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今週はSF作家アイザック・アシモフが我々に残したものについてお話をします.SF作家が科学や工学に多大な貢献をした例はたくさんあるのですが,アシモフの功績である「ロボット工学三原則」はその中でもトップクラスでしょう.そしてもうひとつ「心理歴史学」も.

毎週金曜日朝7時にアート,リベラルアーツと科学技術に関するニュースレター『STEAM NEWS』を発行しています.YouTube,ポッドキャストでまとめもお送りしています.詳しくは STEAM.fm を御覧ください.

00:00
♪~
市ですおはようございます
この podcast steam.fm では毎週
ほぼ毎週
steam 科学工学技術アート数学に関する話題をお届けしています
こちらはですね僕が毎週お送りしているニュースレター steam ニュースの音声版なんですけれども
ニュースレターに書ききれなかったようなことであるとか僕の個人的な思いなんかも
こちらの podcast の中でねお話をさせていただくようにしています
今週お届けしたいのは steam ニュースの第43号の
ロボット工学三原則とファウンデーションというタイトルからなんですね
こちらはですね2021年の10月1日に送らせていただいたものです
このニュースレーターはsteam ボート乗組員と勝手に呼ばせていただいているニュースレーターの有料高読者様のご支援でお届けしております
乗組になっていただいた皆様には本当心から感謝申し上げたいと思います
さてこのニュースレーターをねお送りしたのが10月1日でこの podcast をお送りしているのが10月5日になるんですけれども
ごめんなさいpodcast の方は不定期でだいたいニュースレーターをお送りした前後
ニュースレーターをお送りする前にアップロードしちゃうこともあるんですけれども今回みたいに少し遅れてということもあります
何が言いたいかというと10月1日にですね緊急事態宣言が解除されて
皆さんね外出とかが比較的自由にこれまでよりは自由にできるようになったところなんですけれども
まだねそのなぜ
コロナ第5波がね急速に収まったのかわかっていないのでということはまた急速にね広まるかもしれないので
ご注意特にね手洗いとかマスクとかは徹底していただければというふうに思っております
このコロナ第5波と大きな波でしたよね
僕自身もそうなんですけれども皆様も自宅にね引きこもることが多かったと思うんですね
たまたまなんですけれどもこのタイミングで動画配信サービスのアップルTV+で
テレビドラマなんですけれども
ファウンデーションという番組がね始まったんですよ
もう僕ねずっとその制作発表の時からね楽しみにしていたドラマなんですけれども
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このファウンデーションとそれからまあ今日はねロボット邦楽三原則についてお話をねしていきたいと思います
このドラマファウンデーションなんですけれども原作はアメリカ人作家のアイザック・アシモフです
彼は作家というだけではなくて有機化学者だし聖書をはじめとする歴史研究者でもある
まあ聖書に対して批判的に読んでいく歴史研究者でもあったわけなんですけれども
ミステリー作家でもありSF作家でもあったわけなんですけれども
サイエンスジャーナリストという側面もねあったと思いますけれども
彼は非常に初期の小説1950年に発刊された実写の執筆はねおそらく1940年代だと思うんですけれども
我はロボット、現代iロボットという小説でロボット邦楽三原則というものを示しています
このロボット邦楽三原則というのがロボット邦楽に非常に大きな影響を与えました
今週はこのロボット邦楽三原則とアシモフについてご紹介したいと思います
このファウンデーションの作者でも原作者でもあり
それから今ちらっと申し上げた我はロボットの現代iロボットというのは同名の映画にもなっています
映画iロボットにもなっています
その原作とはだいぶ違うんですけれども
その話もまたこのポッドキャストの後半で触れたいと思います
ロボット邦楽三原則とは何なのかというと次のようなものです
第一条ロボットは人間に危害を加えてはならない
またその危険を感化することによって人間に危害を及ぼしてはならない
第二条ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない
ただし与えられた命令が第一条に反する場合はこの限りではない
第三条ロボットは前継第一条より第二条に反する恐れのない限り事故を守らなければならない
これがロボット邦楽三原則なんですね
アシモフ作品に登場するロボットはこの三原則を必ず損失するように設計されています
これはアシモフの物語上の設定だったんですけれども
他の作家の作品がもとよりすぐに現実のロボット開発にも影響を与えました
アシモフの作品の中ではロボットが三原則を破ることは理論上できないことになっているんですね
破ろうとすると脳の中の回路がショートしてしまって活動を停止してしまうというような描写がされているんですけれども
現実のロボットというのは自由に設計できるわけです
ただこのロボットの設計者ができるだけこの三原則を守りましょうという風に設計指針として非常に広く採用されています
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ロボット邦楽三原則なんですが小説の我々はロボット、Iロボットと同名の映画「Iロボット」にも登場します
ウィル・スミス主演のかっこいい刑事が出てくる映画なんですけれども
この映画はアシモフの原作を下敷きにしているんですけど中身は結構別物です
どちらかというと映画の方が面白いです
まだ我々はロボットを読んでいらっしゃらない方は読む必要はないです
映画の方がいいです
このアシモフ作品でこれは映画にも共通していたんですけれども
ロボットが時々不可解な行動を起こすんですね
例えばその映画「Iロボット」ではロボットが殺人事件の容疑者として浮上するんです
ところがロボットはロボット邦楽三原則があるので人を殺せないはずなんですね
ロボット邦楽三原則を守っているはずだから
そこでロボットの思考と行動を研究するロボット心理学者という方が作中に登場します
もちろんそのロボット心理学という学問もあるということになります
現実のロボットというのは誰かが設計したものなので心理学者のようにね
人間の場合はその設計者が誰かもわからないしいないでしょうし
分解して中を調べるわけにもいかないので生きた人間を分解するわけにいかないですから
分解してわかるかどうかもわかりませんから
その心理学者のように外部から観測するだけじゃなくてですね
現実のロボットの場合はですね設計図を読んだりプログラムを読んだり
ロボット分解したりすることでその行動を読むことができるはずなんですね
少なくとも原理的にはなんですけども
で残念なことに現在巨大化したソフトウェアは
例えば設計図ソースコードですねが全て公開されていたとしても
多くの場合我々はね人間の心理学者にならざるを得ない状況が起こっています
人間とか猫も一緒なんですけども外部から観測して時には刺激を与えて
刺激っていうのは心理学用語あるいは生理学用語で外部から
例えば光を見せるとか
つっつくとか
必ずしも刺激的という意味ではなくて
外部から何か影響を与えるという意味ですね
刺激を与えてその反応を引き出して
何らかの法則があるということを期待するわけですね
でこうなるともうソフトウェアっていう
設計図が全て公開されて手に入るものであっても
09:03
伝統的な工学ではなくなってしまうんですね
設計を追いかけていけば
その外部への応答が分かるはずだというものが無理になってきていて
複雑すぎて
これこういう入力与えたらこういう出力出てくるよっていうことを観察して
法則を見つけるというのも一種のサイエンスになってくる
エンジニアからエンジニアリングから
サイエンスに変わってきているということが
ナチュラルサイエンスに変わってきているということがね
言えると思うんですね
でコンピューターソフトウェアに関しても
それからロボットに関してもそれはネイチャーではないんだけれども
自然発生したものではないんだけれども
もうナチュラルサイエンスの手法を
用いざるを得なくなってくるんじゃないかと
ロボット開発もひょっとしたらそうなっていくかもしれない
ひょっとしたらもっと先になると
そのロボットを作るという技術が失われている未来
そうしたら回戦だってあり得るわけですよ
そうすると過去に人間が作ったロボット
それはそのまだ生きているロボットかもしれないし
気絶しているロボットかもしれないけれども
回収して回収で集めて
修理するなり修理がどこまでできるかわかんないですけどね
電池繋ぎ直したりとかして再利用していく必要があるかもしれない
そうするとロボットの行動っていうのは
もう完全にロストテクノロジーなので
ロボット心理学とかあるいはロボット行動学みたいな学問が
将来必要になるかもしれない
おそらくアシモフはそこら辺も見据えて
この我々はロボットというのをね
描いていたんじゃないかなというふうな感想を持っています
アシモフのお話をね
もう少し続けたいと思うんですけれども
アシモフは1950年の我々はロボットで
ロボット心理学を提示したんですが
同じく小説1951年
ファウンデーションという小説
冒頭ね申し上げたテレビドラマファウンデーションの原作なんですけれども
心理歴史学という新しい学問も設定しています
心理歴史学サイコヒストリーですね
心理歴史学こちらはそのテレビドラマファウンデーションの中でも
中心的な役割を果たしています
すいませんちょっと今喉が引っかかっちゃった
アシモフのアイディアはね
心理歴史学に関するアイディアはこうなんです
物理学に機体分子運動論というものがあります
機体はご存知の通り多数の分子からできていて
個々の分子は予測不能な動きをしています
しかし分子の集団としての機体の性質は予測可能なんですね
容器に満たされた機体を想像してもらって
この機体を加熱すると容器に蓋してあれば
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機体の圧力が上昇します
蓋してなければ機体は体積を増やします
この時に個々の分子はランダムに運動しているので
例えば1秒後にどこにその分子が移動しているかとか
どのぐらい激しく運動しているかというのが
予測できないんですけれども
圧力や体積といった統計的な性質を
我々は正確に予測できるんですね
これは非常に正確に予測できます
アシモフは分子を人間に置き換えてみたんですよ
個々の人々の行動というのは予測不可能なんですけれども
社会全体として見れば予測可能だと仮定してみたんですね
心理力資格が現実世界でどのぐらい妥当性を持つかというのは
分かりません
これは本当にそうかというのは分からないんですけれども
一般的に空想というふうに思われていますけれども
しかし小説版のファウンデーションの日本語訳の解説に
すごくいいことが書いてあるんですよ
小説版のファウンデーション
テレビドラマの方は小説版とは
まだドラマが第3話なんですかね
このポッドキャストをお送りしている時点では
まだ第3話までしか公開されてないと思うんですけども
小説版とはストーリーが変化していてはいるんですけど
小説版の方でお話をさせてもらうと
この解説によると
あるいはストーリーを読んでもらうと分かるんですけれども
ファウンデーションという舞台が
銀河系の最果てにある天然資源を全く持たない
孤立した小さな惑星なんですね
なんか聞いたことありませんか
なんかこう世界の最果てにある天然資源を全く持たない
孤立した小さな島国が地球にありますよね
しかもですね軍備はほとんどなく
科学技術だけを頼りに便利な日用品を生産して
近隣の諸国に売り込み
それで支配権の拡張を図っている国家が出てきます
これなんかちょうどね
1990年代ぐらいまでの昭和平成の日本みたいですよね
その国家が巨大な軍事国家を手段を変えつつ翻弄する様子を描いているんです
小説の中では3段階ぐらい描いているんですけども
これが戦後の日本そっくりなんですね
ところがアシモフは戦後の日本を見て書いたわけじゃなくて
この小説は雑誌に連載してるんですけども
15:01
連載開始が1942年という太平洋戦争の真っ只中なんですよ
だからひょっとしたらアシモフは戦後の日本をね
本当にサイコヒストリーで歴史心理学で予想できてたかもしれない
まあちょっと敵すぎかもしれないんですけども
歴史の必然というものをね
ある程度アシモフは読んでたのかもしれない
というね
ことも言えるかもしれません
ぜひねこれは原作をね
読んでいただきたいなと思う内容でした
さてこのね便利な日用品って話が出てきたんですけれども
便利な日用品つまり家電ですね
家電の三原則っていうのもねあるんですね
これ別名松下
今のパナソニックですよね
松下カナショナルの三原則とかも言われたことがあると思うんですけども
家電はね安全便利長持ちっていうのが求められているんですね
まあ今の家電長持ちしてるかっていうとちょっと怪しい気がするんですけども
昭和平成の家電というのは長持ちだったんですね
でこの家電三原則がそのままロボット工学三原則じゃないかということが指摘をされています
第一条ね安全について家電製品は人間に危害を加えてはならない
第二条便利なことですね
家電製品は人間の意思を反映しなければならない
ただしその意思が第一条に反する場合はこの限りではない
第三条長持ち
家電製品は前傾第一条より第二条に反する恐れのない限りできるだけ壊れてはならない
まあなんかロボット工学三原則みたいですね
僕も非常に小さな小さなメーカーなんですけれども
この家電三原則はできるだけ守っていこうと設計指針にもしています
ただねこれアメリカのことわざというか
マーフィーの法則みたいなものなんですけども
こんな法則もあります
品質、納期、価格の3つは揃わない
そう考えると上手い安い早いこれはすごいチャチコピーですよね
だって普通揃わないんだもん上手い安い早いは
3つは揃わない
2つは揃っても3つは揃わない
ひょっとしたらその上手い安い早いを健康に良い安い早いとかに変えると
品質をですね上手いを健康に良いに変えると
ひょっとしたら3つは揃わないというのは言えるかもしれないですね
これなんかね戦闘機の設計者が
戦闘力それから整備性価格の3つは揃わないということも言っているそうです
18:07
戦闘力っていうのはまあわかりやすいですよね
空戦能力なんですけども
整備性っていうのは1回地上あるいは環状に降ろした後
次もう1回飛び立つのに何時間かかるかっていうところなんだそうですね
例えばあのなんでしょうね
アメリカの現役のFシリーズなんかは
この整備にどうしても時間がかかる
F-16戦闘機なんかそうなんでしょうね
それに対してスウェーデンのグリペン戦闘機なんかは
地上での整備性というのが非常に良いと短時間で上空に戻せるということを売りにしています
これなんかはその安い早いに相当するんでしょうかね
あの整備性とそれから価格をね金備えていると
だからまあそれは各国の考え方というか
スウェーデンなんかはね対ロシアの迎撃ということを前提に設計してますから
空戦能力よりもいかに早く上空に上げるかというところをね
考えてこの3つ揃わない中ではこの2つというふうに選んだんだと思うんですけれども
まあそんなねこともあります
まあ原則は基本3原則を守りましょう
ロボット攻略3原則
家電3原則を守りましょうということですね
ニュースレターの方ではアシモフ作品
実はアシモフって膨大な作品を残してるんですけども
その中でも実はこのロボット攻略3原則が出てくるロボットシリーズ
それからファウンデーションシリーズ
それからファウンデーションの前日誕にあたる銀河帝国シリーズっていうのがあるんですけど
この3つが実はねもともとバラバラに書かれてたんですよ
最後にこれが一つのストーリーラインにまとまっていくんですけども
スターウォーズと似てるんですよ
何が似てるかというとどの順番で読むべきかっていうのは結構悩ましいっていう意味で
スターウォーズってエピソード4から公開されてるじゃないですか
456123789って公開されてるじゃないですか
で見るのは123456789って見るべきなのか
456123789って見るべきなのか
途中にねちょいちょい概伝みたいなもの挟むべきなのか
いろんな説が唱えられているわけじゃないですか
でアシモフに関しても読む順番っていうのはやっぱりあるんですよ
でこのファウンデーションシリーズロボットシリーズ銀河帝国シリーズ全部合わせると19編あるんですけれども
21:03
ちょっと長いかなと思いますけど
まあまあでも山岡総発の徳川家康が26編ありますから
それに比べたらまあ全然短いかなと思うのと
例えば我はロボット
Iロボットに関しては映画で見た方がいいかなとかそういうのもあるし
短編も混じってますし
スキップしてもいい作品もあるので
全部でね本で読むのは15、6編かなという感じなので
歴史小説好きな方から見れば
大したことないかなと
例えば塩野七海さんのローマ人の物語とかに比べたら全然短いので
読んでいけるんじゃないかななんてことを思って
ニュースレターにはこの読む順番と
非常に簡単な解説をネタバレにならないように
非常に簡単な解説をつけさせていただいています
ぜひニュースレターの方でも楽しみいただければと思います
概要欄にリンク貼ってますので
概要欄というのかな?とキャストの場合は貼ってますのでね
そちらを楽しみにしていただければと思います
最後に少しコメントを残させていただきたいんですけれども
科学者それからエンジニアというのが趣味でね
SF好きっていう人は全然それでいいんですけれども
興味ないよっていう人もね
例えば映画であるとかテレビドラマであるとかでも見てもらうこと
例えば漫画でもいいわけですね
ドラえもんとかね鉄腕アトムとか
我々の世代、我々ちょっと上の世代
今だから40代50代60代の方なんかはね
影響を大分受けてはいると思うんですね
科学者それからエンジニアの方
これがね結構大事なのは
実はそのSF作品あるいは漫画映画が先行している
科学や工学に先行していることっていうのがたまに起こるんですね
このマーシモフのロボット工学三原則以外にも
この1950年代60年代っていうのがSF黄金期なんでしょうけれども
正確な黄金期の定義というか
この何年代が黄金期っていうのはね
ちょっと忘れちゃったんですけど
すいませんね2話科で
あまり断定的なことは言えないんですけども
例えばマーシモフと同時代の作家のアーサーシー・クラークというね
イギリス人SF作家いらっしゃるんですけれども
通信衛星であったりとか
それから軌道エレベーターっていう
まだねこれは現実化してないんですけれども
軌道エレベーターなんかも小説から出てきたアイディアと言えると思います
通信衛星なんかはねもうすでに実現化してますし
24:02
その静止衛星軌道をクラーク軌道と呼んだりもするそうです
静止衛星のアイディアそのものはクラークではなかったそうなんですけれども
衛星による通信というのはクラークのアイディアだったそうなので
通信衛星がね回ってる
従来は一番よく回ってたのが静止軌道なので
静止軌道のことをクラーク軌道というふうに呼んだりもしています
現在はねその衛星コンステレーションという
移動している衛星をメッシュ状に繋いでね全世界カバーするという技術があるので
必ずしもその通信衛星というのは地球に対して静止している必要はなくなってきているんですけれども
それも含めてその通信衛星という概念をね
発明したのがSF作家のアサシー・クラークだったりとか
逆にそのこの50年代60年代70年代ぐらいまでですかね
SF作品でこれは予想できなかったのねって思っちゃうのが
タバコがで吸われなくなる未来
今でももちろん愛演家という方はいらっしゃいますけれども
禁煙社会じゃないですか
公共の場で喫煙できないじゃないですか
ところが小説ファウンデーションなんかだと
タバコを吸ってもよろしいみたいな発言が出てきたりとか
みんなねタバコをぷかぷか吸ってたりとかね
アシモフ自身もねタイプの愛好家でしたから
ひょっとしたらねパイプ吹かしながら書いたのかもしれないんですけれども
読んでて煙くなるようなぐらいでタバコの煙をして
あの匂いはしています
まあそれ意味では僕の大好きなシャーロックホームスもね
あちこちでね常にパイプ吹かしてますからね
ワトスン君はそうないんですよね
タバコがなくなるなくなっていく未来というものだ
さすがSF作家でも読めなかったのかな
例外として同時代のロバート・エイ・ハインラインという方のね
自由未来っていう小説では未来タバコがなくなった未来って書かれていたように
記憶してるんですけれども
ちょっとでこれねだいぶ昔も高校生の時のかに読んだので
ただ電子化されてたのでこのポッドキャスト終わったらちょっと読んでみます
多分このハインラインの自由未来っていう小説だったと思います
これもねタイムトラベルものでね
好きなジャンルなのでもう一回読んでみようと思っています
アシモフがねこのファウンデーションシリーズを書いたのは
最初の翻訳が銀河帝国工房誌だったのか銀河帝国の工房だったのか
27:02
何回か出版社変わってるので
当初のね翻訳のタイトルファウンデーションではなくて
銀河帝国の工房だったか銀河帝国工房誌だったかなんですけども
こっちがね割とねアシモフの発想に近くて
アシモフはその後書きだったか何かで
ファウンデーションシリーズっていうのは
ギボンという歴史家なんですけども
ローマ帝国水房子という本を書いていて
それをヒントにこれのSF版を書いてみたいということをね
ファウンデーションを書き始めたんですね
アシモフもやはり西洋人ですから
その西洋の文化のルーツとなるローマ帝国というものに
ものすごく惹かれていると思うんですね
歴史書も非常に多いですし
その歴史小説でいうと
そのギボンほど本格的なものではないんですけれども
塩野七海さんのローマ人の物語というのが非常に長い時代ね
ローマの王政の時代から
キリスト教によってローマが支配される
ローマ帝国が終わるまでを描いた作品
非常に長い作品でこれ完結してるんで
これはね秋の夜中に本当に長いんですよ
長いんですけどね
何回かやっぱり山場が来てね面白いです
僕はねそのユリウスカエサルのところがね
もうねめちゃくちゃ筆がのってるんですよ
塩野七海さんの
多分ねカエサル大好きだったんでしょうね
カエサルの愛人のクリオパトラのことがね
けちょんけちょんに書いてますよ
もうこのバカ女みたいなことを書いてるんですけども
はい面白いです
塩野七海さんのローマ人の物語は
秋いっぱい読むものありますよね
ぜひね足もふも読んでいただきたいし
その歴史も読んでいただきたいなと思っています
はいというわけで今日のポッドキャスト
今朝のポッドキャストここまでにしたいと思います
聞いてくださってありがとうございました
また多分大体週1回お送りする予定です
ニュースレターの方は確実に毎週お送りしています
よかったらメールアドレスがあれば
無料でお選びいただけますので
ご登録いただければと思います
今日も聞いてくださってありがとうございました
いちでした
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(字幕視聴ありがとうございました)
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