1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. プリティ・ウーマンの有害性に..
2025-08-24 24:41

プリティ・ウーマンの有害性に夜も眠れない #429

女性のお仕事映画を見ていると、社会の変換がわかるというお話です。

▽『ワーキングガール』⭐︎傑作!
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▽『プリティウーマン』👎駄作!
しかし、ツッコミどころが多くて、ある意味面白いです。
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▽『プラダを着た悪魔』⭐︎大傑作!
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サマリー

『プリティ・ウーマン』は1990年代にヒットした映画であり、売春婦とエグゼクティブの恋物語を描いています。しかし、映画の内容やメッセージに対する批判が多く、特に女性のエンパワーメントの観点からは否定的に評価されています。ポッドキャストでは『プリティ・ウーマン』の有害性や影響について議論し、キャリアや恋愛の描き方を比較しています。また、『プラダを着た悪魔』と『ワーキングガール』も取り上げられ、映画における女性の位置づけが分析されています。

エロス資本と女性の力
お聴きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。久しぶりに、世代の話をしようと思います。
前回が、1990年代から2000年代頭に、若い女性たちが、自分のエロス資本を活用して力を得ると。
男性たちに対して、初めて若い女性が影響力を持つというか、ある種の権力を行使できるような力関係ができたという話をしていたのですが、
実際にこれは上辺だけですよね。性的な魅力を使って、ある種の男性たちを自分たちの胃のままに扱うというようなことが起こって、一見女性が強くなったというふうにとることもできるのですが、
現実には、これはあくまでも若さありきのことであって、実際にこのエロス資本を使って、本当に多くの女性たちが、自分たちが本当に手に入れたいものを入れられたかというと、そうでもなかったのではないかという話をしていたのですが、
たまたま、私は今、京都のいろいろな案件が始まり、おそらく今日初めて自覚したのですが、もともとショートスリーパーな上に、全く最近寝られなくなっているのですが、ふっと寝てもすぐに目が覚めちゃって、どれくらい寝たかなと思って、
パッと時計を見ると、30分も経っていないということを何度も何度も繰り返すということが、ここ1、2ヶ月続いているのです。
夏バテの可能性もあるし、あとはこの京都の案件が始まったので、いろいろ自分の中で張り切っているというか、前向きな気持ちでいると同時に、やはり初めての体験の部分もあるので緊張しているんだと思うんですよね。
というわけで、ふっと目が覚めてまた眠るということを、本当に自分が起きる時間まで繰り返すということがあって、
ますます、以前よく1話で完結するドラマが今ちょうどいいんだみたいなことを配信したことがあったんですが、この家政婦の三田園に、あれからずっとお世話になっていて、
家政婦の三田園は今シーズンようやく6まで来たんですけれども、ずっと面白くて、すっかり松岡くんの大ファンになって、家政婦の三田園の役をやっている松岡くんの大ファンになって、あれはとにかくめちゃくちゃ面白いんですけれども、
アマプラをずっと見ていると、ちょっと寝落ちとか、途中で寝落ちしたりすると、さっさと次にどんどん進んでいくじゃないですか。
次に関連番組みたいなアルゴリズムで、私の好みとかのものを勝手に拾ってくるのかなと思いきや、なぜか昨日、どういうわけか、プリティウーマンに行き着いていたんですよ。
そこから目が冴えてしまって、懐かしいな、プリティウーマンだわと思って、プリティウーマンというのはちょうど私がまだアメリカにいた1990年代初頭に大ヒットしたラブコメなんですけれども、
ジュリア・ロバーツの出世作で、彼女が道に立つ売春婦で、その彼女を拾ったエグゼクティブのイケメンをリチャード・ギアがやって、このビジネスマンと売春婦が恋に落ちるっていうね、とんでもない私はこの映画がとにかく大嫌いなんですね。
この映画は本当に本当に大嫌いで、この当時流行ってたんでね、当時私が大学時代なんていうのは、私も田舎町に留学していましたので、そんな大した娯楽もないので、みんな映画見に行ったりしてたんですよ。
これもすごくヒットしてたんで、みんな見に行こうかって言って、寮の仲間なんかとみんなで見に行ったと記憶してるんですけれど、ひでえ映画だなと思って、全方位でダメな映画なんですけども、今まで作られた映画の中でも最もひどい映画だなと思う部類の映画ではあるんですけれど、
なんかね、このプリティウーマンってね、なんかねダメ出しが楽しい映画なんですよ。あのダメだなこの映画、うわダメ、ここがダメなのよとね、仲間うちでみんなでなんかビールでも飲みながら、わいわいね、馬鹿だよね、ああここで、だからここでやめときゃいいのにとかね、そうやってダメ出ししながら見るのにちょうどいいような映画なんですよ。
だからすごくひどい映画なんですけれども、ある種のその娯楽性があるんですよね。これは多分ね知っている人多いと思うんですが、道でね、ひょんなことから、売衆婦のね、ジュリア・ロバーツを引っ掛けてですね、自分のホテルに連れて帰って、一夜だけの関係だと思いきや、意外に彼女のことは気に入ったリチャード・ギアがそのまま1週間、僕は本当は本来はニューヨークのビジネス映画だったんですけども、
本当は本来はニューヨークのビジネスマンだけれども、今回その商談があって、このロサンゼルスというかハリウッドに来ていると、この期間、君を雇うから、1週間、僕のそのコンパニオンになってくれみたいなね、そういう話で、あくまでもそのビジネスで契約をした2人だったんですが、このお互いの身分違いな2人が恋に落ちるっていうね、そういう映画なんですけれども、
本当に本当に本当にあの説得力もないし、まあ展開も酷いし、そしてなんて言うんですかね、ありとあらゆる面で酷くて、ひたすらジュリア・ロバーツのこのウイウイしい魅力で、もう強引になんか一見キラキラしたいい映画に仕立て上げているような映画なんですよね。
で、このリチャード・ギアがね、リチャード・ギアっていう俳優も私大嫌いというか、嫌いな俳優なんですけれども、ただこの人ね、面白いなと思うのが、この人ね、ジゴロっていう映画ですごく世に出てきた人なんですよ。すごく若くてハンサムで、でもちょっとちょっとね、怪しいというか危険な匂いのする、ちょっと反射っぽい匂いがする俳優で出てきたんですよ。
で、その後は愛と青春の旅立ちっていうね、これも国威、紅葉というか軍威、紅葉みたいなね、酷い軍隊を宣伝するような映画なんですが、これも酷い映画ですよ。で、この映画で大当たりするんですね。これで海軍というか海兵隊の役をやって、リチャード・ギアのこの白い軍服姿がめちゃめちゃかっこよくて、この映画でも決定的にスターになったんですよね。
だけどこの人自身は私の中でいつまで経ってもいかがわしいジゴロっていうのが、彼の一番おそらく彼本人に近いイメージなんじゃないかなって勝手に思ってて、でも実際のこの人はなんかチベット仏教とかにすごい熱心な仏教徒だったりとかっていうね、なんかちょっと私が思っているジゴロのイメージとは違う一面も持っていたりするんですけれど、でもいかがわしい人なのに、
なんか途中からね、この愛と青春の旅立ちでスターになった後は、どんどんどんどんなんかちょっといい人みたいになってきて、で、なんかあの大学教授の役でハチとか言ってる、あの中堅八皇のハリウッド版の映画で、ハチをね可愛がる優しい主人の役をやったりとか、で、このプリティウーマンも大ヒットしたんですけれども、ここでもハンサムなエグゼクティブをやってで、これも大ヒットしたんですけれど、
いやいやいや、この人エグゼクティブとかね、とんでもねえわと思って、もうありとあらゆる点で、このプリティウーマンってダメ出しポイントがめちゃくちゃ多くて、そういう意味で、ぜひ皆さんにお勧めっていう、あの悪い意味でのお勧めなんですけど、まずね、このジュリア・ロバーツがね、あの路上ですごいケバケバしい服で外傷をやってるんですけれども、
徐々にね、彼と一週間一緒に過ごすうちに、本物の上流婦人風になっていくんですよね。で、高いあの、このロデオドライブっていうね、このハリウッドにある高級ブティックが並んでいる店でね、リチャードギアのクレジットカートでバンバン服買ったりするっていうシーンが出てきて、ここでどんどん洗練された女性になってるっていう設定なんですけれど、どんどんどんどんダサくなっていくんですよね。
なんか変なウェーブヘアで、なんかもっさりした肩パッドがギンギンに入った、この当時のなんかダッサイスーツとか着てたりとかね、鼻柄の変なワンピース着てたりとかね、あのポリエステルの、なんかダサいんですよ。
もうね、なんかダッサいわーと思って、いろいろね、楽しくダメ出しができる映画なんで、おすすめのプリティウマンなんですけれど、まあでもね、ちょっと話を戻すと、これなんかが要するにセクシーな女性が自分のエロス資本を使って、エグゼクティブの男を射止めて、最後ハッピーエンドっていうね、どこまでも、まあそのなんて言うんでしょうね、自分のエロス資本を活用してはいるものの、
足利本賀な女性のサクセスストーリーみたいな、とんでもない酷い映画なんですよね。これは女性をエンパワーする映画としてはね、最悪の物語だと思うんでね。
プラダを着た悪魔との比較
とにかくまあ酷い映画なんですが、つい見ちゃったんですよね。寝れないんでね。 そのプリティウマンを見終わったらですね、そこからプルッと今度は、プラダを着た悪魔に今度ポンと映ったんですよ。
このプラダを着た悪魔の方はですね、これはね2004年ぐらいですね。プリティウマンが例えば1990年代頭に大ヒットした映画で、そこから約10年ですよね。10年経ったプラダを着た悪魔。
これはね、もう見惑うことなき傑作だと思いますね。これ実はパート2がね、今撮影中なんですよね。だからこの映画が大ヒットした20年後を描いているっていうんでね、今からとても楽しみなんですけれども。
これはね、私はもうこれY社で働いている頃だったんですけども、Y社じゃないな、M社だったかな。M社で働いている頃にこれ大ヒットしてた映画で、だからつまり私はそこそこもうこの頃いい年齢なんですよね。30代になっていて、だからこのプラダを着た悪魔の主人公は20代の大学を出てちょっと経ったぐらいのインターンみたいな感じの女の子なんですよね。
だからだいぶ自分よりも若い世代の映画だと思ってね、その当時そんなに何かこう注目してなかったんですよ。で、この頃っていうともうセックス&ザ・シティがもう当然大ヒットしている時代なんですね。
だから私はセックス&ザ・シティの方が断然ハマりまくっていて、自分の年と近いというかちょっと私たちより少しだけ上の世代の女性たちがもうブイブイ言わせているドラマでそっちにハマってたんですけれど、このプラダを着た悪魔っていうのは、実はねこのセックス&ザ・シティで第5というべきですかね、の主役と思われる衣装ですね。
ごめんなさい、第5の主人公ね、あれはセックス&ザ・シティって4人の女性たちが主人公で、第5の主人公はやはりニューヨークシティですね。ごめんなさい、第6の主人公はやはり彼女たちの着たかっこいい衣装だったと思うんですよね。
で、この衣装を選んでいたのがパトレシア・フィールドっていう人だったんですよね。彼女がこのプラダを着た悪魔でも確か衣装を担当してたんです。だからそういった意味でもちょっとこの2つは姉妹版と私の中では思うような感じなんですよね。
全然制作人も何もかも違うんですけれども、なんとなく私の中では30代女性がセックス&ザ・シティ、20代女性がプラダを着た悪魔っていうね、なんかそういう感じで私の中では位置づけがあるんですけれど、姉妹的な作品だなと思ってるんですよね。
で、このプラダを着た悪魔の方はこの20代のキャリアを始めたばかりの若い女性がファッションに何の興味もないのに、これは本当はVogueっていう世界で最も有名なファッション雑誌の編集部に就職というか働いて、そこでアナ・ウィンターっていう名物編集長がいたんですけど、
彼女をイメージしたメリル・ストリープが演じている名物編集長の下で、しごかれ倒すというね、ブラック労働の限りを尽くすというお仕事映画なんですけれども、これは本当に秀逸な映画ですよね。
今回また久しぶりにね、何年ぶりかでこれを見て、これなんだかんだ言ってね、この映画ってやっぱり人気があるんで、繰り返し何かかかってたりするので、映画館でね一度見て、その後もなんだかんだこう多分目にしてるんでね、いろんなシーンを覚えてたりするってそういう映画ってありますよね。何度も何度もついつい繰り返して見てしまう映画みたいなね。
それの一つだと思うんですが、やっぱりね、このもう50過ぎた今のおばさんの私が見ても、いややっぱりこの映画はね、仕事するということがなんだっていうことをね、もう一つ漏らさずね、全て描いてる映画だなと思ってね、改めてこの映画がどれぐらいよくできた映画かっていうことがね、しみじみと噛みしめていました。
私にもこういう時代があったなということと、やはりね、ここまで身を挺してね、仕事に没入した時期がないと、やはりね、いろんな点で先に進めないっていうのがあるなとかね、とは言ってもこれが今度20年後のパート2が今作られるっていう中で、やはりこの映画もね、この今の現在に照らし合わせた時に果たしてこの
もう寝る暇もないようなね、こういうパワハラの限りを尽くす上司なんだけれども、どこかにやはりちょっと尊敬すべきところがあるっていうね、いう上司から何かを学んでいくっていうような、こういう指定関係の物語ね。
映画のテーマと影響
だから、ジャッキー・チェンの私が大好きな水犬っていうね、ああいう、ど根性者の師匠と弟子のね、修行の物語みたいになってるんですよ。これもおしゃれなファッションの世界になってますが、基本的にはジャッキーの水犬とかと同じ構造になっていて、ただ現代においてね、
このブラックロードをむしろ美化するような作品が今の時代にどうなるんだろうとかね、そこを今の現代的な価値観でどのように描くのかっていう点でもね、ちょっと楽しみだなと思ったりするんですけれど、このようにですね、だから1990年代初頭のプリティ・ウーマンからですね、このプラダ・オキタ・アクマは2006年の映画ですね。
これはね、本当にこの映画は、この映画も多分見てる人結構いらっしゃると思うんですけれど、最終的に彼女はキャリアをね、頑張るんですけど、キャリアを追求しなかったところで終わるんですよね。
つまりすごく見込まれて、この編集長の人にしごきに耐えて、ある程度その認められるところまで行ったところで、結局このファッション雑誌の出版業界からは身を引いて本当に彼女が目指している、そういう社会派のジャーナリズムの方の世界に行くっていうところで終わるんですよね。
だから、キャリアもの、サクセスものの定番の、それにいろんなものをすべて捨てて、キャリアに邁進していくサクセスストーリーにしなかったっていうところが非常に斬新だったんですよね。
私は私らしく生きると、ただここでの体験はとても勉強になりました。今の私があるのはここの会社で揉まれたおかげですよ、みたいなね、そういう終わり方をするのと、あと男性が彼女のキャリアの道具になっていない映画というところでもすごく好感が持てたんですね。
プリティ・ユーマンではあくまでも道で拾われた女の人が大金持ちに拾われて、シンデレラ物語みたいになってるんですけれど、あともう一つね、このお仕事映画というね、お仕事映画っていうか、この女性映画っていう、私はね、本当は女性映画っていうジャンルで言いたくはないんですけれども、でもね、やはりジャンル映画ですよね。
もう一つとても重要な映画に、ワーキングガールっていう映画があります。これはね、1988年だったと思います。こちらはね、マドンナが世の中に出てきたのと全く合致するタイミングで、要するにとても魅力的な主人公が、ただ彼女は学歴もないし、キャリアもですね、学歴がない女性なので、
この会社の中でも事務職みたいなね、だから日本でいう総合職じゃなくて一般職のようなところにしか行けなくて、本当はいろいろと野心があって、どんどんね、ビジネスの世界で活躍したいっていう野心を持っている主人公なんですけれども、見た目もすごくセクシーで可愛い人で、
だけども、別に特に学歴がある人じゃないんで、とにかく使いっ走りみたいなね、立場に甘んじている女性が、ひょんなことからですね、自分が実は会社の管理職だっていうふりをしてね、それでいろいろビジネスチャンスを掴んでいくっていうサクセスストーリーなんですけど、
こちらはね、すっごく面白くて痛快で、すごい大傑作なんですよね。この映画はすごくいい映画で、この映画ではですね、結局彼女が一回の、だからOLですよね、OLから最終的にはエグゼクティブウーマンに成長していくっていうサクセスストーリーになっているんです。
こっちではですね、だから男もね、だんだんホップ、ステップ、ジャンプで、だんだん安い男からエグゼクティブの上級の男にね、だんだん変えていくんですよね。最終的なその上級の男っていうのはハリソン・フォードだったりするんですけれども、だからすごい面白い映画だったんですが、こちらの方がすごく女性を勇気づけるというかね、エンパワーな映画だったなと思うし、
マドンナが体現してくれたようなことと、この映画っていうのはすごく合致していると思うんですよね。要するに女の人が若くて魅力があって性的なね、色気とかがあることと、実際彼らが女性としての男性から見られる魅力とは別に、彼女たちがビジネスで能力を持ってたりとか、
頭がいいとかっていうこととは全く両立しえるんだっていうことをマドンナが体現してくれたのと同じような内容の映画なんですよね。こちらすごくいい映画だなと思うんですが、そのちょっと数年後に出てきたこのプリティウーマンっていうのは、せっかくのね、マドンナが開いてくれた扉を交代させるようなね、ひどい映画だったんですよね。
ですけれども、その後ね、たまたま私が寝られなくて、このアマプラのおすすめのままに見てた映画の流れで、このプラダを着た悪魔をたまたま久しぶりに見て、やっぱりこの映画は素晴らしいなと思ったのは、彼女はやはり自分で選び取っていくんですよね。
キャリアと恋愛の描写
ただキャリア志向でもなく、仮にもしかしたら華やかさも注目度もファッション業界には劣るかもしれないけど、自分が本来社会派のジャーナリストを目指しているんだから、ジャーナリズムの方に行こうって言って、確かね、ローカルな新聞社の方に就職していくっていうところで終わるんですよね。
すごくいい映画だなと思ったのと、彼氏がいるんですけれど、この彼氏は彼女のキャリアとは何にも関係ない人と付き合っているんですよ。これもね、とっても私は共感したんですよね。
それまでの話っていうのは、女が成功するためにはですね、良くも悪くも常に男性の影響下にあるんですよ。悪い男と付き合っているために、なかなか自分がキャリアで足を引っ張られている、つまり例えば家庭にいなさいというような男と一緒にいるために、自分が外に行けないで専業主婦に甘んじているとかっていう設定であったりとか、
あとは彼女を利用しようとするような男の人が出てきたりとか、最終彼女が成功した時にはちゃんと成功した彼女に見合った、彼女を引き立ててくれるような上級の男性が出てきたりとかっていうふうにね。
常にキャリアと恋愛とか、その相手の恋人とかの役回りっていうのがね、結びついているところがね、なんとなくこうという感じだったんですが、このプラダを着た悪魔の世界観ではね、もう恋愛とキャリアっていうのは全く切り分けられていて、あくまでも彼女が気心が知れて一緒にいて、くつろげる相手と付き合っているっていう設定なんですよね。
だから彼女がもうこのファッション業界のね、悪戦苦闘している時も、また彼女がまた違う選択をしていく時も、彼氏っていうのは割と淡々と、いい感じの距離感でいる人として出てくるんですよね。
女性の恋愛の描き方にも、もうこのプラダを着た悪魔にはすごい洗練されたものを私は感じるんですよね。あくまでもその女主人公を引き立てるために男性が出てくるわけでも、またその女が逆に男から引き立てられて活躍していくっていう話にもなってないっていうところがすごくいいなと思ってね。
ちょっとごめんなさい。映画の話に終始してしまったんですけれども、映画の変換を見ているだけでもね、女性のこの生き方とか、恋愛感とかキャリア感とか、結婚感とか、そういったものがすごくよく出てるなっていうのがね、面白いなと思ったという話になりました。
はい、今日はワーキングガール。時系列というとね、ワーキングガール、そしてプレティウマはどうでもいい。でもなんか、わーってディスりたければ是非見てください。もうディスりポイント山ほどあります。
はい、とにかくリチャード・ギアがクソすぎる男で、たとえリチャード・ギアがどんだけイケメンだったとしても、こんな男と金があるからって付き合うかっていうね、本当にモラハラパワハラ男なんですよね。冗談じゃないっていう感じの映画であったりとか、でもプレダを着た悪魔はとてもいい映画だなとかね、そんな話でした。よかったら見てみてください。はい、ごきげんよう。
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