自分がかつて聞いてたものがやっぱり一番ベストだって思って、それ以上ね、そこをちょっとリニューアルっていうかな、刷新していくっていうことはね、なかなかできないものなんですよね。
それはもうすごく自然なことなので、全然批判するべきことではないんですけれど、とは言ってもね、やっぱり、なんかね、今からお話ししようとしているのはね、音楽ってね、でもね、やっぱり廃れていくんですよね。音楽だけじゃないですよね。文学でも映画でもなんでもね、やっぱりどんどんどんどん新しいものが出てきますんでね。
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過去に出た作品っていうのは埋もれていくものなんですよね。それをね、ちょっと思い出した時に、このまたプリンスなんですけれどね、プリンスってもうド天才なんですけれど、ド天才である以前にね、めちゃくちゃオタクなんですよね。
これはね、ハルキ先生のコメントに入れた時もね、ハルキ先生もプリンスのことは認めておられるようなね、コメント返しをしてくださってましたね。
プリンスのことを認めているのは、やっぱりこの人が一流のミュージシャンっていうだけじゃなくて、一流のオタクだっていうような文脈で褒めておられました。
このプリンスはね、自身が天才であるだけじゃなくてね、めちゃくちゃオタクなんですよね。
多岐にわたる音楽を聴いてるんですよね。
例えば、もちろんロック、ジャズ、ソウル、R&B、こんなのは当たり前で、ブルース、サイケデリック、あとゴスペル、ファンクとかね、本当にいろんな、もうね、多分カントリーとか以外は全部好きなんじゃないですかね。
そういったものを全部自分の音楽の中に融合させて、新しいというかね、プリンスの唯一無二の音楽の世界観というものを作っていってるんですよね。
この人自身も優秀な、だから自分自身が歌って踊ってエンターテインするだけじゃなくて、優秀な演奏者でもあるわけですよね。
ピアノも弾けて、ギターも弾けて、いろいろそれもアコースティックからエレキ、電子音楽まで何でもできちゃうんですよね。
その影響をおしげもなく、僕はこういったものに影響を受けてるんだってこともオフィシャルにしておられますよね。
ギタリストとしてはジミヘンだけじゃなくて、ジョニー・ミッチェルとか、サンタナから影響を受けてるよとかね、歌い手としてはスティーヴィ・ワンダーが好きだったとかね。
いろいろいろんな影響を受けてることを、普通に自分の元ネタですよね。
元ネタを隠さずオープンにされているっていうところのオタクっぽくていいなと思いますよね。
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私はちょうど思春期に差し掛かろうという時に、このドギツイ・プリンスっていう人が登場してきて、
この時にはもうすでにマイケル・ジャクソンっていう特大スターがいて、プリンスもそこに出てきたんですけれど、
すごく大好きだったんですよね。プリンスのおかげで、プリンスが影響を受けた音楽とかも聞くようになって、そこにもまた好きなものができていったんですよね。
こんな感じで、新しく出てきた才能が、自分が影響を受けたものをリニューアルして、また届けてくれるという部分があるんですよね。
これを延々と実は繰り返していってるんですよね。
今、例えば、ブルノマーズっていう人が人気ありますよね。春期先生がブルノマーズなんか全然興味ないって言ってて。
ただ、私、ブルノマーズはすごい天才だと思うんですよね。
今、人気があって、一般受けする人、一番今旬のアーティストの一人っていう感じで、キャッチーでポップで、軽くは使われますけど、この人も相当なオタクと見てますね。
この人もいろんなものが好きで、初期の頃はR&Bとかヒップホップに寄せてますけども、もともとはポリスとか、ロックの方にどちらかというと影響が強く出ているような感じでしたね。
ちなみにこの人、アジア人のチーム入ってますよね。日本人のチーム入ってたんだっけ。とにかくいろんな要素が入ってるんですよね。
私、ちょっと感激したのは、ブルノマーズって別にめちゃくちゃ好きでも嫌いでもなんでもなかったんですけども、グラミー賞かな。
プリンスが亡くなった後ですね、プリンストリビュートっていうツイートみたいなんで、紫のプリンスが昔着てたみたいなスーツ着て、プリンスの曲を何曲かメドレーで演奏したことがあったんですよね。
すごい上手で、当然だからブルノマーズはプリンス大好きなわけですよね。プリンスはもちろんですし、マイケルジャクソンの影響とかも顕著に出てますよね。
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あと最近はファンクが好きだったっていうことで、マークロンソンと一緒にファンク系の音楽もやったり、今はアンダーソンパークと一緒に7,80年代のメロウなR&Bのリメイクみたいなこともやってますよね。
これも昔の70年代、80年代のR&B聴きゃいいじゃんっていう風に思うかもしれませんけど、かつてこの辺の音楽を今の若い人なんか知りようがないですよね。
それをちゃんとブルノマーズのおかげで、またちょっと今風に少しちょっと錆びついたね、この埃みたいなものは払い落として、今っぽくちょっと洗練させて再登場させてくれてるんですよね。
こんな感じでちょっと忘れられかけていたり、ちょっともう古めかしくって、ちょっともう落ち目になっていた音楽とかね、そういったものを今新しい旬のアーティストがまた紹介し直してくれるっていうところがあるんですよね。
これかつてプリンスもやっていて、またプリンスのことをブルノマーズがやってくれてるんですよね。こんな感じでどんどん音楽とか文化とかって新しく出てきた若い人が、自分がかつて影響を受けたものをまたちょっとアレンジし直して作り直していくってことを延々とやり続けてるんですよね。
となると、どこがオリジナルなのかわからないわけですよね。これちょっとまたググググッと遡って、ちょっとアカデミックに聞こえるかもしれないですけど、これね結局クラシックの音楽の話をしようと思うんですけれど。
例えばね、クラシックの音楽の一番原点というか、素っていうかね、元とされているのってバッハなんですよね。バッハってもう今ね、だからもういろいろ多分もう本当にすべての音楽の原点になってるんですよね。
ジャズとかもバッハが原点だったりしたりするんですけれど、でもこの偉大なバッハでさえもね、やっぱり何百年か前に忘れられかけてた時代があるんですよね。これをやっぱりね、その当時のオタクな若者が発掘してるんですよね。
例えばモーツァルトがバッハオタクだったんですよね。モーツァルトがバッハすげーわーみたいなんでめちゃくちゃ影響を受けて、バッハのいろんなその編奏曲ですね、バッハが作った音楽を自分流にアレンジしたものをいっぱい作ってるんですよ。
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どんどんモーツァルト自身がいろいろバッハの音楽をもう一回自分が再学習っていうんですかね、学習し直すことでより音楽家として深みを深めていくっていうんですかね、をやってるんですよね。
そのモーツァルトもまたいろんなね、ベートーベンやいろんな人に影響を与えながら、でもまたさらにすごい人たちがね、ベートーベンを含めて新しい作曲家がどんどん出てくることによって、やっぱりちょっとまた埋もれていくわけですよね。
バッハもモーツァルトもちょっともう昔の人になっていった時に、今度ね、メンデルスゾーンっていうね、もう一人作曲家がいるんですけども、この人がねまたどんと再発掘してくるんですよね。
昔こんなすごい人いたんだよっていうので、もちろんバッハも再発掘するし、でもバッハの影響下にあるモーツァルトを含めたね、こういう古典派っていうんですよね。古典派の作曲家とかもう一回こう再発掘してくることによってまた再ブレイクさせることに貢献したりっていうね。
メンデルスゾーン自身がその当時イケイケの作曲家であり演奏家だったんですけれど、その自分のね、あのよりも前のね、100年前200年前の作曲家とか演奏者をもう一回紹介し直すということで、もう一回また忘れられかけてたモーツァルトとかバッハがまた出てくるみたいなことをね、ずっとやってるんですよね。
だからやっぱりあのこの時代がねどんどんこう過ぎていけば当然ねやっぱりどんな偉大なものも古びてくるんですけれど、ちゃんとねその時代にオタク気質の人が現れて、ちゃんとね自分がそれ影響を受けてね自分自身がその作品に生かしていくし、またその自分の作品の元ネタとしてこんな偉大なアーティストがいたんですよってことで紹介していくのでね。
あの結局ずっと残っていくあのだから本物パフパフじゃないものはやっぱりずっと残っていくっていうことなんですよね。
これってねやっぱりだから侮れないっていうかあの今新しく出てきた人はもうかつてのねだからそれこそビートルズとかねそのスティービーワンダーとかそういう人たちの影響の中から出てきてる人だから大したことねーわとは言えないんですよ。
やっぱりブルーノマーズだってやっぱりすごいなとこれまた次のねだから世代の人は今度ブルーノマーズのおかげでねいろんな過去の音楽を知ることができてどんどんどんどんねだから深みが出ていくんですよね。
まあだからちょっとでも一つ心配なのが昔のそのレコードとかそういうなんていうかなこれねプリンスがね本当裁判年にねグラミー賞かななんかの音楽賞でプレゼンターの一人として出てきた時になんかね言った言葉がねすごい重いなと思って
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あのみんなアルバムっていう概念って覚えてるってプリンスが言ったんですよねアルバムっていうのはつまりだからその一つのいろんな音楽ね10曲とか十何曲とかっていう一つのあのレコードとかそのアルバムっていうその作品の中に
何曲か組み合わせてその10曲とか20曲の曲の集合体として一つの作品なんだよっていうねそういう売り方をしてたんですよね昔はねでも今みたいなこの配信とかこのねあのデータでも自分の好きなところだけを拾ってこれるようになった今のこのスタイルですともう好きな音楽しか聞かなくなってますよね
だからプリンスのこの曲が好きだからこの曲ばっかり聞くみたいなでもプリンスは当時一枚のアルバムっていうものを作ってその中にいっぱいいろんな曲が入っていてそれ全部聞いてもらって一つの作品の世界観を表現してるんですよっていうねそれが今失われてきてるってことに対して警鐘を鳴らしてたんですよね死ぬ前にねだからこれさすがプリンスだなって思ったんですけれど
こうやってねだからあの今のこの音楽のあの配給のされ方っていうところでも分断されていくんでねあの1曲あの1枚のアルバムをだから1から10曲まで入っているものを通しで聞くっていうねそういうあのなんていうかな習慣が立たれてしまったので
音楽が売りにくいなっていうのはありますよねもう冒頭のイントロだけ聞いて好みじゃないなって思ったらもう残りの3分半はもう聞いてもらえないみたいなそういう世界ですよね今ってねだからちょっと勝負がつくのが早すぎるのでなんとなくねあのこういう風なあの音楽の聞かれ方をされるともうそれこそブルーノマーズの元ネタって何だったんだろうとかね
そういった音楽をより深く聞いていくっていうことはまあしなくなっていくのかなっていうのは思いますよねでもこれは今のアーティストたちの問題ではなくてその音楽の提供のされ方に問題があるっていうことなのでやはりあのいろんな新しく出てくるアーティストたちがやっぱり誰かの影響から生まれてきているっていうね
あのつまり継承されていくってことに関しては絶対に今後も変わっていかないと思うのでやはり偉大なものは残り続けるでしょうしあのどこが一番偉大だってことは言えないっていうことは言いたいですね
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もちろんバッハだって遡れば必ず誰かからの影響で出てきてるはずなので今たまたま記録として残っている一番古いところに近いのがバッハだっていうだけでバッハだって必ずあの若い頃に誰かから影響を受けて当然出てきてるっていうことにおいてはね変わりがないっていうねそれは思います
だから音楽はそう音楽はもちろんそうですしもうすべてですよねあの絵もそうですよねうんあのピカソだってねゴッホだってあのいろんなものから影響を受けているとねゴッホがあの浮世絵からね日本の浮世絵から影響を受けて出てきているとかもう本当にみんなオタクでオタクはやっぱり過去のいろんなものをやっぱり見てるんでそこから自分の作品をね影響を受けて作っていくっていうね
やっぱオタクってすごいですよねあの過去のものをやっぱりあの未来に継承していくっていうねすごい担い手でもあるっていうねいう気がします
なのでね音楽もそうですし絵画も文学もで私たちね大好きなインテリアもあの全部ねやっぱり過去の作品を今に蘇らせるっていう作業をずっとやり続けてるんであのもう過去をねこう振り返っていけばすべてのヒントがそこにあるっていう感じでねやっぱ楽しいですよねうんっていうねなんかちょっとざっくりした話なんですけれどやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱり
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知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにねやっぱりあの文化を知るためにね