はい、みなさんこんにちはミッキーです。今日は最近プレミアリーグで話題になっているクリスタルパレスのヨーロッパリーグ 通常権剥奪の件について見ていきたいと思います。
イギリスの現地メディアであるスカイスポーツニュースが実際に報じているニュースの様子があるのでまずはそれを見てみたいと思います。
最高の権利を受けたスポーツニュースが、翌日の8月に起訴を受けたと言っています。そして、翌日の11月の1日に裁判を受けたと言っています。
クリスタルパレスのファンのために、期待の中の時間があるという悲しい週末を想像してください。
ヨーロッパリーグからパレスを取り除くことから、マルチクラブ擁護法の違反を受けたと言われています。
そして、クラブはそれに対してカスに対して訴え、その法律を受け取ることについての提案を求めました。
その日の9日に起訴を受けたと言っています。
そして、翌日の11月の1日に裁判を受けたと言っています。
はい、ということで今回が初めてではなくて、最近ずっと報じられているニュースの内容になるんですが、
そのアップデートということで最新情報が出ましたという内容をこのニュースキャスターが報じていっています。
一つずつ見ていこうと思うんですが、
クリスタルパレスに関する最新情報ですと、
少し難しい単語が入ってきていますが、
Expulsion っていうのは、追放とか除名っていう意味になります。
From the Europe League
The Court of Arbitration for Sport
The highest appeal court in sport
had said that they will hear the case on August the 8th
このThe Court of Arbitration for Sportっていうのが
仲裁裁判所という風に訳されるようですが、CASと訳して言われます。
それがThe Highest Appeal Court in Sport
スポーツ界で最も権威のある高層機関だと。
なので通常であれば何か法に触れたとかそういった審議が行われている時は裁判所で行いますが、
こういったプレミアリーグをはじめとして、ヨーロッパのサッカー界で何か起こった時にこのCASという裁判機関が
どちらが正しいのかどうするべきなのか意見をしたり判決を下すというような機関になると。
そのCASが
CASはこの件に関して8月8日に審理をするということを発表しました。
それはNext Friday、次の金曜日ですねと。
Render a verdictで判決を下すという意味なので、それがThe following Monday
来週金曜日の次の月曜日、実際クリスタルパレスがヨーロッパリーグに出場できるのかあるいはできないのか
ということが8月11日に分かるということですね。
Anxiousというのは不安という意味ですね。
なのでパレスファンにとっては判決を待つ不安な週末になるでしょうということをこのCASが言っています。
ここのRemoveというのも除外するという意味になるので、
UFA、ヨーロッパのサッカー協会がクリスタルパレスを除外したと。
何から除外したのか。それがヨーロッパリーグ。
マルチクラブオーナーシップ規定の違反の疑いでクリスタルパレスをヨーロッパリーグから除外したと。
クリスタルパレスはその決定を覆すためにCASに異議を申し立てていますということですね。
ということでこの一連のニュースがどういった背景で起こっているのかというのを解説していきたいと思います。
まずクリスタルパレスのこれまでの状況なんですが、まず2025年5月、今年の5月にFAカップで優勝したと。
クリスタルパレスにとっては史上初の優勝となったんですが、このFAカップ、国内カップ戦ですね。
これを優勝すると次のシーズンのヨーロッパリーグの本大会の出場権が与えられるという仕組みになっています。
クリスタルパレスはリーグ戦自身は12位という結果に終わったんですが、カップ戦を優勝したことでヨーロッパリーグへの出場権が今回与えられたと。
しかしUEFA、ヨーロッパのサッカー協会が出場権を剥奪したということが起こりました。
これが今年の7月11日ですね。
本来出場予定だったヨーロッパリーグの一つ下のカンファレンスリーグに降格になったということがこのUEFAによって発表されました。
一番大きなヨーロッパの大会がチャンピオンズリーグですね。
その次がヨーロッパリーグ。
その次がヨーロッパカンファレンスリーグという順番になっているんですが、その一番下のUEFAカンファレンスリーグに降格になったということが報じられました。
これがなぜなのか。
なぜUEFAがこうしたのかということなんですが、マルチクラブオーナーシップというのがポイントになってきます。
略してMCOと言われるんですが、マルチクラブオーナーシップっていうのは一人のオーナーあるいは法人が複数のサッカークラブを持って運営することと。
同じオーナーがヨーロッパの中あるいは世界の中で複数のクラブの権利を持っているっていうのは実際にありますし、特に最近増えている傾向にあります。
有名なところでいくと、例えばマンチェスターシティを持っているシティフットボールグループっていうのはスペインのジローナ、アメリカのニューヨークシティ、日本の横浜Fマリノスもそうですね。
こういった異なる国のクラブを一つのオーナーがグループとして持っていると。
さらにレッドブルも最近このマルチオーナーシップっていうものを拡大していると思いますが、ドイツのライプスヒーを中心にそこからザルツブルグ、ブラジル、最近オーミアもレッドブルに買収されたオーナーシップを獲得したということがあったと思います。
こういった形で一つのオーナーが複数のクラブを保有することによってオペレーションの部分で優位性を持てたりとか、
より世界中でファンだったり認知度を拡大できるといったようなメリットもあったりするので、より事例として最近出てくるようになったということが言えます。
ただ一方でこのマルチオーナーシップがより増えてくると、バッティングという形で問題も発生するというのが今回のケースでUefaが設けているルールですね。
それが同じオーナーが複数のクラブに決定的な影響力を持つ場合、それらのクラブは同じ大会に出場することができない。
国が違って普段は違うリーグで戦っていたとしても、そのチームが同じ大会で優勝に向けて戦うということは、いろんな問題、懸念点が上がってくるよねということで、それを禁止しているというのがUefaのルールになります。
具体的に考えられる懸念点としては、例えば同じオーナーのクラブが対戦した時にどうなりますかと。
試合の勝ち負けをちょっとコントロールしたりするのかなとか、あるいはクラブ間での移籍、ローンっていうのもすごくやりやすいですよね。
そういった形で勝利をコントロールしようとしたりとか。
その他にもいろんな懸念点がある中で、今回ヨーロッパリーグへの出場権を獲得したクリスタルパレスの保有権を持っているオーナーの一人、ジョン・テクスターという人がクリスタルパレスの約45%の持ち株を持っていると。
同時にフランスリオンの支配権も持っているというのが今回の大きなポイントになります。
フランスのリオンも来季のヨーロッパリーグに出場するということが決まっているので、リオンとパレスが一緒の大会に出るということがバッティングになるよねということで、
ユエファーはテクスターは両クラブに決定的な影響力を持っているというふうに判断したこと。
テクスター氏はリオンから撤退することを勧めていたが、ユエファーが定める3月1日までにそれを完了しなかったと。
そういった背景があって今回問題として上がっているということになります。
今回の論点をまとめると、ユエファーの主張としてはこの2つのクラブが出場するということはルールに明確に違反するということと、
3月1日の期限までに撤退は完了しなかったよねというような主張があって、
一方でクリスタルパレスとしてはオーナーのテクスターは経営判断には関与していないということを言っていたり、
リオンからの撤退は積極的に進めていたと。
ルールに違反するということはしていないというような主張を持っていて、
今回ユエファーから一度そういうことを言われたんだけど、すぐに異議申立てを行って、
ヨーロッパリーグへの出場権利をもう一度手に入れようとしているというような状況になります。
はい、ということでニュースの中でも言われていましたが、
CASというスポーツ仲裁裁判所がスイスにあって、
スポーツに関するこういった揉め事とか何か問題が起こった時に、
その間に入って意見を言ったり判断を下すというような期間になります。
リーグやクラブの試合に出たいとか、勝ってもっと収入を得たいというような思いと、
FIFA、ユエファーのルールに基づいてちゃんとサッカーをしてくださいというような、
この異なる立場からの対立ということが考えられるので、
まさに今回そういった内容になりますが、
このCASが来週パリスの話を聞いて、ユエファーからも話を聞いて、
8月の11日に最終的な判断を発表するということが言われています。
判決の影響としては、パリスが勝訴した場合はヨーロッパリーグへの復帰が認められると。
敗訴した場合は復帰が認められずに、カンファレンスリーグに出場すると。
なのでその出場額が一つ空くということなので、
代わりにノッティンガムフォレスト、昨シーズンプレミアリーグ7位だったチームですが、
このノッティンガムフォレストが代わりにヨーロッパリーグに出場する可能性もあるということが言われています。
昨今はマルチクラブ時代というふうに言われているようで、
一つのオーナーが複数のクラブを固有すると。
そうすることで、やはりブランディングとか経営的にいろんなメリットがあるということで、
このマルチクラブオーナーシップっていうのが盛んになってきている中で、
そういったクラブが普段は同じリーグの中にいないにはしても、
こういった国際的な大会に一緒に出るっていうことは良くないよねっていうことも理解はできると思いますし、
その中で本当に細かいところで、今回クラブオーナーシップの違反に当てはまるのかどうかっていうことが
判断の基準になりそうですが、このUEFAが設けているルールも少し曖昧なところがこれまであったそうなので、
今回クリスタルパリスがどうなるのかということが一つ。
これからのマルチオーナーシップに関するルールの整備だったり、
今後どうなっていくのかということが一つ明らかになるようなケースになっていくと思います。
はい、ということで今日は試合の裏側の事情にはなりますが、
スカイスポーツのニュースを引用して、クリスタルパリスのヨーロッパリーグ出場に関する問題について解説をしてきました。
今後もイギリス現地のニュースだったり、選手のインタビューをピックアップして、
英語を日本語に訳しながら解説していくような動画をアップしていきたいと思いますので、
ぜひ今後も引き続き見ていただけたらと思います。
はい、それでは今日はこれで終わりたいと思います。また次回お会いしましょう。