優勝争いの展開
大相撲受信中、どうも本田受信料と申します。この番組は、大相撲ファンの私、本田が、初心者目線で手軽に大相撲の魅力や感想を喋っていきます。
紹介はネタバレ全開でいきますので、取り組み結果が気になる方は後日お楽しみください。
ということで、本日は7月21日、7月場所の9日目となりました。
ようやく出先から帰ってきての収録となりますが、
9日目、祝日の月曜日ということもあって、改めて満員御礼の湧いた中で、祝日らしい良い取り組みというか、組み合わせが相次いでいますけれども、
とにかく優勝争いわからなくなってきましたね。
まず横綱大の里は小結び高康に直接対決勝ちまして、
寄り切って勝利、横綱として7勝2敗としています。
そして対する高康がこれに負けてしまって6勝3敗という風な形で一歩後退となってしまいました。
ただね、まだ3敗も優勝の可能性はあるというところなんですが、
後半戦いかにということで、この場所ね、かなり潰し合いが起きている状態なんですよね。
勝ちっぱなしというのはいない状況の中で、
まぁ後で言いますが唯一一山本のみが8勝1敗と単独トップを走ってる状況です。
本当に幕打ちの方でね、平幕の方でこの一人トップということで、
やはり荒れる名古屋場所っていうことになってるのかなというふうに思います。
そしてもう一人あの優勝争いという意味では関わけ霧島がですね、
本日白王宝に敗れて7勝2敗と2敗となってしまいました。
優勝争いとしてはかなり着実に可能性積み上げてたんですけれども、
ここに来てちょっと振り出しに戻ってしまったような形になってしまいました。
あの白王宝が結構渾身の相撲を取ったなという形であるんですけれども、
いつもよりもまあ中に入ってっていうところあるんですけれども、
霧島に対して結構間を詰める相撲で押し出していきましたね。
結構ギリギリのところで勝機を見逃さないというところもあって、
霧島の方はね逆に本当に一瞬の隙をつかれた感じにはなりましたけれども、
白王宝がよく見ていたというか流れの中で足が出たなという印象でした。
白王宝はこれで5勝4敗と着実に着実に上位定着に向けて動き出してるっていう感じですね。
対する関崎霧島の方は本当に負けられない状況の中で
ここちょっと痛い一杯というところですかね。
後半戦より戦いが厳しくなっていく中で、
このちょっと負けがどう響くのかというところですね。
とはいえ他の役力詩人があまり調子上げてきているわけではないので、
最終的には横綱大の里とのバトルになってくるのかなというふうには思うんですけれども、
もちろんね最後の方に大の里との直接対決も組まれるでしょうから、
ちょっとどうなっていくのかなというところです。
そして同じく優勝争いから一歩遠のいてしまったのが玉橋ですね。
一山本と青二匹の活躍
大野勝に敗れて7勝2敗としています。
まあこれまでが本当に勝ちすぎみたいなところもあったんですけれども、
大野勝がねようやく大野勝らしさを出せた一番だったんじゃないかなと思いますし、
玉橋もね何か別に弱くなったわけではないので、
この健在の力強さを見せて欲しいなとは思うんですけれども、
ただ優勝争いとしては一歩後退という形になりました。
この市山本を除くですねこの一歩後退によって2敗前に一気にですね、
優勝争いの可能性がまたさらに中日過ぎての状態なので、
まだまだ3敗ぐらいまで落ちていくと思うんですけれどもね、
どうなっていくかというところでしょうか。
そういう意味では横綱の大野勝がもちろん優勝争いを牽引していくということは変わりないと思います。
さあそして青二匹が破格の活躍ですよね。
今回同じ前頭ヒットの若元春に対して下手ひねりで勝利ということで、
なかなか低く入りきれずに若元春に回しを許してしまった状況になったので、
これもしかしてちょっと攻略されるかなと思ったんですけれども、
なんか謎のひねりを繰り出して若元春を地面にバランス崩していきましたね。
この体感もさることながらここの技術力というかバランス感覚みたいなところもあるのが、
やっぱり青二匹ですよね。
ここまで若元春に対しても勝ちに行けるのかというところでちょっとびっくりしましたけれども、
これで7勝2敗と本当に優勝争いとしてもなお連ねている状況ですし、
このままいけば勝ち越し確定そして勝ち越しが確定すれば、
まず前頭ヒットですので役力士への道、初のファン役はもう開けてくるかなというところですかね。
それに飽きたらず優勝争いというところなのが本当に青二匹のすごいところなんですけれども、
ノリに乗っているところで大勝ちしていってほしいなというふうに思いますね。
それから一山本が豪ノ山に引き落としで勝利ということで、
この勝利も一個でかいかなというふうに思いますね。
豪ノ山も今場所前頭6枚目で、前頭8枚目の一山本よりもやはり少し上手な盤付けに位置してますし、
その中でも豪ノ山も特に調子が悪いわけでもなく、
調子を上げてきていたところでの引き落としだったので、
一山本のその突き押し相撲の力強さというか、
引き落としの選択もできる余裕があるというかね、
その辺の突き押しがノリに乗ってきているということを感じさせる一番でもありました。
これを豪ノ山に対してやれるっていうところが多分ちょっとね、
本人にとってまた改めての自信にもなると思いますし、
何にしても自己最速で、自己最速というかね、
あのいきなりの勝ち越し決定、今場所唯一一人だけですからね。
今のところまだそういう意味では一山本の自信になったんじゃないでしょうか。
直近ねあのギリギリの8勝7敗とか7勝8敗とか、
そんなギリギリの戦いばかりが続いていたところだったので、
一山本としてはね、すごいこうまずはホッとするんじゃないかなと思います。
優勝争いとしてはちょっとね難しいのかもしれませんが、
いけるところまでなんか行ってほしいなというふうに思いました。
幕打ち最後で紹介したいのは前頭13枚目チュラノウミ対前頭17枚目シシとの一番で、
重量戦士たちの戦い
チュラノウミの押し出しで勝利ということで、
これでチュラノウミ5勝4敗なんとか勝ちを積み重ねてきています。
シシは残念ながら3勝6敗ということで、
ちょっとこれ空地から落ちるかどうかもちょっと厳しい感じになってきましたね。
ちょっと何か元気がないように感じます。
対するチュラノウミおそらく怪我の状況もあって、
ちょっと満身創痍だとは思うんですけれども、
本当に勝負しらしく1日1番で勝ちもしくは負けを積み重ねているって感じですかね。
特にシシというね結構体が大きい相手に対しても、
こっち側も将棋を見逃さずに前に出るところはしっかり出ていくというか、
前蜜を取った後にそれをうまく活用して出していくっていうところがね、
今この場所すごくいいところが出てるなというふうに思います。
チュラノウミはね毎場所応援してるんですけれども、
なかなか直近怪我の影響もあるのか、
何か思ったような相撲が多分取れてない状況の中で、
この場所も多分そういうところあるんでしょうけれども、
だんだんだんだんとですね、
ちょっとバンズ系がかなり落ちているというのもあって、
一心一体の相撲を続けていますが、
ここでねどうにかチュラノウミらしさをもっと出していってほしいなと思います。
とにかく今日はその足の運び方がすごく素晴らしかったなという風な一番を見せてくれました。
さあそして重量のところ、
ちょっとね手先の時はあまり全て紹介できてなかったんですけれども、
重量としてはですね、
まあやっぱり予想通り大混戦というか、
重量の上位陣は空地経験者も本当に多いので、
かなり星の潰し合いというような状況になってきていますね。
まあ西切りも序盤で4連敗してどうなるかと思ったんですが、
まさかの5連勝で星を戻してきました。
やっぱり西切りですね。
本来の強さを発揮すると、
しっかり重量だと勝てていくというところがあるんですけれども、
まあとはいえ最初の4連敗が効いてますので、
5勝4敗という厳しい状況です。
ここからまたねどうなっていくかというところですし、
他ものきなみね5勝6勝とかぐらいが多くいるところになってます。
湘南の海とかもねかなり調子よく見えてたんですけれども、
今日なんかかなり変な相撲を取って自分から転げていってましたよね。
ちょっとああいう感じのもあんまり見たくないなと思うんですけど、
なんか自滅する相撲みたいな感じでした。
他もあのちょっとそれぞれ一心一体の相撲というところなんですけれども、
まあ一人ね一番調子いいのが西木富士ということで、
重量9枚目ではあるんですけれども、
今日もしっかり勝ってですね寄り切りで勝って8勝1敗としています。
まあ重量9枚目から一気に場合によってはジャンプアップすれば、
空地に戻れるという可能性もあるんですが、
とにかく西木富士もずっと怪我に悩まされている状況の中で、
ようやくね何か調子を取り戻してきてる感じもします。
チーム伊勢神浜としてね後輩たちが活躍しまくっているので、
ちょっとそこの悔しさはあるでしょうし、
もともとね翠富士と並ぶ元気印でやっていた歴史なので、
そのちょっと元気印みたいなのを今日もまたね、
あの隣接見せてくれてます。
今日もダイヤマミーかなり大きな相手、
重い相手に対してがぶり寄っていきました。
ああいうね元気な相撲っていうところ、
最初の無事か足含めて見せてくれると非常に楽しいなと思ってますので、
西木富士このままですね8勝1敗という単独トップをキープしてほしいなというふうに思います。
はいということでいよいよ後半戦に差し掛かってきました。
7月場所どうなっていくかというところで連日お伝えしていきたいと思います。
それではありがとうございました。