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こんにちは、30代からの食事改善ラジオ、薬剤師ももです。
この番組は、スーパーの食材をおいしい薬に変える、食薬の知恵を分かりやすく解説しています。
いやー今日も暑いですね。 今日もですね、
家から20分かけて、保育園のお迎えに、今、行っている途中に収録をしています。
で、あのめちゃくちゃセミが鳴いてるんですけど、
あのセミの声を聞いて、ちょっと思ったことがあったので、面白い話をしようと思います。
今日はですね、セミの抜け殻、実は超優秀な漢方薬というテーマでお話をしていきたいと思います。
あなたのお家の周りでもね、じいじいとこうセミの大合唱が聞こえてきますでしょうか。
公園とかね、お家の庭とか、ちょっとうちはマンションなので庭はないんですけど、
あのセミの抜け殻ね、見かけること多いのではないでしょうか。
ちっちゃいお子さんがいる方とかは、お子さんが持ち帰ってきて、うわーみたいな感じで鳴ったりとか、
あなたがね、子供の頃に集めて遊んだ記憶があるっていう方もいらっしゃるかもしれません。
でも実はあのセミの抜け殻ですね、漢方薬の世界では、
仙台っていうふうに言われる小薬の一種なんですね。
えー、あのセミの抜け殻が薬になるなー、みたいな感じでびっくりしますよね。
私もね、学生の時に漢方薬局に実習に行かせていただいて、
その時にセミの抜け殻ね、これ小薬でお薬になるんだよって言われた時、
すごい衝撃だったんですけれども、今日はあのセミの抜け殻が体の中でどんな働きをしてくれるのかということでね、
ちょっとお話をしてみようと思います。
今日のね、話ちょっと面白いと思うんで、夏にぴったりのお盆休みとかね、
最後まで聞いてもらってお盆休みとかに、ちょっとあの話のネタにでも使っていただければなと思います。
ではまず、セミの抜け殻、仙台が漢方でどんな扱いをされているのかご紹介します。
漢方ではセミの抜け殻のことを仙台っていう風な呼び方をします。
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そのまま漢字でセミが退いたっていう漢字を書くんですけれども、
そのままセミが退いた、脱ぎ去ったものという意味ですね。
セミってね、土の中で何年もじーっと静かに過ごして、
で、夏になると地上に出てきて殻を破って、花を広げて飛び立ちますよね。
あのセミが入っていた固い殻っていうのは、
冷たい土とか外の危険から自分の柔らかい体を守るためのバリアだったんですね。
東洋医学では昔から自然界の形や性質は体の中でも同じような働きをするという風な考え方をします。
つまり外の刺激から体を守っていたセミの殻っていうのは、
私たちの皮膚とか粘膜を守って体の中にこもった不要な熱とか毒素を外に追い出してくれるバリアになるっていう風に考えたんですね、昔の人。
すごいですよね。
私は食べたことないんですけど、調べた情報によるとこのセンタイ、セミの抜け殻は、
味は少し甘みがあって涼しい性質っていうのを持っていて、
主に皮膚、喉、神経、この3つの場所で大活躍してくれます。
これがどんな働きをしてくれるのか、代表的な3つの効果をお話しします。
1つ目の効果はお肌の痒みのブレーキです。
夏は汗をかいて汗毛ができたりとか虫に刺されたり、
あとはアトピーや湿疹とかで皮膚が赤くなって痒くなりやすいですよね。
このセンタイにはセミの抜け殻、体の中にこもった余分な熱を冷まして、
止まらない強い痒みのブレーキをかけてくれる効果があります。
皮膚の炎症をスーッと冷まして落ち着かせてくれるんですね。
効果の2つ目、喉の腫れを引っ込めること。
結構夏風邪ひく方多いんですよね。
今も薬局で夏風邪ですとか言う方多いんですけど、
夏風邪をひいて喉が赤く腫れて痛い時とか、声がかかれてカサカサになってしまった時、
このセミの抜け殻センタイは喉の炎症を冷やして、
腫れを小さく引っ込めて声の通りを良くしてくれる働きがあります。
3つ目の効果は高ぶった神経のクールダウンです。
セミが殻を脱ぎ捨てて空へ飛び立つように、
体の中に溜まったストレスや熱を発散させてくれます。
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夜興奮して眠れないお子さんや頭が伸ばせてキーッとなってしまう時、
神経の興奮を優しく沈めてリラックスさせてくれる効果もあります。
では具体的にどんな漢方薬に入っているのかというと、
一番有名なのがショウフウサンという漢方薬です。
消しゴムの消すに風に散るって書いて、
ショウフウサン。
このショウフウサンは皮膚の痒みとか赤み、
じゅくじゅくした湿疹やアトッピーの治療でよく使われる漢方薬なんですけれども、
その中で痒みを沈める切り札として、
センタイ、セミの抜け殻が活躍しています。
他にも喉の痛みとか声が枯れている時に使う、
強制破滴眼というすごい名前の漢方があるんですけれども、
これは声をよく使うアナウンサーとか歌手の方に愛用される漢方薬にも
このセミの抜け殻が入っていることがあります。
見た目は結構ギョーとするようなセミの抜け殻なんですけれども、
実は私たちの皮膚や喉を守る漢方薬の中で、
なくてはならない迷惑薬なんですね。
いかがでしたでしょうか。
街中で見かけるセミの抜け殻、
ただの昆虫の抜け殻だと思っていたものが、
実は何百年も前から人間の健康を支えてくれる
ありがたい商薬だったなんて、びっくりしますよね。
もちろん公園で拾ってきた抜け殻をそのままかじったり、
お湯で煎じて飲んだりしてはダメです。
衛生的な問題がありますからね。
薬局で売られている漢方薬に含まれているものは、
しっかりと消毒とか、しっかりと生成された安全なものが使われていますので、
そちらの方は安心してください。
この夏ですね、道端でセミの抜け殻を見かけたら、
君は皮膚の痒みを止めてくれる戦隊だね、
体を守ってくれてありがとうとかって、
心の中でちょっとだけ感謝してみてください。
ということで、今日の公園の処方箋はこれでおしまいです。
最後まで聞いてくださり、本当にありがとうございました。
食べるものを美味しい薬に変える、
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それでは、今日もあなたが自分で自分を幸せにする選択ができますように。
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また次回の放送でお会いしましょう。
薬剤師モモでした。