ビバヒルズ高校白書の影響
お聴きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。先日、ミミコさんと第3弾のSpotify対談をさせていただいたアフタートークをしようと思うんですけれども、正直、ものすごく疲労感があるんですよね。
対談自体はすごく楽しくできて、対談そのものはすごく良かったんですが、やはり前後対談に備えて、いろいろフェスタの流れとかを追っかけたりとか、予習・復習したりとかしたら、ものすごく疲れちゃいましたね。
もともと今回ね、こうやって腹部空泳になったりとかして、体調も壊したんですが、これもね、もとはといえばフェスタが原因なんじゃないかと思うぐらいね、すごい疲れちゃいました。
対談では楽しく、ネタとしてね、私たちは私たちで、わちゃわちゃに対して、寒耳のわちゃわちゃで対抗して、面白おかしく対談仕立てにしていじってるんですよね。これはいじりですよ。
これはこれですごく痛烈な批判だと思うんですけれども、もっとね、やはりこうやって一人で対談が終わった後、一人でこうやって冷静に考えていると、すごく疲労感があるんですよね。
個人的にはですね、中村さんをはじめとした、私が本当に数少なくこのボイシーでフォローさせていただいているパーソナリティさんのクオリティは全く下がっていませんので、淡々と祝々とご自分の配信をされていて、それぞれが自分の持ち味でされているのでね。
だから全然そこに関してブレがないんでね。そこだけ聞いていれば別に何にも問題ないんですよね。
ただやはりあの所詮はね、こういう閉ざされた狭いコミュニティの中のことなので、やはりね、この今回いろいろ年末から今回のね、ファンフェスタに至るまでのいろんなこの変な盛り上がりの中でね、すごい揺さぶりをかけられて、
やはりね、良くない波動をね、波紋をね、投げかけてしまったっていうことはね、やはりもう全然否めないですよね。
今回ね、私がミミコさんにお願いして、ビバヒルをちょっとやりたいって言ってね。一切細かい打ち合わせはしてないんで、ミミコさんもね、何がどうビバヒルなのか楽しみですって言ってくださっていて、蓋を開けたらああいう内容になったわけなんですけれども、
ビバヒルズ高校白書っていうのは、私がアメリカの大学に行っていた頃に、爆発的に人気が出た青春ドラマで、割とすぐにですね、日本にも飛び火して流行ったドラマだったんですよね。これはもう本当にね、8人、確か8人ぐらいの男女4人ずつのグループがですね、もう永久にこのグループの中だけで全てが完結されるんですよね。
笑いと涙、出会いと別れ、恋と失恋、裏切りと嫉妬とかね、そういったことが全部この8人のコミュニティの中でぐるぐるぐるぐるぐるぐる回ってるんですよ。
だからこれは、何て言うかね、多様性はゼロだし、新しいこの出会いとかね、外に広がっていくものって何もないんですけれど、これってね、なんかすごく例えば、岸和田のヤンキーとか、これはもう全国共通、全国というか万国共通だと思うんですよね、ヤンキーのコミュニティってね。
本当に地元でずっと子供の頃からお互い知り合いだった人たちがずっと大人になっても仲良くしてて、その後自分たちも、例えば大学に進学したりね、社会人になったりとかっていうふうにしていったとしても、やはり一番気がおけなくて仲がいいのは地元の友達みたいな。
ヤンキーってそうですよね、ものすごく閉ざされていて、よそ者は絶対入れないコミュニティなんですよね。あくまでも生まれ育ちとか出自とかね、お互いの親とかおじいちゃんおばあちゃんも知ってるみたいなね、そういう間柄でずっと仲良くしていくっていう、そういう閉ざされたコミュニティみたいなっていうのは、
実はそれこそ今話題のタイパーコスパが最も良い人間関係だと思うんですよね。あえてその多様性っていうのは実は聞こえはいいですけれども、ものすごく負担とストレスが多いタイパーコスパが最も悪いことだと思うんですよね。
多様性っていうのは、わざわざ自分とは全くタイプが違う人とかね、性別が違う人とか年代が違う人とわざわざ仲良くなろうとしたりね、相手を理解しようとしたりっていうのはすごくタイパーコスパが悪い行為なんですよね。
一方ね、子供の頃からよく知ってる人とずっと反永久的に仲良くするっていうことは、もうあえて何か努力する必要が全くないメンテナンス不要の関係性なので、最も居心地が良くてぬるま湯的な人間関係が醸成されるっていうのはね、理解はできるんですよ。
理解はできるんですけれども、それをすごくスタイリッシュにオシャレにカッコよく描いたのが、ビバヒル高校白書と青春白書っていうドラマだったんですよね。
でもこれは、この人たちはこのある一時期に、この高校の中でイケてるグループだったっていうね。この8人カッコいい、オシャレいいなぁ、羨ましいお金もあってモテてね、すごく見た目もイケててね、いいないいなぁみたいに一時的に思われてた8人の人たちのものすごく結果的に人気があったんで、10年以上続いていたドラマでしたけれども、
実はあれずっと、なんかもうある一時期は、あの人たち俳優はコクコクと年取ってるのに、いつまでも若い設定でやってたドラマに過ぎないんですよね。そっくりじゃんと思って、今回いろいろ起こってたことが。
ただ唯一違うのがですね、ビバヒルは本当にみんないいなぁと思って視聴者は見てたんですよ。視聴者とか、あのドラマの内部でも、あの8人のグループに入りたくても入れない人たちがみんなだったんですよね。あそこはもう選ばれしい人たちの派閥で、そこにはオイソレと誰も入れないんですよ。
よっぽど彼らが認めた、すごくイケてる人じゃないと入れないんですよね。だけど、ボバリーヒルズの場合はですね、誰も別にそこのコミュニティ入りたいと思ってないんですけど、むしろここはもっと多様性に富むプラットフォームなのかなぁと思ってね、紛れ込んでいたに過ぎないんですよ、いろんな人がね。
そしたらオヤオヤ違うじゃんっていう、全然多様性なんかないし、むしろどんどんどんどんなんか交代していくし、どんどんどんどんなんかこう、あの街のね、地方都市のヤンキーみたいな感じにどんどんどんどんなっていくんですよ。
劣悪で、でも話題もすごく貧しいんですよね。だって多様性がないからタイパーコスパはいいかもしれませんけれど、ずっと毎回会うたんびに同じ話題するんですよ。だって新しいことって出来事もないし、新しい出会いもないんでね。
おいお前、あの時のお前な、あの田中がな、今こんなんなんやでーみたいな、えー田中かーみたいな、そういう話をずっとすることになるんですよ。何回、毎週ね、金曜日の夜に毎週会ってもね、毎回同じ話してるから、もうそのうち話もしなくなって、もうずっとただぼーっと黙って酒飲んでるだけとかね、そういう間柄になってきて、そりゃ面白くないんでね。
で、年に1回なんか断じりとかね、集まっちゃったりするのかなと思うんですよね。断じりはね、ちょっと批判しちゃいけないと思うんで、これぐらいに、祭りに関してもこれぐらいにとどめようと思うんですけれども。だからそういうヤンキー理論がね、結局ここでは適用してしまってるんですよね。
でも自分たちがヤンキーだって思ってなくて、ビバリーヒルズのイケてる高校生たちだって思ってるところが、すごい滑稽なんですよね、今回ね。だからやはり、タイパコスパとかね、追求していくと、結局こういうことになってしまうんですよね。
アメリカドラマの進化
ちなみにちょっと同じアメリカドラマで言うと、私がやはり20年前にものすごくドハマリした、今でも愛して読まないセックス&ザ・シティというドラマがありますよね。こちらも本当に人気があって、あれは結局6年か7年間バッとやって、ちょっと映画も2本ポッと撮って、潔く一旦終わったんですよね。
これが割と最近にですね、また新しいニューシーズンとして始まってるんですよね。続編として始まっていて、そうするとね、やはりさすがだなって思ったのが、20年前にはあの4人が、あそこもやはりビバヒルほどじゃないんですけれども、常にあの4人を中心に話が回っていて、
ただ多少違うのがね、外との外界とやはりね4人は繋がってたんで、もうちょっと多様性はあるんですよね。外の男の人たちと出会って別れてっていうことがあったり、あとそれぞれが仕事もしてるんで、仕事関係でのこの繋がりとかがあって、もうちょっとビバヒルより多様性があるんですけれど、
言ってもいつもいつもあの白人のキャリア女性4人がいつも閉ざされたウェイウェイをやってるドラマだったんですが、やはりねこれが十数年経って新しいシリーズを作るとなったらですね、ものすごく多様性を持たせたドラマに生まれ変わってるんですよね。
それを賛否両論あるんですよ、これは。あれはもうSATCの続編とは認めないという声もあるんですけれど、私はね割と肯定派なんですよ、あれは。こういうふうにしかできないよねと。だからあれが昔のセックス&ダシティぐらい刺激的で面白いかと言われればね、ちょっとまだ私もそこの判断まで行ってないんですけれど、
とは言ってもね、またせっかく続編作る、しかも彼らはちゃんと年を取って、今はもうアラカン女性として出てきてるわけですね。それがもう昔の20年前と全く同じ設定でね、相変わらず4人の白人女性がウェイウェイしてるドラマはね、やっぱもう作れないと思うんですよね。
だからやはりああいうふうにいろんな人種とかセクシャリティね、レズビアンの人とかそういういろんな人たちが出てくるんですよね。で、あと恋愛の形も変わってくる。家族のあり方も変わってくるっていうね、すごく多様性を打ち出したシリーズになってるんですよね。
これはでもそうなるよねと。だってやはり時代っていうのはどんどんどんどん変わっていて、あの20年前とか30年前にあの良かったとかねかっこよかったとかおしゃれだなと思っていたものは、やはりね時の経過とともにあの良くなくなったりダサいねってなるわけなんですよね。
そこのアップデートっていうか、そういうのはねやはり大事なチューニングみたいなものですよね。で、昨日私はインテリアの話をしたんですけれども、インテリアっていうのは何年経ってもね価値が下がらないと、あのその時私は言ったんですけれど、でもこれもね価値はもしかして変わらなかったとしても、やはり流行はあるわけなんですよね。
今またこうやってずっと北欧モダンが流行ってますけれど、ちょっと前はねイタリアモダンが流行ってた時代もあったりとかね、あとフランスのものが流行ったりとかイギリスのアンティーク調が流行ったりとかって常にやっぱり流行っていうのはね、国一国と5年単位ぐらいでくるくるくるくるあの巡り巡っているんで、それはねあのやはりずっと永久普遍であの全く
あの価値が微動だに変わらないっていうものでもないわけなんですよね。だからちょっと話をねあのビバヒルというかボバリーヒルズに戻すとですね、今回ねすごくまあだからイベントは一応まあうちうちの中ではね成功したということでそれはすごい良かったと思うんですよね。
それが外の人たちから見たらすごく冷ややかに見られているっていうことはまあちょっと置いといたとして、うんただすごくね結局私を含めたこういうちょっとそれに懐疑的冷ややかな目で見ている人たちに対してものすごく内部で盛り上がっているこのボバリーヒルズの人たちが怒っちゃっているのは自分たちが居心地が良いこのコミュニティにケチをつけられているっていうふうにねすごくね被害者意識を持っちゃってるっていうことが原因なんだろうなーっていうことで、
今喋りながら私もなんとなくわかってきました。
まあだからねその地元のヤンキーがいつまで経ってもね小学校や中学の時からずっと仲良くしているコミュニティがずっといてそれをね相変わらずね対しても話題もないのにね。
もう刺激もないのにいつまでもいつまでもずっとつるんでてねこの人たちなんか成長がないなぁなんて思ってね外から冷ややかに見てたりとかっていうことってあると思うんですけれども、まあでもほっといてくれやっていうね
本人たちからすればねもうこれが私らは居心地いいんだからもうほっといてくれやっていう気持ちだと思うんですよ。
だからそこはもうお互い住み分けで居られたらよかったのになぁと思ってね。
でもまあこういうふうになんでこういうふうに問題が起こったかって言ったらやっぱり全員で断じり野郎やっていうふうになったことが原因なんですよね。
内々で閉ざされたコミュニティを持つことは別に批判してないしそこに自分が他に入りたくないだけのことで入らないっていう自由を自由さえ与えておいてくれればねこんな風にパーソナリティ同士の分断も起こらなかったと思うし
リスナー同士も分断が起こってしまって今回だからねこのフェスタを応援している人たちと応援できない人たちでここでもパーソナリティだけじゃなくてリスナーにもすごい分断が起こってしまったじゃないですか応援できないお前らがおかしい。
コミュニティ運営の重要性
こっちはこっちであんなバカバカしいフェスタにそんな夢中になってるのはバカみたいって言ってるしねだからちょっと残念なことになったなというふうに思うんですがそれもこれも無理に変な盛り上げをやったせいだなぁとは思うんですよね
とは言ってもですねとりあえず一旦今回これでイベントは終わりましたんでねどういうふうにこれが落ち着いて鎮下していくのかをね様子を見ていきたいなと思うし
まあまあということですかね
はい
まあでも最後に一つだけ言えるのはですねこういうふうに閉ざされた内側のコミュニティでガーッとね意固地になっていくっていうことが何もいいことがないことだけはね確かなんですよね
学生紛争とかねああいうのも打ち毛場でどんどんどんどん打ち打ちで固まっていてちょっとでも反対意見が出ると縮成してしまってね
学生紛争の構図っていうのはフランス革命の時の革命の人たちとねそっくりなんですよね
あれもそのアンシャンレジームっていうね絶対王政っていうもう絶対に覆すことができない身分制度に対して市民がこの差別はおかしいということで立ち上がったんですけれども
これ本来はだから権力に歯向かう左翼的なねだからある意味すごく志の高い運動だったはずなのにですね
この革命のこの仲間打ちでですね次々に派閥が生まれてしまって次々にだからその敵対する権力側ではなくてですね仲間打ちの中で縮成をやりまくったんですよね
その時代に今出てきたギロチンというね首をちょん切る機械でバッサバッサ首切りまくってね仲間打ちでだから自分たちの身内の中でいっぱい血を流しあったっていう歴史があったりとかですね
バカバカしいですよねどんどんね結局本来志高く始めたことがどんどんねそのエネルギーが内に内に向かっていってしまって
本来必要がない内乱というか内戦というかね内輪も目の方に向かっていくっていうのがね人間の愚かしさっていうかこの集団心理とか
だから派閥のコミュニティのね恐ろしさだなぁと思ったりするんですよね不良とかもそうですよね不良も仲間打ちでも俺もこのグループから抜けたいって言ったらもうリンチされたりとかね
そういったことってもずっと結局ねあるからだから私はあんまり好きじゃないんですよねこういうグループの中に入ってしまうということがね
子供の頃からねこの集団心理とかなんか苦手なんですよねやはり基本的には人間っていうのは生まれてくるのも死んでいくのも一人でね一人なんですよね
だから一人でちゃんと独立しているってことをお互いに認め合える大人のコミュニティであるっていうことねだからそれぞれが違って別々だっていうことが認め合えるっていうことを大前提とした
コミュニティ運営以外は絶対にうまくいかないというふうに思ったのがアフタートークですね
はいというわけでねまたWHAT YOU GONNA DO対談ね
寒耳でいろんなね音声配信の諸々不可思議なねあれやこれやについてお話しできたらなと思います
はいそれではごきげんよう