バーベル戦略の概要
こんにちは、すけです。 今日はですね
会社員こそ知っておきたいバーベル戦略というテーマでお話をしたいと思います。 今日結論、何が言いたいかというと、
タイトルにある通り、本業と副業のバランスを考えていくという話なんですね。 なんでこんな話をするかというと、
僕が今読んでいる、山口周さんの人生の経営戦略
という本があるんですね。自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20という本があって、
これめちゃくちゃ面白くて、今日気になる方は概要欄にリンクを貼っておくので、よろしければチェックしてみてください。
その中にいくつか章が書かれているんですが、
異質な仕事を組み合わせるというような章があるんですね。 その中に
今回のバーベル戦略という話が、まさに僕も含めてなんですけど、会社員でかつ副業をやっている方にとって、
すごく参考になる理論だなと思ったので、そんな話を紹介をさせていただければなと思っております。
僕がアダコーダーをお話をするよりかは、本の内容をご紹介しながらお話をした方が
説明しやすいかなと思いますので、ちょっと読み上げますね。
まず、安定的だけれども大化けするリスクのない仕事を持ちながら、
片方に不安定だけれども大化けするリスクのある仕事を持つというアプローチが有効的ですというふうに書かれているんですね。
これ、仕事のポートフォリオの持ち方として、そういうバランス感で仕事を持っておくと、すごく有効的ですよって話が書いてあるんですけども、
続けると、これは金融投資の世界においてバーベル戦略と呼ばれる考え方ですというふうに書かれています。
ちょっと難しかったですけども、安定的だけれども、
いわゆる安定的に稼げる仕事と、あとは安定的には稼げないけども、ゆくゆくは大きくリターンとなる可能性があるビジネス、これ両方持っておいた方がいい、自分のポートフォリオに含ませておいた方がいいという話ですね。
例えば、歴史上の人物でどういう人がこのバーベル戦略というものをやってたのかというと、読み上げますね。
例えば、ベルリンの特許局の役人として働きながら、余暇の時間を使って論文を書き、その論文によってノーベル賞を受賞したアインシュタインは典型的な人生のバーベル戦略の実践者といえますと書かれています。
これ僕、この本読むまで知らなかったんですけど、アインシュタインってあの根っからの研究者っていうイメージがあったんですけど、朝から晩までずっと研究しているようなイメージがあったんですが、
そうではなくて、副業ワーカーだったんですね。ベルリンの特許局の役人として働きながら、余暇の時間を使って論文を書いてたということが書かれてたんですよ。
面白いなと思ってて。もう一つ例があって、昨今、よくキャリアに関するイベントなどで今の仕事にやりがいを感じない、
ビジョンに共感するNPOに参加しようと思っているがどう思うかといった類の質問をいただきます。
私の回答は常に一緒で、そのNPOは今の本業を止めないと参加できないのですかというものです。
要するに、わがままも言って本業を辞めずに、兼業としてNPOを手伝ってはどうかと言っているわけです。
この点についてはオプションバリューの説で改めて触れますが、私たちの人生には大きな不確実性が伴うため、選択肢が減るようなアクションは基本的には悪手と悪い手と考えるべきですと書かれているんですね。
これよくわかるなと思っていて、僕も新卒時代とか若い時にすごく魅力的なベンチャーというかそういった団体があって、会社を辞めてそっちにコミットしたいなというような思いも結構強い時期もあったんですけども、
今振り返ると自分の選択肢を減らしていくようなアクションはメンタル的にもすごい追い込んでしまうなと思ったんですね。
要は何が言いたいかというと、この本の中で人生というプロジェクトの目的を自分らしさと経済的社会的成功の両立と定義しているんですよ。
これを人生というプロジェクトの目的としているわけなんですね。
なんで自分らしさだけがあってもいけないし、経済的社会的成功だけがあってもいけないって話?
だから、自分らしく働けているけども、自分の人生は豊かにならない、お金がないとか、
子供を養うお金がないとかいう話じゃなくて、ちゃんと自分らしさと経済的にも社会的にもその両立を測れるような自分のポートポリオを持っておくべきですよねっていうふうに書かれてるんですね。
かつ自分が選択する上では自分の選択肢が減らないように、どちらかというと自分の選択肢が増えていく選択ってのはどういったものなのかってことを常に考えていきなさいよという話なんですね。
それが今言った、冒頭に言った、安定的だけれども大掛けするリスクのない仕事と、
人生の目的と選択肢
片方に不安定だけれども大掛けするリスクのある仕事を持つというアプローチが有効的なんですっていうふうに話が書かれてるんですよ。
なのでまさにこれを聞いてる方は僕と同じような会社員の方が多いと思うんですけど、
やっぱり本業一本で自分の能力とかスキルとか年収とかを上げていくってのはすごく素晴らしいことなんだけれども、
自分の選択肢を増やしておくという意味で、もう一つすぐには稼げないけども今コツコツ頑張っていればいずれ稼げるかもしれないとか、
ちょっとリスキーなものに手を出しておく。リスキーって話を聞くとちょっと聞こえが悪いかもしれないんですけども、
今すぐ稼げないけれども、いずれはちゃんとこれ自分の資産になるよねというものを両軸で持っておくってことは、
まさに僕と同じようにこれを聞いている方の皆さんの中で本業と副業両立されている方にとってはすごく参考になるエピソードなんじゃないかなと思ったので、
よろしければ参考にしてみてください。なんかこれ以外でも、過去にどういったバーベル戦略を使ってた人がいるのかとか、
あとはライスワークとライフワークのバランスでどう取ればいいのかとか、まさにこれ僕らの悩みに直結するようなものがこの本の中に書かれてますので、
よろしければチェックしてみてください。もう一回言うと、山口周さんの人生の経営戦略ですね。
自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプトという本をご紹介をさせていただきました。
ということで、ちょっと5分過ぎちゃったので今日はこれで終わりたいと思います。 今日も素敵な週末をお過ごしください。
いつけでした。